Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    一月

    ミノル

    MOURNINGノルン腐向け。BL。一朔一。(明らかに何回も致してる関係な設定)
    (だけど上下左右明言してないし書いてる人もふわっふわなのでどっちでも言えるかと思います)(朔ちゃんは受攻どっちでも何かあれば一月に斧も向けるし髪位引っ張ると思ってる)
    フォルダ漁ってたら出てきた+一応見れそうな文章だったので。NORN9の今でも好きなCPです。
    一朔一(腐向け文章) 朔ちゃんが最近えろい。
     してる時の仕草というか、行動が。してくれる事がいちいち艶っぽくて、俺はいちいちそれに翻弄されてる。
    「まったく、どこでそんな事覚えたんだか……」
     いいとこのお坊ちゃんの癖に……そう呟くと朔ちゃんは眉を寄せて俺の髪を引っ張った。
    「いっ でででででいたいいたい朔ちゃん抜ける! 抜けるから」
    「……帰れ」
     俺の髪から手を離した朔ちゃんは、ぽつりと言う。
    「え」
     どうも機嫌を損ねてしまったらしく、朔ちゃんは先ほど脱いだばかりの服を再び着出した。

     俺はどこが地雷だったのか分からず、上半身裸の状態でただただ狼狽していた。
    「えっ朔ちゃん 何? 俺なんか悪い事言った」
     素早く身なりを整えた朔ちゃんは、そこらに脱ぎ捨てた俺の服ごとぐいぐいと体を押してきた。
    807

    takamura_lmw

    DONE🎉ししさんお誕生日おめでとうございます🎉
    ししさんお誕生日のさめしし、もしくはししさめです。
    一月に書いたさめせんお誕生日SSの続きです。

    あなたのこれからの人生が、あなたにとって素晴らしいものでありますように。
    できれば長生きしてください…頼む…ギャンブルなんかやめろ…ワンへなんか行くな…
    「誕生日、おめでとう」『村雨、八月二十七日って空いてたりするか』
     恋人の声を聞いた途端、村雨礼二はいざという時の切り札に確保していた上司の弱みを、ここで行使することを決めた。空いた片手で猛然と上司にビジネスチャットを打ちながら、頭の中では担当の患者とそのタスクについて素早くチェックをかける。どうしても村雨でなければならない仕事はないはずだ。あのネタをちらつかせれば上司は確実に休みを寄越すだろう。
    「休みは取れる。どうした」
    『即答だな』
    「偶然ここのところ手が空いていてな」
     嘘だった。所属する医局もいわゆる「バイト」先も相応に多忙だ。だがそれを彼に悟らせるつもりはさらさらなかった。
     村雨がここまで即座に恋人の―――獅子神敬一の、願いとも言えないような言葉に応えたのは、彼の声になにか特別なものを感じたからだった。不安でも、歓喜でもない。怒りでもなく、愉楽でもない。ただどこか尋常でなく、特別なもの。絶対に逃してはならないなにか。ほとんど第六感のようなものだが、村雨はそういった感覚を重視する性質(たち)だった。
    7028