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    若さ

    2_leaf_clover

    TRAINING久しぶりにこの長さのを書いた……。
    お題メーカーの般若さにを書いたのに、お題全く関係なくなってしまって申し訳ない(元は『兵士と捕虜の両片思いからの告白』というお題でした)。
    ただバチ切れ大般若さんを書きたいだけになってしまったよ……。
    揺籠 明るい光が顔に掛かる。どうやら今日の天気は晴れている、らしい。身長よりだいぶ高い所に在る格子の嵌められた窓を見て思う。
     この座敷牢に入れられて何日が経っただろうか。最初のうちこそ律儀に日数を数えていたものの、数えるだけ気が滅入るとやめてしまった。今はただ、此処で静かに座っていることしか出来ない。
     ガチャリと南京錠が外される音がしてこの座敷牢が在る土蔵の扉がギィと開いた。
    「いい加減明け渡す気になったか?」
     逆光で顔がよく見えないが、声で分かる。コイツが私を此処に閉じ込めてる主犯だ。その背後には部下と思われる式神の類が二人いる。
    「何度訊かれても同じです。私は私の本丸を明け渡す気は無い」
     この主犯の男、名も知らないが、どうやらそこそこ高位の陰陽師の家系らしい。その名に箔を付けるために審神者として優秀な成績を残している私の本丸を明け渡せと詰め寄ってきた。嫌だと拒否をすると式神を弄して私を此処に閉じ込めては毎日本丸を明け渡すように要求してくる。
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    ゆき📚

    DONE【sngk】【ジェリーフィッシュが解ける頃】Ⅵ
    現パロエレリです。
    試される会社員、やっぱりテンパる会社員、若さと勢い!大学生!!
    そんな感じのお話です。いい加減いちゃいちゃ書きたいと思い最後のほうちょっとだけちゅっちゅしております。
    相変わらず諸々雑な感じですが
    大丈夫、どんなものでもどんとこい!な方よかったら読んでやってください
    【ジェリーフィッシュが解ける頃】Ⅵ ゆるやかに街が暗くなれば反するように地上からそびえ建つ様々な人工物が人工的な明かりを灯していく。
     高層ビルの窓が不規則に四角く輝き、何かを宣伝するように緑と赤と青がびかびかと交代でリズムに合わせて光っているのが遠くに見える。
     リヴァイはそう言った人工的な明かりがあまり好きでは無かった。
     暗闇を照らす明るさは人間が発明した最高の科学のひとつだと思う。
     リヴァイはそんな事を考えながら空を見上げる。
     星が、見えねぇな
     心の中で呟きながら朝に見た天気予報を思い出す。今日は一日晴れ模様という事で確かに地下鉄まで歩く道すがらに見た空は小さな雲がいくつか浮かぶだけであとは青い色が広がっていた。
     そのまま夜になれば見る事ができるだろう星は
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    milk

    TRAINING五歌超簡易プロット?

    【元ツイ】
    20代前半くらいに気の迷いとか暑さに当てられてとか寒くてぬくもり欲しさとか勢い任せなセッしてその後お互い何もなかったみたいに接してる五と歌。
    30代になり「あの頃は若かったからね」って笑い合うんだけどふたりとも寝た時の記憶はずっと鮮明ですぐ取り出せる所にあって「もう若さを理由にできないね」ってまた笑ってセッしてほしい。そのあとつきあって結婚してください。
    なにせもう、若くないもので【五歌】どんなに好みの顔や身体つきの女でも満たせはしなかった
    べこりと抉られた胸の一部
    虚しさだけで詰まっていくその部分にはなにがあったんだっけ
    所謂賢者タイムと呼ばれる時間にはいつもひとりでシャワーを浴びていた
    相手よりも自分の欲を吐き出すことを優先し、運と感度が良ければ相手も昇りつめることはあっただろうが、悦くしてやろうなんて思いは全くない
    こんなの、別に生身の相手じゃなくてもいいくらいだと薄々勘付いてはいた
    やめられなかったのは、若かったから
    旺盛なる性欲を持て余す時期が過ぎれば、手軽に手に入る道具や、それすら面倒な時は自分の手指で欲の捌け口を作った
    これは不思議なのだが、相手がいようがいまいが、気持ちを高めていく時に頭に浮かべるのはいつも同じシチュエーション
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