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    ロット

    ichiri_72

    MOURNING35ヒバ(+15ヒバ)×25ツナのパラレルヒバツナ…
    の、頭と結末だけ書き上げて真ん中穴抜けのトンデモないやつ発掘してしまった…ので供養…?
    でも、ざっくりプロットのようなものあったからもしかしたら続き書けるかもしれないし書けないかもしれない…。
    15000字くらい書いてて、このまま破棄するの普通に勿体ないお化け出てくる。
    1週間の短い休暇その日、何の前触れもなくそれは起きた。暖かな春の陽気に誘われ、万年筆とサイン済みの書類などを片手にうたた寝をしていた沢田綱吉は突然、栗色の眼をパチリと開いた。数秒前の眠たげな様子と打って変わって、臨戦態勢を取った沢田は、懐の武器を手に取り、座り心地のよい椅子を蹴飛ばして、そこから一気に距離をとった。
    一連の動きは全て反射的なものだったが、さすがはドン・ボンゴレの超直感である。
    直後、ぼふん、と実に間抜けな音と、白い煙が室内に立ち込めた。
    珍しく平和だった、昼下がりのボンゴレ本部。その片隅の小部屋で突如発生した煙は、その音の間抜けさに反してとんでもない災厄の訪れを告げた。
    正しくは、『まだ断定はできないが、沢田の直感がこいつはきっと、とんでもないことが起こるだろうと告げている』状態である。直感というよりはむしろ、経験に基づいた瞬間的判断と言った方が良いかもしれない。
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    noa/ノア

    DONE[慕情&扶揺✈] パイロットAU。こちらは玄真航空の二人です。
    悪天候のフライトで扶揺が見た慕情機長とは―?
    慕情機長はどんなパイロットなんだろうなあと考えてみました。解釈違いだったらすみません。
     みんなは慕情機長のことを誤解している。
     扶揺は常々そう思っていた。
     玄真航空の社員たちの間での彼の評判といえば、操縦の腕はなかなかだが、という枕詞のあとに大抵、人づきあいは悪いし冷たいし自分のことしか考えていない――と、そう続く。
     確かに最初の二つについては、まあ完全に否定はできないかもしれない――扶揺も似たようなところがあるし嫌いではなかったが。
     だが最後の一つについては、大いに同意しかねるところだった。
    「おはよう、扶揺。久しぶりだな」
     フライト前のブリーフィングのために情報を調べていた扶揺は、コンピュータの画面から顔を上げた。
     やってきた慕情機長は、いつも通りぴしりと完璧にアイロンで折り目をつけたシャツに身を包み、喜怒哀楽のない表情で扶揺の横に立った。そんな慕情機長のあまりの隙のなさには、やたら緊張してしまうから嫌だとぼやく副操縦士仲間は多いが、扶揺は好きだった。冬の朝のきりりとした空気を吸った時のように身が引き締まる。フライト前にはありがたい。
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    ルーノ☽

    DONE組織宵之牙で受けた依頼
    赤いバクとは?

    オリヴァーとジャックが出会ったばかりの頃の話です。

    🌒🎪


    登場人物
    ロット(ジャックの上司)
    ジャック
    オリヴァー
    レルム
    赤い舞台で踊りましょう。🎲「ジャック。急に呼び出してすまなかったね、今回の調査の事だが…少々手こずっていてね…夜を使役する君に任せようと思うのだが、如何だろうか?」

    ジャックと呼ばれる怪異は調査課の課長だ。
    その上司であるロットは、ジャックへ仕事の資料を持ってきたのだった。

    🌒「構いませんよ。夢を食べるバクの怪異ですか、バクといえば悪夢を食べて同じ夢を見させない、と言うような良い印象がある怪異ですが...」

    バク。それは有名な怪異であり、噂が広がって個ではなく種族となった怪異達だ。
    どの個体も性格に難があり非常にタチが悪いと言われている。
    手に取った資料には、問題のあるバクの事が詳細に書かれていた。

    🎲「ふむ、そのバクのことだが、問題は悪夢を食べることだけではなく...人が見ている吉夢や記憶までも喰らってしまう。と報告されている…このまま放って置く訳にはゆくまい、本部の命令により保護か状況によっては処分という選択肢も視野に入れておかなければならないと、承知しておいてくれ。」
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