520
rikaryouka
DONE520の日!!できたー!!間に合っ・・・た。我愛你今日はやけに参拝者が多いなと、謝憐は首を傾げる。
普段はひっそりとしている自分の道観は不思議と賑わい、しかも参拝者は若い男女が多く、祈願も恋愛成就に子孫繁栄。良縁祈願など色事への祈りばかりだ。
たしかに絶境鬼王と結ばれてから、縁結びやら恋愛運やら夫婦円満やら・・・そんな祈願が殊更増えているのは知っているが、なぜ今日に限ってこんなに賑わうのか?
道観に顔を出すと、祈りを終えた娘たちが気軽に声を掛けてくる。
「道長、こんにちは」
「みなさんお揃いで、今日は何かあるのかな?」
「今日は愛してるの日ですよ」
「?」
聞き慣れない日に、それはどの様な日なのかを尋ねてみた。
「5月20日は我愛你と響が似てるでしょ?」
「あぁ、それで愛してるの日なんだね」
1176普段はひっそりとしている自分の道観は不思議と賑わい、しかも参拝者は若い男女が多く、祈願も恋愛成就に子孫繁栄。良縁祈願など色事への祈りばかりだ。
たしかに絶境鬼王と結ばれてから、縁結びやら恋愛運やら夫婦円満やら・・・そんな祈願が殊更増えているのは知っているが、なぜ今日に限ってこんなに賑わうのか?
道観に顔を出すと、祈りを終えた娘たちが気軽に声を掛けてくる。
「道長、こんにちは」
「みなさんお揃いで、今日は何かあるのかな?」
「今日は愛してるの日ですよ」
「?」
聞き慣れない日に、それはどの様な日なのかを尋ねてみた。
「5月20日は我愛你と響が似てるでしょ?」
「あぁ、それで愛してるの日なんだね」
3h1364rYPW5q2mO
REHABILI520、我愛你の日。皆様の曦澄絵と曦澄文が素晴らしくて打ち込んでしまった。
名前も何も出てこないですが、藍曦臣と江晩吟のCP です。
短編ですが読んでいただけたら幸いです。
運命の染色体季節は巡る。
その中でも変わらないものがある。
言葉にしないと通じ合えないものだろうか。
夜酒を嗜みながら、ふと、愛しき相手の横顔をみる。
精悍な顔立ちで凛々しく微笑んでいる貴方の姿が何よりも愛おしい。
酒でほんのりと顔が紅くなっている麗しき端麗な顔立ちに思わず女性と間違えてしまいそうになる。
そんな愛しき貴方。
生誕は一緒にお祝いしたい。
なんなら記念日も一緒に寄り添っていたい。
赤い糸の染色体が掛け合わせてくれた天命の人だから。
ひとつの命として産まれてくることができればいいのに。それは不可能かな。
一緒に生きて共に死を迎えたい。
そんな風に貴方は思ってくれていますか?
貴方は私の天命の人です。
赤い運命の染色体が引き合わせて心同士を引き寄せてくれたのです。
555その中でも変わらないものがある。
言葉にしないと通じ合えないものだろうか。
夜酒を嗜みながら、ふと、愛しき相手の横顔をみる。
精悍な顔立ちで凛々しく微笑んでいる貴方の姿が何よりも愛おしい。
酒でほんのりと顔が紅くなっている麗しき端麗な顔立ちに思わず女性と間違えてしまいそうになる。
そんな愛しき貴方。
生誕は一緒にお祝いしたい。
なんなら記念日も一緒に寄り添っていたい。
赤い糸の染色体が掛け合わせてくれた天命の人だから。
ひとつの命として産まれてくることができればいいのに。それは不可能かな。
一緒に生きて共に死を迎えたい。
そんな風に貴方は思ってくれていますか?
貴方は私の天命の人です。
赤い運命の染色体が引き合わせて心同士を引き寄せてくれたのです。
kinma520
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遭難者
MOURNING36話のあの後の妄想!!原作未読で浅い知識ですが、(何か色々違っていたらすいません)愛だけは込めたつもりなんです!ちょっとむりやりだけど!そして色々分かっていないのに書いております。色々違ったら許してください(><)
(520に間に合わせたかっただけです)
後日談:https://poipiku.com/IllustViewPcV.jsp?ID=1700635&TD=4644594
36と彩蛋の間1──────────────────
こぼれ落ちる手を掴み取る。
目の前の白髪の男は、今まで見送ってきた大切な人々と同く真っ白な顔をしていた。
──────騙された。
なぜ気付かなかったのか、怒りに震える前にやらなくてはいけないことがある。
恐らく全てが嘘ではないはずだ。確か、全て破壊されてから再構築されると…ならば、目の前の男も先程の自分と似たような状態のはずではないか?それであれば同じ様してに気を送れば戻ってくるのでは?
手を握りしめ、気を送る。送りながら考えた。このまま気を送り続ければ、恐らく自分が事切れる。ふたりで逝くのならそれも悪くはないが、立場が入れ代わっただけでうっかり師弟だけ残ってみろ…後始末が大変そうだ。
4013こぼれ落ちる手を掴み取る。
目の前の白髪の男は、今まで見送ってきた大切な人々と同く真っ白な顔をしていた。
──────騙された。
なぜ気付かなかったのか、怒りに震える前にやらなくてはいけないことがある。
恐らく全てが嘘ではないはずだ。確か、全て破壊されてから再構築されると…ならば、目の前の男も先程の自分と似たような状態のはずではないか?それであれば同じ様してに気を送れば戻ってくるのでは?
手を握りしめ、気を送る。送りながら考えた。このまま気を送り続ければ、恐らく自分が事切れる。ふたりで逝くのならそれも悪くはないが、立場が入れ代わっただけでうっかり師弟だけ残ってみろ…後始末が大変そうだ。
オルト
TRAINING520文字キョンシ院のタイカケ
「ほら、カケル、タイガって呼んでみろ」
「あいぁ……」
「惜しいんだよなぁ……」
「たぁ、い、あ」
「ガが言えないのか? でも、唸ってる時ガって音出してるよなぁ?」
貼りつけられている札が剥がれて、大暴れしている時のカケルを思い浮かべる。言葉にはなっていないけれど、いろんな音を発しているから、声に出せないわけではないのだろう。
「やっぱ、ちゃんと自我が戻るまではダメなのか~」
「あぁう、あ!」
くしゃくしゃと頭を撫でると、カケルは嬉しそうに笑った。出会ったばかりの頃は笑顔になることも無かったけど、今はこうしていろんな表情を見せてくれる。ヒロさんも、俺と出会ってから急速にカケルは人間らしくなってきているらしい。
542「あいぁ……」
「惜しいんだよなぁ……」
「たぁ、い、あ」
「ガが言えないのか? でも、唸ってる時ガって音出してるよなぁ?」
貼りつけられている札が剥がれて、大暴れしている時のカケルを思い浮かべる。言葉にはなっていないけれど、いろんな音を発しているから、声に出せないわけではないのだろう。
「やっぱ、ちゃんと自我が戻るまではダメなのか~」
「あぁう、あ!」
くしゃくしゃと頭を撫でると、カケルは嬉しそうに笑った。出会ったばかりの頃は笑顔になることも無かったけど、今はこうしていろんな表情を見せてくれる。ヒロさんも、俺と出会ってから急速にカケルは人間らしくなってきているらしい。