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    漫才

    yuzuochu

    MAIKING人類が滅亡しかけの世界で生き残ったささがサイレンを鳴らすだけの街頭スピーカーからある日自分の漫才が流れ出して、どこから流れているか興味がわき旅をする終末さされ〜の話読みたいというネタ 時間を忘れた世界で毎日朝昼晩にサイレンが鳴るスピーカーから、その日サイレン以外の音が鳴った。それは自分がピン、コンビ、チームを組んだ時の3人の音源で日中ずっと流れている。音の出どころを調べるべく、思い思いに集落で過ごす人々から聞き込みをすることにした。
     行く先々であんたの声ずっと鳴ってんなぁって言われる。ほんまお騒がせしますわ〜、と言いながら久々に見る人の笑顔に元気もらったりして、集落をいくつも渡りながら手がかりを辿った先に、この音を流している手伝いをしている飴村に出会う。

     話を聞いてみると自分とは初対面だと言う。だけど情報では知っているらしい。自分は俺が知っている飴村ではなく、随分前に廃棄されていたのを無理矢理起こされて手伝わされているという。性格や感情は廃棄前にはなかったもので、自分を起こした奴がバックアップとっていて「嫌味言われるってわかって復元してるから物好きなヤツだよね、ボクといると仕事って雰囲気がでていいとか言ってさ勝手すぎるよ〜」と飴村はぷりぷり怒っている。
     懐かしさを覚えつつ予想が現実味を帯びてきて、雇用主に会いたいんやけど、と聞けば、どうしよっかな〜と言う姿 1783

    pypy_ym

    MOURNING夫婦漫才のはじまりについて考えてみたやつ。「前から聞きたかったんだけど、君たちのあの路線、どうやって決まったんだ?」
     心の底から疑問だといわんばかりの万理の声が、千と百の鼓膜を刺激する。あの路線、というとまあ間違いなく夫婦漫才ネタのことだろう。万理とやっていた時の千は間違ってもあんなネタに乗る人間ではなかった。それが百と組みはじめて、イケメンだとかダーリンだとか呼ばれて微笑むようになっている。
     千は意地悪くにやにや笑って万理を見据える。
    「万、僕たちが出てるテレビは全部見てたって豪語してなかったっけ?」
    「気付けばああなってたろ。裏話を聞きたいんだよ」
    「へぇ」
     ちらりと百に視線をやった千は、「あれって結局どっちなの?」と百に確認を取るような言葉を発し、百はうーん、と腕を組んで悩みはじめた。
    「原因はオレで、発破をかけたのがおかりん、って感じ? 最終的にゴーサインだしたのもおかりんだったじゃん。ユキが嫌ならやめるつもりだったけど、ユキは乗ってきたし」
    「僕とモモとおかりんの総意だよね」
     おかりん、Re:valeのマネージャーである岡崎凛人の名前が出て万理は目を瞬かせる。小鳥遊事務所のIDOLiSH7のマネージャー、小鳥 3088