風呂桶
DONEMDZSちゅ〜るは法器6〜10話その6:お手・おかわり編〜猫に待ては無理。でも10秒待てました🐾
その7:猫寄せの術編〜CMソングを歌いながらあげていたら曲を聞くだけで来るように
その8:恩返し編〜あれ?俺猫以下じゃね?そんな事は絶対にない(抱)
その9:おやつの催促編〜今回待てと言われていないので変身時間は3秒🌸
その10:害獣撃滅編〜猫を飼ったら害獣がいなくなった。猫は偉大✨ 5
PADA🐼
PAST攻めショタ企画『からだは小さく♡♡は大きく』開催おめでとうございます!申請者の方はps入れてご覧下さい。
神社にいる神様魏嬰と近所に住んでるおぼっちゃまらんじゃんです。
ストーリーもほわっとしか考えてないのでゆっくり考えようかな…と思ってます。
ほんとはラッキースケベ的なのも描いてみたい!!(時間配分ド下手なので一億年かかる)
イラストと殴り書き設定のみですが楽しんでもらえたら嬉しいです。 4
雨宮未栞
MOURNING景儀の名って何……ってところで止まった_(:3 」∠)_wikiだと景儀が名になってたけど、字だよね……?
小双璧 藍願は困惑していた。
藍忘機に兎の群れの中に置き去りにされてしまったのだ。別に藍忘機が悪いわけではない。餌やりに連れて来てもらって早々に、藍忘機が門弟に呼ばれたのだ。
白くてふわふわした生き物達は別に怖くないが、足の踏み場もないほどに集まっているので、少し動けば蹴ってしまいそうで動けなくなっていた。藍忘機は毎度これほどに囲まれて、どうやって抜け出しているのだろう。
「哥哥……」
「おーい、そこで何やってるんだ?」
藍忘機が戻ってきてくれないかと座り込んでいるところに背後から声をかけられて、藍願はびくりと身を竦めた。
怖々と振り返ると、藍願と同じ歳くらいの少年がうさぎの群れの外側に立っていた。
「いつもよりうさぎが密集してると思ったら、お前を囲んでたんだな。何してるんだ?」
856藍忘機に兎の群れの中に置き去りにされてしまったのだ。別に藍忘機が悪いわけではない。餌やりに連れて来てもらって早々に、藍忘機が門弟に呼ばれたのだ。
白くてふわふわした生き物達は別に怖くないが、足の踏み場もないほどに集まっているので、少し動けば蹴ってしまいそうで動けなくなっていた。藍忘機は毎度これほどに囲まれて、どうやって抜け出しているのだろう。
「哥哥……」
「おーい、そこで何やってるんだ?」
藍忘機が戻ってきてくれないかと座り込んでいるところに背後から声をかけられて、藍願はびくりと身を竦めた。
怖々と振り返ると、藍願と同じ歳くらいの少年がうさぎの群れの外側に立っていた。
「いつもよりうさぎが密集してると思ったら、お前を囲んでたんだな。何してるんだ?」
林 田
DOODLEすばる6月号が全然入手できなかった時期に描いた、清談会で昴を熱唱する光善。ビリージーンを歌って踊る光善はいただいたリプライでめちゃくちゃ面白かったので描きました。カラオケ上手そうですよね。 3雨宮未栞
MAIKING唐突に浮かんだ夢の話夢 夢を見る。そんな些細な現象が恐ろしくなったのは、大人になってからだ。
それは幸せな夢であるほどに残酷で、目覚めた瞬間に覚える絶望に、とうに傷だらけの心が凌遅され続ける。
残酷な夢を見るくらいなら、癒えぬ傷に眠れぬ夜を過ごした方がいい。そして、夢など見ないように、疲れ切った体で気絶同然の眠りに落ちる。
兄にはいい顔をされなかったが、結局やりたいようにさせてくれた。
そうした夜を幾千と過ごして、夢の中で夢と認識し、削がれる心も無くなったように思えた頃。唐突に現実という悪夢は終わりを告げた。
どんな夢を見た朝でも、目覚めればそこに夢に見続けた幸福が腕の中にある。
感慨に思わず腕の力を強めてしまった。
349それは幸せな夢であるほどに残酷で、目覚めた瞬間に覚える絶望に、とうに傷だらけの心が凌遅され続ける。
残酷な夢を見るくらいなら、癒えぬ傷に眠れぬ夜を過ごした方がいい。そして、夢など見ないように、疲れ切った体で気絶同然の眠りに落ちる。
兄にはいい顔をされなかったが、結局やりたいようにさせてくれた。
そうした夜を幾千と過ごして、夢の中で夢と認識し、削がれる心も無くなったように思えた頃。唐突に現実という悪夢は終わりを告げた。
どんな夢を見た朝でも、目覚めればそこに夢に見続けた幸福が腕の中にある。
感慨に思わず腕の力を強めてしまった。
雨宮未栞
SPUR ME書きたいとこ部分部分でちまちま出力するばかりで中々まとまらない……こういうのばっかり溜まってく……
回顧 藍忘機の世界は、雅正集と雲深不知処でできていた。
日々藍啓仁の教えを受け、藍曦臣や門弟達と鍛錬に励み、山で修行する。夜狩のために雲深不知処を出ることがあっても、他人と接触することはない。藍忘機は仙門の務めとして、ただ邪祟を除くだけだ。
藍忘機という人間は雅正集でできていて、人情を解さないのだと言う者がいる。人心を解さずして問霊などできようはずがなく、人から生まれる怨念を祓うことなどできないというのに。
ただ、藍忘機にとっては、周りがどう思おうとも関係なかった。兄は無表情と称される藍忘機の顔から感情を正しく読み取ってくれるし、雲深不知処にいる分には、同じ規則で生活する者しかいないのだから困ることもない。
2583日々藍啓仁の教えを受け、藍曦臣や門弟達と鍛錬に励み、山で修行する。夜狩のために雲深不知処を出ることがあっても、他人と接触することはない。藍忘機は仙門の務めとして、ただ邪祟を除くだけだ。
藍忘機という人間は雅正集でできていて、人情を解さないのだと言う者がいる。人心を解さずして問霊などできようはずがなく、人から生まれる怨念を祓うことなどできないというのに。
ただ、藍忘機にとっては、周りがどう思おうとも関係なかった。兄は無表情と称される藍忘機の顔から感情を正しく読み取ってくれるし、雲深不知処にいる分には、同じ規則で生活する者しかいないのだから困ることもない。
りゅうひよこ
DONE仙門百家cafeボイスで、金子軒が自ら制服を選んでハリキっていたので。金子軒が「厭離と同じ場所で、同じ目標をもって過ごす機会なんて滅多にない!たくさん話して好感度を上げるんだ!」と意気込んでいたものの、雲夢双傑に妨害されて厭離と一言も話せない回(ツイッターに上げたものの保管)仙門百家cafeAU 金子軒が江厭離との距離を縮めようとかんばる回~忘羨を添えて初夏の風がさわやかな朝、カフェには仙門を代表する三家から公子公女が集まり、開店の準備に取りかかっていた。
金家の公子二人も、美しい制服に身を包んで会場に入った。だがカフェのきらびやかな雰囲気とは対照的に、二人はそろって重いため息を吐いた。
金子軒の当初の目論見では、この行事を通して江厭離と仲良くなるはずだった。だが来る日も来る日も雲夢の憎き弟たちに邪魔をされ、彼女と一言も話せない日もザラだ。
一方の金光瑤は前の夜、金夫人、つまり金子軒の母から「子軒が厭離と全然話せてないみたいじゃない。あなた、なんのために子軒に付いて参加してるの。なんとかしなさいよ」と無茶な要求をされたのだ。
金光瑤は金子軒へ声を掛けると、彼のアスコットタイの結び目を整えながら言った。
2050金家の公子二人も、美しい制服に身を包んで会場に入った。だがカフェのきらびやかな雰囲気とは対照的に、二人はそろって重いため息を吐いた。
金子軒の当初の目論見では、この行事を通して江厭離と仲良くなるはずだった。だが来る日も来る日も雲夢の憎き弟たちに邪魔をされ、彼女と一言も話せない日もザラだ。
一方の金光瑤は前の夜、金夫人、つまり金子軒の母から「子軒が厭離と全然話せてないみたいじゃない。あなた、なんのために子軒に付いて参加してるの。なんとかしなさいよ」と無茶な要求をされたのだ。
金光瑤は金子軒へ声を掛けると、彼のアスコットタイの結び目を整えながら言った。