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    さじろうろん

    DOODLEメイン台牧サブ台葬 現パロ

    1.文字数
    5000文字

    2.言わせる言葉
    「風邪を引いて目元がうるうるしててちょっと赤らんで弱ってる君が見れると聞いて!」

    3.登場させる小物
    冷たいもの

    4.仕草、行動
    耳打ち、内緒話
    風邪ひいた受けと看病する攻めの話! 恋人が屈強すぎて隙が無いとつねづね思っていましたので今回受け取ったメールを俺はまず三度見してからそれでも真偽がわからず甥っ子に画面を見せた。「これ詐欺かな?」と言って見せると甥っ子は我ながら整った顔をいかにもウワ、めんどくせえのきた、みたいな顔に歪めて(世の女子が見たら泣く)それでも優しい奴なので嫌々見てくれた。
     ソファに隣り合って座り、スマートフォンのメッセージアプリの画面上だと気づくやいなや甥は顔をばっと勢い良く上げて俺の顔をまじまじと見る。
    「これ、ほんとに僕が見ていいもの?」
     眉間に皺が寄っている。こちらがなんなく頷くと、抵抗感を示しながらも再度画面に目を落としていた。
     俺とウルフウッドだけが喋りあっているその画面では、短い一文が交互に投下されているだけなのだが。甥からすればたしかに恋人とやりとりしている部屋というものは、しかもそれが親類のものというのはどうにも目にしていいものではないと思うのかもしれない。
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    AshWednesday025

    DONE原作軸牧台WV戦後妄想。
    眠る前のひととき、義手を外したVさんにWが問いかける。

    支部で連載している戦後の時間軸のつもりですが、いつの時点でもいいかもしれない。
    でもVさんの髪は黒髪推奨。
    大墜落の真相をWに話す話は、支部の『方舟の行方』ご参照ください。
    支部:https://www.pixiv.net/users/576346
    連載4話目、明後日土曜日の夜あたりに支部を更新します。
    やわらかな羽根を抱くかいなのぬくもり 「おどれ、なんで『する』とき腕付けるん?」
    唐突な問いだった。
    「は…?」
    もう寝るかとなって、ベッドに潜り込んだあとだった。シャワーも浴びて着替えも終わったから、ヴァッシュは義手を外した。それを見てのウルフウッドの問いだった。
    「いつもはそうやって外して寝とるやん。その方が楽なんかなと」
    確かにいつもはそうして寝ているし、『その』時はつけている。
    「あ…いや…別に…深い意味は…」
    「意味ないんか」
    ほーん…軽くそういって、ウルフウッドは皴になった毛布を整え始めた。特に大きな意味もなく、ただの思い付きの質問だったのだろう。気にした風でもなく、ヴァッシュにかける毛布まで引っ張って、肩に回しかけてくれた。ウルフウッドと向かい合ってベッドに寝転んでいる。右腕が下になる体勢で、義手のない状態では毛布もうまく引き上げられない。不便は不便だが、つけているのも少し重いから、寝るときは外してしまっている。
    1981

    徳田ネギヲ

    DONE【ス夕八゛レ】ディメトリウスとセバスチャンの話 弊牧場主もでます
    とてもとても蛇足な気がする…でもなんとかこうならんかなこうであってほしいなっていう願望を込めました…二次創作ってオタクの願望でェ……
    これは幻覚です弊谷ではこうみたいなアレです何も正しくないです あと専門用語とか構成とかは軽く調べた程度の知識しかないんで間違ってたらスンマセ
    Comfort Zone1.Introduction

     ディメトリウスの胸は未来への輝かしい希望に満ちていた。「私たちはきっととても良い家族になる」、心からそう信じていた。
     もちろん、不安が全くのゼロだったわけではない。だからこそ、どうしたら新しい家族に自分を受け入れてもらえるかをよく考えたし、専門書も買って勉強した。そして根気と愛情さえあれば、どんな苦難だってきっと乗り越えられると信じていた。だってもう「家族」なのだから。そう、定義されたのだから。



    2. Literature Review

     結婚して三か月、ディメトリウスは未だかつてない難問に直面していた。

    「セバスチャン、大丈夫怖くないよ……、はあ……」

     この度伴侶となったロビンの連れ子、セバスチャンが、一向に自分に懐いてくれないのだ。今もまた、ロビンの陰に隠れるようにしながらこちらを窺っている。
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    soni_anokoro

    DOODLE3/19 誤認識描写や誤表現を修正(末尾に修正箇所を追加)&福田と植草のシーン等細かく追加しました


    仙道とりょなんの人々、とくにうおずみさん、田岡、越野。1%くらい牧さん。仙道の母親も出てきます。
    カプ要素なしですが、仙牧で物事を見ているので、そういう要素をうっすら感じるかもしれません
    また、教師による生徒への指導という名目のもと行われる暴力に関する描写が含まれています(田岡先生は手をあげません)。


    自分の考える仙道の感想をまとめたい、と去年漫画にする予定だったプロットですがずっと放置していたので形を変えました。
    【更新】ぼんやりとわからない男東京から神奈川へバスケットボールをするためにやって来た仙道彰という少年は、何処にいても目立つ存在だった。
    身長は自動販売機を超えて2mに近く、鳥のトサカのように立てられた髪型のせいで、高身長が余計に際立っていた。歩き方はゆったりとし、慌てて走る姿を部活動以外では見せなかった。眉毛と睫毛の濃い面長の顔は、すれ違った生徒が驚き振りむく程度には注目を浴びやすい顔立ちだった。口数は少ないが声は大きく、声変わりを終えた声色も他の生徒より幾分か低かったので、それに驚き黙る者もいた。
    初めて彼と遭遇すると、たいていの陵南生はその存在の大きさに気圧されたものだった。
    だが、仙道は他人に対して公平に接する生徒としても有名だった。男子生徒と女子生徒。優等生と不良。クラスの人気者とクラスのはみ出し者。クラスメイトとその他。彼は相手の立場によらず同じ対応をした。
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