Bloodborne
麻さばカン
DONE【Bloodborne】お月見もとい月の魔物をじっくり観察しに行ったら、撮影タイムを設けてくれてありがたかった。
「こんな至近距離でツーショットいいんですか!?」ってなった。
頭部から伸びる触手、赤くなってるところがインナーカラーみたいでかわいい。
🥗/swr
DOODLEBloodborne 狩人&ゲールマン周回しすぎて様子がおかしい狩人と、それを眺めるゲールマンの話。
せっかく10周年なら……と思い即興で書いたもの。普段描いてる話の主人公の狩人とは別人。
ひっそりお祝いしておく!おめでとう!(2025/03/27) 2
🥗/swr
DOODLEBloodborne SS前書いたやつ(『廻天』)↓
https://poipiku.com/6380/10875448.html
の設定軸のSS。
夜明け前に新人の介錯をする狩人(助言者)の話。
月狩のつもりだったけど月狩要素がほぼなくなってしまったもの。(2025/01/09)
廻天(幕間)「――『忌々しい』? この狩人の夢が、ですか?」
そう問い返してくる若い狩人の顔を、自分はただ黙って見つめ返した。自分と向かい合うように立っている若い狩人は眉間に皺を寄せており、明らかに困惑しているのが見て取れた。
「私は『狩人』です、狩りを続けなくてはなりません。それに、私に『ただ獣を狩ればよい』とおっしゃったのはあなたではありませんか」
……若者の言うことは正しい。自分は確かに、眼前の若者にそう伝えた。夜の始まりの時に。それに、急に「忌々しい悪夢から解放してやる」などと言われれば困惑するだろう。この夢を拠り所とし、心地よい場所だと信じている者であれば。
きっと、自分の思いは伝わっていない。彼の目に映っている自分の表情は、きっと憮然としたものに映っているのだろう。だがそれでも自分は、ただ真っ直ぐに彼の目を見据え続けた。
1394そう問い返してくる若い狩人の顔を、自分はただ黙って見つめ返した。自分と向かい合うように立っている若い狩人は眉間に皺を寄せており、明らかに困惑しているのが見て取れた。
「私は『狩人』です、狩りを続けなくてはなりません。それに、私に『ただ獣を狩ればよい』とおっしゃったのはあなたではありませんか」
……若者の言うことは正しい。自分は確かに、眼前の若者にそう伝えた。夜の始まりの時に。それに、急に「忌々しい悪夢から解放してやる」などと言われれば困惑するだろう。この夢を拠り所とし、心地よい場所だと信じている者であれば。
きっと、自分の思いは伝わっていない。彼の目に映っている自分の表情は、きっと憮然としたものに映っているのだろう。だがそれでも自分は、ただ真っ直ぐに彼の目を見据え続けた。
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DONE我が家の浮浪児系狩人ヴィレのキャラシ時系列は古狩人時代とゲーム本編
ヴィレは偽名
この姿の時は明るく楽観的で社交的な本来の性格。
どうやらこの姿は理想の自分の姿らしい。
月の香りの狩人お墨付きの『成れる』血らしい。
hermitsghost
MENUELDEN RING/メス褪♀漫画全年齢
https://x.gd/GAHHA
R18
https://x.gd/JaqtI
SEKIRO/弦狼
「花祀る」WEB再録R18
https://x.gd/kDjTN
Bloodborne/血鴉狩まとめ
https://x.gd/1Z7Xu
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DOODLE自狩人ヴィレ・ルーフレス古狩人の時代に紛れ込んだ小綺麗な浮浪児。オドン教会地下墓で盲目の“先輩”と一緒に暮らしている。
ある使命をおびてヤーナムを訪れたようだ。
時折彼女の右目が欠損しているように見える人がいるようだ。
そして彼女はその夜運命に出会う 3
🥗/swr
DOODLE※精神的不快感を煽る描写・暴力描写Bloodborne 人形夢SS連作まとめ。
獣狩りの夜に狩人の夢を訪れた狩人が、夢の中の人形に入れ込んでいく話。
※夢主は原作本編の主人公ではありません
※狩人の性別明示はありません
webオンリー「君の夢は燃えているか」合わせの書き下ろしです。(2024/11/15)
たとえばそれは、造花のような【Ⅰ】
最初に出会った時、彼女はもの言わぬ物体だった。
ヤーナムに流れ着いた狩人は、天上を思わせる不可思議な場所で、「彼女」の姿を見た。
庭先に打ち捨てられているように置かれていた人形に歩み寄り、じっと観察する。人形というもの自体は決して珍しいものではなく、記憶が朧げな狩人もまた、それを今までに見たことがあるということは覚えていた。しかしこんなにも精巧な人形を目の当たりにしたのは初めてであり、人形という道具にさして強い思い入れがあるわけではなかった狩人でさえ、目を見張ってその姿に息を呑んだ。
陶器のように白い肌、透き通るようなガラスの瞳。着せてある衣装も上品で、細かな刺繍や精巧なブローチまであしらわれている。 しかし全体としては気取りすぎない雰囲気で、どこかあたたかい、親しみやすさを覚えるような感じもあった。
7351最初に出会った時、彼女はもの言わぬ物体だった。
ヤーナムに流れ着いた狩人は、天上を思わせる不可思議な場所で、「彼女」の姿を見た。
庭先に打ち捨てられているように置かれていた人形に歩み寄り、じっと観察する。人形というもの自体は決して珍しいものではなく、記憶が朧げな狩人もまた、それを今までに見たことがあるということは覚えていた。しかしこんなにも精巧な人形を目の当たりにしたのは初めてであり、人形という道具にさして強い思い入れがあるわけではなかった狩人でさえ、目を見張ってその姿に息を呑んだ。
陶器のように白い肌、透き通るようなガラスの瞳。着せてある衣装も上品で、細かな刺繍や精巧なブローチまであしらわれている。 しかし全体としては気取りすぎない雰囲気で、どこかあたたかい、親しみやすさを覚えるような感じもあった。
🥗/swr
DONE※暴力表現Bloodborne SS
人形と狩人と過去の狩人
やや胸糞が悪い話(2024/10/01)
※2024/11/16追記:これを加筆修正したものを連作SSまとめ『たとえばそれは、造花のような』内に折り込みました
kasai kou(加彩 煌)
MOURNING何の因果かBloodborneの世界で目覚めたハチワレ。狩人の夢の世界で屋敷の主人・ゲールマンとその従者・人形と出会い――……。
突然”獣狩り”に参加する羽目になったハチワレの短い物語。
――可愛さだけを武器に獣狩りの夜に挑む。
*ハチワレ×ブラッドボーンのクロスオーバーギャクです。数年前に考えたネタを雑ですがSS風にしてみました。他サイトに置いたSSに少し加筆しています。
ハチワレボーン【ヤーナムへようこそ】――報酬でお菓子を買って、皆で食べる筈だったのに……。どうして。
憂鬱な霧と重苦しい静寂の中でハチワレは目を覚ました。空気はひんやりと冷えていて、起こした身体の周りから土の匂いがしてはっとした。乾いた土の感触が伝わって来た。どうやらずっと地面に横たわっていたらしい。小さな身体は冷え切っていた。
起き上がって数秒、何処からか物悲しいメロディーが流れてくるのに気が付いた。クラシックで心に纏わりつくような音色はあまりにも美しい。耳を澄まし、音のする方へとハチワレは歩き出した。まるで見えない何かに誘われているようだった。
花嫁か被るヴェールのような霧が徐々に薄れ、土と緑で埋もれた小道が現れた。小道には高い木が植えられていて、その下に灰色の石造りの墓石のようなものが並んでいた。大きさはどれも同じぐらいだが、ひとつひとつの装飾が異なり、彫られている文字も違っていた。中は空っぽだが、平らな器や聖水盤に似た作りの像が置かれているところもあった。墓石はきちんと手入れはされているが、不気味だった。ハチワレはそこで初めて怖気づいた。
16769憂鬱な霧と重苦しい静寂の中でハチワレは目を覚ました。空気はひんやりと冷えていて、起こした身体の周りから土の匂いがしてはっとした。乾いた土の感触が伝わって来た。どうやらずっと地面に横たわっていたらしい。小さな身体は冷え切っていた。
起き上がって数秒、何処からか物悲しいメロディーが流れてくるのに気が付いた。クラシックで心に纏わりつくような音色はあまりにも美しい。耳を澄まし、音のする方へとハチワレは歩き出した。まるで見えない何かに誘われているようだった。
花嫁か被るヴェールのような霧が徐々に薄れ、土と緑で埋もれた小道が現れた。小道には高い木が植えられていて、その下に灰色の石造りの墓石のようなものが並んでいた。大きさはどれも同じぐらいだが、ひとつひとつの装飾が異なり、彫られている文字も違っていた。中は空っぽだが、平らな器や聖水盤に似た作りの像が置かれているところもあった。墓石はきちんと手入れはされているが、不気味だった。ハチワレはそこで初めて怖気づいた。
🥗/swr
DONEBloodborne 月狩継ぐ者エンドその後の日常②
この話の「助言者」=主人公の狩人です(2024/08/10)
供出 また一人新しい狩人の首を切った。頭を失った切断面から激しく血が吹き出して、それは助言者の装束を赤く染め上げた。
花々の中に頽れて霧散するそれを見送り、ふうと一つため息をつく。
今回の「新しい狩人」は少し強情だった。強く、意志も固く、聡い狩人で、心優しくもあり……しかし、それ故に下らない勘繰りをしてしまったのだろう。
「新しい狩人」は助言者にこう言ってきたのだ。
〝あなたは此処で狩人を狩り続けているのでしょう。そんなお辛い役目などやめてしまって良い、もうあなたはこんな場所に囚われ続けなくたって良いはずです〟……と。
助言者はその言葉を思い出し、小さく頭を振った。
――何もわかっていない。
1100花々の中に頽れて霧散するそれを見送り、ふうと一つため息をつく。
今回の「新しい狩人」は少し強情だった。強く、意志も固く、聡い狩人で、心優しくもあり……しかし、それ故に下らない勘繰りをしてしまったのだろう。
「新しい狩人」は助言者にこう言ってきたのだ。
〝あなたは此処で狩人を狩り続けているのでしょう。そんなお辛い役目などやめてしまって良い、もうあなたはこんな場所に囚われ続けなくたって良いはずです〟……と。
助言者はその言葉を思い出し、小さく頭を振った。
――何もわかっていない。
azisaitsumuri
SPOILERBloodborne(dlc含む)お前の青ざめた血の色は何色だッ青ざめた血の色≒白色、として。
トゥメルの女王ヤーナムが見上げていたのがたぶん青ざめた血の色をした空なんだけど、隠し街ヤハグルのメモでは誰かも空を見たようで「見たまえ!青ざめた血の空だ!」っつってる。
この、この儘であの青黒い空の色を青ざめた血の色とも思っていたのだけれど。実験棟で湿った暗闇って言ってる患者さんもいたから、それでも良いのかも。大丈夫怖くないよ…それは海の声だからね…。
でもそれって、主人公が見た空でしかないから…。
これが、当時の誰かさんが見たのが主人公と同じ赤い月夜だったのかと思いきや、ひょっとしたらあるいは寧ろ女王と同じ白い空だったのかもしれない。
主人公が見たものは信頼出来ないから…発狂して死んじゃうから…(?)。
2949トゥメルの女王ヤーナムが見上げていたのがたぶん青ざめた血の色をした空なんだけど、隠し街ヤハグルのメモでは誰かも空を見たようで「見たまえ!青ざめた血の空だ!」っつってる。
この、この儘であの青黒い空の色を青ざめた血の色とも思っていたのだけれど。実験棟で湿った暗闇って言ってる患者さんもいたから、それでも良いのかも。大丈夫怖くないよ…それは海の声だからね…。
でもそれって、主人公が見た空でしかないから…。
これが、当時の誰かさんが見たのが主人公と同じ赤い月夜だったのかと思いきや、ひょっとしたらあるいは寧ろ女王と同じ白い空だったのかもしれない。
主人公が見たものは信頼出来ないから…発狂して死んじゃうから…(?)。
🥗/swr
DONEBloodborne自狩人の2周目の話。アイリーン、身を窶した男、ゲールマンの各イベントおよびDLCの内容を中心とした、作中世界観の自己解釈文章です
※月狩要素はほぼありませんが月狩前提です(2024/07/15)
嗣子の挽歌「……それは狩人の業さ。……あんたが背負うものでもない……、どうしようと、あんたの自由さね……」
そう言った彼女の纏う烏羽の狩装束は、彼女自身から溢れた血ですっかり重く濡れていた。
「……」
俺は手の中に渡されたものに目を落とす。鴉を模った装飾品と、一つの「カレル文字」が刻まれた紙片。俺はそれをそのまま懐に仕舞い込み、再び彼女の姿を自分の目に捉え直した。
……かつて、自分は彼女と刃を交えた。
最初の「獣狩りの夜」のことだ。
俺は狩りを続ける中、ヤーナム市街で或る狩人と遭遇した。それがこの烏羽の狩人――アイリーンだった。
まだ狩りや狩人というものについて知識の乏しかったその時の俺は、話の通じる先達の狩人が存在するという事実に助けられた。
17230そう言った彼女の纏う烏羽の狩装束は、彼女自身から溢れた血ですっかり重く濡れていた。
「……」
俺は手の中に渡されたものに目を落とす。鴉を模った装飾品と、一つの「カレル文字」が刻まれた紙片。俺はそれをそのまま懐に仕舞い込み、再び彼女の姿を自分の目に捉え直した。
……かつて、自分は彼女と刃を交えた。
最初の「獣狩りの夜」のことだ。
俺は狩りを続ける中、ヤーナム市街で或る狩人と遭遇した。それがこの烏羽の狩人――アイリーンだった。
まだ狩りや狩人というものについて知識の乏しかったその時の俺は、話の通じる先達の狩人が存在するという事実に助けられた。
🥗/swr
DONEBloodborne 月狩 1000字SS継ぐ者エンドのその後の日常風景(2024/07/03)
夜明け前の傅き 俺はハンドリムに手を掛けて、いつものように鉄の柵を潜り抜けた。石畳などなく、土は露出し、無数の「名残」が至る所に顔を覗かせているその場所は、車椅子で進むには不適切な場所だ。また区域内は緩やかな坂になっている。今の自分の過ごしかたにも多少は慣れてはきたが、一人ではあの巨木の下へ行くなど不可能と言ってよかった。
俺は花畑の途中で進むのをやめた。そして目を閉じ、深呼吸する。
すると間もなく「気配」を感じた。目を開けば、既に頭上は青ざめた血の空に変貌していた。呼ぶ者の声に応えた「感応する精神」は、俺の前へと静かに降り立って、俺を車椅子ごと抱きしめた。
眼前の存在に包まれたまま、俺はその痩せた巨躯に手を触れる。樹皮のように粗い肌は、けれど確かに温かい。その存在に「血」が流れているのだということを表している。だがそれは常に「流れ出ている」。巨躯のあらゆる箇所から。
1016俺は花畑の途中で進むのをやめた。そして目を閉じ、深呼吸する。
すると間もなく「気配」を感じた。目を開けば、既に頭上は青ざめた血の空に変貌していた。呼ぶ者の声に応えた「感応する精神」は、俺の前へと静かに降り立って、俺を車椅子ごと抱きしめた。
眼前の存在に包まれたまま、俺はその痩せた巨躯に手を触れる。樹皮のように粗い肌は、けれど確かに温かい。その存在に「血」が流れているのだということを表している。だがそれは常に「流れ出ている」。巨躯のあらゆる箇所から。
🥗/swr
DONEBloodborne 人形&狩人(※月の魔物×狩人前提)月の魔物撃破後に上位者になった狩人が、次の周回に行く直前の話です
※前半の話と切り分けて別々の話として投稿し直しました
※親愛・絆よりの描写のみとなります(恋愛要素はありません)(2024/06/16)
棄却 ふと目が覚めると、目の前は優しい花畑のままだった。
しかし、視界が一段低い。周りに咲き乱れている花々も、やけに背が高く見える。俺は自分に何が起こったのかわからず、ただ手――だと思うもの、を伸ばして花畑の外を目指した。
体が重い。というより変に動きが悪くて、立っての移動ができなかった。
俺は確か、月から舞い降りた『あれ』を倒した。それをしたかったわけではなかったが、そうせざるを得なかった。そして『あれ』を打ち破ったあと、俺の身体は急速に胎動を始め、俺の意識は暗くなり――――それ以降の記憶がない。
先程己の身体から聞こえていたおぞましい音は、俺の全身の骨が折れたことでも表していたのだろうか。いや、それにしては痛みがない。では、何故立てないのか。
3502しかし、視界が一段低い。周りに咲き乱れている花々も、やけに背が高く見える。俺は自分に何が起こったのかわからず、ただ手――だと思うもの、を伸ばして花畑の外を目指した。
体が重い。というより変に動きが悪くて、立っての移動ができなかった。
俺は確か、月から舞い降りた『あれ』を倒した。それをしたかったわけではなかったが、そうせざるを得なかった。そして『あれ』を打ち破ったあと、俺の身体は急速に胎動を始め、俺の意識は暗くなり――――それ以降の記憶がない。
先程己の身体から聞こえていたおぞましい音は、俺の全身の骨が折れたことでも表していたのだろうか。いや、それにしては痛みがない。では、何故立てないのか。
猫の助
MENU※夏コミ詳細更新※◯プロローグ アリアンナを
少女から女性そして…に変更。
◯ヘンリックという男
◯妄執たる血の聖女
上記を加筆後、1冊に纏めて新刊として発行致します。
もう1冊連盟員のギャグ小説は篝火4にて新刊として出します。
◯Xにも書いたので詳細は伏せますが諸事情により
52頁→34頁に変更し新刊発行します。文庫版サイズ
タイトル=Thoughts of a certain man
以上となります。当日会場にお越しの皆様宜しくお願い致します(*´ω`*)
ヘンリックと言う男ヘンリックと言う男
獣狩の夜家々は門戸を固く閉ざす。
ただの人の身では獣の餌食にしかならない。
そんな事は誰もが分かっていた。だから獣除け香を焚き震えて嵐が過ぎ去るのを今か今かと待つ。
狩人達以外は。
ヘンリックは何時も相棒と共に獣を狩っている。
彼とて最初から相棒と共に狩りをしていた訳では無い。
相棒…ガスコインは外から着た余所者だ。この街では余所者には酷く手厚い歓迎をする。
獣を狩れない者達が狩人…特に余所者の狩人をどの様に悪様に対応をしようがヘンリックには関係が無かった。
ガスコインが自分の娘ヴィオラと結婚する迄は。
ある獣狩の夜が明ける頃、自宅に戻ると娘が起きて待っていた。
不安で眠れないと昔から言う娘だったので今回もそうだろうと思っていた。
1023獣狩の夜家々は門戸を固く閉ざす。
ただの人の身では獣の餌食にしかならない。
そんな事は誰もが分かっていた。だから獣除け香を焚き震えて嵐が過ぎ去るのを今か今かと待つ。
狩人達以外は。
ヘンリックは何時も相棒と共に獣を狩っている。
彼とて最初から相棒と共に狩りをしていた訳では無い。
相棒…ガスコインは外から着た余所者だ。この街では余所者には酷く手厚い歓迎をする。
獣を狩れない者達が狩人…特に余所者の狩人をどの様に悪様に対応をしようがヘンリックには関係が無かった。
ガスコインが自分の娘ヴィオラと結婚する迄は。
ある獣狩の夜が明ける頃、自宅に戻ると娘が起きて待っていた。
不安で眠れないと昔から言う娘だったので今回もそうだろうと思っていた。
🥗/swr
DONE※ネタバレBloodborne 月の魔物×狩人
「幼年期のはじまり」エンドのイベントムービーを見て書いたものです(2024/05/30)
救いだったかもしれないあなたへ 『それ』を見た時、俺はほとんど無意識に手を伸ばしていた。
血のように赤い月から舞い降りてきたそれはひどく神々しく、俺はそれを「うつくしい」と思った。正気の人間なら、あの異形の存在の顕現に恐怖を抱く……ところであるのかもしれない。だが俺はそれを視界に捉えても、そんな感情は露ほども湧かなかった。
俺は手を伸ばしたまま、『それ』へと歩み寄っていった。というより、惹き寄せられたという方が正しいかもしれない。思考は真っ白で、歩みを止めろとか、危険だとか、きっと死ぬぞとか、そんな本来あるべき本能的な警報が頭の中で鳴り響くことはなかった。
静かに咲き乱れる白い花畑に、『それ』はゆっくりと降り立った。静謐で、神聖で、ある種の厳かさすら感じられるその姿に、俺は声もなくため息を漏らした。
2092血のように赤い月から舞い降りてきたそれはひどく神々しく、俺はそれを「うつくしい」と思った。正気の人間なら、あの異形の存在の顕現に恐怖を抱く……ところであるのかもしれない。だが俺はそれを視界に捉えても、そんな感情は露ほども湧かなかった。
俺は手を伸ばしたまま、『それ』へと歩み寄っていった。というより、惹き寄せられたという方が正しいかもしれない。思考は真っ白で、歩みを止めろとか、危険だとか、きっと死ぬぞとか、そんな本来あるべき本能的な警報が頭の中で鳴り響くことはなかった。
静かに咲き乱れる白い花畑に、『それ』はゆっくりと降り立った。静謐で、神聖で、ある種の厳かさすら感じられるその姿に、俺は声もなくため息を漏らした。
Ppeco0
PROGRESS「人形ちゃんとマリア様」以前は人形ちゃんだけだったんですが、せっかくだし最近描いていたマリア様とセットにしてみました。やっぱりこの2人ばかり描いてしまいますね。それだけ2人が可愛い&格好良いということで……。
猫の助
INFO冬コミ103で出したブラッドボーンの小説のショートストーリー。小さい女の子のプロローグです。※※夏コミ C104(初日)に受かりましたので、
◯プロローグ アリアンナを、少女から女性そして…に変更
◯ヘンリックという男
◯妄執たる血の聖女
上記の3点を加筆し1冊の本に纏めて新刊として発行致します。
もう1冊連盟員のギャグ小説は篝火4で新刊として出します。
上記の理由によりポイピクでこの作品の更新はストップ致しますが、プロローグ アリアンナだけはこの話単品のみでも読んで頂けますが、ヘンリックという男、妄執たる血の聖女は単品では読みきれませんのでご注意下さい。
サンプルとしてお読み頂けましたらして幸いです。
小さい女の子プロローグ アリアンナ
パチ…パチパチッ…
暖炉の薪が音をたてている。
ずっと雪に覆われたお城
綺麗だけどよく消えちゃうお姉さん達
おじいちゃまのお顔をした鳥の様な人達
何時も床磨きをしているお掃除のおじいちゃん達
変な兜を被ったお兄ちゃん達
物心が付いた時から周りに居る皆は優しかった。
(お外に居る大きいお腹の虫は苦手だけど)
暖かいお部屋
ふかふかのベット
優しいお母さま
ちょっと怖いお父さま
だけど幸せだった。
お父さまは怒るとちょっぴり怖いけれど、大きな手で頭を撫でてくれるのが大好きだった。
お母さまは好き嫌いをするとお父さまより怖いときが有ったけど、寝る前に抱っこをして色々なお話をしてくれるとふわふわ温かくて気持ちよくて…幸せだった。
1083パチ…パチパチッ…
暖炉の薪が音をたてている。
ずっと雪に覆われたお城
綺麗だけどよく消えちゃうお姉さん達
おじいちゃまのお顔をした鳥の様な人達
何時も床磨きをしているお掃除のおじいちゃん達
変な兜を被ったお兄ちゃん達
物心が付いた時から周りに居る皆は優しかった。
(お外に居る大きいお腹の虫は苦手だけど)
暖かいお部屋
ふかふかのベット
優しいお母さま
ちょっと怖いお父さま
だけど幸せだった。
お父さまは怒るとちょっぴり怖いけれど、大きな手で頭を撫でてくれるのが大好きだった。
お母さまは好き嫌いをするとお父さまより怖いときが有ったけど、寝る前に抱っこをして色々なお話をしてくれるとふわふわ温かくて気持ちよくて…幸せだった。
Ppeco0
DOODLEだいぶ遅れましたが、明けましておめでとうございます🎍Xでも絵を上げていますが、こっちでも引き続きポイポイ投げていく予定です。
2024年もどうぞよろしくお願いいたします🙇♀️
元旦に起きた地震、皆様ご無事でしたでしょうか。
幸い我が家は棚の物が落ちる程度で済みましたが、毎日の被害状況を見る度に心が痛みます。どうかこれ以上被害が大きくならない事を願うばかりです…。
Ppeco0
MAIKING人形ちゃんとマリア様のメイド服&執事服イラスト。---2023/11/22更新---
妄想絵を一枚追加しました。この衣装だったらやっぱり手ハートしてもらうしかないなってことで☺️
この二人がお給仕してくれるなら一文無しになるまで通い詰めるだろうな、と思っていたので、お札の絵文字に思わず笑ってしまいました。さては同士がいらっしゃる…🤝 2
猫の助
PAST昔別のアプリで書いたBloodborneの小説もどき。ヴァルトールとヤマムラの様な、自狩の様な
其処は敢えて暈してます。BL要素無し。
決められた文字数で書こうとして書ききれなかった小説もどきです。
篝火3で告知した通り、完成品を
BOOTHにて紙媒体にて販売致します。
ショートショートのストーリー小説。
詳しい内容は
https://mibu.booth.pm/
更新・支部にもこの無題の小説をアップしました。
加筆後の物は本にしか載せてません。
無題貴方は何時もそうでした。何時も飄々として自分が苦しい時も、弱音を吐かず見せず何事も無かったかの様に振舞っていましたね。
それがどれ程周りを傷付けて着たか貴方は分からないでしょう。
そしてその態度が皆を思うが故だと分かるからこそ何も言って来ませんでした。
でも今の貴方はどうでしょう?
死体の山を築き
血に酔いそうになる高揚感と
敵を斃すたびに冷えて行く視線と思考
そんな相反する中どんな時でも不遜な態度を崩さなかった人。
そんな貴方が物言わぬ屍となり私の足元に居る。
不思議ですね。
貴方の死に顔からは後悔何て微塵も感じない
上に嗤ったまま逝くなんて…
狩人はいずれ血に酔い餐まれ正気を喪う。
貴方は死の間際に狂って居たのか今では確かめようも有りません。
368それがどれ程周りを傷付けて着たか貴方は分からないでしょう。
そしてその態度が皆を思うが故だと分かるからこそ何も言って来ませんでした。
でも今の貴方はどうでしょう?
死体の山を築き
血に酔いそうになる高揚感と
敵を斃すたびに冷えて行く視線と思考
そんな相反する中どんな時でも不遜な態度を崩さなかった人。
そんな貴方が物言わぬ屍となり私の足元に居る。
不思議ですね。
貴方の死に顔からは後悔何て微塵も感じない
上に嗤ったまま逝くなんて…
狩人はいずれ血に酔い餐まれ正気を喪う。
貴方は死の間際に狂って居たのか今では確かめようも有りません。
Ppeco0
DOODLE獣狩りの夜。もくりで生まれた完成する気のないらくがき。
骸を踏んづけてる狩人様を描きたいなぁ〜〜と常々思ってたので、
この際、性癖全部盛りセットで描きました。
コートの下の服がちらっと見えるのが個人的萌えポイントです。