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    目隠し

    05Ocean

    DOODLE『恵は五条の刈上げ大好きだし、それをメンテナンスしてるのは恵だから、あの刈上げはつまるところ五伏』と思ってる。まず間違いない。

    ≪きっかけは目隠しつけるのに後ろの髪が邪魔だったとかで良い。他人に髪切られるのが嫌だから「恵切ってよ」で始まる。最初は長さもバラバラで不格好だったけど、回数を重ねる毎にうまくなる。高専の誰かの髪も切ろうとして五条が嫉妬すると楽しい≫
    恵が五条の髪を切る話「上手くなったよね」
    「動かないでください」
     しゃき、しゃきと五条の髪に鋏を入れていく。そわそわと落ち着きがないのは昔から変わらない。精神年齢がずっと子供のままだ。うっかり恵が手を滑らせて五条の肌を指そうものならきっと無下限で止められるだろうからその心配はないんだろうと思ってる。ただこちらの心臓に悪いので髪を切っている時は大人しくしててほしい。
     「でさ~ 」と身体を動かさなくなった代わりにずっと話し続ける。大人しくすると死ぬ呪いにでもかかっているんだろうか。仕事や上層部への愚痴から始まり、最近気になっているスイーツの話、出張先の話。「あそこ良かったから今度一緒に行こうよ」と何度か言われたことがあるがその言葉は一度も現実になったことはない。だから恵も話半分に適当に相槌を打つだけだ。それよりもこちらは作業に集中させてほしい。
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    DONE鋭百。目隠し鬼をする二人。(2021/11/18)
    夜に遊ぶ、名前を呼ぶ。「百々人」
     そう恋人を呼ぶ、自分の声が好きだった。
     百々人がそれを聞いて振り返り、笑う。そういった化学反応にも近い絶対を他人に求めても裏切られることのないという慢心に近いものがあったのだと思う。
     言葉に灯る熱は時間帯で温度を変える。いや、太陽が塗り替えるのだろうか。陽光の届かない真夜中のシアタールームで百々人を呼ぶ声は、自分でも驚くほどに色に濡れていて、滑稽だ。
    「なぁに? マユミくん」
     満遍なく広がった夜の、ざらざらとしたスクリーン越しに見る百々人は楽しそうだ。ソファーで隣り合っていた距離をめいっぱいに詰めて、百々人は当たり前みたいに俺の肩に頬をよせて吐息だけで笑う。そうすると俺はどうしようもなく愛おしくなってしまい、いつも百々人にキスをしていいかを問い掛けてしまう。数秒の沈黙が俺たちの作法だ。百々人から与えられるものは肯定ではなく否定だけだから、なにも与えられなかったら俺は好きにするしかない。頬に触れ、薄暗い部屋で色彩を失った唇を舌で舐めれば百々人は口を少し開いて応じるように目を伏せた。ぱくりと呼吸を飲み込んで、そのまま背中を支えてソファーに押し倒す。俺たちはお互いに手探りで貪り合ったせいで、キスだけは大人の味を覚えてしまった。舌を割り入れて、内側に入り込み、百々人の目尻に涙が浮かぶような箇所を執拗に辿る。抵抗なのだろうか、奉仕なのだろうか──百々人が絡めてきた舌を甘噛みして、快楽から少しだけ目をそらすようにしてただ二人で息をしていた。
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    kupi

    MOURNING呼吸が乱れてるよシザちゃん的(?)ジョセシー
    ⚠️R15くらいなのでご注意を⚠️

    かなり前に書きかけで放置したらしい原作軸ジョセシちゃんが出てきたのでそっと供養します( ✋˘ ˘👌 )
    (何番煎じか分からん&完成させるガッツが足りなかった←)

    バンダナ目隠しとお手手縛るの私好き過ぎじゃあないか?(ごめんシザちゃ…)

    呼吸が乱れてるよシザちゃんアンソロ欲しい!!!(笑)
    バンダナ目隠しプレイのジョセシー下書きが出てきた「なっ……?!どういうつもりだっ、JOJO!」
    「シーザーちゃんが言ってたコト、本当か見せてくれる?」
    「なんだと?……うぁっ」



    兄弟子シーザーは額に巻いているバンダナを目元に下げられ、視界を奪われた隙に両手もバンダナの先で縛られ、自由の効かない状態で自室のベッドに横たわっていた。
    視界が遮られた中、見えない所で弟弟子ジョセフに身体中を撫でられる。憎たらしいくらい、優しい手つきで。かと思えば、急に悪戯に敏感な所に触れてきたり。
    どうしてこうなったのか。それは、この日の日中まで遡る──




    「うっ…苦し…!ゲホッゲホッ」
    「落ち着いて呼吸を整えるんだ、JOJO!」
    遠泳の修行中、呼吸を乱し溺れそうになっていたジョセフに気付いたシーザーが慌てて手を貸す。シーザーの肩を借りたジョセフは、何とか呼吸を整え再び息が出来るようになった。それと同時に、不平を言いながら口元のマスクを剥がそうとする。
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