ホヤ
mgn_t8
DONE #フォロワーが5秒で考えたタイトルであらすじを考えるで梢ちゃんからいただいたタイトルを元に書いたお話。
ありがとうございました!
まほやくのファウリリ
約28000字あるのでめちゃくちゃ長いです。
プルメリアの花束に敬礼 品質のいいポースベリーが入荷したと聞いて東の国の街に行った帰りだった。箒に跨って飛んでいると誰かがやってきて隣に並んだ。スピードが出ていたようでその人の運んできた風に少し煽られる。
「リリーさん!やっぱりリリーさんだった!」
「ルチル」
確かルチルはオズ様たちと共に魔法舎に舞い込んだ任務に行っていたはずだ。確かあれも東の国だったっけ。出かける前に買い付けの話をしていたから早めに任務が終わったらどこかで会うかもしれないって話していたのだ。帰りにそっち方面を回って帰ったらもしかしたらバッタリ帰りが一緒になるかもしれない。会えたらいいなくらいの気持ちでいたけれど、本当にタイミングが合うなんて。
ルチルと話をしていると後続の魔法使いたちが追いついてきた。遠くに私が見えたからルチルが先行して呼び止めにきてくれたのだという。朝も早めだったから可能性は低いと思ってたんだけど。
28184「リリーさん!やっぱりリリーさんだった!」
「ルチル」
確かルチルはオズ様たちと共に魔法舎に舞い込んだ任務に行っていたはずだ。確かあれも東の国だったっけ。出かける前に買い付けの話をしていたから早めに任務が終わったらどこかで会うかもしれないって話していたのだ。帰りにそっち方面を回って帰ったらもしかしたらバッタリ帰りが一緒になるかもしれない。会えたらいいなくらいの気持ちでいたけれど、本当にタイミングが合うなんて。
ルチルと話をしていると後続の魔法使いたちが追いついてきた。遠くに私が見えたからルチルが先行して呼び止めにきてくれたのだという。朝も早めだったから可能性は低いと思ってたんだけど。
mgn_t8
DONEオフ会でワンライで書いたお話。+10分。#フォロワーが5秒で考えたタイトルからあらすじをつくる
で麦茶ちゃんからいただいたタイトルで書きました。
ファウリリ(まほやく)
夜ふかしの窓辺に蝋燭を(……ん、)
中庭でのネロとの晩酌の後、部屋に戻る時にふと視線をやると、リリーの部屋から明かりが漏れているのが見えた。あの子は炊事洗濯と魔法舎の細々したことをやるのに早く寝ることが多い。今日は偶々読み物でもしているのだろうか。そんな日もあるだろうと特に気に留めず、その日は自室に戻った。
それから数日経って顔を合わせたリリーは目の下にクマを作っていた。ここの所眠れていないのだろうか。どこか動きも緩慢だ。
「リリーベル、眠れていないのですか?」
「リリーさん、ちょっとここに座りませんか?」
朝食を食べているリケとミチルに促されてリリーベルが着席する。その手には普段飲まないコーヒーのカップが握られている。
2898中庭でのネロとの晩酌の後、部屋に戻る時にふと視線をやると、リリーの部屋から明かりが漏れているのが見えた。あの子は炊事洗濯と魔法舎の細々したことをやるのに早く寝ることが多い。今日は偶々読み物でもしているのだろうか。そんな日もあるだろうと特に気に留めず、その日は自室に戻った。
それから数日経って顔を合わせたリリーは目の下にクマを作っていた。ここの所眠れていないのだろうか。どこか動きも緩慢だ。
「リリーベル、眠れていないのですか?」
「リリーさん、ちょっとここに座りませんか?」
朝食を食べているリケとミチルに促されてリリーベルが着席する。その手には普段飲まないコーヒーのカップが握られている。
hogege8836
DONEお相手メロスナちゃん。生まれたてホヤホヤでネタバレ怖いからここいてね。
ネタバレ要素はないはずだ……。
口調全然掴めてないんご。
メロスナに(強制的に)看病されるお話 薬の入ったコップを差し出され、思わず感情を隠すことなく顔を顰めてしまった。
煎じたてのそれはお世辞にも美味しそうには思えない毒々しい色が主張して、揺れる湯気から香る独特の匂いが鼻腔を擽るのはまるで私を飲んでと媚びて擦り寄ってくるよう。
現実逃避をするためゆっくり視線を逸らし一向に受け取ろうとしない私と、コップを突き出したまま一歩も引かないスナフキン。
すっかり日が沈み動物たちも住処に帰った森は静寂に包まれていて、焚き火の灯りだけがザワザワと騒がしく影を揺らめかせている。
お互い口を開くこともせず目も合わせないこの硬直状態になってから、どれほどの時間が経ったのだろうか。
「……〇〇」
先に沈黙に耐えられなくなったのは、スナフキンだった。
4373煎じたてのそれはお世辞にも美味しそうには思えない毒々しい色が主張して、揺れる湯気から香る独特の匂いが鼻腔を擽るのはまるで私を飲んでと媚びて擦り寄ってくるよう。
現実逃避をするためゆっくり視線を逸らし一向に受け取ろうとしない私と、コップを突き出したまま一歩も引かないスナフキン。
すっかり日が沈み動物たちも住処に帰った森は静寂に包まれていて、焚き火の灯りだけがザワザワと騒がしく影を揺らめかせている。
お互い口を開くこともせず目も合わせないこの硬直状態になってから、どれほどの時間が経ったのだろうか。
「……〇〇」
先に沈黙に耐えられなくなったのは、スナフキンだった。
enokiDC
PASTCP:白快恋人同士になった大人の二人が夕暮れ時の浜辺でデートしているお話
※写真といえばフィルムカメラで、スマホや携帯で撮ると言う概念が無い時代設定です
初出:白快ワンドロ20190719 1748
Rahen_0323
DONEカキツバタとゼイユと幼児化。ブライア先生は安定の戦犯です。ネタバレ、捏造、妄想、自己解釈、年齢操作注意。幼児化によってチヤホヤされる描写はありますがCPではありません。kktbtの日参加作品4作目です!1〜3作目と特に繋がりは無いので単体でも読めます!
お姉様と弟様前略。カキツバタがハルトと同じくらいの年齢になってしまった。
「前略……じゃ、ないよ!!なにがあったの!?!?」
「まーまー落ち着けやキョーダイ」
「むしろ貴方が落ち着き過ぎなんですよ!!」
戸惑う仲間に対してバカな男が高くなった声と低くなった背でへらへらするので、あたしゼイユは頭を抱え弟のスグリは真っ青な顔のままオロオロする。
ただまあ今回ばかりはフワ男に非は無いので、あたしの方から説明した。
「実は、ブライア先生が科学部と協力して新しいアイテムを開発してて…………」
「あーもう大体察した」
「ブライア先生……」
あの暴走機関車研究者が、そのアイテムの試作品を『是非試しに使ってみてくれたまえ!!』とあたしの元へ持ち込んで、嫌々スイッチを押したらなんか暴走して。
7490「前略……じゃ、ないよ!!なにがあったの!?!?」
「まーまー落ち着けやキョーダイ」
「むしろ貴方が落ち着き過ぎなんですよ!!」
戸惑う仲間に対してバカな男が高くなった声と低くなった背でへらへらするので、あたしゼイユは頭を抱え弟のスグリは真っ青な顔のままオロオロする。
ただまあ今回ばかりはフワ男に非は無いので、あたしの方から説明した。
「実は、ブライア先生が科学部と協力して新しいアイテムを開発してて…………」
「あーもう大体察した」
「ブライア先生……」
あの暴走機関車研究者が、そのアイテムの試作品を『是非試しに使ってみてくれたまえ!!』とあたしの元へ持ち込んで、嫌々スイッチを押したらなんか暴走して。
亜希!
PROGRESSこれはまほやくのヒースくんのエイプリルフールイベントの顔面が良すぎて描いてしまった進捗です。受動喫煙って恐ろしいですね・・・なんてこった・・・金なり女なり・・・。どうでもいいけどタルタリヤに雰囲気が似てしまうのを必死に阻止しようとしたけどなんかやっぱり顔が似てしまいました。
設定が裏社会の組織の最年少幹部らしいです、ヒースくんの役。アヤックスの役と一緒ですね。へへ 9
夏 子
DONEミス晶♂パイレーツオブまほやく②
フィガロもちょっと出る
海賊パロ!②(ミス晶♂)その日、ミスラは珍しく体調不良を訴えて、朝からたいへん機嫌が悪かった。とにかく腹が痛いわ、寝返りを打とうとすれば、酷い吐き気に襲われるわで、散々だ。おそらく、昨日の晩飯に食べた海獣が厄介な毒でも持っていたのだろう。確かに、初めて見る種類ではあったので、どんな味がするのかもよく分からないまま適当に焼いてステーキにした。ぎっとりとした脂っこさはあったものの、味としてはそう悪いものではなかったのだが、どうにも今朝方から体調が優れない。
「……ミスラ、具合はどうですか?」
船室のドアの外でノックの音が二回。おずおずと顔をのぞかせたのは、最近成り行きでミスラの子分になったばかりの晶だった。心配そうに眉をへにゃりとさせて、ミスラの様子を伺っている。
7869「……ミスラ、具合はどうですか?」
船室のドアの外でノックの音が二回。おずおずと顔をのぞかせたのは、最近成り行きでミスラの子分になったばかりの晶だった。心配そうに眉をへにゃりとさせて、ミスラの様子を伺っている。
夏 子
DONEミス晶♂パイレーツオブまほやく①
海賊パロ!①(ミス晶♂)この世界との別れを、なんとなく感じたその瞬間、晶の体が薄っすらと光始めた。込み上げる想いをぎゅっと押し殺しながら、もう二度と会えないだろう彼らに微笑む。彗星の天使として役目を無事に終えることが出来てよかった。寂しいけれど、あるべき居場所に、夢で聞こえた声達の元に、きっと晶を待っている仲間がいるだろうから。透け始めた手のひらを見つめて、そっと握りしめた。
「ネロ、みんな……さような」
ガシャーーーーーンッ
「えっ⁉」
激しい音と共に、建物の壁が吹き飛ばされる。噴煙の中に影をうつす黒く不気味な影、一瞬の硬直の後に、フォルモーント・ネービー大将であるムルが「伏せろ!」と咄嗟に声を上げた。耳を劈くような銃声が暗闇に向かって放たれる。徐々に薄れる煙の中から現れたのは、巨大な吸盤のついた触手だった。数千年の大樹の枝のように太い足をうねうねと不規則に動かしている。
6308「ネロ、みんな……さような」
ガシャーーーーーンッ
「えっ⁉」
激しい音と共に、建物の壁が吹き飛ばされる。噴煙の中に影をうつす黒く不気味な影、一瞬の硬直の後に、フォルモーント・ネービー大将であるムルが「伏せろ!」と咄嗟に声を上げた。耳を劈くような銃声が暗闇に向かって放たれる。徐々に薄れる煙の中から現れたのは、巨大な吸盤のついた触手だった。数千年の大樹の枝のように太い足をうねうねと不規則に動かしている。
hanninmae__tity
MOURNING作りたてほやほやsgにフェイストラッキングで表情を付けて遊んだものの供養トラッキングのリアルな動きが苦手な方もいるかもしれないのでぽいぴくでワンクッション挟みました
音花⚠️
SPOILER正月にまほやく履修した時の1部、1.5部、2部のうめきとらくがきです ネタバレ満載ですだいたい東主従の話しかしてない 東箱推しになりました
最後クロスオーバー(?)もあるのでご注意ください 6
なつゆき
DONE【まほやく】ネロの親愛ストのネタバレと、独自解釈があります。二部後の東の魔法使いが、依頼を解決する話。馬鹿じゃない「シノ。満点だ」
ファウストはたっぷりと慈愛のこもったまなざしで微笑んだ。
魔法舎の東の国にあてがわれた一室で、授業の最初に「先日の試験の結果を返す」と、そう厳かに宣言された後の一言だった。
窓から入ってくるあたたかな日差しに負けず劣らず柔らかな物腰で、試験用紙が差し出される。シノは頬を染め、少し誇らしげに、しかし平素の態度を保ってファウストからそれを受け取った。ヒースは口を開け驚きながらも瞳を輝かせ、ネロは気まずげに己の用紙をこそこそと隠しながら、しかしシノを見る目は優しかった。
「すごい、シノ! すごいよ!」
「いつものように満点取ってるヒースもすごいけどな。……参考までに、コツとかあんの? シノくん」
10002ファウストはたっぷりと慈愛のこもったまなざしで微笑んだ。
魔法舎の東の国にあてがわれた一室で、授業の最初に「先日の試験の結果を返す」と、そう厳かに宣言された後の一言だった。
窓から入ってくるあたたかな日差しに負けず劣らず柔らかな物腰で、試験用紙が差し出される。シノは頬を染め、少し誇らしげに、しかし平素の態度を保ってファウストからそれを受け取った。ヒースは口を開け驚きながらも瞳を輝かせ、ネロは気まずげに己の用紙をこそこそと隠しながら、しかしシノを見る目は優しかった。
「すごい、シノ! すごいよ!」
「いつものように満点取ってるヒースもすごいけどな。……参考までに、コツとかあんの? シノくん」