ルチル
ichigonuma
MOURNING3/19新刊コピー本の展示です。ルチルに無理やりマナ石を食べさせてバッドエンドになってしまうミスラの漫画
「BAD END ABYSS」ミスルチ 12P
PASS→ mirupa0422 13
きゅう
DONE※メインストーリー13章のネタバレがあります。何気ない子ルチルの言動に救われるモーリスの話 捏造過多です。
決意の朝に どれほど果てない悲しみに苛まれようと、変わることなく日々は過ぎ去っていく。たとえ、世界で一番大事な人がいなくなったとしても。
すぅ、すぅ、と規則正しいふたつの寝息と、無機質な時計の針の音。あどけない寝顔に、ほっと胸を撫で下ろす。静かに瞼を落とし、瞳を動かす。もう随分と見慣れたフリルのついたアイボリーの枕。彼女のお気に入りのひとつだったその枕元には、真っ白なクロスに包まれた、光り輝く石がちらりと覗く。そのあまりにも無機質な姿に、ほっと撫で下ろした心は、瞬く間に数時間前の心へと引き戻される。口の中の水分は蒸発し、重たい体は思うように動いてくれない。まるで、身体中に鉛球がつけられたかのようだ。ぎゅっと唇を引き結ぶと同時に、フィガロ先生の言葉が頭の中で反芻する。
4462すぅ、すぅ、と規則正しいふたつの寝息と、無機質な時計の針の音。あどけない寝顔に、ほっと胸を撫で下ろす。静かに瞼を落とし、瞳を動かす。もう随分と見慣れたフリルのついたアイボリーの枕。彼女のお気に入りのひとつだったその枕元には、真っ白なクロスに包まれた、光り輝く石がちらりと覗く。そのあまりにも無機質な姿に、ほっと撫で下ろした心は、瞬く間に数時間前の心へと引き戻される。口の中の水分は蒸発し、重たい体は思うように動いてくれない。まるで、身体中に鉛球がつけられたかのようだ。ぎゅっと唇を引き結ぶと同時に、フィガロ先生の言葉が頭の中で反芻する。
tono_bd
DOODLEルチルが出演しているドラマの打ち上げに迎えに行ったフィガロだったけれど、酔い潰れていたファウストをお持ち帰りする話。クリスマスに書いた芸能パロと同じ設定(ルチミチが所属する芸能事務所社長のフィガロ×フィガロに憧れて俳優になったファウスト)で、付き合う前の話です。
【芸能パロ】分からないこと ぐるんぐるん、と回るのは世界なのか自分なのか――。
そもそも地球は絶え間なく回転し続けるし、それに伴って自分も回っている事になるのかもしれない。けれどこんなにも景色が形を変えながら回るものか。馬鹿な事を考えているという自己認識が出来るくらいには理性を残しながら、くったりとテーブルの上で両腕を組み、頬を押しつける。
そんなファウストを特別気にした様子の人はここには居らず、皆似たり寄ったりで馬鹿騒ぎの真っ最中だった。立ち上がって何かを主張している者もいれば、横になってしまっている者もいる。店を貸切にしていて良かったというのは、本日の幹事が明日思う事だ。
無礼講もいい所のこの状況を咎める人間は既にこの場を離れており、このまま朝まで宴が続くのは確定している。打ち上げというのは度合いは違えど毎回羽目を外す者が複数現れるのだ。そして大概ファウストは帰るタイミングを見失う。未成年者達と連れだって出てしまえば良いのだろうが、酒を飲む行為自体は好きなのだ。早朝の撮影が多い現場だったため最近は控える日が続いていたから余計に飲みたい気持ちが強かった。明日も別の現場がある者はマネージャーに引き摺られるようにこの場を去ったが、ファウストは幸いにもオフであった。それならば問題は無いのだから飲んでしまえと今自分の判断でここにいる。
5581そもそも地球は絶え間なく回転し続けるし、それに伴って自分も回っている事になるのかもしれない。けれどこんなにも景色が形を変えながら回るものか。馬鹿な事を考えているという自己認識が出来るくらいには理性を残しながら、くったりとテーブルの上で両腕を組み、頬を押しつける。
そんなファウストを特別気にした様子の人はここには居らず、皆似たり寄ったりで馬鹿騒ぎの真っ最中だった。立ち上がって何かを主張している者もいれば、横になってしまっている者もいる。店を貸切にしていて良かったというのは、本日の幹事が明日思う事だ。
無礼講もいい所のこの状況を咎める人間は既にこの場を離れており、このまま朝まで宴が続くのは確定している。打ち上げというのは度合いは違えど毎回羽目を外す者が複数現れるのだ。そして大概ファウストは帰るタイミングを見失う。未成年者達と連れだって出てしまえば良いのだろうが、酒を飲む行為自体は好きなのだ。早朝の撮影が多い現場だったため最近は控える日が続いていたから余計に飲みたい気持ちが強かった。明日も別の現場がある者はマネージャーに引き摺られるようにこの場を去ったが、ファウストは幸いにもオフであった。それならば問題は無いのだから飲んでしまえと今自分の判断でここにいる。
もぐり
DONE遅刻、謎の現パロクリスマスの話。サンタクロースを信じているラスティカと、信じていないクロエの奮闘。
クロエが13歳です。ちょっと同い年のルチルも出てきます。13歳ってこんなだったかな。 5280
oniku_daisuki_m
MEMOネロカイ♀。と、お友達のルチル♀ちゃん。フォ学設定のつもりなので、カイン♀ちゃんのが一個年上。この後酔っ払いわからせお仕置えっちをさせたい(願望)
「今日は、ルチルたちと飲み会なんだ!」
「へぇ、アルコール解禁祝い的な?」
「そうなんだ!ようやく皆とお酒が飲めるの嬉しくってさ!」
「そっか、楽しんできて」
「ネロはまだ飲めないから…来年な?」
「はは、楽しみにしとくわ。じゃ、いってらっしゃい。あんまハメ外すなよ?」
「わかってるさ!」
■■■
『すいませんネロさん!迎えに来てもらえませんか?』
まさかカインじゃなくてルチルから連絡が来るとは思ってなくて、何かあったのかと慌てて家を飛び出した。指定された場所へと向かえば、ルチルの肩にもたれかかったカインの姿が見えた。
「あっ、ネロさんこっちです!」
俺を見つけたルチルが、大きく手を振った。下を向いていたカインが、パッと顔を上げる。
1683「へぇ、アルコール解禁祝い的な?」
「そうなんだ!ようやく皆とお酒が飲めるの嬉しくってさ!」
「そっか、楽しんできて」
「ネロはまだ飲めないから…来年な?」
「はは、楽しみにしとくわ。じゃ、いってらっしゃい。あんまハメ外すなよ?」
「わかってるさ!」
■■■
『すいませんネロさん!迎えに来てもらえませんか?』
まさかカインじゃなくてルチルから連絡が来るとは思ってなくて、何かあったのかと慌てて家を飛び出した。指定された場所へと向かえば、ルチルの肩にもたれかかったカインの姿が見えた。
「あっ、ネロさんこっちです!」
俺を見つけたルチルが、大きく手を振った。下を向いていたカインが、パッと顔を上げる。
tono_bd
DOODLEルチル視点で、子どもの頃に体調を崩したミチルを連れて診療所を訪れた時の話。頼れる大人な面を見せたり、時折寂しそうな顔をするフィガロに思う所があるルチル。
……から、魔法舎まで時間がうつります。
出番少ないですが、フィガファウです。らくがき。
ルチルから見たフィガロ先生の話 ひょっこりと扉の隙間から顔を覗かせると、診療所の主であるフィガロ先生は安心させるような笑顔を浮かべて手招きをしてくれた。部屋に入ると音を立てないように慎重にベッドに近付く。するとさっきまで真っ赤な顔をして息を切らしていた弟が安らかな表情をして眠っているのが見えた。ようやくほっと息を吐くと、力が抜けたのかその場でしゃがみ込みそうになった。
「深く眠っているみたいだ。もう心配しなくて大丈夫だよ」
昨日の夜はいつも通りだったのに、朝目が覚めたら額が沸騰したポットのようだったミチルをおぶってフィガロの診療所を訪ねたのはつい先程の事。幼い子どもはしょっちゅう熱を出すとはいえ、ミチルの事となると一抹の不安が過るのだ。もしもの時の事を想像すると心底恐ろしくて手足が震えたというのに、あっという間にフィガロ先生は安心感をくれる。
4115「深く眠っているみたいだ。もう心配しなくて大丈夫だよ」
昨日の夜はいつも通りだったのに、朝目が覚めたら額が沸騰したポットのようだったミチルをおぶってフィガロの診療所を訪ねたのはつい先程の事。幼い子どもはしょっちゅう熱を出すとはいえ、ミチルの事となると一抹の不安が過るのだ。もしもの時の事を想像すると心底恐ろしくて手足が震えたというのに、あっという間にフィガロ先生は安心感をくれる。
かき揚げ
INFO12/11【DR22】ミスルチ新刊漫画 さようなら A5 / 70p 【東6 グ35a】月花妖異譚にて、神狐チレッタと、その遣いだった竜のミスラ、チレッタの息子である妖狐のルチルの3人の縁にまつわる話。
★会場頒布価格¥1000
★通販 https://ec.toranoana.jp/joshi_r/ec/item/040031025733/ 12
chiocioya18
DONE妖異譚時空で好き放題シリーズ ルチルとミスラ編CPのつもりはないんですが普段から腐脳が標準装備なのでそれっぽく見えるかもしれません。苦手な人は逃げてください。
月花前日譚 八賑やかな人里から山に入って幾刻。鳥の声と川の流れる音を聞きながらルチルは歩みを進める。太陽はほとんど真上で燦々と光を降り注いでいた。黄金色の尻尾も光を浴びて靡いている。
「ミスラさーん!あれ?ミースーラーさーん!」
川のせせらぎに負けない声で尋ね人の名前を呼ぶ。上流に向かいながら呼び続けていると新緑の中に目立つ赤色が見つかった。
「ミスラさん!探しちゃいましたよ」
「はあ。あなたいつも騒がしいですよね」
「もう。ミスラさんがいつもすぐに出てきてくれれば私だってもう少し静かにできますよ」
川べりにぼんやりと佇むミスラはルチルを出迎える気があったようには見えないが、かといって追い返すこともなく欠伸をひとつ零しただけだった。ルチルはむくれた顔をコロッと笑顔に変えてミスラの隣に駆け寄る。
1887「ミスラさーん!あれ?ミースーラーさーん!」
川のせせらぎに負けない声で尋ね人の名前を呼ぶ。上流に向かいながら呼び続けていると新緑の中に目立つ赤色が見つかった。
「ミスラさん!探しちゃいましたよ」
「はあ。あなたいつも騒がしいですよね」
「もう。ミスラさんがいつもすぐに出てきてくれれば私だってもう少し静かにできますよ」
川べりにぼんやりと佇むミスラはルチルを出迎える気があったようには見えないが、かといって追い返すこともなく欠伸をひとつ零しただけだった。ルチルはむくれた顔をコロッと笑顔に変えてミスラの隣に駆け寄る。
oioidol
DONEご覧いただきありがとうございます!ちびまほべびまほバンザイ!2枚目以降は僭越ながらwaveboxで募集させていただいたリクエスト絵です。
(2枚目.あかちゃんヒースとあかちゃんシノ
3枚目.ほっぺにフォーカスしたクロエちゃんのイラスト(意に添えてなかったらすみません!)
4枚目.こどもルチルとおとなミスラ)
リクエストを入れていただき本当にありがとうございました! 4
maroumahoyaku
MAIKING現パロ女体化のミスルチ。女体化しているのはルチルです。まじょパ展示の続き。まだ全年齢。
浴衣着てヨーヨー釣りしてフランクフルトじゃんけんしてかき氷食べてちゅーする話。
ミスラが裏社会の人間っぽい描写があります。 2484
maroumahoyaku
MAIKINGまじょパの展示作品。現パロミスルチ。バカップル全開のふたりが海で遊ぶ話です。
余裕があれば、アフターでまとめるときに書き足します。
※ルチルが女体化しています 3624
okusen15
DONE南 ルチルに片思いをしていた女生徒の話※ルチ晶♀要素が含まれます
※ツイッター再掲分(加筆修正ver)
銀の鍵は海の底で錆びる私の秘密は机の引き出しで眠っていた。月光を頼りに、そっと鍵を差し込んで回す。カチン、と明らかに自然のものではない音がする。私はしばらく鍵を差し込んだ姿勢のまま、誰も起きてこないことを確認して、恐る恐る引き出しに手をかけた。
私の秘密は、なんだか前よりずっと黄ばんで、貧乏くさくみえた。書き込みすぎて少し膨らんだノートをめくる。開きすぎで閉じ糸が緩んだページが、人間に降伏して腹を見せる間抜けな犬みたいだった。
そのページには、びっしりと埋め尽くすように文字の書き取りがしてある。端から端まで余白を残さないよう書かれているのは、真面目さの証明というより、周りの見えていない必死さからきていたものだった。速さ重視の文字は、のたうつ毛虫みたいだ。
2251私の秘密は、なんだか前よりずっと黄ばんで、貧乏くさくみえた。書き込みすぎて少し膨らんだノートをめくる。開きすぎで閉じ糸が緩んだページが、人間に降伏して腹を見せる間抜けな犬みたいだった。
そのページには、びっしりと埋め尽くすように文字の書き取りがしてある。端から端まで余白を残さないよう書かれているのは、真面目さの証明というより、周りの見えていない必死さからきていたものだった。速さ重視の文字は、のたうつ毛虫みたいだ。
azurem00n
DONEネロお誕生日おめでとうございます。日付変わる頃のシャイロックのバー(ゲストはオズ、フィガロ、ミスラ、ルチル)と、東の魔法使いでブランチ。
ネロ誕生日2022げっ。
そこに居並ぶ顔をみてすぐさま扉を閉めなかった自分を褒めたいような、後悔しているような。
「おや、いらっしゃい。ネロ」
どうぞ、お入りになって?とシャイロックに招かれてしまっては歩みを進めない訳にはいかない。
「ネロさーん」
ひょこりとミスラの影から顔を覗かせたルチルがこっちこっちと招くように手を振った。居並ぶ面子はカウンターにオズとフィガロ、ソファーにルチルとミスラ。北でこんな状況に遭遇しようものなら、すぐさま回れ右をして全力で逃げろ、という面子が揃っている。いくら賢者の魔法使いとなって彼らの違った側面を知ったところで、本能的な恐怖というのはなかなか拭い去れないもので、こういうときネロはいつだってどこか心が落ち着かない。
4923そこに居並ぶ顔をみてすぐさま扉を閉めなかった自分を褒めたいような、後悔しているような。
「おや、いらっしゃい。ネロ」
どうぞ、お入りになって?とシャイロックに招かれてしまっては歩みを進めない訳にはいかない。
「ネロさーん」
ひょこりとミスラの影から顔を覗かせたルチルがこっちこっちと招くように手を振った。居並ぶ面子はカウンターにオズとフィガロ、ソファーにルチルとミスラ。北でこんな状況に遭遇しようものなら、すぐさま回れ右をして全力で逃げろ、という面子が揃っている。いくら賢者の魔法使いとなって彼らの違った側面を知ったところで、本能的な恐怖というのはなかなか拭い去れないもので、こういうときネロはいつだってどこか心が落ち着かない。
jun_4109652
DOODLE大好きなはくとさん【@_hkt7e_】さんにルチルをやってもらえたのでもういっこわがままでジェットを書き足してイシュタルにしていい?!?って言ったら快諾してもらえたので!!!BIGLOVE 3かき揚げ
INFO8/28【GOOD COMIC CITY 28】賢者のマナスポット8【西3-H27b】ミスルチ新刊漫画『なんとなく』A5 / 32p
2周年イベストより、オズに敗北したミスラを心配したルチルが流星雨の中ミスラを探しに行く、原作の幕間のお話です。
通販 https://ec.toranoana.jp/joshi_r/ec/item/040031003307/ 8