Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    プロット

    pineappleynmr

    CAN’T MAKE描けないプロットシリーズ
    極彩色のストロボウェーブと同軸→これ( https://poipiku.com/5694187/10418167.html)
    はじめの一目惚れと自覚の話

    ※剣道部の練習描写については経験のないものが調べながらも雰囲気で書いてます、おかしな所があればどうぞご教授ください
    ※モブ部長がやたらしゃべります
    春を抜けた青空のはじまりではじめ高一(158cm)
    綱高二(170cm)


    死に物狂いで掴み取った合格の証を経て、はじめは綱と同じ大学に通うこととなった
    先日行われたフレッシュマンのセミナーやカリキュラムの説明、先輩との交流を目まぐるしくも終えて気がつけば時節も4月の中旬を迎えていた
    これから4年、苦楽を共にする学友たちと別れて校内のカフェテラスで綱と待ち合わせをしていると、座った窓辺の席から雲一つもない眩しいほどの青空が広がっていた
    (⋯3年前の今ぐらいか、初めて部活で先輩と試合稽古したの)


    ********(場面転換3年前)
    高校に入学し希望の剣道部への入部希望が受理されて初めての部活動を迎えたはじめ
    新入生たちは準備運動や基礎体力を付けるための筋トレメニューなど基本的な部分を部長からレクチャーされ、その後経験者と未経験者分けて初回の練習は開始された
    6121

    MSTkiki

    DOODLEリョ三リョのプロット。画面が動かず漫画にしにくいので公開します。ソーちゃんの話です。
    2024/12/9up「三井さん、ウチにアイス食べに来ません?」
    「…コンビニ行くとかじゃなくて?」
    「はい、ウチに、あるんで」
    「いいの?なんで?」
    「うまいっすよ」
    「うん…なにアイス?」
    「オレ本当は兄貴いて」
    「…へぇー?」
    「兄貴いるんです。今ちょっといないんですけど」
    「おぅ」
    「会いますか?」
    「…会えるなら」
    「じゃ、アイス食べにいきましょ」
    なんで12月にアイスの話なんかすんだろうな、よっぽど良いやつなのかな。家族で食べればいいのに、消費しきれない量なのかな、とか考えながら初めて宮城の家にはいる。今の時間は家族が帰ってきていないらしい。そういう誘い方かわいくて良いな、と思いながらちょっと浮かれて靴を脱いだ。ダイニングテーブルには写真が数枚飾られていた。どれも最近のものでもなければ家族の集合写真というわけでもなかった。ただ1人だけ、どの写真にも写っている少年がいた。それが宮城の言う兄なんだろうなとすぐにわかった。ボーッと写真を眺めるオレをチラッと見て、いろいろと察したことを察した宮城が困ったような顔をしながらカップのアイスを2つ差し出した。コンビニでもスーパーでもどこでも手に入るものだった。
    2760