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    ハブ

    めてぃ

    MEMOまたTwitterで呟いてた話。完全に自己満足。甘いのか甘くないのか。
    「熱あるのに久しぶりに正と出かけるからって無理して待ち合わせ場所に現れた良。隠してても正にはバレて。それで口論になるんだけど、良はぶっ倒れてしまう。そんな良をお姫様抱っこして連れ帰って看病する正」
    最後またもや尻すぼみ(言い訳)
    「ヤバイ。やっぱり熱がある…」
    良守は体温計を見つめながらため息をついた。朝起きた時なんとなくだるさはあったものの今日は久しぶりに正守とでかけられる日ということもあり気づかないフリをしていた。だが、準備をしているうちにそのだるさは増してきていて念のためと思って熱を計ったのがいけなかった。
    気づかないフリをしていればなんとなく誤魔化せたような気もするが、体温計に示された温度を見てしまったとたん急に体が不調を主張し始めた。体温計の示す温度は37.5℃。動けなくはないが体が重く感じるし、少し関節が痛いような気がしてきた。
    だが、良守は今日はどうしても出かけたかった。ずっと忙しく電話でしか話す時間が取れなかった正守がやっとのことで一緒にでかける時間が取れたということで決めた日が今日なのだ。そんな日に限ってなんで熱なんか出るのか。
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    teto_random5

    MOURNING去年の冬にPixivの方に上げたら記録的大爆死したやつです。いやっ広い世界のどこかにはおひとりぐらい気に入ってくださる方が存在してくださるのでは……というはかない未練が捨てきれないのでひっそり供養。

    内容はFEヒーローズのチャドとケンプフの冬祭りネタです。これまで描いてきた4コマシリーズのサイドストーリーなので、設定等はブログかPixivで4コマの方をチェックしていただければと思います。
    冬祭りと贈り物「おい、なにをしている」
     戦帰り、ふと気がつくと、4人いるはずの部隊が3人になっていた。ケンプフは馬を止め、振り返って声をかけた。
     欠けた1人は、一行から少し遅れたところで、飾られた店を眺めていた。店先に張りついているのではなく、石畳の通りに立ち止まり、そこから店を眺めている。店員に呼び止められない微妙な位置だ。
    「……ああ、悪ぃ」
     かけられた声に振り向き、答えになっていない言葉を返すと、足りなかった1人……チャドは、たたっと軽く走ってケンプフの馬を追い越した。
     アスクの城下街はさほど大きくなかったが、冬祭りが近い今はそれなりの賑わいをみせている。普段は貧相に見える小さな店々も、できる範囲で店先を飾りたてている。
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