ローグ
すゆう
DOODLE勝手設定メモ(葉佩A)。ぼちぼち追加葉佩Aは無印なのでエピローグなし。
傷跡ありのこともあり自室に勝手に組み立て式シャワーを持ち込んでいる。
学生寮のため火事の危険のあるコンロや、シンク・トイレ・風呂のような水回りもなし。
それぞれ共用の食堂(自炊スペースあり)・トイレ・風呂を使用することになっている。
※その後學園案内などでキッチンスペースとトイレが書き込まれていることを知り驚愕した 3
==(だいよんのかべ)
DONEhttps://twitter.com/dai4kabe/status/1500817308591161344の続き『エピローグ・きみたちとみる星の夢』
※現パロでアイドルで幼少期からの幼なじみで結婚したふたりのその後の話
※軽度の妊娠描写あり
x_spr1
SPUR ME2022/03/06 21日の新刊予定だった漫画、絶対間に合わねぇ…ってことで全然違う内容の小説にします。現パロ大学生ルルスザ(付き合ってない)の同居短編集の予定です。尻叩きにプロローグ。まだ推敲してないんですが、蛇足が多いので本になるときはだいぶ変わると思います。おはよう、おやすみ、いってきます すっかり明るい空を見て、夏が近いなとスザクは思う。
午前五時三十分。起床時刻にしては少々早いが、スザクにとってはいつものことだ。幼い頃、懇意にしてもらっていた武道教室の師匠の元で生活をしていた時期があり、そのときにすっかり身についた癖のようなものである。目覚ましがなくても、夜のどれだけ遅い時間に就寝したとしても、身体は目覚めの時間をしっかりと覚えているらしい。……引っ越し祝いにと師匠からもらった目覚まし時計は、結局今日も役目を与えられぬまま、かちかちと針の動きを進めているだけだ。
ううん、と腕を大きく伸ばして、スザクは洗面所へと向かった。
スザクが住んでいるのは、通っている大学から徒歩で十五分ほどのマンションである。キッチンにトイレ、風呂、洗面所があり、さらに六畳ほどのフローリングの部屋が三つ。駅から近くはないとはいえ、大学生が住むには贅沢すぎる物件だ。自身のアルバイト代のみで生活費や授業料をまかなっているスザクに、普通であればこんな部屋を借りる余裕などない。
5969午前五時三十分。起床時刻にしては少々早いが、スザクにとってはいつものことだ。幼い頃、懇意にしてもらっていた武道教室の師匠の元で生活をしていた時期があり、そのときにすっかり身についた癖のようなものである。目覚ましがなくても、夜のどれだけ遅い時間に就寝したとしても、身体は目覚めの時間をしっかりと覚えているらしい。……引っ越し祝いにと師匠からもらった目覚まし時計は、結局今日も役目を与えられぬまま、かちかちと針の動きを進めているだけだ。
ううん、と腕を大きく伸ばして、スザクは洗面所へと向かった。
スザクが住んでいるのは、通っている大学から徒歩で十五分ほどのマンションである。キッチンにトイレ、風呂、洗面所があり、さらに六畳ほどのフローリングの部屋が三つ。駅から近くはないとはいえ、大学生が住むには贅沢すぎる物件だ。自身のアルバイト代のみで生活費や授業料をまかなっているスザクに、普通であればこんな部屋を借りる余裕などない。
shiraseee
DONEカジノを経営するオーナー兼ディーラーの茨が、ある日やってきたハイローラーに勝負をもちかけられるおはなし。プロローグのような、とにかくここから始めたいというものでした。※舞台となるカジノのこと、ゲームのルール等調べてはいますが素人知識によるものです。なんでも大丈夫な方向けです。年齢操作(登場する人物は全員成人済み)。メインは凪茨ですが、コズプロ勢が多く出ます※
富豪×ディーラー 1────────
「……ゲームに勝つことが出来たら、このカジノと君を買いたい」
界隈でNo. 1の売り上げを誇る豪華絢爛、国の地下に深く根付く煌びやかな当カジノ。
今宵のお客様は、こちらの美しきハイローラー。
その見る者全てを射抜きそうな鋭い琥珀色の眼差し。揺れる白銀の髪に誘われ、場にいる全員が目で追ってしまう凛々しい立ち姿。
端正だが起伏が少なく読み取りにくい表情は、時折ふと浮かぶ妖艶な笑みに惹かれる。
この人は間違いなく強者の部類だ、それも最上級の。
ここへやってきた時から周囲をその端麗な見目でざわつかせ、そう感じさせる強いオーラを持つこの客は。しかし何を思い上がっているのか、カジノのオーナーであり最も勝率のあるディーラーの自分に対して強気な発言。
711「……ゲームに勝つことが出来たら、このカジノと君を買いたい」
界隈でNo. 1の売り上げを誇る豪華絢爛、国の地下に深く根付く煌びやかな当カジノ。
今宵のお客様は、こちらの美しきハイローラー。
その見る者全てを射抜きそうな鋭い琥珀色の眼差し。揺れる白銀の髪に誘われ、場にいる全員が目で追ってしまう凛々しい立ち姿。
端正だが起伏が少なく読み取りにくい表情は、時折ふと浮かぶ妖艶な笑みに惹かれる。
この人は間違いなく強者の部類だ、それも最上級の。
ここへやってきた時から周囲をその端麗な見目でざわつかせ、そう感じさせる強いオーラを持つこの客は。しかし何を思い上がっているのか、カジノのオーナーであり最も勝率のあるディーラーの自分に対して強気な発言。
わかば
DOODLE勧められててぼちぼち読んでたが、突如火がついて最終巻まで完走したアシガール(^^)渡瀬さんと坊主ズが描きたくてらくがきした…
唯ちゃんのモノローグめちゃくちゃわらったww
R4.2.××
log_oxp
DONEサンジくん誕にかこつけて書いたSS🎂・全部海賊軸キラゾ前提
・捏造過多
①ワノ国宴での話、🌷から見た🕒の料理と🌐の料理
②🕒と🌐に「ご飯まだー」って駄々こねる船長たち
③「マリモのどこが良かったんだ?」と🌐に聞く🕒
④船長たちから料理器具を誕生日プレゼントされる🕒と🌐
⑤🌷と🌐のロールキャベツについての思い出話を聞く🕒
⑥ローグタウンの女の子達の会話文 18
nanase92598188
MAIKINGpixiv投稿と思ったけどネタ吐きだしなのでポイピクに投下しようと思います。よろしくお願いします。エドセツ本編後の物語。
これはαエドガー×Ωセッツァーの話になります。
まずはプロローグ的なやりとりを。
『砂漠の止まり木(仮)』それはゲーム終了から二年後の話。
セッツァーさんは賭博場を備えたBJ号からファルコン号に乗り換えになったのもあって、ギャンブラーという肩書を一部変更し物資の運び屋として世界を駆けまわっていた。
さすが世界最速の飛空艇ファルコン。肌に触れる風の強さに当時の情熱を思い出しつつ世界復興のためセッツァーは日々を過ごしていた。(そこら辺は平和な世界にならねーと本来の仕事※富裕層からの賭け事やヘタすりゃ命をかけた勝負、ができねーから仕方ないって感じかな。決して慈善事業してるんじゃないんだからねっ…的なツンデレ的感覚になってそう・笑)
そんな日々世界を飛び回っていたある日のこと。フィガロの国王であるエドガーから呼び出しがかかる。大体は仕事の依頼として会っていたが、たまに元戦友兼身体の関係を結んだ間柄でもあり、友人としての付き合いも続けていた。少なくともセッツァーの中ではエドガーは旅メンバーの中では大分気の置けない存在になっていた。(※ただしこの時点ではそういう大人な関係は解消してます)
3574セッツァーさんは賭博場を備えたBJ号からファルコン号に乗り換えになったのもあって、ギャンブラーという肩書を一部変更し物資の運び屋として世界を駆けまわっていた。
さすが世界最速の飛空艇ファルコン。肌に触れる風の強さに当時の情熱を思い出しつつ世界復興のためセッツァーは日々を過ごしていた。(そこら辺は平和な世界にならねーと本来の仕事※富裕層からの賭け事やヘタすりゃ命をかけた勝負、ができねーから仕方ないって感じかな。決して慈善事業してるんじゃないんだからねっ…的なツンデレ的感覚になってそう・笑)
そんな日々世界を飛び回っていたある日のこと。フィガロの国王であるエドガーから呼び出しがかかる。大体は仕事の依頼として会っていたが、たまに元戦友兼身体の関係を結んだ間柄でもあり、友人としての付き合いも続けていた。少なくともセッツァーの中ではエドガーは旅メンバーの中では大分気の置けない存在になっていた。(※ただしこの時点ではそういう大人な関係は解消してます)
あずみ
PROGRESS2/28進捗 回想①と②、結局同時進行しないとバランスがとれないと気付いたのでページ増…。①はゲ目線、②は千目線からのモノローグ。どちらも石化前の「終わる世界~」を軸に、前後に1本ずつ挟む予定。まだまだまっちろで薄っすらしか絵が見えてないので…どうなるかは進んでみないとわからないけどとりあえずメモ。トシ子宇宙へ
PAST学パロ6話(最終話)1~5p1週間以上お休みしてましたが2月中に終わらせたいので連載再開です
こっからはエピローグなので新展開はなかったりしますがついでに見てやってもいいよって方はお付き合いくださいm(_ _)m 5
698xx
SPOILERエピローグネタのおーびさんとひなわさんのおまんが!こう言う会話があってほし〜〜〜!!!っていう願望……(髪型とか捏造です…見えないけど20年後くらいのイメージ…※エピローグラストの5年前) 3aneniwa
DONEポメハン♀のエピローグ、アヤメさん視点あれから数年後の話
ピィィ―――
高い鳴き声が響き、銀色の髪の女は木々の隙間から空を見上げた。視線の先から舞い降りる一つの影を認め、ほんの少しだけ目元を弛める。
「ん……アイツか」
差し伸べた腕に、橙色の丸々とした鳥が愛らしい見た目にそぐわない鋭い爪と握力で掴みかかる。小手の上なので痛みは無い。ククウ、と喉を鳴らして、アヤメの頬に頭を擦り付けることで、フクズクは親愛と恭順を示した。
「連れてきていいよ」
賢い猛禽は、掛けられた言葉を理解した。首を伸び縮みさせながら主人のいる方角を見つめ、足踏みして身体をぐっと沈める。アヤメがタイミングを合わせて腕を跳ね上げた、その力も利用して力強く飛び立ち、一度も羽音を立てないままあっという間に見えなくなった。
3649高い鳴き声が響き、銀色の髪の女は木々の隙間から空を見上げた。視線の先から舞い降りる一つの影を認め、ほんの少しだけ目元を弛める。
「ん……アイツか」
差し伸べた腕に、橙色の丸々とした鳥が愛らしい見た目にそぐわない鋭い爪と握力で掴みかかる。小手の上なので痛みは無い。ククウ、と喉を鳴らして、アヤメの頬に頭を擦り付けることで、フクズクは親愛と恭順を示した。
「連れてきていいよ」
賢い猛禽は、掛けられた言葉を理解した。首を伸び縮みさせながら主人のいる方角を見つめ、足踏みして身体をぐっと沈める。アヤメがタイミングを合わせて腕を跳ね上げた、その力も利用して力強く飛び立ち、一度も羽音を立てないままあっという間に見えなくなった。
YH1ah
PROGRESS共依存ドちゃのモノローグ。最後まで書くかはわからん。
独白 ロナルドくんのことを、本当に、すきになってしまった。
私が好きだと、私が離れて行かないか不安で仕方がないと泣く彼が、馬鹿みたいで、情けなくて、可愛くて、彼が私に飽きるまでの間だけ、安心させてあげようと思って、関係性に名前を付けた。こんなのは一時の気の迷いで、若い彼はいつかちゃんと好きな人を見つけて、その人の元へ行くはずだ。だからそれまでの間だけ、彼が私に恋をしていると勘違いしているその間だけ、彼の腕の中に収まることにした。幸い私も彼のことは嫌いじゃなかったし、一緒にいて楽しいし、できれば彼にも幸福でいてもらいたい。だから今だけ、この恋人ごっこは今だけ、のつもりだったのだけれど。
気づけば彼に絆されていた。勘違いと呼ぶには熱すぎるあの感情。殴りつけられるような想い。一部の隙もなく愛されて埋め尽くされて愛で窒息しそうになる日々。自由とは程遠い、愛で窒息しそうな日々。自由を愛してやまない筈の私が愛した男は、私から自由を奪った。いや、違う、自ら手放したのだ。彼は別に私を拘束しているわけでも監禁している訳でもない。今私がここにいるのは完全な私の意思。君と一緒にいたい。君を不安にさせたくない。君にはずっと笑っていて欲しい、なんて柄にもないことを真剣に思う。
917私が好きだと、私が離れて行かないか不安で仕方がないと泣く彼が、馬鹿みたいで、情けなくて、可愛くて、彼が私に飽きるまでの間だけ、安心させてあげようと思って、関係性に名前を付けた。こんなのは一時の気の迷いで、若い彼はいつかちゃんと好きな人を見つけて、その人の元へ行くはずだ。だからそれまでの間だけ、彼が私に恋をしていると勘違いしているその間だけ、彼の腕の中に収まることにした。幸い私も彼のことは嫌いじゃなかったし、一緒にいて楽しいし、できれば彼にも幸福でいてもらいたい。だから今だけ、この恋人ごっこは今だけ、のつもりだったのだけれど。
気づけば彼に絆されていた。勘違いと呼ぶには熱すぎるあの感情。殴りつけられるような想い。一部の隙もなく愛されて埋め尽くされて愛で窒息しそうになる日々。自由とは程遠い、愛で窒息しそうな日々。自由を愛してやまない筈の私が愛した男は、私から自由を奪った。いや、違う、自ら手放したのだ。彼は別に私を拘束しているわけでも監禁している訳でもない。今私がここにいるのは完全な私の意思。君と一緒にいたい。君を不安にさせたくない。君にはずっと笑っていて欲しい、なんて柄にもないことを真剣に思う。
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SPOILERユビキリロンパと言う創作論破企画のネタバレを含みます。プロローグでの、柊木翠視点
後悔に囚われ、無知は罪なり知らない場所に来て、殺し合いをしろだなんて言われて、やくそくのはなしを持ってこられて、
なんでこんな…………
「憂くんッ!!!」
なんでどうしてこんな、なんで憂くんなの?僕?私。なんでどうして。なんで、わたしからうばってくの
わたしに、血塗れの番傘が押しあたる。それで、しねるなら、憂く
「1人減りましたがゲームに支障はありません。…もう1人くらい死んだって良いんですよ?」
そんなセリフを吐いて私から離れてく。
幸ちゃん達が私に駆け寄ってくる。なんで、そんな、憂くんのばか
音が止まったように聞こえなくて、聞こえたのは
「ついでですし死体処理をしてきます。是非ここでゆーっくり、幻中くんの死を嘆いていて下さい。
それが終わったらエレベーター前に来てくださいね、貴方達の部屋を案内しますから」
460なんでこんな…………
「憂くんッ!!!」
なんでどうしてこんな、なんで憂くんなの?僕?私。なんでどうして。なんで、わたしからうばってくの
わたしに、血塗れの番傘が押しあたる。それで、しねるなら、憂く
「1人減りましたがゲームに支障はありません。…もう1人くらい死んだって良いんですよ?」
そんなセリフを吐いて私から離れてく。
幸ちゃん達が私に駆け寄ってくる。なんで、そんな、憂くんのばか
音が止まったように聞こえなくて、聞こえたのは
「ついでですし死体処理をしてきます。是非ここでゆーっくり、幻中くんの死を嘆いていて下さい。
それが終わったらエレベーター前に来てくださいね、貴方達の部屋を案内しますから」
jjuughiug
MOURNING1ページ目が全てですヴァカさんとすけべできそうな雰囲気になるけど別にできなかった話
普通に汚い
ちなみに最後ページのモノローグは最初「ちょっと泣いて抜いた」にするつもりでした(最低かと思って変えた) 10
702_ay
PROGRESS<2/3 帳の中の誕生日会>3/21 俺達最強2(春コミ)発行予定の転生パロ(記憶あり×記憶なし)本(R18)のプロローグです。
校正前のため発行時には大幅な加筆修正が入ることになると思います。
――五条君、知ってるかい? 自分の物語を楽しめるのは自分だけなんだよ
そう言って笑っていた男は、今、自分のそばにいない。
「……」
唐突に目が覚めた。睡眠と覚醒の中間というものは存在せず、目を開けた瞬間から様々な情報が一斉に頭の中に流れ込んでくる。布団の柔らかさに、今日の天気や気温。窓の向こう側からの騒音。最後は部屋の匂い。あと味覚もあれば、五感のすべてを使用した情報になったのだろうが、残念ながら起き抜けに味覚を感じることは難しいだろう。それでも、味覚以外のすべてを一瞬にして判断することができるくらい、はっきりとした目覚めだった。
目の前の白い天井が、息遣いに合わせてゆっくりと揺れる。ようやくじっとりと寝汗をかいていることを自覚した。部屋の中の空気はぴくりとも動かず、どことなく重いせいだろうか。だが。
11893そう言って笑っていた男は、今、自分のそばにいない。
「……」
唐突に目が覚めた。睡眠と覚醒の中間というものは存在せず、目を開けた瞬間から様々な情報が一斉に頭の中に流れ込んでくる。布団の柔らかさに、今日の天気や気温。窓の向こう側からの騒音。最後は部屋の匂い。あと味覚もあれば、五感のすべてを使用した情報になったのだろうが、残念ながら起き抜けに味覚を感じることは難しいだろう。それでも、味覚以外のすべてを一瞬にして判断することができるくらい、はっきりとした目覚めだった。
目の前の白い天井が、息遣いに合わせてゆっくりと揺れる。ようやくじっとりと寝汗をかいていることを自覚した。部屋の中の空気はぴくりとも動かず、どことなく重いせいだろうか。だが。
117p_
SPUR ME嫌なことが重なって参ってる北村を雨彦さんがとことん甘やかす話。続きのR18とエピローグは完成次第pixivに投げます
雨彦さん無理矢理してるように見えるけどちゃんと意味があるし愛もあります……そういう描写苦手な人はご注意
雨想(途中まで) なんだかすごく、疲れたなー。
午前中に大学で単位のかかったテストを二科目分こなした後、午後一番に入っていた撮影に向かった。共演者同士のちょっとしたトラブルで撮影が無駄に長引いて、そのせいで次の仕事に遅刻をしてしまった。その遅刻だって本当は僕のせいじゃなかったのに、運の悪いことにその現場を仕切る有名司会者は僕のような若手を好まない人で、何かにつけてねちねちと一見わかりづらい嫌がらせをしてくる。勿論ただそれを受け止めるだけでは生きていけないと分かってはいた。僕の理念と反すると分かっていても、上下関係に厳しいこの業界で言っていいことといけない事があるくらいはちゃんと知っている。
笑顔の仮面の下でぐつぐつと沸き上がる感情を押し殺し、ようやく仕事が終わったかと帰路につくため駅に向かえば人身事故で電車が遅延していると来た。もう半刻ほどで日付が変わる時間だと言うのに、後何時間待ちぼうけになるのだろう。はぁ、と大きくため息を着きそうになって、人の目がある場所だということを思い出しどうにか堪える。まだ、誰かに見られているかもしれない場所でイメージを下げるような行動だけはしたくなかった。
4685午前中に大学で単位のかかったテストを二科目分こなした後、午後一番に入っていた撮影に向かった。共演者同士のちょっとしたトラブルで撮影が無駄に長引いて、そのせいで次の仕事に遅刻をしてしまった。その遅刻だって本当は僕のせいじゃなかったのに、運の悪いことにその現場を仕切る有名司会者は僕のような若手を好まない人で、何かにつけてねちねちと一見わかりづらい嫌がらせをしてくる。勿論ただそれを受け止めるだけでは生きていけないと分かってはいた。僕の理念と反すると分かっていても、上下関係に厳しいこの業界で言っていいことといけない事があるくらいはちゃんと知っている。
笑顔の仮面の下でぐつぐつと沸き上がる感情を押し殺し、ようやく仕事が終わったかと帰路につくため駅に向かえば人身事故で電車が遅延していると来た。もう半刻ほどで日付が変わる時間だと言うのに、後何時間待ちぼうけになるのだろう。はぁ、と大きくため息を着きそうになって、人の目がある場所だということを思い出しどうにか堪える。まだ、誰かに見られているかもしれない場所でイメージを下げるような行動だけはしたくなかった。
arito
DONE北師弟短編集▼子オズを年長者組で育てる話
「愛を紡ぐ」
28P / 北師弟4人 / ※CP無し / プロローグ的な..
※流血・暴力表現、捏造注意
※匙vol.80の北師弟対談のフィガロの口調をふんわり参考にしています
なんでもOKの方推薦 28
34bleu
MOURNING令嬢石田くんプロローグ「結婚が決まったんだ」
春のはじまりの風が、大きな白い格子の窓から吹き込んでいた。その窓を背に、お気に入りの本をぱたりと閉じたこの部屋の主は、まるで世間話をするかのように告げた。
「……え?」
窓の外の若葉がさわさわと揺れる。午前の太陽の光が、優しい木漏れ日となって部屋の中を満たした。
なのに、突然極夜が訪れたように目の前が暗くなるのを感じて、黒崎一護は一歩も動けなくなった。
「五月にはこの家を出ることになると思う」
淡々と話す姿には結婚の歓びも、悲哀も感じられない。街に出かけるだけのような雰囲気だった。
「……相手は、誰ですか?」
喉がはりついて、声が掠れる。周りに誰もいない時は敬語ではなくて良いという約束だった。十年間そういう風にやってきて初めて、一護は誰もいないのに丁寧に尋ねた。
1041春のはじまりの風が、大きな白い格子の窓から吹き込んでいた。その窓を背に、お気に入りの本をぱたりと閉じたこの部屋の主は、まるで世間話をするかのように告げた。
「……え?」
窓の外の若葉がさわさわと揺れる。午前の太陽の光が、優しい木漏れ日となって部屋の中を満たした。
なのに、突然極夜が訪れたように目の前が暗くなるのを感じて、黒崎一護は一歩も動けなくなった。
「五月にはこの家を出ることになると思う」
淡々と話す姿には結婚の歓びも、悲哀も感じられない。街に出かけるだけのような雰囲気だった。
「……相手は、誰ですか?」
喉がはりついて、声が掠れる。周りに誰もいない時は敬語ではなくて良いという約束だった。十年間そういう風にやってきて初めて、一護は誰もいないのに丁寧に尋ねた。
わたがし大動脈ラメラメ
DONEガミイル転生ネタシリーズ「終の棲家で二人きり」
の再編プロローグ
それは春のことだった 日差しが柔らかな昼下がり、イルセはベランダに立ち、吹き抜ける風に身をゆだねて外を眺めていた。
この町に来るのはこれで二度目だ。一度目は内見で、今回は引っ越し。これからはここが帰る場所なのだと思うと、少し不思議な気分だった。今まで生まれ育った町を出て暮らしたことがなかったし、そんな機会はないと思っていた。それで良いと思っていたのに、新天地へとやってきて新たな生活が始まろうとしている。
「なんだか、夢みたい」
「……うっとりしてる所悪いけどな、あんまぼんやりしてると風邪引くぜ」
そう言って来るのはイルセの婚約者のガミジンだった。彼は彼女の肩に自分の上着を掛け、隣に立つ。
「風が気持ちよかったから、つい」
「日も出てて温いが、それでもまだ春だ。すぐ寒くなる。また病院に行くのは嫌だろ」
1046この町に来るのはこれで二度目だ。一度目は内見で、今回は引っ越し。これからはここが帰る場所なのだと思うと、少し不思議な気分だった。今まで生まれ育った町を出て暮らしたことがなかったし、そんな機会はないと思っていた。それで良いと思っていたのに、新天地へとやってきて新たな生活が始まろうとしている。
「なんだか、夢みたい」
「……うっとりしてる所悪いけどな、あんまぼんやりしてると風邪引くぜ」
そう言って来るのはイルセの婚約者のガミジンだった。彼は彼女の肩に自分の上着を掛け、隣に立つ。
「風が気持ちよかったから、つい」
「日も出てて温いが、それでもまだ春だ。すぐ寒くなる。また病院に行くのは嫌だろ」
にく。
DOODLE22.1.16今更だけど年末のじぇらさんの全曲鮒曲ライブすごく良かった。じぇらさんの曲で振り返る鮒の歴史+取り卸しのかずき君とみなしろ君のモノローグまでついて…豪華…どの曲も大好きすぎて…はよBD出して…
day1でも思ったけど「FOR~…S」…改めて聞くとビヨのかずき君まんまこれだったんだな…天地から変わらない…って今さら辛くなってた…かずき君…(恐れ多くも歌詞お借りしました) 2
榾(ほた)
SPOILERトンエミ傀逅まんが2本のつづきです※未来捏造クロスオーバー二次創作
※傀逅・バイバイサマーデイズ・沼男は誰だ それぞれのシナリオネタバレあり
過去に描いたバイサマまんがとも内容リンクしています↓
https://www.pixiv.net/artworks/90774715
後日エピローグと併せて支部にまとめます 7
maru
DOODLE先日お題箱入れて下さったりありがたいお言葉添えて下さったりー🙏✨💕凄い滾ったし絵から物語生まれそうな感じが嬉しくてニヤつき止まらなかったです😍で試行錯誤?でちょっと強引に二枚絵くっつけてお2人程のを合わせてみたりしたんだけど入れてみたあと、あ、モノローグって心の声…台詞にしてる私…そしてありがちな感じの絵になって恥ずかしい…💦やー難しい!精進します…ありがとうございましたー😂💕 2siosioaaa
DOODLEここから短編まとめにするかもしれない最終的にシリアスな🐹🔧のプロローグ
夢の続きが見たいのはまっさらな空間に、ただひとつだけ絵本が置かれている。
「それは、アンタ達の行く末を書き連ねた絶対的なシナリオよ。」
軽薄そうな女の声がどこからか問いかけた。まるで監視でもしているかのようにその声は男を嘲笑う。
「シナリオ、ってなんだよ」
「私様には先輩達の行動全てがお見通しなの。予想した通りに事は運んでいく…絶望的でしょう?」
威嚇するような声色の彼の質問は楽しげな少女の笑い声に遮られる。自分を認識していながら噛み合わせようとしない会話に苛立って男は舌打ちした。
「ねぇ、左右田センパイ。このままだとアンタ達みんなこの島に…プログラムに残り続けることになるけど本当にそれでいいわけ?今なら私様のご好意で全員生き返らせることもできるんだ、け、ど?」
2681「それは、アンタ達の行く末を書き連ねた絶対的なシナリオよ。」
軽薄そうな女の声がどこからか問いかけた。まるで監視でもしているかのようにその声は男を嘲笑う。
「シナリオ、ってなんだよ」
「私様には先輩達の行動全てがお見通しなの。予想した通りに事は運んでいく…絶望的でしょう?」
威嚇するような声色の彼の質問は楽しげな少女の笑い声に遮られる。自分を認識していながら噛み合わせようとしない会話に苛立って男は舌打ちした。
「ねぇ、左右田センパイ。このままだとアンタ達みんなこの島に…プログラムに残り続けることになるけど本当にそれでいいわけ?今なら私様のご好意で全員生き返らせることもできるんだ、け、ど?」
misaka_akari
DOODLE鍾タルプロローグ
神様の忘れた契約の話・1「指切りって知ってる?」
何の話の流れだったか、それとも、ふと何かを思い出したのか、そう訊ねてきたタルタリヤに何と返したかはよく覚えていないが、彼は童謡のようなリズムに乗せて「指切りの歌」なるものを歌ってみせた。
「旅人がどこかで仕入れてきた歌なんだよ」
稲妻だったかなと言いつつ、食材を箸で綺麗に掴んで口元に運ぶ。それはみずみずしい緑の野菜だった気がするし、よく煮込まれた鶏肉だった気もする。何しろ重要なのは彼の口に放り込まれて、ゆるゆると身体に溶け込んでいく食べ物ではなくて、彼がそれを箸で上手に食べてみたことにある。
「随分上手くなったものだな」
箸を手にした当初は子供よりも下手だったものだから、負けず嫌いのきらいのあるタルタリヤはそれはもう真剣に練習に取り組んでいた。その努力が実を結んだ姿を眺めているのは、他人事であるのにどこか誇らしく感じる。
1110何の話の流れだったか、それとも、ふと何かを思い出したのか、そう訊ねてきたタルタリヤに何と返したかはよく覚えていないが、彼は童謡のようなリズムに乗せて「指切りの歌」なるものを歌ってみせた。
「旅人がどこかで仕入れてきた歌なんだよ」
稲妻だったかなと言いつつ、食材を箸で綺麗に掴んで口元に運ぶ。それはみずみずしい緑の野菜だった気がするし、よく煮込まれた鶏肉だった気もする。何しろ重要なのは彼の口に放り込まれて、ゆるゆると身体に溶け込んでいく食べ物ではなくて、彼がそれを箸で上手に食べてみたことにある。
「随分上手くなったものだな」
箸を手にした当初は子供よりも下手だったものだから、負けず嫌いのきらいのあるタルタリヤはそれはもう真剣に練習に取り組んでいた。その努力が実を結んだ姿を眺めているのは、他人事であるのにどこか誇らしく感じる。
shian1224
Deep Desire神と悪魔の話。プロローグ。神と悪魔「これで大丈夫でしょうか…」
自信なさげであったが、理想は完成した。
少女はくるりと振り返る。その長い髪は、持ち主の少女を包み込んでさらりと溶けた。
「大丈夫ですよ。何も心配することはありません。貴方なのですから。」
跪いて、もうひとりの少女は答えた。
「もう、そんなにかしこまらないでください。なんだか恥ずかしいです。」
黒いローブの少女がそう言うと、跪いた少女は顔を伏せてぎゅっと表情を強張らせた。顔は赤く、口からうぅ…と高い声が漏れた。
「…それではアリス、頼みましたよ。……私はここで戦いますから」
「はい。」
アリス、と呼ばれた少女は立ち上がった。
そして、一礼して部屋を後にした。
残された黒いローブの少女は、魔法陣に指を添えた。
435自信なさげであったが、理想は完成した。
少女はくるりと振り返る。その長い髪は、持ち主の少女を包み込んでさらりと溶けた。
「大丈夫ですよ。何も心配することはありません。貴方なのですから。」
跪いて、もうひとりの少女は答えた。
「もう、そんなにかしこまらないでください。なんだか恥ずかしいです。」
黒いローブの少女がそう言うと、跪いた少女は顔を伏せてぎゅっと表情を強張らせた。顔は赤く、口からうぅ…と高い声が漏れた。
「…それではアリス、頼みましたよ。……私はここで戦いますから」
「はい。」
アリス、と呼ばれた少女は立ち上がった。
そして、一礼して部屋を後にした。
残された黒いローブの少女は、魔法陣に指を添えた。