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    宴会

    oz_on_e

    MEMO #鍾甘ワンドロ に先日投稿したものです。
    800年程度前、ちょいちょい璃月で宴会をしていたという初代七神エピソードより。
    明らかになっていない時系列も多いので捏造を含みます。いずれはもう少し長い話として書き直したい。
    「──来年、ですか? おそれながら四回目の宴では皆様より、百年前には通達がほしいと仰られておりました。あまりに急なのでは……」
    「あの時は忘れていたが、もうじき絶雲の千年桃花が咲く時期になる。これを逃す手はあるまい」
     厳密に言えば岩王帝君が『忘れる』ことはそれこそ摩耗でもなければありえないが、単純に一時的な失念をしていることはあるらしい。
     よい宴になるだろう、と、すでに楽しげな顔で酒の手配についてなどを語りはじめた主君を前に、甘雨は思いとどまらせることを諦めた。──またいくつかの国からは文句が届くだろうが、こうなっては早めに日取りを決めて各国に知らせを出すしかないだろう。

     ──時は、璃月港に不思議な旅人が訪れるより千年足らずを遡った、岩王帝君が健在であった時代。魔神戦争が終結し、国の姿も現在の形をあらわしはじめた頃。初代・俗世の七執政──七柱の神々は璃月の地に時折集っては語らう慣習が出来ていた。
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    Szme_me

    MEMO宴会ちゃんを書くに当たって頭の中にいるふたり。と、その雇用主たち。侍女
    いわゆる人魚。魚人と言ったらおこる。めちゃくちゃおこる。魔の者としての地位は低い。が、医術に長けているし、歌で自滅させられるとも知られているから脅威。伯爵の一番最初の侍女。執事にはまだライバル心抱いてる。私の方がよくここを知っているのに!でもなんでもそつなくできるのよね……はあ…見た目も悪くないし……涼やかな視線は嫌いじゃないし……なんだかんだ、助けてくれるし……っていやいや。まるで私が彼を気にしているみたいじゃない!これじゃあ!そんなことない、そんなことないんだから!って毎日つい追いかけてしまいそうな視線を抑えるのに必死。

    伯爵
    気紛れで有名。霧に紛れて相手を欺く。血も好きだけど人によって味が安定しないからワインの方が好み。手土産は珍しいワインがおすすめ。もちろん赤。義娘かわいい万歳!!!!!!!!!!
    前職について知ってはいるけれど優秀な者は手に置いといて不利になることがない。というわけで、初対面の上になんてあほな、という執事の申し出を受け入れた。あと単純に面白がってる。ハハハハハ!うちの執事は押しが強いし、うちの侍女は強情ですねえ!

    お嬢様
    伯爵夫人、と見られているが実 953