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    江戸時代

    ナナシ/ムメイ

    DOODLE夏だしそういえば一度も書いてない花火の話でもと思う→学年誌版とかにあるんだよな→五半にするか→……花火っていつから?→手持ち花火原型はもう少し遡れるけど打ち上げ花火は江戸時代からだよ!
    よし、細かいことは置いとこう!! この人のせいにしとけば大体許されるっしょ!!
    そうしてダラダラ書いてできたのがこちらなので細かいことは気にしない精神で。
    ■ 瞼の裏に残るもの「はや――じゃなかった、半蔵よぅ、おるかぁ!?」
    「なんじゃ……お主の声はよう通るから張り上げぬでも聞こえるわ」

    ひと足先に「兄」となった人物があまりに惜しむので、大きな戦も起きてはおらぬし良かろうと前髪を落とさぬまま元服したのはつい先日。
    いまだ慣れぬ新しい名を呼び間違いながらひょっこりと庭先に顔を出したその五右衛門に、縁側の障子を開け放ったまま書き物をしていた半蔵は顔を上げた。
    夏も盛りの日差しは強く、屋根に遮られて落ちる影を尚更濃く見せる。じいじいじわじわと蝉の声が庭に響き、時折吹き込む風が麻の着物の隙間から半蔵の肌に触れ、黒く長い髪を揺らした。
    度々服部家に顔を出す石川家の子息の姿には、服部家の者たちも慣れた様子で挨拶を交わしている。近頃は見る度に大きくなっているような気がする体躯の両腕に抱えた今日の土産はよく育った瓜がふたつみっつ。
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    げろ彦

    MEMO北斎漫画の感想です。
    走り書きしながら回ったので意味不明のところもあるかと思います
    ◆→作品タイトル
    〇→カットイラストのタイトル
    江戸時代の豆知識的なのをメモしてたりする。

    △→個人の感想、語彙力ZERO
    △日本の和紙すごい
    こんな何年も前に刷られた絵が残っている



    △デフォルメタッチがうますぎる


    △筆圧の強弱の味……



    ◆人物百態
    土蜘蛛の妖怪の絵
    1枚絵として完璧に魅せてくる


    〇辻放下(つじほうか)
    路上で曲芸を見せて銭を貰うストリートパフォーマー

    〇鳥追い(とりおい)
    正月に三味線を弾き歌を歌って門付けする女芸人


    〇すたすた坊主
    頭に鉢巻、腰にしめ縄 注連縄
    手に扇と錫杖を持って忙しい人のかわりにお参りに行く



    〇願人坊主(がんにんぼうず)
    人に変わって水垢離などをした


    △ただのスケッチじゃなくて、ちゃんと物語になってて、ユーモアがある

    〇連
    仲間と共に狂歌や俳諧を読む
    読んでない人は俯いとるのはなんで?
    怠くて寝てんのかな


    〇犀(さい)
    霊獣。キリンに似てる

    〇騶虞(すうぐ)
    白いトラの霊獣
    この時代虎は日本にいないから
    想像で描いてるから
    やっぱり他の動物より本物感は薄れている

    △猿も見たことない種類……
    マスコットキャラみたい

    〇鳥
    カメラがない時代なのに羽ばたいてる瞬間を描いてる

    〇野草
    え?この時代マスキング液とかないよね?
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    natuka_bl

    PROGRESS # 336オン飲み にて当日限定公開させていただいた
    猫又サと寺子屋教師ロの江戸時代パロのささろの
    冒頭のみのケツ叩きを恒久的に公開させていただいきます

    キャラの死亡描写
    キャラの妖怪化
    モブ沢山
    流血シーン
    完成形は成人向け
    n番煎じ

    イベ参加予定はないですが完成させたい中編故
    モチベが落ちてきたので……
    ───に、げろッ……! 逃げるんや……!

    視界が鮮やかな紅に染まっていく。降り続く雨に流されたそれは、地面いっぱいに広がって。
    そのくせ、その躑躅色はその鮮やかさを失い青く染まりつつあった。
    鋭い銀色が、またその躑躅色に突き立てられて。阻止したくても、その小さい体は周りの男達によって投げ飛ばされてしまう。

    ───だい、じょうぶ、や……お前ならっ……
    ───俺がいなくてもっ……俺、なんかが……

    違う。違う、違う。そう言いたいのに、口から出るのは場違いな甲高い泣き声だった。

    ───さ、さら……! はよう、逃げ

    絞り出すようなその声は。泣きそうに揺らぐその瞳は。無慈悲に振り下ろされた刃によって消えた。
    なんで、どうして。彼の名前を呼ぶその声は、やはり人ではないか弱い獣の声で。
    紅、青、銀。視界の中で様々な色が入り混じる中、しかしその色失せた躑躅色だけが嫌に鮮やかに映る。駆け寄るが、動かなくなったその色は既に事切れ冷たくなっていた。何度も何度も名前を呼ぶが、いつもその鳴き声に返してくれたはずの笑顔はそこになく、苦しそうに瞼を閉じた顔のまま動かない。できなかった、何も。もらった恩すらも 8778