ES
コクト/コクフ
DOODLE零敬♀:チョコと書いて恋と読むいちばん初めのページを読んで大丈夫そうならお読みください。ES1年目軸のバレンタインねたです🍫ひとつまみでも楽しんで頂ければ、幸いです💜💚
▶︎R7 2/14 誤字修正致しました。 7
妄言集
DONE分岐の後編E旬視点
※ESが双子設定
相変わらず暗い
結末母さんが倒れて数年、俺達はハンターになった
お互いE級判定だったが、俺よりも戦闘のセンスがあり、怪我も少なく功績を上げていく弟にすごいと称賛するよりも、己の惨めさに打ちひしがれた
弟が稼いだ金を兄である俺が怪我の治療に充てるのが本当に申し訳なく、恥ずかしかった
一緒に参加していたのが、いつからか単独で参加するようになった
俺は弱すぎて煙たがられ、弟は指名が増えたからだ
協会の要請で向かった先で何度弟じゃないのかと残念がられ、比較され、否定される度に何かが崩れていく
本当は逃げたかったけど、昔父さんに言われたあの言葉を糧に頑張ってきたつもりだった、一応お兄ちゃんだから
必死に抗ってた時に弟が入院した
弟と一緒に参加していたハンター達は壊滅状態の中五体満足で生還したと聞きホッとしたのも束の間、急ぎ足で向かった病室の扉を開けて固まった
1462お互いE級判定だったが、俺よりも戦闘のセンスがあり、怪我も少なく功績を上げていく弟にすごいと称賛するよりも、己の惨めさに打ちひしがれた
弟が稼いだ金を兄である俺が怪我の治療に充てるのが本当に申し訳なく、恥ずかしかった
一緒に参加していたのが、いつからか単独で参加するようになった
俺は弱すぎて煙たがられ、弟は指名が増えたからだ
協会の要請で向かった先で何度弟じゃないのかと残念がられ、比較され、否定される度に何かが崩れていく
本当は逃げたかったけど、昔父さんに言われたあの言葉を糧に頑張ってきたつもりだった、一応お兄ちゃんだから
必死に抗ってた時に弟が入院した
弟と一緒に参加していたハンター達は壊滅状態の中五体満足で生還したと聞きホッとしたのも束の間、急ぎ足で向かった病室の扉を開けて固まった
妄言集
DONE暗い話になるやつ 前編※ESが双子設定で分離してる
SE脳の為SE寄りになるかもなので注意
全くCP匂わない話
分岐旬、父さんは救助に行ってくるから、ここは任せてもいいか?
すぐ戻るから、終わったらまた遊んで飯食って帰ろう
だから弟と此処で待っててくれ
頼んだぞ、お兄ちゃん…
ワシワシと頭を撫で回され唖然としている間に父さんはゲートに消えていった
ボサボサ髪のままこちらを見つめてくる弟の手を取り騒然としている場から避難する
「父さん強いし、すぐ戻ってくるよ」
「…ん」
花壇の縁に腰掛ける弟に避難途中で買ったお茶を渡すと素直に受け取り、2人並んで遠くからゲートを眺める
「やっぱり父さん、かっこいいな」
「…そうだな」
次々にゲートから人を運び出しまたゲートに入っていく父さんの後ろ姿が見える
やっぱり父さんは、すごい
「遅いな…」
次第にゲートから出てくる間隔が長くなり、比例するように不安が募っていく
1702すぐ戻るから、終わったらまた遊んで飯食って帰ろう
だから弟と此処で待っててくれ
頼んだぞ、お兄ちゃん…
ワシワシと頭を撫で回され唖然としている間に父さんはゲートに消えていった
ボサボサ髪のままこちらを見つめてくる弟の手を取り騒然としている場から避難する
「父さん強いし、すぐ戻ってくるよ」
「…ん」
花壇の縁に腰掛ける弟に避難途中で買ったお茶を渡すと素直に受け取り、2人並んで遠くからゲートを眺める
「やっぱり父さん、かっこいいな」
「…そうだな」
次々にゲートから人を運び出しまたゲートに入っていく父さんの後ろ姿が見える
やっぱり父さんは、すごい
「遅いな…」
次第にゲートから出てくる間隔が長くなり、比例するように不安が募っていく
妄言集
DONE闇ES※流血、ちょっとグロ表現あり
解釈違い注意
見ぬが秘事頂点まで上り詰め、築き上げた地盤は呆気なく崩壊した
今までの努力は一体何だったのだろうと思うほど呆気なく、残酷に叩き落とされた
身体の至る所から溢れてくる黒と赤が斑に混ざり広がる
視界の端に通知が大量に出ていたが確認する気力も体力も無かった
「あ、いたいた生きてる?」
場違いすぎる軽い声掛けに視線を向ければ、岩陰から見慣れた顔がこちらを伺っていた
「その状態で生きてるんだ、すごい生命力」
ニタニタと笑い近付いてくる昔の影を壁に身体を預けたまま無気力に見つめる、全てが億劫だった
「ねぇ、返事しなよ」
「はっァ゙…」
青と白のスニーカーが腹を踏みつけてくる
呼吸するだけで悲鳴を上げていた身体にさらなる負荷がかかり苦しさに顔が歪む
846今までの努力は一体何だったのだろうと思うほど呆気なく、残酷に叩き落とされた
身体の至る所から溢れてくる黒と赤が斑に混ざり広がる
視界の端に通知が大量に出ていたが確認する気力も体力も無かった
「あ、いたいた生きてる?」
場違いすぎる軽い声掛けに視線を向ければ、岩陰から見慣れた顔がこちらを伺っていた
「その状態で生きてるんだ、すごい生命力」
ニタニタと笑い近付いてくる昔の影を壁に身体を預けたまま無気力に見つめる、全てが億劫だった
「ねぇ、返事しなよ」
「はっァ゙…」
青と白のスニーカーが腹を踏みつけてくる
呼吸するだけで悲鳴を上げていた身体にさらなる負荷がかかり苦しさに顔が歪む
sososo_sodesu
INFO❏ クトゥルフ神話TRPG『 Escape from MOTHER-SHIP』
𝗣𝗖|𝗣𝗟
𝗣𝗖 - 三室戸 紘|かくろうさん
𝗣𝗖 - 七光 風愛美夢蘭|きせのんさん
𝗣𝗖 - 物部 綾人 |袖
▍シナリオクリア
pa_paaaaall
DONE園芸店に行ってきたシスが、お土産を買ってきた話感想はウェブボにお願いします🫰
https://wavebox.me/wave/1w8es6zzul4gvd5c/ 4571
妄言集
DONETLの闇トリオで狂った末に出来た闇SEちょっとだけ闇ES表現あり
私じゃコレが限界でした
負けたんだから俺たちがお前達をどうしようと勝手だろ
そう言い、無駄な抵抗をする手を取り連れ出す
「君本当に俺の事すきだよね」
ま、こっちはこっちで楽しむし勝手にすれば
とコイツと同じ顔で嫌味ったらしく投げかけられるが知るか
「どうせお前も楽しむだろ」
だから関わるな、そう一蹴すれば、確かにそーだねと合意され傷だらけの俺を連れ、じゃ、またねとひらひら手を振って違う方に消えていった
お前も人の事言えないだろ…と思ったが口にはしない
藪蛇でイグリットを出されても面倒だ
今はコイツが最優先だ
未だに抵抗し歩く事を拒否しているコイツを抱きかかえる
腕の中にある温かい存在に奥底から湧きあがってくる歓喜に、表情筋が歪み口角があがるのがわかる
570そう言い、無駄な抵抗をする手を取り連れ出す
「君本当に俺の事すきだよね」
ま、こっちはこっちで楽しむし勝手にすれば
とコイツと同じ顔で嫌味ったらしく投げかけられるが知るか
「どうせお前も楽しむだろ」
だから関わるな、そう一蹴すれば、確かにそーだねと合意され傷だらけの俺を連れ、じゃ、またねとひらひら手を振って違う方に消えていった
お前も人の事言えないだろ…と思ったが口にはしない
藪蛇でイグリットを出されても面倒だ
今はコイツが最優先だ
未だに抵抗し歩く事を拒否しているコイツを抱きかかえる
腕の中にある温かい存在に奥底から湧きあがってくる歓喜に、表情筋が歪み口角があがるのがわかる
Nao_estrada20
DONEes la primera vez que publico nsfw acá así que por ahora lo dejaremos así, no prometo subir este tipo de contenido seguido porque me da pena la mayoría del tiempo sjsjsjsjsjs 2可惜夜
DONEメリークリスマスです!!🎄.*ES2年目軸のKnightsのお話。
日頃の感謝をこめて司が4人の仲間たちにサプライズ作戦を決行しようとしているみたい…?
クリスマスに寂しいなんて思わせない『サンタのこと、いつまで信じてた?』
12月に入るとよく話題に上がってくる、答えに困るその質問。無難に小学生くらいですかねと答えるけれど、サンタがいるいないにしろ、あの頃12月の24日の夜にクリスマスプレゼントを枕元に置いていってくれる存在が確かにいたのだから、信じていた信じなくなった、いるいないなんて白黒つけず、もうそれでいいんじゃないかと、雪の降る夜景を映す窓を見て1人微笑んだ。
◆司
事務所の卓上カレンダーには、メンバーのスケジュールがびっしり書かれている。この時期は音楽番組に特番やらそれぞれ忙しく、クリスマスも他の日と変わらず仕事が入っていた。
(…帰ってくるのが25日の早朝…、)
海外で活動しているレオと泉は、25日の夜にある音楽番組にKnightsが出演するため帰国してくるのだが、凛月と嵐、そしてその2人を含め司は彼らにサプライズを考えているのだ。去年は、学院を卒業したレオと泉にサプライズを仕掛けられたのもあって、今年こそは自分が"サンタ側"になって、いつも王である自分を支えてくれている4人の先輩に日々の感謝を込めてこのサプライズ作戦を決行することにしたのである。今までこういうことをしたことがなかったのもあって、当日までそわそわしてしまうのもしょうがないだろう。びっしり埋まっているカレンダーの『25』に司は赤マルをつけ、嬉しそうに微笑んだのだった。
700512月に入るとよく話題に上がってくる、答えに困るその質問。無難に小学生くらいですかねと答えるけれど、サンタがいるいないにしろ、あの頃12月の24日の夜にクリスマスプレゼントを枕元に置いていってくれる存在が確かにいたのだから、信じていた信じなくなった、いるいないなんて白黒つけず、もうそれでいいんじゃないかと、雪の降る夜景を映す窓を見て1人微笑んだ。
◆司
事務所の卓上カレンダーには、メンバーのスケジュールがびっしり書かれている。この時期は音楽番組に特番やらそれぞれ忙しく、クリスマスも他の日と変わらず仕事が入っていた。
(…帰ってくるのが25日の早朝…、)
海外で活動しているレオと泉は、25日の夜にある音楽番組にKnightsが出演するため帰国してくるのだが、凛月と嵐、そしてその2人を含め司は彼らにサプライズを考えているのだ。去年は、学院を卒業したレオと泉にサプライズを仕掛けられたのもあって、今年こそは自分が"サンタ側"になって、いつも王である自分を支えてくれている4人の先輩に日々の感謝を込めてこのサプライズ作戦を決行することにしたのである。今までこういうことをしたことがなかったのもあって、当日までそわそわしてしまうのもしょうがないだろう。びっしり埋まっているカレンダーの『25』に司は赤マルをつけ、嬉しそうに微笑んだのだった。
可惜夜
PASTメリークリスマスイブです!🎄2年前に投稿した、ES1年軸のKnightsのお話(再掲)。
在校生組がセナハウスでクリスマスパーティを開こうとしていると……?
クリスマスに寂しいなんて似合わない12月。師走。クリスマス。
あの『セナハウス』と呼ばれていたあの空間に炬燵が1年ぶりに帰ってきた。去年と違うことといえば、足を入れてるのが2人ってことくらいだろうか。
「Merry Christmasです!」
「あら司ちゃん。メリクリ〜」
そこに1人加われば3人。でも四角形の炬燵だとやはり1箇所空いている。
「ん〜……ス〜ちゃん足冷たい……」
まるでコタツムリにでもなったかのように凛月が炬燵から顔だけだした。
「す、すみません…外は雪も降っているようで廊下歩いてるだけでも凍え死んでしまいそうでした…」
「クリスマスに雪ってロマンティックねェ」
「えぇ、これこそWhite christmasですね」
閉じきってないカーテンから覗く木は白い雪を纏っていて、窓もその寒さを見せつけるかのように白く曇っている。
5750あの『セナハウス』と呼ばれていたあの空間に炬燵が1年ぶりに帰ってきた。去年と違うことといえば、足を入れてるのが2人ってことくらいだろうか。
「Merry Christmasです!」
「あら司ちゃん。メリクリ〜」
そこに1人加われば3人。でも四角形の炬燵だとやはり1箇所空いている。
「ん〜……ス〜ちゃん足冷たい……」
まるでコタツムリにでもなったかのように凛月が炬燵から顔だけだした。
「す、すみません…外は雪も降っているようで廊下歩いてるだけでも凍え死んでしまいそうでした…」
「クリスマスに雪ってロマンティックねェ」
「えぇ、これこそWhite christmasですね」
閉じきってないカーテンから覗く木は白い雪を纏っていて、窓もその寒さを見せつけるかのように白く曇っている。
ベクス
INFO耽美絢爛に染る頃、喰らうはesの茶会にて。◆CoC
『耽美絢爛に染る頃、喰らうはesの茶会にて。』
KPC:Lawrence Rufus Virgo♍️/ベクス
PC:Sienna Lee Cancer♋️/たすくさん
前半!
♋️♍️ヨーロッパ旅行編1日目です!
イタリアを満喫してます!PLも旅行気分!楽しい!
しかしかわいいやりとりをしつつも、なにか不穏な…?
待て次回!
tukaichi17
DONEESオプメガ支部にも置いたけど、縦書きで読んで欲しいのでこっちでも
砂と石灰 故に神の場所とは、流謫の、追放のあらゆる書物
エドモン・ジャベス「エリヤ」
サウンドウェーブを無事収監したという報告を受け、オプティマス・プライムはようやく愁眉を開いた。
「ありがとう。彼等は必ず丁重に扱うようにと念を押しておいてくれ」
最後にそう言って通信を切ると、オプティマスは、ふぅ、と少しだけ息を吐いた。通信に〈枝〉が付いていないことを改めて確認し、慎重に周囲に防壁を巡らせる。これで誰かが居場所を逆探知しようとしても見つかることは無い。
今、オプティマス達が居るのは拠点にしているGHOSTの施設では無く、秘密裏に作ったセーフハウスのひとつである。GHOSTは勿論、マルト家の人々すら知らない拠点だ。
6270エドモン・ジャベス「エリヤ」
サウンドウェーブを無事収監したという報告を受け、オプティマス・プライムはようやく愁眉を開いた。
「ありがとう。彼等は必ず丁重に扱うようにと念を押しておいてくれ」
最後にそう言って通信を切ると、オプティマスは、ふぅ、と少しだけ息を吐いた。通信に〈枝〉が付いていないことを改めて確認し、慎重に周囲に防壁を巡らせる。これで誰かが居場所を逆探知しようとしても見つかることは無い。
今、オプティマス達が居るのは拠点にしているGHOSTの施設では無く、秘密裏に作ったセーフハウスのひとつである。GHOSTは勿論、マルト家の人々すら知らない拠点だ。
ゆめかわムキムキパパ
DONEりんねおたおめのメル燐!ESの構造がよくわかっていないので位置関係とかが適当です。絶対幸せになってね。
この世界に祝福を。「ヤダヤダーっ!!メルメルが運んでくれねェなら俺っちずっとここで叫び続けてやる!!」
5月18日、コズプロお誕生日会が終わりを告げお開きとなり、事務所から星奏館の共有スペースまで移動したところで天城の声が星奏館中に響き渡った。
びゃーびゃーと大人気なく喚き続ける天城に他のアイドル達は苦笑いでおやすみを告げ、各自静かに自室へと戻っていった。激務の中のパーティだったからか誰も彼もが眠たそうで、残ったのはCrazy:Bの4人だけだった。
「メルメルはこんで〜だっこォ〜!!」
4人になったところで天城の酔いが覚めるなんてことはなくて、結局駄々を捏ね続ける天城の声が響き渡っているだけなのだが。缶チューハイ片手にHiMERUに抱っこを求めるその姿はまさに無駄にデカい赤ん坊そのものだ。
32165月18日、コズプロお誕生日会が終わりを告げお開きとなり、事務所から星奏館の共有スペースまで移動したところで天城の声が星奏館中に響き渡った。
びゃーびゃーと大人気なく喚き続ける天城に他のアイドル達は苦笑いでおやすみを告げ、各自静かに自室へと戻っていった。激務の中のパーティだったからか誰も彼もが眠たそうで、残ったのはCrazy:Bの4人だけだった。
「メルメルはこんで〜だっこォ〜!!」
4人になったところで天城の酔いが覚めるなんてことはなくて、結局駄々を捏ね続ける天城の声が響き渡っているだけなのだが。缶チューハイ片手にHiMERUに抱っこを求めるその姿はまさに無駄にデカい赤ん坊そのものだ。
ふう。
DONE翠千ワンライよりお題『偶然のふり』
翠→千
個人の仕事が忙しすぎて流星隊メンバーと足並みが揃わない千秋。なんとか追いつこうと無理をするが体がついて行かず……。そんな千秋の元に翠が迎えに来る話。今よりも少しだけ進んだ時間軸のつもり。
※Pがちょこっとだけいる
※ES分からなさすぎて間違ってたらごめんなさい
「あ、プロデューサーさん。こんな遅い時間までお疲れ様です。………はい。俺は仕事終わりでこれから帰るところです。………え?俺に頼みたいこと?俺で良ければ聞きますけど……?………え?守沢先輩が……?はぁ……何やってんだかあのひと……。すみません、アレのせいでプロデューサーさんに迷惑をかけてしまって……。………ああ、気にしないでください。アレの対応には慣れてるんで」
◇◇◇
スマホで流していた音楽を止めて、思わず大きく息を吸う。吸っても吸っても体内に酸素が入っていかない感覚に、ぼんやりとした頭では思考もうまくまとまらない。体は鉛のように重く、思うように動いてくれない。
一体何時間ぶっ通しで踊り続けているのだろうか。脳に酸素が回らない状態ではそれすらも思考するのに労力を使う。いいや、そんなことを考えたってしょうがないか。とにかく時間がない。今は少しでも早く振り付けの精度を高めないと。俺のせいであいつらに迷惑はかけたくない。
5495◇◇◇
スマホで流していた音楽を止めて、思わず大きく息を吸う。吸っても吸っても体内に酸素が入っていかない感覚に、ぼんやりとした頭では思考もうまくまとまらない。体は鉛のように重く、思うように動いてくれない。
一体何時間ぶっ通しで踊り続けているのだろうか。脳に酸素が回らない状態ではそれすらも思考するのに労力を使う。いいや、そんなことを考えたってしょうがないか。とにかく時間がない。今は少しでも早く振り付けの精度を高めないと。俺のせいであいつらに迷惑はかけたくない。
mackey087
SPOILERCoC「終わる世界の最果てで」ネタバレ絵内容を知っている→pass:yes
余談だけど、個人的イメソンということで「はじまりのまえ、おしまいのあと」などを聴いています
https://youtu.be/DSy9D8i51dw?si=x1L69N6vKQXKt5es 10
Ordet_er_frit_
DONE[准牧] バレエAUバレエ団のプリンシパルダンサーのマンデルと、バレエ団職員のプレストンのお話。
「白鳥の湖」が気になった方はこちらの動画をどうぞ:
白鳥と王子:https://youtu.be/buzLoH0C-Es?si=r
黒鳥と王子:https://youtu.be/XfmSv0z205s?si=fBeRbrV9tx-xoUlZ
白鳥の湖 偽りの愛を勝ち取った時、黒鳥はどんな気持ちだったのだろう――。
どことなく凛とした空気が漂う廊下。かすかにピアノの音が聞こえる。
バレエなんて縁遠い世界だった。それなのに今、プレストンは劇場の中、関係者しか歩かない廊下を歩いている──今日からここが職場になるのだ。
バレエ団の裏方で働いていた叔父が体調を崩して仕事をやめることになり、ちょうど職がなくフラフラしていたプレストンにその仕事の話がやってきたのがほんの数週間前。すんなりと話が決まり、そしていまこうして木の廊下を歩いている。時折すれ違うダンサー達は、同じ人間とは思えないほど颯爽とした雰囲気を纏っていて、プレストンはいつも以上に猫背になってしまう。
5777どことなく凛とした空気が漂う廊下。かすかにピアノの音が聞こえる。
バレエなんて縁遠い世界だった。それなのに今、プレストンは劇場の中、関係者しか歩かない廊下を歩いている──今日からここが職場になるのだ。
バレエ団の裏方で働いていた叔父が体調を崩して仕事をやめることになり、ちょうど職がなくフラフラしていたプレストンにその仕事の話がやってきたのがほんの数週間前。すんなりと話が決まり、そしていまこうして木の廊下を歩いている。時折すれ違うダンサー達は、同じ人間とは思えないほど颯爽とした雰囲気を纏っていて、プレストンはいつも以上に猫背になってしまう。