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    ピンチ

    rabimomo

    DOODLEエリート島シリーズその3
    月視点を交えてその後を書くつもりが、あまりにも長くなってしまったので一度切ります。
    キス止まりですが絡みありなのでご注意下さい。(月鯉)
    そろそろ原稿もピンチなので、続きは少し落ち着いてからの予定です〜えろいシーン含めた完成品をそのうちpixivにアップ予定です!
    ③エリートリーマン月×大学生鯉 取引先の経営者の次男である、高校生の家庭教師をしてくれ。

     その厄介な頼み事に対し、初め月島は困惑し頭を抱えたのだった。
     まずどうして、自分なのかが理解出来ない。大学受験など遥か昔のことであり、しかも恥じるような学歴ではないだろうが社にはT大やK大を出ている者もいる。修士課程を修了している者もいる。その中では、地方の学士のみで就職した月島の学歴では見劣りするのだとは否めない。もう少し若く、学歴も月島よりも上の者の方が適任ではないのかと思ったものだが、その取引先は直属の上司である鶴見の懇意のご家族で、鶴見からは信用出来る部下となればお前しかいないのだと頼み込まれた。社則で副業は基本的に禁止されているが、重要な取引先相手となればそれは上層部からも一種のプロジェクトとして許可が下されている。つまり月島がいくら釈然としないものを抱えていようが、ほとんど社命に近かった。サラリーマンたる月島に、それを断るという選択肢は初めから用意されていないのだった。
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    ナンナル

    DOODLE俳優さんは、お弁当屋のバイトの子のピンチに駆けつける。

    ※誤字とか言い回しとか、気になっても全部雰囲気で読み流してください。

    遅くなってしまったのですが、続き。
    日曜日に書ききれなかったやつ。
    ちょっとした事で急に書けなくなるの、本当に申し訳ありません( 。>﹏<。)

    本来この次の話は予定になかったので、頑張る。なんで予定にない事が増えていくのだろう…?( 'ㅅ')
    メインディッシュは俳優さん以外テイクアウト不可能です!× 13(類side)

    「ちょっと、類っ…」
    「寧々、すまないけど、ここに向かってくれるかい?」
    「その前に、まだ仕事残ってるんだけど…!」
    「頼むよ、寧々」

    ゆっくり発進する車が、駐車場の出口を目指す。まずは、天馬くんにその場をやり過ごすための行動を伝えて、急いで準備してもらった。それを隣で聞いていた寧々が、はぁ、と溜息を吐く。ピ、ピ、ピ、とナビゲーションを操作する寧々に、小さくお礼を伝えた。

    「信用が落ちても知らないからね」
    「安心しておくれ、それくらいすぐ取り返して見せるよ」
    「……暫く休みは無いと思ってよね」
    「ふふ、勿論さ」

    車のスピードが加速していく。まだ天馬くんは準備をしているようだ。通話はそのままにして、寧々にスマホを借りた。覚えている番号を打ち込んで、電話をかける。数コール後に出た声は、いつもより真面目そうな声だった。
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