雨宿り
(*ΦωΦ*)
MOURNING急な夕立で雨宿りするみつひか見たくて。濡れシャツ兄ちゃんにドキッとしちゃう光が見たくて。
落ちてたボールでリフティング対決するのが見たくて。
猫に嫉妬する兄ちゃんが見たくて。
1000文字にまとめられるはずなのに、どこ削ればいいか分からないのが大問題、というわけでびみょーに文字数オーバーして壁になり損なったものです。橋脚の壁面も私基準で壁です
雨の桁下 ──貴方は壁である。橋脚の壁面である。
ぽつん、ぽつん。水滴が落ちてくる程度だったのも束の間、大粒の雨に変わる。橋の下に駆け込んだ兄弟は息を整え、ざあざあ降りになった雨を恨めしそうに仰いだ。二人が学校を出た時点では蒸し暑さはあれど快晴だったのだ。しかし帰宅途中で突然空が暗くなり遠雷まで聴こえ、一番近くにあった雨をしのげそうな場所に退避したのである。
「雨が降るなんて一言も言ってなかったのに」
衰えることを知らない雨粒を見ていると気が滅入ってしまう。光は「これじゃ帰れそうにないな」と独り言ちる兄の背中に呼びかけた。
「あぁ、そうだな。帰ったら鞄に折り畳み傘入れておこうぜ」
振り向いた充のシャツはじっとりと濡れており肌に張り付いている。透けた肌色、浮き上がる逞しい体の線。意識してしまうと直視できなくなり、光はさりげなく視線を外した。
1732ぽつん、ぽつん。水滴が落ちてくる程度だったのも束の間、大粒の雨に変わる。橋の下に駆け込んだ兄弟は息を整え、ざあざあ降りになった雨を恨めしそうに仰いだ。二人が学校を出た時点では蒸し暑さはあれど快晴だったのだ。しかし帰宅途中で突然空が暗くなり遠雷まで聴こえ、一番近くにあった雨をしのげそうな場所に退避したのである。
「雨が降るなんて一言も言ってなかったのに」
衰えることを知らない雨粒を見ていると気が滅入ってしまう。光は「これじゃ帰れそうにないな」と独り言ちる兄の背中に呼びかけた。
「あぁ、そうだな。帰ったら鞄に折り畳み傘入れておこうぜ」
振り向いた充のシャツはじっとりと濡れており肌に張り付いている。透けた肌色、浮き上がる逞しい体の線。意識してしまうと直視できなくなり、光はさりげなく視線を外した。
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DONE【雨宿り】 炭伊原作寄り時空の炭伊未満。未満だけどやがて二人が番となる世界でのお話。
画像1枚目に諸注意ございますのでご一読お願いいたします。
表紙画像お借りしました(https://www.pixiv.net/users/3989101)。 9
masakari
DOODLECoC「雨宿り木」作:きゅう助様KP/KPC 村上/左雨 優(ささめ ゆう)
PL/PC 雪狸さん/南 八朔(みなみはっさく)
KP/KPC 村上/雨土 淳史(うど あつし)
PL/PC ぱるにわさん/鳥海 タユタ(なるみ タユタ) 4
yuyu
DONEリンレト版ワンドロワンライ +1.5hお題:雨宿り
背景を描く必要がありそうなお題だな、と思ってフライングスタートしました。
ずぶ濡れになって欲しい〜服透けて欲しい〜の欲望が出てしまい…この服装は…現パロ…?たぶんどこかの公園…(お題のひとつの『廃協会』も考えたけどそれっぽいものは描けなかった)
たかなし
DOODLE雨宿り。事務所にて。だらだら会話文。
「真鶴。いるか?」
「おう、高遠か。どうした?」
「ああ、いや、大した用ではないんだが。出かけるところだったか?......その格好、近場じゃないな」
「久々に、ふらっと北陸の方にでも行ってこようかと思ってな。で、お前の方の用件は?」
「暇なら飯でもどうかと思ったんだが。もう出るところなら出直すよ」
「いや、大宮から深夜バスなんだ。どっかで飯は食って行こうと思ってた」
「時間は?」
「21時発」
「それなら結構余裕があるな。この辺でいいのか?」
「おう。すずめでもいいが、たまには違うとこにするか。高遠、お前、何か食いたいもんは......ん?外、雨降ってきたか?」
「本当だ。さっきまで降ってなかったんだが」
「それは運が良かったな。おい、どんどん強くなってねえか?......うわ、もう土砂降りじゃねえか」
2072「おう、高遠か。どうした?」
「ああ、いや、大した用ではないんだが。出かけるところだったか?......その格好、近場じゃないな」
「久々に、ふらっと北陸の方にでも行ってこようかと思ってな。で、お前の方の用件は?」
「暇なら飯でもどうかと思ったんだが。もう出るところなら出直すよ」
「いや、大宮から深夜バスなんだ。どっかで飯は食って行こうと思ってた」
「時間は?」
「21時発」
「それなら結構余裕があるな。この辺でいいのか?」
「おう。すずめでもいいが、たまには違うとこにするか。高遠、お前、何か食いたいもんは......ん?外、雨降ってきたか?」
「本当だ。さっきまで降ってなかったんだが」
「それは運が良かったな。おい、どんどん強くなってねえか?......うわ、もう土砂降りじゃねえか」
水月 千尋
TRAINING #ritk版深夜の60分一発勝負 (ワンライ)のお題『雨宿り』をお借りして書いたものです。
[所要時間:2h30m]
書きながら寝落ちしてたんで時間が正確じゃないですが、記憶を辿ったらこんな感じだったと思う……
【君との雨は】
昼過ぎからぽつぽつと降り始めていた雨は、授業が全て終わった頃には勢いを増し始めていた。その時点で大分と嫌な予感はしていたのだが、放課後、反省文を書き終えてようやく下校しようと下駄箱へたどり着いたオレが目にしたのは──予想通り、視界が白く煙るほどのひどいどしゃ降りとなった雨だった。
(今日は降らないと言っていたはずなんだが)
ため息をつきながらも靴を履き替える。
天候が不安定な梅雨の時期だ。天気予報ばかりを責めることはできないが、今日に限って折り畳み傘を入れ忘れてきた自分の迂闊さにはさすがに閉口する。フェニランでの練習が休みで急ぐ必要がなかったのは不幸中の幸いとはいえ、走って帰ればいいなんて考えられないレベルの豪雨。騒音にも近い雨音に気分は沈むばかりだった。
1933昼過ぎからぽつぽつと降り始めていた雨は、授業が全て終わった頃には勢いを増し始めていた。その時点で大分と嫌な予感はしていたのだが、放課後、反省文を書き終えてようやく下校しようと下駄箱へたどり着いたオレが目にしたのは──予想通り、視界が白く煙るほどのひどいどしゃ降りとなった雨だった。
(今日は降らないと言っていたはずなんだが)
ため息をつきながらも靴を履き替える。
天候が不安定な梅雨の時期だ。天気予報ばかりを責めることはできないが、今日に限って折り畳み傘を入れ忘れてきた自分の迂闊さにはさすがに閉口する。フェニランでの練習が休みで急ぐ必要がなかったのは不幸中の幸いとはいえ、走って帰ればいいなんて考えられないレベルの豪雨。騒音にも近い雨音に気分は沈むばかりだった。
3iiRo27
DONEritk版深夜の60分一発勝負第二十九回 お題:「雨宿り」「兄弟」
司視点 両想い
20分オーバーしました「うわ、凄い雨だな…」
薄暗い空から降り注ぐ大粒の雨に辟易しながら、傘を広げた。
朝からずっと雨予報となっていた今日は練習も中止になってしまい、休日だったことも相まって突如暇となってしまったので、気晴らしにと外に出かけることにした。
雨が降るとはいえ四六時中大雨が降るというわけではなく、強くなったり弱くなったりを繰り返しているから、合間に移動をすれば、と考えていたけれど、そう都合よく弱まるわけがなかったなと思いながら雨の中をゆったりと歩く。
その時。視界に、不安そうな顔が写った。
思わず足を止めて、そちらを見る。
しまっている店の前で雨宿りをしながら不安そうな顔で空を見上げている、小学校低学年くらいの男の子の姿があった。
そして、彼のその手には、折れてボロボロになった傘が鎮座していた。
「…なあ、君。傘、壊れちゃったのか?」
いてもたってもいられず、声をかける。
ずっと不安だったのか、見上げるその目には、涙が浮かんでいた。
「…うん」
「お母さんや、お父さんは?」
「いない。僕、お使いとお迎えに行ってるの」
「お使いと…迎え?」
「うん。 3388
94Kuji
DONE[ 組み立てオンリー ] 作品1: 雨宿りのランプはじめてベネットの酒場を訪れた日。カインとヒースクリフがほっとする話。
※公開期間 〜5/24 10時くらい公開終了
※読んでいただきありがとうございました!後日Pixiv公開予定です🌸 40
starbirth-iori
DOODLE父上に言われて、銃の練習場に向かう光慶さん。途中に雨に降られて、近くの神社で雨宿りをしていたら同じところへ向かう予定だったという少年と一緒に雨宿りすることに…。強気で前向きなその子の話を聞いていると、なんだか自分が情けなくなってしまい…自分の名前を最後まで言い出せず…。ようやく雨がやんでその子は練習場へ行ってしまったけれど、自分は足が向かなくなってしまい… 的な^^(どんなelle_niya
MAIKING雨宿り風宜朱。朱ちゃんちゃっかりコート借りて傘代わり🧥
その前にギノさんが渡してそうだけど。
…と思ったけど、SADジャケを渡す方が良くね?
…というか、現実味あるんじゃね?
色々思った結果、SADジャケで。
色の塗り方がわかりません。 2
ゆるふわ軍曹
DONE直近に投稿した雨宿り絵とベンチの絵と今回ので比治山くんと沖野くんのデートシリーズってコンセプトでした。多分ED後セクター4で遊んでる…感じのイメージ沖野くんは比治山くんがグッときそうな表情を計算でやってるんすけど、内心ドキドキしてるのも微妙に表情に出ちゃってるんですよ(妄想)
2枚目はセリフ入れてみたver、3枚目は顔アップ、4枚目は加工したら消えてしまった背景にいた因幡さんオマケ 4
百合菜
DONE2021年2月7日に開催された天野七緒中心WEBオンリーで実施した「エアスケブ」で書いたものです。リクエスト内容は、「突然の雨に人気の少ない場所で雨宿り」。
幸村8章から終章の間をイメージして書きました。広い大地の間を割くように閃光が走る。
そのことに気がついた次の瞬間、激しい音とともに地面を叩きつけるような大粒の雨が降り出す。
「姫、こちらへ!」
突然の大雨に驚き、身動きがとれなくなった七緒を幸村は強く手を引いていく。
バランスを崩しかかった七緒であるが、幸村に後れを取るまいと体勢を整え、走り出した。
「ここなら大丈夫ですね」
そう言って幸村が連れてきたのは廃屋と思われしき建物の軒下であった。
周りを見渡すとかつては田畑だったのかもしれないが、すっかり荒れ果てた土地となっており、草木が無造作に生えるだけであった。
「兄さんや大和は大丈夫かな……」
今、幸村たちは上田から九度山への長い旅路の最中。
五月や大和は先発隊の一員として先を行っているが、この雷雨には当たっていないだろうか。
そう不安に思う七緒であったが、幸村は七緒に笑みを向けて話す。
「五月たちであれば、そろそろ宿場町に到着するので、大丈夫かと思います」
五月たちが雨に当たる可能性が低いとなれば、考えるのは自分たちのことだけでいい。
そう思うと少しだけ安堵する。
だけど、逆に考えれば、五月たちにしてみれば、自分 1289
alpaca_FZ
PROGRESS真っ白サンプルジェイアズ
・雨宿りする話(※Twitter再録)
・アズールが夢の中で美しいものを見た話(※描き直し)
フロアズ
・フロイドがアズールに毎回ひとくちあげる話
・1年生の頃、アズールが変わっていくのを気にするフロイドの話
イドアズ
・もしも双子とアズールが幼少期出会わなかったらの話(※描き直し)
・リーチ兄弟のせいで3Pの意味が仲良し3人組だと思ってるアズールの話 11