真夜
Howl
DOODLE本文ペン入れ進まなくて新刊原稿の枠外余白に本文の延長でアイドル巨匠の全身図うっかり落書きしてたら表紙案ぽくなってたよ…パトラッシュ…真夜中に原稿が進まなくて逃避に表紙デザイン案こねてたら見事に表紙詐欺ぽくなってたよ…パトラッシュ…疲れてるんだ…もう寝よう…パトラッシュ…………関西コミティア70【C-25 ばんくしあ 】で参加します。画像はただの表紙案なので実際のものとは違う可能性有り
こたつ
DOODLE真夜中ファミレスのチルライ「数年後も同じラブコールを聴かせて」 熱帯夜だった。クーラーの効いた部屋で一汗かいた後、俺は体温の上がった身体を冷ましながらただ天井を見ていた。
「腹減ったな」
ぼそりとチルが呟いた。返事をするように俺の腹が鳴る。ぶはっと吹き出したチルは、暗闇でもわかる柔らかな眼差しで問いかけた。
「ファミレスでも行くか」
午前三時、サンダルを引っ掛けて大通りに出た。歩道に人はおらず、まるで街自体が寝静まってしまったみたいだ。
手探りでチルの手を握ると、いつもは嫌がる彼が仕方ないなというように隣で息を吐いた。
「暑っいな」
絡めた指先は解かれなかった。
無言でゆっくりと歩いて十数分、暗闇に看板が煌々と光っているのが見えた。
「お疲れさん」
ブォンと顔面に強風を当てられる。風の出どころは、チルが首から下げた携帯ファンだった。
1931「腹減ったな」
ぼそりとチルが呟いた。返事をするように俺の腹が鳴る。ぶはっと吹き出したチルは、暗闇でもわかる柔らかな眼差しで問いかけた。
「ファミレスでも行くか」
午前三時、サンダルを引っ掛けて大通りに出た。歩道に人はおらず、まるで街自体が寝静まってしまったみたいだ。
手探りでチルの手を握ると、いつもは嫌がる彼が仕方ないなというように隣で息を吐いた。
「暑っいな」
絡めた指先は解かれなかった。
無言でゆっくりと歩いて十数分、暗闇に看板が煌々と光っているのが見えた。
「お疲れさん」
ブォンと顔面に強風を当てられる。風の出どころは、チルが首から下げた携帯ファンだった。
前 浪
PAST真夜中のファミレスでの、付き合い始めてまだ日の浅いひとじゅしの話⚖️🌔☕️2022年4月10日開催のひとじゅしオンリーにて発行された「真夜中」をテーマにした小説合同誌「Midnight memories.」にゲスト寄稿させていただいたもののweb再録です。
当時読んでくださった方、ありがとうございました。
【web再録】夜更かしの歌 はぁーっと大きなため息をつく。そのまま勢いよくもたれかかったソファは自分には小さすぎて、後ろの席が見えるほど仰け反ってしまった。誰も、座ってなくてよかった。
メンバーと話し合って今回の曲のテーマは決まっている。先に出来上がったデモ音源をスマホに入れて何度も聞いたし、何となく「こんな感じ」っていうイメージも自分の頭の中にある。
だけど、それを具体的にする肝心の歌詞が、出てこない。目の前のノートの上には「夜」の一文字と、それを書いたっきり転がされたままのボールペンだけ。
「ねぇ、どんなの書いたら良いのかな……」
頬杖をついてアマンダに聞いてみるけど、残念ながら何もアドバイスは返って来ない。ただ「頑張って」って、見守ってくれるだけだ。
6171メンバーと話し合って今回の曲のテーマは決まっている。先に出来上がったデモ音源をスマホに入れて何度も聞いたし、何となく「こんな感じ」っていうイメージも自分の頭の中にある。
だけど、それを具体的にする肝心の歌詞が、出てこない。目の前のノートの上には「夜」の一文字と、それを書いたっきり転がされたままのボールペンだけ。
「ねぇ、どんなの書いたら良いのかな……」
頬杖をついてアマンダに聞いてみるけど、残念ながら何もアドバイスは返って来ない。ただ「頑張って」って、見守ってくれるだけだ。
ito_i_gawa
DONE教祖×教師の夏五夏が離反した世界線の2人が真夜中に秘密の逢瀬をする話。
身体は重ねるのに恋人じゃないから。ってキスはしてくれない悟がいます。
pass:18↑? (y/n) 2472
POI9466327
PAST2022年5月発行のアキ姫アキアンソロジー「真夜中に手解き」参加作品です。寄稿できて光栄でした。関係者のみなさま、どうもありがとうございました。
行間 もしもねがいがかなうとしたら。
わたしは、何を祈るだろう。
なにか、たったひとつだけ。絶対に叶う願いを受け入れてくれる神だか何だか、いたとしたら。
アキくん。
あなたがこれ以上、痛い思いをしないよう。
あなたが、大切なものを失わぬよう。
あなたが本来送るべきであった、穏やかな人生を過ごせるよう。
祈る、だろうか。
祈る、のだろう。
そうして本来、あなたと出会えず終わるはずの私は、
それでもきっと、あなたをみつけてみせるのだ。
「先輩」
そう、きっときっときみを見つけて、
「先輩ヨダレすごい」
もう、うるさいなあ。今いいとこなのに──
「────…………は?」
「はい」
「……あき、くん」
「はい」
「なんで私の家にいるの?」
7182わたしは、何を祈るだろう。
なにか、たったひとつだけ。絶対に叶う願いを受け入れてくれる神だか何だか、いたとしたら。
アキくん。
あなたがこれ以上、痛い思いをしないよう。
あなたが、大切なものを失わぬよう。
あなたが本来送るべきであった、穏やかな人生を過ごせるよう。
祈る、だろうか。
祈る、のだろう。
そうして本来、あなたと出会えず終わるはずの私は、
それでもきっと、あなたをみつけてみせるのだ。
「先輩」
そう、きっときっときみを見つけて、
「先輩ヨダレすごい」
もう、うるさいなあ。今いいとこなのに──
「────…………は?」
「はい」
「……あき、くん」
「はい」
「なんで私の家にいるの?」
toriotoko_f
DONE【ミッドナイト・アイスクリーム】アルゴナビス/奏遥/P,17
奏にたまに訪れる、真夜中のお話。
※R12G 、流血、集合体恐怖症注意
2022.11.23.奏遥オンリーイベント
『深海の彼方、遥かまで唄う鳥』の新作。
5月3日の赤ブー内プチオンリー『Resound fromLIVE』にて加筆修正+描き下ろしを入れ紙の同人誌にしました。
描き下ろしがえっちな奏遥なのでR18Gでフロマージュさんに書店委託中です。 19
Dr.シノ@無期迷途
SPOILER新イベントPV 新衣装情報🎞・局長新衣装
・デイリン星三衣装 楽宴シリーズ
・NOX星三衣装 幻造空想シリーズ
・澈星二衣装 真夜中の野獣シリーズ(無料)
・マキアート星二衣装(無料)
最高!!!!ありがとうございます!!!
◆PVのURL:
https://www.bilibili.com/video/BV1Fg4y1e7qb/?spm_id_from=333.999.0.0&vd_source=cff9bd43121dcad1397a7f34bd4138a0 12
Ishmael_said
PAST真夜中の冒険 ユウリとビート(非恋愛)琥珀の雪夜というと、さしていい記憶がない。決して暗いのが怖いわけではないし、夜は幽霊が出るだとか、そういう類の恐怖ではない。では「全く問題ない」と言えるか?そう問われたのなら、ビートは少し迷うだろう。
毎日太陽は東より出て西に傾き、月が出て、それの繰り返し。どこにいても独りだったけれど、それ自体は辛くなかった。いつか、真っ当な評価が下される日が来ることを疑うことなどなく生きてきた。脳裏に染み付いた戸惑いが鬱陶しくて、辟易としているだけだ。
夜と、冬。目の前に横たわるそれに、どこにも行けないで立ち尽くしている。
「豪雪で空飛ぶタクシーもガラル鉄道も運休、だってさ」
スマホロトムから聞こえるラジオニュースを確認したと見えるユウリがそう言った。シュートシティはスタジアム、リーグ本部。ジムリーダー勢の興行公式戦後、観客も大半がはけた頃、ガラル地方は暴風雪に見舞われている。事前の予報を大きく外れて、一日早く来た冬の嵐に交通機関は全麻痺、少し外に出ようものなら全身を横殴りの猛吹雪に苛まれることだろう。
3421毎日太陽は東より出て西に傾き、月が出て、それの繰り返し。どこにいても独りだったけれど、それ自体は辛くなかった。いつか、真っ当な評価が下される日が来ることを疑うことなどなく生きてきた。脳裏に染み付いた戸惑いが鬱陶しくて、辟易としているだけだ。
夜と、冬。目の前に横たわるそれに、どこにも行けないで立ち尽くしている。
「豪雪で空飛ぶタクシーもガラル鉄道も運休、だってさ」
スマホロトムから聞こえるラジオニュースを確認したと見えるユウリがそう言った。シュートシティはスタジアム、リーグ本部。ジムリーダー勢の興行公式戦後、観客も大半がはけた頃、ガラル地方は暴風雪に見舞われている。事前の予報を大きく外れて、一日早く来た冬の嵐に交通機関は全麻痺、少し外に出ようものなら全身を横殴りの猛吹雪に苛まれることだろう。
いおり
DOODLEデルウハと竜野くんが真夜中にうどんを食べるお話。ちょっと暗い。真夜中の食卓 どうしたらいいんだっけと思いながら、白い泡を吹いた鍋を前にぼんやりと立ち尽くしていた。
乾麺のうどんを茹でようとしたのだ。ただそれだけだった。
茹で時間の間少し目を離したらあっという間に白い泡が立って、コンロの五徳に触れてジュワ、と音を立てた。
咄嗟に火を消して、その鍋の中で揺蕩っている白いうどんを見る。
どうしたらいいんだろう、とぼんやりと眺める。
お腹は空いていたが確かに食欲はなかった。こういう時どうしていたっけか、と思うとつい最近顔の変わってしまった恋人が手際よく作ってくれていたのだ。
その人は今手が離せないし、というより頼めなかった。
ここにくるまでに関係のない人目につくので、彼女はここまで来られない。
2260乾麺のうどんを茹でようとしたのだ。ただそれだけだった。
茹で時間の間少し目を離したらあっという間に白い泡が立って、コンロの五徳に触れてジュワ、と音を立てた。
咄嗟に火を消して、その鍋の中で揺蕩っている白いうどんを見る。
どうしたらいいんだろう、とぼんやりと眺める。
お腹は空いていたが確かに食欲はなかった。こういう時どうしていたっけか、と思うとつい最近顔の変わってしまった恋人が手際よく作ってくれていたのだ。
その人は今手が離せないし、というより頼めなかった。
ここにくるまでに関係のない人目につくので、彼女はここまで来られない。
ユキ❄
MEMO◤ 𝐂𝐚𝐥𝐥 𝐨𝐟 𝐂𝐭𝐡𝐮𝐥𝐡𝐮 𝟔𝐭𝐡 ◢真夜中のサルーテ
▍𝐊𝐏
かれいさん
▍𝐏𝐂/𝐏𝐋
𝐊𝐏𝐂 ( 𝗜.魔術師 )
▸ Prodio・Gardner / かれいさん
𝐏𝐂 ( 𝗫𝗫.審判 )
▸ Leliel・L・Albion / ユキ
2023/11/17 ▷▶︎▷ 𝐒𝐓𝐀𝐑𝐓 2