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    ローグ

    narakaeru

    DOODLE自分だけが楽しい架空まじん任務。🌱メインで出自と願いを追っていく感じの内容なので捏造設定もりもりです。
    特にカップリング要素はなく、五部構成の予定。

    第一章 物語る言葉
    第二章 黙する言葉
    第三章 律する言葉
    第四章 巡る言葉 ←イマココ
    エピローグ
    語る世界、遥かなる沈黙〜第四章 巡る言葉〜

     あれから一週間が経ち、スメールには以前と同じ平穏が戻ってきた。そもそも魔神の一件は緘口令が敷かれていたので当たり前ではあるけれど、パイモンやコレイとシティを見て回る間、おかしな噂が流れていることもない。誘拐事件に端を発した噂についても子供達をどんな形であれ家に帰し、関係者を逮捕したこともあってかすっかり下火になっていた。
     ただ、人の口に戸は立てられないもので、「新進気鋭の建築デザイナーをビマリスタンで見かけた」だとか「書記官が代理の者になっていた」だとか、部分的な真実はまことしやかに囁かれているようだった。
    「でも信じられないよね。あのアルハイゼンさんが大怪我なんて」
     コレイが受けた授業の課題については、『担当教官が入院した』という理由で単位が自動付与されることになったらしい。だから、彼女も詳細は知らないけれど彼が表に出てこられない状態であることは察していた。
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    hana

    DOODLE妖狐壬氏って聞いて出たイメージ

    まだまだ題字の欠片もないけど(⁠人⁠ ⁠•͈⁠ᴗ⁠•͈⁠)
    雰囲気だけ。
    妖狐壬氏のモノローグ兼プロローグ。
    頭の中起こしただけなので、色々とまちがいだらけ(^_^;)

    文中の男→壬氏
    少女→猫猫
    少女の側にいた妖狐→羅半、羅半兄、(あと一匹誰?)


    出来たてのイメージで、細かくは詰めてないけど、
    イメージしたのは壬猫の恋バナかな。
    妖狐壬氏と雪女猫猫の話そこは天空にあるヒトの入れない、隠された空間。
    どこまでも広がる若草色の草原。
    空は高く蒼くどこまでも続く。


    ヒトの侵入を阻むように断崖絶壁の高地であるこの地に。
    世を全てを創造したとされる[[rb:天御門 > あまのみかど]]が今も住むとされる、聖域である。
    聖域に入れるのは天御門に仕える、神獣と、天の御門の認めた限られたの妖のみ。


    数としては多いとされる狐の妖。
    繁栄を誇る妖狐の妖の一族。
    それが男がこの場所に出入りすることが出来る所以である。


    だが、男には他の狐の妖にはないものがある。
    男には尾が九つある。
    他の妖狐には尾は一つしかない。
    ただ一つ、妖狐の当主という例外を除いては。
    世代交代の時に生まれるとされる稀有なその姿を拝めるのは、世代交代を控えているという前触れ。
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