TAR
えび〜
DONE7/24鍾タルwebオンリー「磐石の君と琉璃の花で約束を# 2」展示漫画少しの間公子と離れていた先生が寂しくなる話。
先生と公子がご飯を食べていちゃついているだけの少女漫画です。
※事後表現あり 11
mizuti0
DONE7/24開催の鍾タルwebオンリーの展示漫画になります。全年齢です。
イベントでの公開終了した為全体公開にしました。
枚数少ないのですがこんなテンションの二人の本いつか纏められたらなと思います。 2
harumun
DONE7/24 webオンリー『磐石の君と琉璃の花で約束を』展示漫画になります。
タルタリヤの誕生日漫画 全8ページ
プロットネーム:ユウヒさん(@yuuhiat) に描いていただきました!
パスワードはイベントのお品書きに記載しております。 8
かいと
TRAINING4回目の鍾タルワンドロ・ワンライ お題「両片思い」「寂しがり」に投稿してたssです。画像で投稿してたのでこちらにはテキストでうpしときます。一応ハッピーエンドのつもりですがキャラ死ネタも含むので注意
元ツイート→https://twitter.com/kaito_012/status/1416398462430564355?s=20
寂しがりの神様へ スネージナヤでは珍しく吹雪が止んでいる日だった。人里離れた場所で灯りは無いが今は雪を降らすぶ厚い雲も無く、夜空に瞬く満天の星とその光を溶ける事の無い雪が反射して辺りは明るいぐらい筈だったけれど、どんどん薄暗くなってくる。自分の視界が閉ざされてきていたからだった。濁音交じりの呼吸が煩わしい。手足の感覚が鈍い…と言うか、“無い”のかもしれない。
「(珍しく、暫くはスネージナヤに居れそうだったのに…)」
本当に珍しく本国での任務を与えられていた。執行官になってからは女皇様への報告のついでか、休暇を作ってやっと数日間家に顔を出せるぐらいだったから、毎日では無いものの週末とかに気軽に顔を出せるのでテウセルが凄く喜んでくれた。トーニャが母さんと一緒に作ってくれた手料理も頻繁に食べれるし、やっぱり家族と側に居れるのは良いなと思った。だからと言って油断していたつもりは無かったのだけれど。
6373「(珍しく、暫くはスネージナヤに居れそうだったのに…)」
本当に珍しく本国での任務を与えられていた。執行官になってからは女皇様への報告のついでか、休暇を作ってやっと数日間家に顔を出せるぐらいだったから、毎日では無いものの週末とかに気軽に顔を出せるのでテウセルが凄く喜んでくれた。トーニャが母さんと一緒に作ってくれた手料理も頻繁に食べれるし、やっぱり家族と側に居れるのは良いなと思った。だからと言って油断していたつもりは無かったのだけれど。
しゃもじ
DONEタルタリヤ誕の小話。弊ワットの一軍パでわやわやしてるだけ
とある夏の日⚠︎注意
・諸々の遺恨は水に流してパーティ組んで旅してる設定
・弊ワット一軍パ(鍾離、七七、魈、タル)+蛍とパイモンがいます
「そういえば公子、明後日誕生日だったよな?」
討伐任務に向かう道すがら、蛍と戯れながら飛んでいたパイモンが、ふと前を歩くタルタリヤに声を掛ける。
「お、よく覚えてたね。えらいぞおチビちゃん」
「そりゃ、あんだけアピールされたらな…」
なぁ?と求められた同意に、頷きを返す蛍。
2週間前から毎日のように「俺の誕生日、7月20日だからよろしく」と言われ続ければ嫌でも覚えるというものだ。
「ここはひとつ、祝いの席でも設けるのはどうだ?」
蛍に並んで歩いていた鍾離が、どこか浮き足だった様子で名案とばかりに声を僅かに弾ませる。
1609・諸々の遺恨は水に流してパーティ組んで旅してる設定
・弊ワット一軍パ(鍾離、七七、魈、タル)+蛍とパイモンがいます
「そういえば公子、明後日誕生日だったよな?」
討伐任務に向かう道すがら、蛍と戯れながら飛んでいたパイモンが、ふと前を歩くタルタリヤに声を掛ける。
「お、よく覚えてたね。えらいぞおチビちゃん」
「そりゃ、あんだけアピールされたらな…」
なぁ?と求められた同意に、頷きを返す蛍。
2週間前から毎日のように「俺の誕生日、7月20日だからよろしく」と言われ続ければ嫌でも覚えるというものだ。
「ここはひとつ、祝いの席でも設けるのはどうだ?」
蛍に並んで歩いていた鍾離が、どこか浮き足だった様子で名案とばかりに声を僅かに弾ませる。
hariyama_jigoku
DONE鍾タル小説。公i子誕生日おめでとう!!!!!恋とはどんなものかしら「邪魔するぞ」
軽く扉を叩いた後に、部屋に声をかけた。既に彼の部下から在室していることは聞いていたから、応答を待たずに扉を開ける。返事はしなかった。だが執務机にもたれ掛かるタルタリヤは、行儀悪く頬杖をついている。虫の居所でも悪いのか、ちらりと鍾離に視線を向けて大きなため息を吐き出した。どうやら何か手紙のような紙面を見ていたらしく、不機嫌の原因はそれかとあたりをつける。
「どうかしたのか、随分と機嫌が悪いようだが」
あまり長引くようならタイミングが悪いのだが、少々様子を見ることにして原因を尋ねた。
「どうもこうもないよ!」
些か覇気のない声を上げ、べたりとタルタリヤは机へと突っ伏してしまう。うーうーと唸る様子は、彼らしからぬ仕草だ。まるで子供のようだと珍しい姿をまじまじと観察していると、じとりとした目が髪の隙間から鍾離を見咎める。
2488軽く扉を叩いた後に、部屋に声をかけた。既に彼の部下から在室していることは聞いていたから、応答を待たずに扉を開ける。返事はしなかった。だが執務机にもたれ掛かるタルタリヤは、行儀悪く頬杖をついている。虫の居所でも悪いのか、ちらりと鍾離に視線を向けて大きなため息を吐き出した。どうやら何か手紙のような紙面を見ていたらしく、不機嫌の原因はそれかとあたりをつける。
「どうかしたのか、随分と機嫌が悪いようだが」
あまり長引くようならタイミングが悪いのだが、少々様子を見ることにして原因を尋ねた。
「どうもこうもないよ!」
些か覇気のない声を上げ、べたりとタルタリヤは机へと突っ伏してしまう。うーうーと唸る様子は、彼らしからぬ仕草だ。まるで子供のようだと珍しい姿をまじまじと観察していると、じとりとした目が髪の隙間から鍾離を見咎める。
ritsuki_moe
DOODLEタル誕のタル蛍のつもりで描きました。つき合ってるタル蛍。
かわいい下着(ベビードール)着た蛍ちゃんでこのあとお楽しみいただいてほしいです。
2021.07.211枚追加!
思いついたのでちょっぴり追加しました!
タルタリヤお誕生日おめ!(遅刻) 4
hariyama_jigoku
DONE鍾タルワンドロワンライ参加させて頂いたもの。お題は「両片思い」「寂しがり」(+1h30m)袂を分かつ音は 夜の帳もすっかり落ちきって、人気のない璃月港には耳を澄ませば波の音があわく鳴る音だけがしていた。そこに人目を忍ぶように、タルタリヤは足早に歩を進める。璃月港の入り口から湾岸を横手に、足は一心にファデュイが借り上げている宿へと向けられていた。
今日は些か手間のかかる案件だった。常ならば借金の取り立てなど、優秀な部下たちで事足りるものである。だが、今回は四方八方に逃げ回り、とうとう上司のタルタリヤも駆り出されることになったのだ。結局顧客をひっ捕まえて"納得"してもらったのは、夕陽が沈んだ頃だった。そこから璃月港に舞い戻ったはいいものの、今からまた銀行に戻る気には流石になれなかった。
3384今日は些か手間のかかる案件だった。常ならば借金の取り立てなど、優秀な部下たちで事足りるものである。だが、今回は四方八方に逃げ回り、とうとう上司のタルタリヤも駆り出されることになったのだ。結局顧客をひっ捕まえて"納得"してもらったのは、夕陽が沈んだ頃だった。そこから璃月港に舞い戻ったはいいものの、今からまた銀行に戻る気には流石になれなかった。
kino_ui
DONE鍾タルワンライ・第四回目【寂しがり】所要時間:2h
(!)注意
・魔神第1章3幕までのネタバレ
・付き合っていないが肉体関係のある2人
・事後
その幻肢痛を撫でてやりたい(鍾タル) 誰かの代わりになるのも、止まり木扱いされるのも嫌だった。でも、もし彼が俺を望んで呼ぶのならば、ちょっとくらい隣にいてあげてもいいかなと思う。この感情に名前は付けられなかったが、要するに、そういう情だった。
鍾離先生の自宅を訪れたときには小降りだった雨も、今や本格的に降りはじめて雷鳴まで響く始末だった。体液まみれの身を清めた後でまた濡れる羽目になるのは億劫だったが仕方がない。ここに朝まで留まる理由も道理も持ち合わせてはいないのだから。
いつものように寝台から身体を起こす。滞在している旅館にも負けず劣らずの価格をしているのであろうこの寝台は、このまま眠ってしまいたいという誘惑がいつも頭をよぎる程度には寝心地が良い。いつも身綺麗にした後も、なんだかんだと暫く居座ってしまう。鍾離先生は何度も過ごした夜と何ら変わらず、寝台にはいたけれど身体を起こしたまま読書中だった。
3049鍾離先生の自宅を訪れたときには小降りだった雨も、今や本格的に降りはじめて雷鳴まで響く始末だった。体液まみれの身を清めた後でまた濡れる羽目になるのは億劫だったが仕方がない。ここに朝まで留まる理由も道理も持ち合わせてはいないのだから。
いつものように寝台から身体を起こす。滞在している旅館にも負けず劣らずの価格をしているのであろうこの寝台は、このまま眠ってしまいたいという誘惑がいつも頭をよぎる程度には寝心地が良い。いつも身綺麗にした後も、なんだかんだと暫く居座ってしまう。鍾離先生は何度も過ごした夜と何ら変わらず、寝台にはいたけれど身体を起こしたまま読書中だった。
menma222_opf
DOODLEタル→旅前提の鍾タル(8/2 2枚追加)色々ガバガバ なんでも許せる人だけどうぞ
これはよくない絵たち↓
https://poipiku.com/333299/5008134.html 10
にょてーぺんぎん
MEMO小説にできるか分からない妄想のメモ書き。CP:タル空
※ほぼ口論ですがケンカしてます。
タルタリヤが空を殴るのがダメな方はワープして逃げてください。
※ツイート妄想をまとめたものなので、ツイートごとに改行が入ります。
ケンカ話(タル空)食事中、鍾離から空がアカツキワイナリーのオーナーと付き合っていると聞いたタルタリヤ。
動揺を隠しながら食事を終え、どれだけの人間が交際の事実を知っているか調査。
結果、鍾離以外は知らない。これは鍾離の嘘だということが分かった。しかし、鍾離はこんなくだらない嘘をつく人ではない。
彼自身が念入りに用意した嘘なら、もっと質が良いはずだ。
よって、この力の入っていない嘘は誰かからの依頼である可能性が高いと踏んだ。こんな嘘をつかせるのは誰なのか。
空と自分が親しくなることを良しとしていない者で、鍾離とコンタクトをとれる者。
そこまで考えて一人浮かんだ。
それからタルタリヤは空の監視を続けた。確かにアカツキワイナリーのオーナーと過ごしていることが多かった。仲は良さそうだが、キスやハグといった行為はない。
1395動揺を隠しながら食事を終え、どれだけの人間が交際の事実を知っているか調査。
結果、鍾離以外は知らない。これは鍾離の嘘だということが分かった。しかし、鍾離はこんなくだらない嘘をつく人ではない。
彼自身が念入りに用意した嘘なら、もっと質が良いはずだ。
よって、この力の入っていない嘘は誰かからの依頼である可能性が高いと踏んだ。こんな嘘をつかせるのは誰なのか。
空と自分が親しくなることを良しとしていない者で、鍾離とコンタクトをとれる者。
そこまで考えて一人浮かんだ。
それからタルタリヤは空の監視を続けた。確かにアカツキワイナリーのオーナーと過ごしていることが多かった。仲は良さそうだが、キスやハグといった行為はない。
AmekoKoyuki
DOODLEOtome cg redraw. Childe as Souji OkitaVoiced version (2:59) : https://youtu.be/4U_8MNUaqTQ
Voice/dialogue/translation/redrawn CG credits to Otomate: Hakuoki
VA: Showtaro Morikubo 2
かいと
MOURNING鍾タル ワンドロワンライ お題「嘘」用に書いてたけど2時間以上掛かっちゃいましたね…また、鍾タル未満になっちまった…何かウジウジしてる公子殿です。
ファデュイの最年少執行官“公子”タルタリヤが璃月へと派遣されたのは、表向きはスネージナヤが各国に進出し経営している『北国銀行』の璃月支店の取締役を務める事。真の目的は彼が唯一忠誠を誓ったスネージナヤの神、女皇の命により璃月の神、岩王帝君の神の心を奪う為。
あまり得意ではない暗躍なんて事をやって、最終的には璃月の地に、か弱い一般人だって巻き込む事をしでかしたのに、蓋を開けてみたら奪い取るまでも無く岩王帝君は女皇直接契約を交わしていて、自ら神の心を手渡したのだった。それも別に派遣されてきた“淑女”の手に渡した。
全て神の掌の上で踊らされていた。
よりによって岩王帝君は、璃月に来てからビジネス上でも個人的にも懇意にしていた往生堂の客卿、鍾離の真の姿だった。
4139あまり得意ではない暗躍なんて事をやって、最終的には璃月の地に、か弱い一般人だって巻き込む事をしでかしたのに、蓋を開けてみたら奪い取るまでも無く岩王帝君は女皇直接契約を交わしていて、自ら神の心を手渡したのだった。それも別に派遣されてきた“淑女”の手に渡した。
全て神の掌の上で踊らされていた。
よりによって岩王帝君は、璃月に来てからビジネス上でも個人的にも懇意にしていた往生堂の客卿、鍾離の真の姿だった。
かいと
TRAINING第2回目鍾タルワンドロ・ワンライ用ssです。付き合ってない。
無自覚で先生の事好きっぽいタルタリヤとタルタリヤの事可愛いと思ってる先生です。
凡人はそんなことしない その日、タルタリヤと鍾離は旅人から秘境探索の助力を頼まれていて、璃月港内の旅館で一泊した旅人と街中で落ち合ってから秘境に向かう約束になっていたのだが、所用が入り先に璃月港から出なければならなくなった鍾離とは秘境近くで落ち合う事になった。
タルタリヤ達がその場に到着した頃には既に所用を終えた鍾離その場で待っていて、どれだけそこで待っていたのか知れないが、肩や頭に数羽の小鳥が止まっていて暇つぶしなのか指先に止まった小鳥を撫でて愛でていた。そんな姿を見たタルタリヤは
「先生、まるで絵本に出てくるお姫様みたいだねぇ」
昔、妹に読み聞かせた絵本の挿絵を思い出してあはは。と揶揄ってみた。
***
秘境探索も難無く終わり、良く動いて良く食べた後は滞在先へ帰って身を清め、程よい疲労感を纏った体はベッドに横になるとすぅっとタルタリヤを眠りの世界へ誘った。普段はあまり夢を見る方では無いのだが、その日タルタリヤは珍しく夢を見た。
4086タルタリヤ達がその場に到着した頃には既に所用を終えた鍾離その場で待っていて、どれだけそこで待っていたのか知れないが、肩や頭に数羽の小鳥が止まっていて暇つぶしなのか指先に止まった小鳥を撫でて愛でていた。そんな姿を見たタルタリヤは
「先生、まるで絵本に出てくるお姫様みたいだねぇ」
昔、妹に読み聞かせた絵本の挿絵を思い出してあはは。と揶揄ってみた。
***
秘境探索も難無く終わり、良く動いて良く食べた後は滞在先へ帰って身を清め、程よい疲労感を纏った体はベッドに横になるとすぅっとタルタリヤを眠りの世界へ誘った。普段はあまり夢を見る方では無いのだが、その日タルタリヤは珍しく夢を見た。
kino_ui
DONE鍾タルワンライ・第一回目【はじめて】所要時間:1h+30min
(!)注意
・魔神第1章3幕までのネタバレ
・付き合っていないが肉体関係のある2人
・事後
・先生の尻を狙うタル
・先生が非処女
睦言と卑怯者(鍾タル)「俺だけがはじめてなんて、不公平じゃない?」
つう、と一本美しく通った背骨の筋を指先でなぞる。こんな事後の、寝床の上。どんな男でも少しは気が抜けてしまう場面でも、この男の背は一本鉄骨が入っているかのようにすらりと伸びている。隙ひとつない背中。どれだけ己が爪を立てても傷ひとつ残らない背中だ。正確に言うなら、ついたとしてもすぐに治ってしまうらしい。キスマークもどれだけ強く吸いついてみても同じだった。凡人らしくないよと笑ったのは記憶に新しい。
鍾離先生はさんざん脱ぎ散らかした服を畳んでいた手を止めて、ちらりと顔をこちらに向けた。限りなく真顔に近い。でもすこしだけ間が抜けてみえるような、理解不能って顔。悪くない。愉快な気分になってきた。なんでも知っているってすまし顔が僅かにあどけなく崩れる瞬間が俺は結構好きだった。
1696つう、と一本美しく通った背骨の筋を指先でなぞる。こんな事後の、寝床の上。どんな男でも少しは気が抜けてしまう場面でも、この男の背は一本鉄骨が入っているかのようにすらりと伸びている。隙ひとつない背中。どれだけ己が爪を立てても傷ひとつ残らない背中だ。正確に言うなら、ついたとしてもすぐに治ってしまうらしい。キスマークもどれだけ強く吸いついてみても同じだった。凡人らしくないよと笑ったのは記憶に新しい。
鍾離先生はさんざん脱ぎ散らかした服を畳んでいた手を止めて、ちらりと顔をこちらに向けた。限りなく真顔に近い。でもすこしだけ間が抜けてみえるような、理解不能って顔。悪くない。愉快な気分になってきた。なんでも知っているってすまし顔が僅かにあどけなく崩れる瞬間が俺は結構好きだった。
MiraN__suBgamE
DONE初めてのワンドロ参加です!(当社比)甘めの鍾タル。全年齢。誤字脱字や表現描写云々のおかしな点はあると思うけど頑張りました。
傷口 肌を刺す北風が強くなりはじめ、黄金に輝く紅葉が役割を終え、ハラハラと散りゆく季節。获花洲を一望する望舒旅館は静まり帰った夜の璃月を明るく照らしていた。
「今日はほんとに災難だったけど、先生が居てくれて助かった」
「大した事はない。気にするな」
遠出の任務は少し大変で、帰るに帰れない距離にあったここで鍾離先生がいたのは不幸中の幸いだった。疲れた体に野宿は少し堪える。たまたま用事で泊まりに来ていた鍾離先生と同じ部屋で一夜を共にするのは少々不安だが、寝具で休息を取れるに越した事はない。
そろそろ体も冷えてきたところで部屋に戻ろうとした瞬間、唇に鋭い痛みが走る。
「っ……」
「どうした?」
「いや、ちょっと唇切っちゃったみたい」
1346「今日はほんとに災難だったけど、先生が居てくれて助かった」
「大した事はない。気にするな」
遠出の任務は少し大変で、帰るに帰れない距離にあったここで鍾離先生がいたのは不幸中の幸いだった。疲れた体に野宿は少し堪える。たまたま用事で泊まりに来ていた鍾離先生と同じ部屋で一夜を共にするのは少々不安だが、寝具で休息を取れるに越した事はない。
そろそろ体も冷えてきたところで部屋に戻ろうとした瞬間、唇に鋭い痛みが走る。
「っ……」
「どうした?」
「いや、ちょっと唇切っちゃったみたい」