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    皆無

    amazake_oisii

    PAST一氏が声変わりに怯える話 途中で力尽きたので変なとこで終わってるしそもそも文章力が皆無 多少捏造もしてます声が出ない、という自覚はあった。あったのだが、それは長引く花粉症であったり、あるいは季節の変わり目による扁桃腺の炎症によるものだと思っていた。とはいえ、喉が使えないのではモノマネはおろか、コントを披露することも出来ない。ややこいやっちゃな、と思いながらマスクを付けたり家の至る所、果ては部室にまで加湿器を設置したりした。水蒸気が出るとこに口を近づけて保湿していたら、すれ違う奴皆に哀れみの目を向けられた。心外や。謙也には、俺んとこの病院来るか?と本気で心配されもした。お前んとこ整形外科やろが。
    他にも、噛み砕きたい衝動をなんとか押さえ込みながら一日中のど飴を口にしたりもした。
    それなのに一向に治まらないどころか、声の出が悪くなる一方で、遂にはコントライブも休止せざるを得なくなった。
    「あ"""""~~~~~~~~~""もうなんやねん!!!」声が出ないことがこんなにもストレスフルだとは思わなかった。そういう日に限って名物先生の口癖は普段の何倍も特徴的かつ面白いし、友人たちが目の前で繰り広げる会話の中で下手くそなツッコミでボケが殺されていくのを指をくわえて見守ることしか出来ない。

    そんなこん 1359