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    回想

    ムーンストーン

    DONEダイの大冒険 ハドアバで現パロですがほとんど現代らしい所がでてこない。
    ハドラーとの出会いから別れを手紙で回想するアバンです。
    二人は転生して若干容姿も変わり、名前も変わりましたが出会った瞬間に最速で結ばれた設定(生かされていない)
    アバンの前世の善行のお陰と、種族差だの性別だの年の差だの細けーこたあいいんだよ障害は無くしたから後は自分で頑張れと人間の神様がハドラーの最後の祈りをくんでくれました。
    逝き去りし貴男へ貴男へ

    貴男に手紙を書くのは初めてですね。
    あの頃は手紙を書くのも届けるのも一苦労。
    便箋なんて中々売っていないし、書けたとしても送る手段が限られ相手のいる近くに行く用がある、信頼できる商人や旅人に託すしかない。
    その上長旅の途中で紛失したり商売の都合で渡すタイミングが遅れたり、返事は期待しない方が精神衛生上良い位。

    手紙に花言葉のような惹句をつけるとすれば「不確実」でしょうか。
    それでも人は手紙を書くのです。
    相手の為より自分の為に。

    そもそも貴男の場合長い間宛先、というか住処が分からなかったですし。
    私も修業の為に世界中を旅していましたからもし貴男が私に手紙を書いたとしても届けようが無かったと思えば…あぁ貴男は鏡にメッセージを書けましたね。
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    蟹SUN

    PAST現パロ悠脹。幼少期悠脹の回想、モブ(→?)脹、悠脹の三部構成です。
    ・職場の後輩モブ男の視点
    ・モブの活きが良い
    ・けんかみたいになって攻めも受けも泣く
    恋してめんどくさくなっちゃう攻めは可愛いしそれを包み込む受けは頼もしいですね
    どこにいたって迎えに行くよ ショッピングモール 迷子センター

    「うっ……う、うう……」
    「今ね『ゆうじくんが待ってますよ〜』ってみんなにお知らせしたからね。おうちの人が来てくれるまで、もう少し待ってようね?」
    「う゛う〜〜……に、にいちゃ、おにいちゃん……! ぅえっ」
     ソファに座って泣きじゃくる男の子がいた。『ゆうじ』と呼ばれたその子どもの耳には、穏やかな口調で宥める職員の声も届いていない様子だ。
     その日、その男の子──虎杖悠仁は三人の兄と共に郊外にある巨大なショッピングモールに来ていた。
     結論から言えば、はしゃぎすぎた悠仁は──一人はぐれた。幸い、彼はすぐに迷子センターで保護された。
     しかし、幼い子どもにとってこの世界は広すぎた。独りの時間は永遠とも思えた。兄たちのいない世界など想像したこともなかった。もう二度と会えないかもしれないとまで考える小さな心は押し潰され、その目からは涙が止まらなかった。
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