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    家出

    ネコ千代(千代丸)

    DOODLE水彩聴いてたら、脳内領域展開で見えた一騎くんのプチ家出のプロットです。
    一騎のドッチボール会話術が炸裂してる。
    こういうの初書きなので、読みにくかったらすいません。
    真壁家に「探さないで下さい」の置き手紙をした一騎と、それを知らないまま同行している総士。
    通り雨に降られ、公園の東屋で雨宿りをすることに。

    雨音を聞きながら、一騎が口を開く。
    一「実は、俺、さっき、置き手紙して家出てきたんだ」
    総「何故、そんな人騒がせな事をした?」
    一「このまま、どっか遠くに行かないか?そしたら、総士は戦わなくていいんだろう?」
    総「僕が戦わねば、島も僕たち自身も守れないだろう」
    一「総士一人なら、俺だけでも守れると思う。島はみんなで守れるだろ?島から離れたら、総士は自由になれると思うんだ」
    総「一騎、話しが飛躍しすぎだ。後、僕はそんな事、望んでいない」
    一「人のいない島に二人で飛んで行ってさ。魚とか動物捕まえて、料理して、で、作ったテントで寝て」
    総「人の話しを…」
    総士、ため息を吐く。
    総「大体、調味料すら持ってないんだ。味が淡白になりすぎるぞ。海水を火で炙って塩を作らないと。一騎が狩りをしている間に、僕が火を発すのと塩の生成をしよう」
    一「塩が有れば、充分作れそうだな。料理は任せてくれ」
    総「後、テントを作ると言ったが、骨組みも現地調達となると、木や枝を採取す 843

    kawauso_gtgt

    REHABILIモグ束探占
    家出のそのあと
    書けない、書きかけだからちゃんと書いたらあげ直す

    リハビリ、しりきれとんぼ
    「……やっと寝た」
    何かから身を守るように両膝を抱え込んで安らかな寝息をたてて眠っていた。すっかり冷え切った頰に手を当てて溜息を吐く。
    何を聞いたのか知らないが突然失踪まがいな行動を起こすのは勘弁して欲しいものである。
    居るはずの人間の姿がなくなっていたときの心地はそうそう愉快なものではないのだから。猟犬との話を終えて自室に戻る道中、様子見がてら覗いた部屋がもぬけの殻だった時の心情を思い出した土竜は思わず額を押さえる。肝が冷えたとはまさにあのようなことを言うのだろう。
    最初(はな)から一筋縄でいく相手ではないとは思っていたが。どうやらあの白饅頭の心の奥底に住み着いた影は中々食えない存在だったようだ。会ったこともない相手へと対抗心を燃やしている自身に気付くと土竜は一人不満げに鼻を鳴らす。一人相撲など、らしくない。
    「ばかなやつ」
    それは己に対してか。それとも目の前の小さな生命に対してか。はたまた厄介な因縁の種を残していった、己と同じ顔をした人間に対してか。果たして。
    「……本当、馬鹿な奴」
    ライトのついた黒帽子をサイドテーブルに静かに載せる。冷たい室内で爛々と輝く灯りに照らされた寝顔は酷 1715

    ほしいも

    DONE家出と猗窩煉
    ■現代パロディ、同棲
    ■生活に無頓着な煉獄と心配性の猗窩座
    本当によく、些細な事で言い争いをした。帰りが遅くなる時は連絡が欲しいとか、洗濯物を部屋に持ち込まないで欲しいとか、一緒に出掛けている時に他の男によそ見をするなと言いがかりを付けてくる時もあった。一番最近では、普段料理を全くしない俺が珍しく台所に立ち、それを見た彼から「危なっかしいから二度と台所に入るな」と制された。年下の彼に子供扱いされた事にもカチンときたのだけれど、それ以上に俺の行動を制限しようとする物言いが気に入らなかった。気に入らなかったので、いつも以上に言い過ぎて派手に大喧嘩をしてしまった。人のいい大家さんから大層気を使った注意を受けるほどに。
     幾つもの言い争いと、時々の取っ組み合い。過去に一度だけ、コンビニまでの道中に取っ組み合いの喧嘩をして、お巡りさんに厳重注意を受けながら、それでも猗窩座と一緒に暮らしていた。大喧嘩を繰り広げた後も、結局は一晩眠ると些細な事であったと気がついたし、大体いつも彼の方が折れて謝ってくることが多かった。口にするのも恥ずかしいほどのくだらない喧嘩は笑い話しにすらならないが、それでも彼を手離す気にはならず、何なら、諍いを繰り返す度に絶対に離すまいと 2143