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    問題児

    むつき

    DONE丑年新年イベントストーリーのシンノウ先生と問題児くん。サモナー→→(←)シンノウ先生くらいのイメージ。
    お酌 朱塗りの椀や漆塗りの小皿はどれも下ろしたばかりとみえて、見事な艶を帯びている。何しろ改装したての旅館なのだ。建物に合わせ、新しく買い求められたのであろうことは察しがついた。器のそれぞれには贅と粋を凝らした料理がこまごまと盛られ、いかにも華やかな正月の風情を醸し出している。
     本来なら貴重な休日を堪能できる年末年始になるはずだったが、こんな贅沢な食事で饗されるのなら休日出勤も悪くはない。そんな膳を見下ろしているシンノウの目の前に、ふと影がさした。顔を上げる。そこには酒気漂う宴会場には似つかわしくない、学生服姿の少年が立っていた。
    「おや、問題児くんじゃないか」
     ギュウマオウに集められたアルバイトのメンバーたちの中には、彼を含め高校生が数人交じっていることはシンノウも知っていた。未成年たちは未成年たちだけで夕飯を済ませ、もう部屋に引き取って休んでいるか、広い大浴場を堪能しているはずだ。この大広間での宴会には酒も出すから、大人たちしか入れないようにしたと、ギュウマオウは言っていたというのに。
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    AstRaging

    DONENotドスケベな4.0のアラミゴ決戦からのIFストーリーです。ヒカセンとエメトセルクとゼノスと。ゼノスの口調が非常にふわふわですご注意下さい!!
    色々好きなもの詰め込んで辻褄が合うようにひねってたら過去最長になってしましました。しかもどこで分割して投稿したら良いかわからん問題児に。
    ゼノスの口調が難しすぎる+下書き置いてたKeepくんが度々PCとスマホで内容同期してくれないなど色々ありました。
    異聞ーCage蒼穹に莫大なエーテルと紅蓮の闘気が幾度も交錯し、ギラバニアに響き渡るような轟音を立てて激突していた。
    アラミゴ王宮陥落の危機の一報を受けて急行した帝国軍、後に続けと叫んでいた連合軍、ギラバニアの空を焼くような戦いに気付いた面々は固唾を呑んでそれを見上げていた。
    やがて空に閃光が1つ爆発するように広がり、2つの小さな影がアラミゴ王宮に墜ちていく。2つの影は柔らかな花畑の上で落下し、ほとんど同時によろめきながら立ち上がる。
    片や冒険者は光の加護で落下を持ちこたえたが、左肩から右脇腹に掛けては軽鎧を引き裂くような袈裟懸けの切り傷が走り、鮮血を垂れ流していた。
    片やゼノスは鎧の数ヶ所が砕け破片が突き刺さった箇所からは流血し、超越者故の異能で持ちこたえたが、立っている事が奇跡という状態だった。
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