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    ファンタジー

    JIRO52274304

    DOODLE現パロの書きたいところだけ書いてます。
    書いてる人間が名工にマッチョの夢を見てるせいで、弟子がだいぶヘンタイみたいなこと言ってます。
    トレーニングについてのあれこれは想像で書いてるので正しくなくとも、フィクションでファンタジーなので、何卒ご容赦ください。
    しれっとラーさんがトレーナーとしていますが、この話ではとくに話には絡んできません。
    先生と雄っぱい先生は大変にスタイルがよろしい。

    それを知ったのはお付き合いを開始して初めてキス以上の性的な接触をした時だった。もちろん服の上からでもスタイルがいいのは分かっていたんだ。
    背は高いし、肩幅もある、ウェストは少しだけ細いが華奢というわけではない。モデルみたいな体型だなって思ってたんだけど…そうじゃなかった。
    曲がりなりにもボクはスポーツ科学を専攻しているので体の部位や筋肉について一般の人よりは知識もあるし、ボク自身がアスリートだったので鍛えてもいたし。人の体について見識があると思っていた。

    その日、先生とキスをして気分が高揚してきてお互いに素肌に触れたくなって、先生がボクの着ていたシャツを捲り上げて素肌の脇腹に触れてきた、突然自分以外の体温が触れたことで思わずビクリと体を震わせたら、それが先生の興奮をさらに煽ったのか、さらに奥まで手が滑り込んできて、ボクはだんだんと息が荒くなって自分だけそんな状態なのが恥ずかしくて、ボクも先生のシャツの裾から手を差し入れて、初めて先生の生身に触れたんだ。
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    雨月ゆづり

    PROGRESS「ニキくんの髪をマヨちゃが三つ編みにして、お揃いにするお話」+ナイトクラブ衣装でいただいたお題に、マヨイも盗賊衣装でプラスしてファンタジーな何かを書いています。
    燐音くんもいる。
    話は絶賛書いている真っ最中な上、オチとその手前以外あんまり決めていないので、完成版は多少展開が異なったり、加筆修正していたりする可能性があります。

    ニキくん誕生日おめでとうございました!
    完成したらぴくしぶにあげたい。
     自分は死ぬのだと思っていた。
     応急処置はしたものの、腹に巻いた包帯にはうっすらと血がにじんでいる。体温は雪に奪われて、もう一歩も歩けそうにない。
     あと少し、あと少しだけ歩ければ、街に着いたのに。街に着けば、人がいる。人がいるなら、助けを求められる。でも、歩けない以上はどうしようもない。
     最近は塀の外は物騒だからと、何か用事がない限り、それぞれの街の人たちは可能な限り塀の中に閉じこもるようになっていた。塀の外には盗賊や、獣がいる。確かに戦う術を知らない一般市民は、塀の中にいた方が安全だ。
    「あれ、おに~さん?」
     だから、こんな能天気な声が聞こえるはずがない。これは、助けを求めることさえ出来れば、きっと助かるという自分の願いが生んだ幻想だ。
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