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    行方不明

    あもり

    PAST24年3月17日春コミで出した、無配ペーパーの小話再録です。そのに。
    2のこちらは、ムーとティトスです。新刊準拠の話ですが読んでなくても「本編最終章終了後、ジュダルが行方不明になったので単独で白龍がレームへ訪問しにきた後の二人の会話劇」とさえわかってれば問題ないです。
    私の割と癖が強く出た話となりました。こっちはしっとり目です。ノットカップリング。
    受け継がれるもの 練白龍が去った後、次の面談先へと元気よく歩くティトス様とは裏腹に、色々と考えあぐねてしまう自分がいた。練白龍は割合、裏表がない青年だ。今回の訪問もどちらかと言えば公人としての彼ではなく、私人としての立場に近いのだろう。だからこそ、あそこまでさらけ出したともいえる。しかし、自身が腹の内を掻っ捌いたようなものだからと言って、それを、同じだけのことを相手に求めさせるのはあまりにもリスクが高すぎる。落ち着いたと思ったが全くそんなことはない。やはり練家の男だと、かつての紅炎を思い出す。
    「ムー」
     くるりとティトス様が振り返った。丸い瞳をこちらに向けてじっと見、そして俺の顔に手を伸ばそうとしていたためすぐに屈む。なんでしょう、と言えば少しだけ笑って口を開いた。
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    Dr.シノ@無期迷途

    SPOILER新S級コンビクトの詳しい資料🔍

    ◆基本情報の訳
    ・出生地:ニューシティ
    ・事件:フォルトナ劇場精神侵食関連の事件

    ・《項目1》
    ミステリアスな劇場、フォルトナの管理者、上級娯楽商人。舞台前にはあまり現れないが、ニューシティの多くの役者が彼女に抜擢された恩を持つ(知遇之恩の意訳)。
    ・《項目2》
    調査によると、対象は異能で劇場内の演出をコントロールし、毎年多くの観客が狂瞳の影響をうけ、演出に過度に見入り演出終了後行方不明になった。
    ・《項目3》
    対象の異能は選択の形式で目標を特定の具象化された幻覚の中に留まるよう誘導させ、目標に「演じる」形で内心の渇望を実現させられる。実験評価より、この幻境は一般的に2~3時間は持続し、その過程で目標対象が幻境に完全に夢中になるまで対象の精神を蝕み続ける。


    ◆スキルについての簡単な紹介
    ・《通常攻撃》
    物理ダメージ、一回の攻撃で2発弾を撃つ。
    ・《必殺》
    ATKがアップ、必殺期間中通常攻撃が毎回4発(元々2発だったのが4発に)になる。(必殺期間内ではEGは回復しない。)
    ・《パッシブ1》
    一定回数通常攻撃をするたび、次の通常攻撃で打つ全ての弾(普段は2発、必殺期間内なら4発)が追加で自身のATKの一定比率の物理ダメージを与える。
    ・《パッシブ2》
    戦闘開始時、自身がいるマスに舞台を設置、舞台を中心とした3×3マス範囲内全ての味方コンビクトの通常攻撃のダメージを一定比率アップ。

    ・《特性》
    毎回の通常攻撃で複数の銃弾を撃つ、異なる敵を優先的に攻撃し、同一目標に命中した場合、一つ目の銃弾以外は与えるダメージが元のダメージの一定比率になる。
    ・《狂瞳深化》
    通常攻撃のダメージが一定比率アップする。

    ・《専属刻印》
    専属必殺が追加、専属必殺では、1マス範囲の全ての敵に自身のATKの一定比率の物理ダメージと一定数のコアダメージを与え、同時に全ての味方コンビクトの攻撃速度を一定比率アップさせる(この効果は一定時間続く)。専属必殺は戦闘中1回のみ使用可能。


    ⬆︎
    ・《基本情報について》
    表舞台に出ないんですね😂。キーワード的にバリバリ自分も演出するのかと思いました笑。
    ナチャの夢の甘露を思い出す...ただナチャは本当にそれでみんなに幸せになって欲しいと願っていたけど、新S級さんはどうだろう、売上のためだったり、他に何か目的がありそうだな...(ナチャみたいな純粋な感じではないと思うから)。まあ歪んでいて幸せに対する考えがおかしくなっている可能性もあるのか。どうだろうな...。
    ・《スキルについて》
    S級プリシラって立ち位置かな?攻撃速度アップと通常攻撃ダメージアップを持つから高速アタックチームにピッタリ?(プリシラ、コクリコetc...)


    ◆公式投稿のURL
    https://weibo.com/7484534569/4978139461587151
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    abicocco

    PASTノーマルエンド後、グリーゼにて革命中のレムラキ。
    死亡説の出たラキオが意識だけでレムナンに会いにきて、行方不明になったラキオの肉体を二人で探す話。
    ふたりの関係はブロマンス寄り。
    The ghost sleep somewhere 1 気が付くと、ラキオは部屋の真ん中で突っ立っていた。白い壁と青みがかったグレーの床。何の変哲もないごく一般的な居住船の一室だ。平凡なつくりの住居の中で、グリーゼでは滅多にお目にかかれないフードプリンターがキッチンカウンターの上を占領している。それを見てようやく、ラキオはここが自身の暮らしている家だという確信を得た。
     己がどこにいるのかは分かった。問題はなぜ、今、自宅にいるのかということだ。今日は革命を成功に導くための足がかりとなるであろう重要な会談に出かけたはずだ。なのにどうしてここにいる? 少なくとも何かしらのトラブルが起きたことは間違いない。まずはレムナンにこのことを報告しなくては。
     なにかあったときのためにレムナンは会談場所から近い建物で待機しているという話だった。今も同じ場所に留まっているのかまでは分からないが、少なくともまだ帰宅してはいないだろう。となれば通信で連絡を送らなければ。
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