ブラッド
cuffblessu1213
DONE12/10我らがボスに祝福を!開催おめでとうございます。こちら展示作品です!ブラ晶♀(全年齢)。元の世界へ帰れることになった晶ちゃんが葛藤しながら居場所について答えを出すお話。長編。ハピエンです。 16219
すすき
DOODLE4周年イベストの、口では言えないことした/されたオエブラを書きました。はっきりとした描写はないけど触手っぽいやつにぬめぬめされてるブラッドリーがいるのでワンクッション。R15くらい
がんばったんだけど本当に全然わかんなくなっちゃって……書きたいとこだけ書いてて……正解がわかんないまま書いてて……何でも許せる方向けです…… 4063
Ppeco0
MAIKING人形ちゃんとマリア様のメイド服&執事服イラスト。---2023/11/22更新---
妄想絵を一枚追加しました。この衣装だったらやっぱり手ハートしてもらうしかないなってことで☺️
この二人がお給仕してくれるなら一文無しになるまで通い詰めるだろうな、と思っていたので、お札の絵文字に思わず笑ってしまいました。さては同士がいらっしゃる…🤝 2
60_chu
DONE11/23の賢マナで出す予定のものです。前にアップした「The day before dispersal」を含めて一冊にして出します。前回のブラッドリー、ネロの視点に続き、石になった魔法使い達から語っていく話です。あと、架空の植物が出てくるので前回の話を読んでからの方がわかりやすいかも。The day before dispersal 3 俺たちは一つの群れだった。それも天敵に食われないように群れて大きく見せるようなちっぽけな魚ではなく、一匹一匹が獰猛で屈強で狡猾な狼の群れだった。俺たちは生きるために集ったのではなかった。一人の魔法使いに畏怖し屈服し心酔したから、孤独という北の魔法使いの矜持を捨てて一つの群れになった。何百年と生きてきて自分より若い魔法使いに従うことになるとは想像もしなかったが、そんなことさえ些末に思えるほど我らがボスは頭目としての才気に満ち溢れていた。俺たちはボスが向く方向に頭を揃え、ボスが合図すればいくらだって箒を飛ばせた。服従という麻酔の中で俺たちは痛みを忘れながら走り続けていた。
その麻酔が切れたのはあいつが来てからだった。
7880その麻酔が切れたのはあいつが来てからだった。
60_chu
DONE11/23の賢マナで出す予定のものです。前にアップした「The day before dispersal」を含めて一冊にして出します。前回のブラッドリー視点に続き、ネロ、石になった魔法使い達、賢者の視点から語っていく話です。加筆修正はたぶんめっちゃする。あと、架空の植物が出てくるので前回の話を読んでからの方がわかりやすいかも。The day before dispersal 2 オーロラ色の小さな欠片は飲みこむ前に口の中でひとりでに融けていった。ブラッドが撃ち落としたもう一人のマナ石はおそらく吹雪に埋もれてしまった。短い春が来るまで雪の下で眠ることになるだろう。それか誰かに掘り起こされて食われるかだ。
ブラッドが、とどめを刺した魔法使いの荷物を確認している間に俺は白樺の樹でテントを作ることにした。ここまで吹雪が激しいなら帰ることは難しい。追跡するうちに風に流された影響もあってか位置も掴みづらい。
「《アドノディス・オムニス》」
幹が太くて頑丈そうな一本の白樺に狙いを定めて呪文を唱える。落ちたのが白樺の林でよかった。白樺は一晩中、魔法で雪を掃うわけにもいかないような夜に雪から身を守るためのテントになってくれる。選んだ樹の周囲に生えていた樹々が、めりめりと轟音を立ててしなりながら円錐形になるように中心の樹に絡みついていく。吹雪がやまない夜は時折この音がどこかから聞こえてくる。北の国の魔法使いは葉の代わりに雪を茂らせた白樺の中に籠ってどこにも行けない夜を遣り過ごす。
6383ブラッドが、とどめを刺した魔法使いの荷物を確認している間に俺は白樺の樹でテントを作ることにした。ここまで吹雪が激しいなら帰ることは難しい。追跡するうちに風に流された影響もあってか位置も掴みづらい。
「《アドノディス・オムニス》」
幹が太くて頑丈そうな一本の白樺に狙いを定めて呪文を唱える。落ちたのが白樺の林でよかった。白樺は一晩中、魔法で雪を掃うわけにもいかないような夜に雪から身を守るためのテントになってくれる。選んだ樹の周囲に生えていた樹々が、めりめりと轟音を立ててしなりながら円錐形になるように中心の樹に絡みついていく。吹雪がやまない夜は時折この音がどこかから聞こえてくる。北の国の魔法使いは葉の代わりに雪を茂らせた白樺の中に籠ってどこにも行けない夜を遣り過ごす。
z_ecicicicicici
DOODLEごつさぶうさみみキスブラブラッドがサブスタンスの所為でうさ耳尻尾が生えた上に心までウサギになっちゃった!
ブラッドうさぎは大好きなキースのそばを離れたがらないぞ!
キースはブラッドの恥ずかしいネタを手に入れたと喜んだが、後日自分も伝染してウサギ化してしまい、自分の方がより激しくブラッドに好き好き大好きアタックをしていたのだった。
葵そら
DONEタワマンオーナーのブラッドリーと貧乏OLネロ♀の現パロ。遅くなったけどハロウィンの話です。同僚の誘いでタワマンパーティーに行くことになったネロがセレブのブラッドリーと出会いなんだかんだあって借金返すためにブラッドリーの元でバイトするという話。
続きものみたいだけど1話は存在しません。そのうち書きたいと思います。
ハッピーハロウィン♪
現パロ。女体化。 3882
月🌙
DONE黒白風味ハロウィン 後編⚠注意
・こないだ出したものの後編です。前編読んでないと内容がわからない不親切設計です…お手数ですが前編読了後の閲覧をおすすめします。
・ぶらっどないとまーけっとパロ 13177
リゲル
DOODLEブラネロ短文 怒ったネロとネロのことがとても好きなブラッドリーさんの話全年齢いちゃいちゃです
無題お怒りになさった、このおっかなさを見よ。
決まっている。険しい目つきになって、鋭いジト目でこっちを思いっきり睨んでくる。小さな口からは想像し難い怒鳴り声が発され、ただしそこに怒りの詳細は含まれていなくて、困っちまう。耳がキンキンする割には、どうも言葉が足りないが、その薄い唇は本当に悔しそうにわななくし、この場では兎にも角にも俺様が悪いことになっているので、さっさと降参した方が身のためた。
しかし、適当な相槌と流し流されるような言葉で結ぶと、結局は包丁が投げられてくる。本当におっかないもんだ。そもそもどうして怒らせてしまったっけ。どうしてこんなにも悔しそうで悲しそうな顔をさせてしまったんだっけ。いつもおぼろけになっていて、ぽかんと、さっさと気の利く言葉がつっかえて出てこない。スマートとは程遠い。本調子など見当たらず。どうしたもんか。
856決まっている。険しい目つきになって、鋭いジト目でこっちを思いっきり睨んでくる。小さな口からは想像し難い怒鳴り声が発され、ただしそこに怒りの詳細は含まれていなくて、困っちまう。耳がキンキンする割には、どうも言葉が足りないが、その薄い唇は本当に悔しそうにわななくし、この場では兎にも角にも俺様が悪いことになっているので、さっさと降参した方が身のためた。
しかし、適当な相槌と流し流されるような言葉で結ぶと、結局は包丁が投げられてくる。本当におっかないもんだ。そもそもどうして怒らせてしまったっけ。どうしてこんなにも悔しそうで悲しそうな顔をさせてしまったんだっけ。いつもおぼろけになっていて、ぽかんと、さっさと気の利く言葉がつっかえて出てこない。スマートとは程遠い。本調子など見当たらず。どうしたもんか。
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DONEブラッドリーが未知のウイルスに感染して、高熱などに苦しむ話です。看病はネロ(と、時々フィガロ)です。ブラッドリーと未知のウイルス「あんた、それどうしたんだ?」
「あ?」
それは夕飯の準備をしていた時だった。つまみ食いをしようとする食いしん坊の腕を掴み上げると、手首の裏側に湿疹ができていたのだ。
「なんだこれ…まぁ、すぐ治んだろ」
ブラッドリーも今気付いたようで、不思議そうにしている。だが彼の言う通り、赤子でもあるまいし小さな湿疹など大騒ぎするほどのことでもない。
「ちゃんと野菜食ってビタミン取らねぇから、そんなんできるんだよ」
「げ、やめろ。野菜は食わねぇ!」
なんてやり取りをした翌日、ブラッドリーは部屋から出てこなかった。はじめは、またくしゃみで飛ばされたのかと思い気にしていたかった。が、翌日になっても彼は姿を現さず、悪い予感が脳裏をチラつく。どこかで怪我でもしたのか。部屋から出れない事情があるのか。様々な可能性で頭が埋め尽くされそうになったその時、魔法舎に誰かの指笛が響き渡った。
8945「あ?」
それは夕飯の準備をしていた時だった。つまみ食いをしようとする食いしん坊の腕を掴み上げると、手首の裏側に湿疹ができていたのだ。
「なんだこれ…まぁ、すぐ治んだろ」
ブラッドリーも今気付いたようで、不思議そうにしている。だが彼の言う通り、赤子でもあるまいし小さな湿疹など大騒ぎするほどのことでもない。
「ちゃんと野菜食ってビタミン取らねぇから、そんなんできるんだよ」
「げ、やめろ。野菜は食わねぇ!」
なんてやり取りをした翌日、ブラッドリーは部屋から出てこなかった。はじめは、またくしゃみで飛ばされたのかと思い気にしていたかった。が、翌日になっても彼は姿を現さず、悪い予感が脳裏をチラつく。どこかで怪我でもしたのか。部屋から出れない事情があるのか。様々な可能性で頭が埋め尽くされそうになったその時、魔法舎に誰かの指笛が響き渡った。
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PASTブラッドリーの体調不良を増やしたくて書きました!ブラッドリーの古傷が痛む話「ネロ、美味しかったです!」
「ありがとう、ネロ。」
「おう、お粗末さん」
食事を終えた面々が食器を片付けにやってきて、ネロに昼食の感想や感謝を伝えていく。みんな優しく、律儀なことだ。
昼食後の昼下り。今日は朝から、どんよりと重たい雲が空を覆っている。外を見ると、ぽつぽつと雨が降り出していた。そういえば、夜にかけて本降りになるから外出を延期した、と食堂で誰かが話してたっけ。一通り片付けも終えて、食堂から人気がなくなっていく。
まだ今日は、あいつの姿を見ていない。
いつもなら朝食の匂いに誘われ起きてきて、昼食の準備中にもつまみ食いをしにやってきて、我先に昼食を終えたかと思えば人様のおやつを狙いに行く……とにかくいつも飯のある場所をチョロチョロしているあいつが、今日は一度も現れない。今朝は、またくしゃみで飛ばされたのかと思っていた。が、この空模様……窓枠をつたう雨を見て不安が募る。
2180「ありがとう、ネロ。」
「おう、お粗末さん」
食事を終えた面々が食器を片付けにやってきて、ネロに昼食の感想や感謝を伝えていく。みんな優しく、律儀なことだ。
昼食後の昼下り。今日は朝から、どんよりと重たい雲が空を覆っている。外を見ると、ぽつぽつと雨が降り出していた。そういえば、夜にかけて本降りになるから外出を延期した、と食堂で誰かが話してたっけ。一通り片付けも終えて、食堂から人気がなくなっていく。
まだ今日は、あいつの姿を見ていない。
いつもなら朝食の匂いに誘われ起きてきて、昼食の準備中にもつまみ食いをしにやってきて、我先に昼食を終えたかと思えば人様のおやつを狙いに行く……とにかくいつも飯のある場所をチョロチョロしているあいつが、今日は一度も現れない。今朝は、またくしゃみで飛ばされたのかと思っていた。が、この空模様……窓枠をつたう雨を見て不安が募る。
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DONE #そういうブラネロ11#うつさたプチ
営業1課課長ブラッドリー×設計課ネロ(元営業1課)のリーマンパロです。
晶とファウスト登場します。
彼と彼のヒミツゴト「ブラッド!なんだあの無茶で雑な依頼書!」
晶は思わずびく、と肩を震わせた。
営業の部署が集中しているエリアの一角のスタンディングミーティング用のスペースから漏れたものらしい。
「ネロ……? の、声ですよね」
晶の疑問符は無理もない。新しい制度に対応するために導入する経理システムについての打ち合わせで共に会議室へ向かう途中だったファウストがそうだな、と晶とは対照的に至って冷静に頷いた。
「取引先から依頼があった新製品の打ち合わせだろう。……君、なんでそんな驚いた顔をしているんだ」
「あっ、すいません。ネロ、いつも緩いというか、のんびりっていうか……あまり怒っているイメージがなかったので、驚いちゃって」
3945晶は思わずびく、と肩を震わせた。
営業の部署が集中しているエリアの一角のスタンディングミーティング用のスペースから漏れたものらしい。
「ネロ……? の、声ですよね」
晶の疑問符は無理もない。新しい制度に対応するために導入する経理システムについての打ち合わせで共に会議室へ向かう途中だったファウストがそうだな、と晶とは対照的に至って冷静に頷いた。
「取引先から依頼があった新製品の打ち合わせだろう。……君、なんでそんな驚いた顔をしているんだ」
「あっ、すいません。ネロ、いつも緩いというか、のんびりっていうか……あまり怒っているイメージがなかったので、驚いちゃって」
お ぎ
DONEお勉強するヒースと通りがかりのブラッドリー若まほはたくさん悩んで大きくなってほしい。
1年以上前に下書きを描いたままになっていたもので、当初はボスに夢を見すぎかなと心配していましたが2部を経て杞憂だったなぁと思いました。 7
猫の助
INFO昔別のアプリで書いたBloodborneの小説もどき。ヴァルトールとヤマムラの様な、自狩の様な
其処は敢えて暈してます。BL要素無し。
決められた文字数で書こうとして書ききれなかった小説もどきです。
篝火3で告知した通り、完成品を
BOOTHにて紙媒体にて販売致します。
ショートショートのストーリー小説。
詳しい内容は
https://mibu.booth.pm/
無題貴方は何時もそうでした。何時も飄々として自分が苦しい時も、弱音を吐かず見せず何事も無かったかの様に振舞っていましたね。
それがどれ程周りを傷付けて着たか貴方は分からないでしょう。
そしてその態度が皆を思うが故だと分かるからこそ何も言って来ませんでした。
でも今の貴方はどうでしょう?
死体の山を築き
血に酔いそうになる高揚感と
敵を斃すたびに冷えて行く視線と思考
そんな相反する中どんな時でも不遜な態度を崩さなかった人。
そんな貴方が物言わぬ屍となり私の足元に居る。
不思議ですね。
貴方の死に顔からは後悔何て微塵も感じない
上に嗤ったまま逝くなんて…
狩人はいずれ血に酔い餐まれ正気を喪う。
貴方は死の間際に狂って居たのか今では確かめようも有りません。
366それがどれ程周りを傷付けて着たか貴方は分からないでしょう。
そしてその態度が皆を思うが故だと分かるからこそ何も言って来ませんでした。
でも今の貴方はどうでしょう?
死体の山を築き
血に酔いそうになる高揚感と
敵を斃すたびに冷えて行く視線と思考
そんな相反する中どんな時でも不遜な態度を崩さなかった人。
そんな貴方が物言わぬ屍となり私の足元に居る。
不思議ですね。
貴方の死に顔からは後悔何て微塵も感じない
上に嗤ったまま逝くなんて…
狩人はいずれ血に酔い餐まれ正気を喪う。
貴方は死の間際に狂って居たのか今では確かめようも有りません。
yu_yu_rm
DONE好きなシチュを選んでね!①昨晩激しく盛り上がったルマ。翌日の昼下がり、隙あらばいちゃいちゃチュッチュッしていたらマヴが我慢できなくなっちゃって─!?
「ブラッド…はやく」
②本を読んで寛ぐマヴにくっつくルス。お腹をさわさわしても無反応なのでちょっと💋をつけてみた。夢中で吸い付いていたルスくんが気づいたときには、全身を紅潮させしっとり汗ばんで体を震わせるマヴ…
「…んっ……やりすぎだバカ…」
Ppeco0
DOODLE獣狩りの夜。もくりで生まれた完成する気のないらくがき。
骸を踏んづけてる狩人様を描きたいなぁ〜〜と常々思ってたので、
この際、性癖全部盛りセットで描きました。
コートの下の服がちらっと見えるのが個人的萌えポイントです。
salmon_0724
DONE #そういうブラネロ11魔法使い、フォ学、パラロイ、妖異譚、シースクのネロが謎時空に集められ、自分のブラッドリーの愚痴をこぼしたり惚気あったりする話です。
全世界ネロ会議 気が付くと真っ白い部屋にいた。
壁も床も天井も白く、窓もないのにやけに明るい部屋だ。
部屋には木製の椅子が五つ。
そのうちの一つに、ネロはゆったりと腰かけていたのだった。
椅子はやけに座り心地がよくて、それは大変結構なのだが、問題はこの部屋にいるのがネロ一人ではないことだ。
円形に椅子が配置されているので、同じく椅子に座っている他の四人の顔がよく見える。
どうやらこの部屋にいるのは全員が同じ顔……、すなわち、ネロ自身と同じ顔の男だと認識せざるをえなかった。
もっとも、変身魔法を使えば容姿を変えることはできるのだから、同じ顔の男が何人存在しようとあり得ない話ではない。
だからネロが一番気にかかっているのは、自分たち五人をこの部屋に閉じ込めた存在の思惑だ。
12238壁も床も天井も白く、窓もないのにやけに明るい部屋だ。
部屋には木製の椅子が五つ。
そのうちの一つに、ネロはゆったりと腰かけていたのだった。
椅子はやけに座り心地がよくて、それは大変結構なのだが、問題はこの部屋にいるのがネロ一人ではないことだ。
円形に椅子が配置されているので、同じく椅子に座っている他の四人の顔がよく見える。
どうやらこの部屋にいるのは全員が同じ顔……、すなわち、ネロ自身と同じ顔の男だと認識せざるをえなかった。
もっとも、変身魔法を使えば容姿を変えることはできるのだから、同じ顔の男が何人存在しようとあり得ない話ではない。
だからネロが一番気にかかっているのは、自分たち五人をこの部屋に閉じ込めた存在の思惑だ。
ふしんしゃ2
REHABILI入浴中のシノ♀ムル♀アーサー♀のところに任務帰りのミスラがフィガロ、ヒース、ネロ、ファウスト、シャイロック、クロエ、カイン、オーエン、ブラッドリーを連れてアルシムで登場する話。俗にいうラッキースケベ。 4utai_pxm
MAIKING謎の現パロブラネロ(ブラッドリーが作詞作曲した曲のボーカルをネロにやってほしいみたいな呟きをなぜか形にしようとした産物)聖歌隊の足音1 ブラッドリー・ベインが人生で一番はじめに触れた音楽は聖歌だ。年の離れた姉が敬虔な信徒で、子供のころに家の近くの古い教会の聖歌隊に入れられたのがきっかけだった。同い年くらいの奴らと同じ格好をして行儀よく並び、声をそろえて神を賛美する。その一連の行為自体は大層つまらなかったが、歌い方は覚えた。覚えるだけ覚えたら声変わりを待たずにさっさと抜けて、住んでいた通りの近くにあったライブハウスに通うようになった。そのライブハウスはかつて路上で喧嘩をする代わりに音楽を使い始めた奴らの闘技場を前身とした、今ではこの辺りで活動する名も無きミュージシャンたちの集う混沌としたたまり場でもあった。
ベインの家はとにかく兄弟が多く、いつもろくに金がなかった。幼い頃は小遣いなんて一文たりとも貰えなかったから、正規の方法で会場には入れなくて、バイトをしていた年の近い兄にくっついてライブを見た。はじめは相当に煙たがれていたけれど、諦めずに通いつめれば顔見知りは増えていき、よくそこでライブをしていたロックバンドのメンバーの一人にギターの弾き方を教わった。バンドのアンサンブルを耳で学んだ。ライブの熱気や高揚感を客席から得て、自分も壇上へ上がることを選んだ。
3177ベインの家はとにかく兄弟が多く、いつもろくに金がなかった。幼い頃は小遣いなんて一文たりとも貰えなかったから、正規の方法で会場には入れなくて、バイトをしていた年の近い兄にくっついてライブを見た。はじめは相当に煙たがれていたけれど、諦めずに通いつめれば顔見知りは増えていき、よくそこでライブをしていたロックバンドのメンバーの一人にギターの弾き方を教わった。バンドのアンサンブルを耳で学んだ。ライブの熱気や高揚感を客席から得て、自分も壇上へ上がることを選んだ。