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    rinne_bl

    DONEヒカセンが踊り子装備でオルシュファンを誘惑する話。

    ※格好いいオルシュファンはいません※

    踊り子AF80がエロすぎて書かずにはいられなかった。
    そして下品。

    ■■設定■■
    5.0以降ですが特にネタバレはありません。
    踊り子AF80装備について言及しています。

    ヒカセン
    名前:ルカ
    性別:男
    種族:ミコッテ
    仏頂面がデフォルトだが内心はそうでもない
    その壁をぶち壊したいルカがその装備を手に入れたとき真っ先に思ったのは――。

    「あっこれオルシュファンが好きそうなやつ」

     だった。

     第一世界の海底にアトリエを築いた既視感のある職人がこの世界の光の戦士たちのクリスタルから感銘を受けた例にと作ってくれた装備は、間違いなく逸品と言えるものだった。踊り子の装備も作ってもらったのだが、これが何とも過激な衣装だった。

     下はスロップを履くから良いとして、上は布地がセンシティブな所をどこも隠せておらず、隠せているのは脇程度のショート丈のベストである。否、もはや布である。そしてさらけ出された胸や腹、腰を豪奢な装飾のついた鎖が連なって飾り、華々しくも肉体美を誇示する意匠となっている。

     そこで頭を過ぎったのが紆余曲折あって恋人になった生命の躍動を愛する変な、もといイイ騎士だった。会う度にちょっと危ない目付きで迫りつつ体を褒めちぎってくるヤバいところはあるが、それを除けば誠実で情に厚く、紳士なイイ奴だ。
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    rtd26

    TRAININGつづき
    新着に乗せないをデフォルトにできんのか
    酒のやつ03この美酒は、生まれるべくしてこの土地に生まれたというのが、酒精に満ちた2人の頭が弾き出した答えだった。おそろしくグロテスクな見た目をしていたカラフルな物体も、割り開くと毒々しい色味をしていた芋も、あたかも生肉のような色合いの果肉も、何をどうしても美味かったのだ。この土地に実る食べ物は、どうやら全て美味いらしいので、それを元にもっと美味くしたものは、それはそれは美味しいと言うのが当然の帰結だと、興奮気味に喋る2人は既にキッチンを荒らし放題のまま放置し、できたつまみに買ってきた食べ物、そしてついでに希少種の酒瓶をこれでもかとリビングスペースのソファとローテーブルに運び込み、次から次へと口へ運んでいた。もはやテイスティングと言うには苦しい本数を空けているが、そんなことに構っていられなかった。全くと言っていいほど釣れない態度の恋人が、酒やつまみの旨さに随分とガードが緩んでいる。この機を逃すわけにはいかなかった。自分の店のために購入した分の封を次々と切り、上機嫌のクリプトの杯へ注いでいく。難しい顔をしてレイスの名前を出して杯を断ったのは最初の方だけで、今は進んでおかわりを求めてくるようになった。もう一押し、と言うところで、話題が逸れるということを幾度も繰り返し、やきもきするミラージュが何度も居住まいを正す中、その時は急に訪れた。小気味良い音を立てて封を開け、とくとくと瓶を通して伝わる空気の入り込む音を楽しんでいた時。
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