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    ニト

    nnjn999

    CAN’T MAKE私の性癖を煮詰めて千切り取った全く前後のわからない話の一部分。

    「なんかパルデアの平和を揺るがすレベルのとても悪い奴をどうにかするため、皆を巻き込まないようにと仲間や手持ちpkに酷いこと言って距離を取ってから単独で乗り込んだピ」という設定。長い。
    分かりにくいですが、相手がそこに留まるようになんとか意識を保って時間を図っていた、ていう…感じ…。
    こういう話が読みたい。「残念だね、勇敢なる少年」


    激痛と、焦げ付きそうなほどの熱と、脳が溶けてしまいそうな気味の悪い感覚が今にも途切れそうな意識を揺さぶる。
     

    ここで倒れては駄目だ。何もなさずに終わっては駄目だ。それでは意味がない。



    全て、全部、捨ててきた意味がない。



    「君のような優秀で度胸もある有望な人材を失くすのは本当に惜しいよ」



    守りたいから捨てたのだ。


    大切だから。



    大好きだから。




    「でも、君ひとり如きの力では出来ることなどないんだよ」




    この先も、皆にはずっと、幸せに笑っていてほしいから。




    体中に纏わりついたコードを振り払いたいのに、指先1つ動かない。

    俯くことも許されない状態で、視線に込める殺意だけは無くさなかった。




    「…本当に、立派な子だね」
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