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    🍊みかん好きのオルカ

    🍊みかん好きのオルカ(@Mikan_Orca)のイラストやら文やらを載っける場所😎👍

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    🍊みかん好きのオルカ

    DONE調子のよいベッド


    体調不良を隠す傭兵君と、休日を過ごす恋人のリッパーさんの話。


    最大のネタバレ↓

    ハピエン!

    体調不良ってベタなのにネタは尽きない…いいジャンルだ…!!!
    今まで人に頼らず生きてきた傭兵君は不調時に傍に人が居てくれる感覚に慣れていないといいな…とう妄想。
    慣れていないから良い事は無いと決め付けて遠避けてしまう。
    そうやって誰も守ってくれない自分を守っている。
    調子のよいベッド 心音で身体が揺れる。
     草を踏む音が煩い。
     暗号機から手を離して両手を着く。
     ぴぴ、がが、かんかんかん。
     余韻が頭から離れない。
     地面を蹴る音が近くなる。焦るような短いものとゆったりとした音の幅。心臓が跳ねていく。
     暗号機から手を離して振り返る。飛び込んできた仲間を視界に認めてすぐ、立て掛けてあった板を倒した。
     呻き声を上げる姿を目の前に据えて、口の端を無理矢理上げる。

    「はは、いい気味」

     そのたった一言で、狩人の視線を一身に浴びる。身体を翻し挑発して踊るように駆ける。後ろで板を踏み抜く苛立たしい音がする。何も変わらない、仕事の始まり。


    「おつかれ!」
    「トレイシー。ナイチェ」
    「ナワーブのお陰だよ!いつもありがと」 
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    DONE殺し屋達の茶番劇


    dropしそうなsubのアサシンがパートナーのdomの銀のテンタクルにプレイして欲しい話。


    最大のネタバレ↓

    ハピエン!

    commandに怯まない強いアサシンが銀テンのことは自分のdomと認めて従いたい…な気持ちが好きすぎる……!!!とうとい!とうとい!!
    殺伐とした男が舌足らずになるのいいよね!!
    かわいいのは好きだけど、甘っちょろくない感じ…!
    殺し屋達の茶番劇ドンドンドンッ

     拳銃が唸るのに顔色も変えずターゲットへと距離を詰める。袋小路の壁を背にした男は肩で息をしながら必死に銃口を向けて引き金を引いたが、それはカチッカチッと頼りなく音を出すに過ぎない玩具に成り下がっていた。
     速度を落としたアサシンは鼻で笑った。きっといくら弾が入っていたって当てられやしない。
     男はもう成す術が無い。震える膝でなんとか立ち情けなく口を戦慄かせながら迫る悪魔の姿を見るしかなかった。
     だから、気付いてしまった。フードの奥で首元に鎮座するそれに。
     ふ、と男が気が抜けたように笑う。

    「"kneel"!!」

     ひく、とアサシンの肩が跳ねた。
     それはそれは勝ち誇ったような顔であった。それもそうだ。あの首にあるのはcollar、特定の相手を持つsubの証の首輪。subはdomのcommandに従ってしまうもの。それが相手を威圧するglareを意図的に込めて発したものなら尚更。言葉ひとつでsubを支配できる。それがdomだから。
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    DONE鮮やかの恋人


    推理先生が恋人の大佐に冷たくする話。
    カラスさんの大佐推イラストのFA文章です!


    最大のネタバレ↓

    ハピエン!

    先生の赤らめたお顔と大差の目線にやられました…
    他の人から見たら大佐は仏頂面でガタイが良くて怖い。だけど推理にとっては隣にいるだけで世界が煌めく愛おしい人。だからこそ慎重になったり意固地になったり…いつも通りでいられない時ってあるよね。
    鮮やかの恋人 顔に何かが触れた気がして薄く瞼を開ける。

    「…?」

     薄暗い空間がぼんやりと見える。身動くと隣にあった筈の温もりが少ない。ほぼ無意識に熱を求めて掌で探ると肩まで何かを掛けられる。視線をそろそろと上げればキチンと軍服に身を包んだ男が此方を見ていた。

    「…大佐」
    「あれだけ身を寄せて丸まっているのでは、俺のいない夜は寒いだろう」

     そう言って今度は口を覆うまで掛けられる。毛布だ。ふわふわで毛足の長い上質な物。知らない香りに彼が買ってきたのだろうと予想する。昨日随分と大荷物に見えたのは仕事のものだけではなかったからに違いない。推理が昨夜寝落ちたせいで記憶にないこの毛布を包むように寄せられると布団の上からでも彼から移った温もりを感じた。
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    DONE今日貰うもの、奪うもの


    飽きられたと思ってる傭兵くんとまだ手を出してないリッパーさんの話。


    最大のネタバレ↓

    ハピエン!

    おたおめ!!!相変わらず泣いてるけどハッピーです。いつかR-18な続きが……分かりません。
    性格の違う互いが柄にも無く合わせようとしててほしい!!それですれ違ってほしい!!以上!!!
    今日貰うもの、奪うもの ガシャン、と煩い機械の音と共にサイレンが響く。
     たった2人。残った仲間を逃して地面に倒れ込む。

    「ごめんなさいね、お誕生日なのに」

     ヴィオレッタはせめても、と優しく繭に包んでくれた。血と土に汚れた顔で最後の力で礼の代わりに微笑めば、彼女は包み終わった手をばいばい、と振った。
     今日は誕生日。これは本日最後のゲーム。帰ればパーティー。それなのに。
     まだ、恋人には会っていない。




     
     ゲームが終わり、ナワーブは自室のベッドに腰をかけてぼうっと扉を見つめていた。
     ナワーブには悩みがある。ここ最近の話ではない。
     殺人鬼から愛の告白を受けて半年ほど越した。彼に特別な感情を抱いていないままYesと答えたのは、単に彼の示す愛に興味があったからだ。それを隠して冷静でいたつもりだったのに、隣にいるのが心地良くなり、気が付けば彼に好意を抱いていた。
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    DONEメモ: ベアフットサンダルはサンダルではない


    足元を死守した探偵リーズニングと彼にサンダルを贈るスヴェンガリさんの話。


    最大のネタバレ↓

    ハピエン!

    ベアフットサンダル、調べてみてください!!アレがエッチに見える目を持ってしまった私は…一体……同志いないかな…?
    靴下に関するアレコレって最高にスケベですよね…いやぁ…活かしていきたい。何にとは言わないけど…!
    メモ: ベアフットサンダルはサンダルではない「先生」
    「………」
    「先生?」
    「………」
    「リーズニングセーンセ?」
    「黙れ」
    「やっとこっち向いた」
    「………」
    「ああ、残念」

     ぱき、と筆の先が折れる。これで何本目だ。深呼吸をして引き出しからストックを取り出す仕草は慣れてしまった。
     スヴェンガリは探偵を職業とするリーズニングの事務所によく来る。といっても依頼があったのは最初の一回だけ。それ以降は多忙のリーズニングにちょっかいを掛ける為だけに顔を出すのだ。

    「先生はつれない男ですね。つまらない」
    「なら来ないでくれないか」
    「貴方が入れたのに」
    「入れなければドアを壊して好きに出入りしてやると脅したのはお前だ」
    「そうですが?ああ、先生。私は寂しくて死にそうだ」
    「此処以外で好きに死ぬといい」
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