Rhea_season
DONE紅花√のリンレト(士官学校時代です)とはいえ2人以外誰も出てこないので、どの√でもいいかも?
この話のリンハルトはベレトのことめちゃくちゃ好きで、彼の前でだけかなり乙女ちっくになるようです。
この頃のベレト先生は誰彼にも優しくて、たぶん全方位から好意を寄せられてますが、無自覚でリンハルトを可愛いがっているようです。
ただひたすら無自覚で少年を翻弄する悪い先生と、ただひたすらそんな先生に誘惑されるだけの生徒の話。
肉体的接触はなく、馴れ初め的なお話です。
士官学校時代は意図して甘ったるく書こうとしてるため、相当スイーツな感じなので、そういうのが苦手な方は気をつけてください。
※年齢制限はありません 22272
片栗りり
MOURNING自機のBL侍のアサギリ×詩人のユリウス
すけべにいたりそうな雰囲気
雨とセンチメンタル 雨は時々、自分を感傷的にさせる。黒衣森は雨が降っていることが多く、必然的に雨の日には嫌な思い出が付きまとう。
ここラベンダーベッドも例に漏れず雨が多く、まさに小雨が降り出したところであった。
「少し夜風にあたってこようかな」
ユリウスはエールの注がれたジョッキをぐいと飲み干して席を立つ。玄関扉を押すと微かに聞こえる雨音。
「一服したら戻るよ」
ひらひらと手を振って、扉を閉めた。玄関ポーチで感じる夜の風は、酒を飲んで少し火照った体に心地良い。ふうと息を吐いて煙草に火を点けた。
たまたま、偶然、こればかりは仕方ないと思っているが、雨の日に母が亡くなったのを思い出しては感傷的になる。
口にくわえた煙草を吸い、細くゆっくりと紫煙を吐き出す。ユリウスは普段であれば煙草を吸わないが、時々こうして感傷に浸る際に1人で嗜む。冒険稼業の合間に各地で集めた煙草をひとつひとつケースに収めて持ち歩いている。今日のは林檎の甘酸っぱいフレーバーだと店員から聞いていた。林檎の甘い香りと爽やかな酸味が口内に残る。
2806ここラベンダーベッドも例に漏れず雨が多く、まさに小雨が降り出したところであった。
「少し夜風にあたってこようかな」
ユリウスはエールの注がれたジョッキをぐいと飲み干して席を立つ。玄関扉を押すと微かに聞こえる雨音。
「一服したら戻るよ」
ひらひらと手を振って、扉を閉めた。玄関ポーチで感じる夜の風は、酒を飲んで少し火照った体に心地良い。ふうと息を吐いて煙草に火を点けた。
たまたま、偶然、こればかりは仕方ないと思っているが、雨の日に母が亡くなったのを思い出しては感傷的になる。
口にくわえた煙草を吸い、細くゆっくりと紫煙を吐き出す。ユリウスは普段であれば煙草を吸わないが、時々こうして感傷に浸る際に1人で嗜む。冒険稼業の合間に各地で集めた煙草をひとつひとつケースに収めて持ち歩いている。今日のは林檎の甘酸っぱいフレーバーだと店員から聞いていた。林檎の甘い香りと爽やかな酸味が口内に残る。
hanten102
TRAINING種自由(アスキラ) ※攻めを監禁する受けという設定で書いてます。「絶対安静にて監禁させてもらいました!」飯なのでふんわり雰囲気しかエチぽいのはありません。期待すると裏切られます。絶対安静にて監禁させてもらいました!(アスキラ・種自由)起きたらベッドに拘束されていた。
手と足と胴体にベルト拘束具。
「…キーラぁ…」
「え?よく僕だって判ったね?」
キラが答える。
シャリシャリと言う音からしら林檎でも食べているのかもしれない。
「君、大怪我して帰って来て一ヶ月間の安静って言われてるからね?」
「だからってこれは何だ?」
「君が抵抗しないように……」
「???動けないだろう?」
「放って置いたら君すぐに任務だ仕事だって出て行くでしょ?」
「………」
当然そのつもりだった。
これくらいの怪我なんてすぐ治るだろうし、仕事の方が重要だ。
「僕も休暇を貰ったから、君を監禁する事にしました」
「はあ?!」
「あ、お医者様と看護師さんは来るけど、24時間僕とずっと一緒だから…よろしくね?アスラン?」
575手と足と胴体にベルト拘束具。
「…キーラぁ…」
「え?よく僕だって判ったね?」
キラが答える。
シャリシャリと言う音からしら林檎でも食べているのかもしれない。
「君、大怪我して帰って来て一ヶ月間の安静って言われてるからね?」
「だからってこれは何だ?」
「君が抵抗しないように……」
「???動けないだろう?」
「放って置いたら君すぐに任務だ仕事だって出て行くでしょ?」
「………」
当然そのつもりだった。
これくらいの怪我なんてすぐ治るだろうし、仕事の方が重要だ。
「僕も休暇を貰ったから、君を監禁する事にしました」
「はあ?!」
「あ、お医者様と看護師さんは来るけど、24時間僕とずっと一緒だから…よろしくね?アスラン?」
ぽつねん
DOODLEオリジナルBL小説バレンタインの日の出来事
主人公 黒髪 柊(しゅう)
相手 茶髪 玄(げん)ちゃん
高校で知り合い、卒業式告白する
その後、二人とも就職
柊は部品工場 弦は書店員
バレンタイン「ねぇ、黒木さん、最近恋人に好きとか愛してるとか言葉で伝えたりしてる?」
「え?何を急に。しかも今、仕事ですよ。」
と、俺は同僚の牧野さんに言った。
「今、私と黒木さんだけで倉庫仕事だし、少しくらい世間話してもいいと思うな。黒木さん、真面目なんだから。」
「まぁ、いいですけど何で急にそんな事聞いてくるんですか?」
仕方なく聞き返すと、牧野さんは入荷した部品を棚に並べながら喋り出す。
「今の彼氏付き合って二年経つんだけど、最初は好きとか愛情表現してくれたけど最近は言ってくれないのよ。なんかちょっとだけ寂しいなって思って。」
「二年も付き合ってれば、そんなもんじゃないですかね。タイミングもなかなか。」
「タイミングね。でも、不安になっちゃったりするのよ。自分でもめんどくさい女だなとは思うんだけど。だから、他の人っていうか黒木くんはどうなのかなって。ちゃんと伝えてるのかなって思っただけ。」
2742「え?何を急に。しかも今、仕事ですよ。」
と、俺は同僚の牧野さんに言った。
「今、私と黒木さんだけで倉庫仕事だし、少しくらい世間話してもいいと思うな。黒木さん、真面目なんだから。」
「まぁ、いいですけど何で急にそんな事聞いてくるんですか?」
仕方なく聞き返すと、牧野さんは入荷した部品を棚に並べながら喋り出す。
「今の彼氏付き合って二年経つんだけど、最初は好きとか愛情表現してくれたけど最近は言ってくれないのよ。なんかちょっとだけ寂しいなって思って。」
「二年も付き合ってれば、そんなもんじゃないですかね。タイミングもなかなか。」
「タイミングね。でも、不安になっちゃったりするのよ。自分でもめんどくさい女だなとは思うんだけど。だから、他の人っていうか黒木くんはどうなのかなって。ちゃんと伝えてるのかなって思っただけ。」
ほなや
DONE『スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ』ディック×トム140字SS5つ。1つ目~4つ目はディック視点、5つ目はトム視点。
もだもだしてたり両片思いだったり。
タイトルは診断メーカーから↓
https://shindanmaker.com/392860 5
えんがわ(ともる)
DONE #創作BL版深夜の60分一本勝負闘病を経て約2年ぶりの参加となりますm(_ _)m
小説メインのBL創作者です🍣🍵
ポイピクにお題を投稿させて頂きました_φ(・_・*)♡
※R-15刑事モノ/受け攻め共に異なる暴力(攻:家庭内DV/受:拉致監禁事件)の被害者という設定/16歳になっていない方は読まないで下さいね?
創作BLワンライお題【クリスマス】【聖なる夜】 まだどこか垢抜けない繁華街。忘年会にクリスマス、デートや家族サービスを、誰かのために、誰もが楽しもうとしている。金曜でもないというのに、通るだけでむせ返るような幸福や疲労に酔いそうな、異常なまでの賑わいに溢れている。これでは、せっかくのイルミネーションの美しさで鬱になる者も現れてしまう。
「もうやだ仕事したくねぇ。リア充ばくはつしちまえ」
例えば、特徴が無いのが特徴の声の持ち主が恨み言を吐くとか。
「お前はリア充してるとこだろうが。俺と仕事すんの嬉しいんだろ」
その隣にいる年上の抱かれる側の恋人が、笑っているものの目はちょっと怒っているとか。
季節ごとのイベントには、スイーツと同じくらいには警察官がお馴染みの存在でなければならない。という訳で、五十嵐巡査部長と近江巡査部長は、今夜は私服のまま警備にあたっていた。この二人組、一見するとただの二十代半ばのありふれた青年である。
1107「もうやだ仕事したくねぇ。リア充ばくはつしちまえ」
例えば、特徴が無いのが特徴の声の持ち主が恨み言を吐くとか。
「お前はリア充してるとこだろうが。俺と仕事すんの嬉しいんだろ」
その隣にいる年上の抱かれる側の恋人が、笑っているものの目はちょっと怒っているとか。
季節ごとのイベントには、スイーツと同じくらいには警察官がお馴染みの存在でなければならない。という訳で、五十嵐巡査部長と近江巡査部長は、今夜は私服のまま警備にあたっていた。この二人組、一見するとただの二十代半ばのありふれた青年である。
kotan2gou
SPUR MEちょぎちょぎ小説大きい長義くんと小さい長義くんバグ、と評されるマイナスイメージだが、個体差、と書かれるとそれが払拭される気がする。
バグ──俺にとって、他の刀剣男士たちから浴びせられる視線や、政府の担当者たちの態度を思い起こさせる言葉だった。特に初めて顕現した際、俺の異様な体格を見て交わされたささやきや、ため息混じりの評価。その視線に込められた嘲笑や困惑に、胸の奥が冷たくなったのを覚えている。
それらが次第に「個体差」という一言で片付けられることで、どれほど救われたか。
「君……随分と大きいんだね?」
そんなある日、政府の廊下で俺に声をかけてきた刀がいた。
振り返ると、藍色の瞳が俺をまっすぐ見上げていた。その目には好奇心が宿っていて、敵意や嘲笑の影は微塵もない。ただ純粋に興味を持っているのだとわかった。彼は少し首をかしげながら微笑む。
3323バグ──俺にとって、他の刀剣男士たちから浴びせられる視線や、政府の担当者たちの態度を思い起こさせる言葉だった。特に初めて顕現した際、俺の異様な体格を見て交わされたささやきや、ため息混じりの評価。その視線に込められた嘲笑や困惑に、胸の奥が冷たくなったのを覚えている。
それらが次第に「個体差」という一言で片付けられることで、どれほど救われたか。
「君……随分と大きいんだね?」
そんなある日、政府の廊下で俺に声をかけてきた刀がいた。
振り返ると、藍色の瞳が俺をまっすぐ見上げていた。その目には好奇心が宿っていて、敵意や嘲笑の影は微塵もない。ただ純粋に興味を持っているのだとわかった。彼は少し首をかしげながら微笑む。
ほなや
DONE小説21作目。FCゲーム『スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ』ディック×トム。※「雨に囚われて」の続き。
※キャラ捏造、年齢操作(ゲーム本編の数年後設定)。
僕だけを見て【Side T】
近頃、ディックの様子がおかしい。
と言っても四六時中というわけではなく、普段は何事も無く一緒に過ごしている。ただ、前よりもスキンシップを仕掛けたり細かに話し掛けられたりとが、体感的に多くなっている──と思っている。
例えば、椅子に腰掛けて寛いでいたりすると数分と経たず話し掛けてきたり──ぼーっとしている時には特に──、買い出しに出掛けようとすると駆け付けて一緒に行ったり。
恋人同士なのだから別段おかしい部分は無い。無いのだが、少し前まではここまで細かく気にかけていなかったような気がする。一体どうしたのだと一度本人に聞いてみたりもしたが、首を傾げながら「そうかな?」とはぐらかされ結局答えは分からずじまいである。
3258近頃、ディックの様子がおかしい。
と言っても四六時中というわけではなく、普段は何事も無く一緒に過ごしている。ただ、前よりもスキンシップを仕掛けたり細かに話し掛けられたりとが、体感的に多くなっている──と思っている。
例えば、椅子に腰掛けて寛いでいたりすると数分と経たず話し掛けてきたり──ぼーっとしている時には特に──、買い出しに出掛けようとすると駆け付けて一緒に行ったり。
恋人同士なのだから別段おかしい部分は無い。無いのだが、少し前まではここまで細かく気にかけていなかったような気がする。一体どうしたのだと一度本人に聞いてみたりもしたが、首を傾げながら「そうかな?」とはぐらかされ結局答えは分からずじまいである。
亞莉亜(アリア)
DONE以下の内容が無理な方は閲覧禁止。久しぶりにこっちで小説投げます。
BL
BLD
キス描写あり
ソニック受け
人間×人外
オリキャラ×既存キャラ
夢主不在(1部のセリフでの名前のみ) 1992
土八坂
DONEメンバーから身体を求められ思い悩むアイドル楓季。死に惹かれながら、それでももがき前へ進む――。BL、R18、アイドルもの、主人公総受け、3Pあります
序盤の部分をあげてた小説出来たので投稿してってます!
fujossy
https://fujossy.jp/books/29166
ムーンライトノベルズ
https://novel18.syosetu.com/n0168jt/
土八坂
DOODLEちょっと無理やり系です。警察官のアレク(26歳)と10年前行方不明になったノイン(ヴァンパイア、見た目16歳)の幼なじみ二人のお話。
まだ途中。
ちょっときもめなくらいアレクを好いてるノインくんがきらいじゃない(好き) 1968
ほなや
DONE小説20作目。FCゲーム『スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ』ディック×トム。※キャラ捏造、年齢操作(ゲーム本編の数年後設定)。
雨に囚われてぱたぱたと何かを叩いている音が耳に入り、ディックはゆっくりと瞼を開く。薄暗く、まだ夜中だということが分かった。
全身に布団の温かさを感じながら、視界に捉えた光景をじっと見つめた。
(まただ…)
目の前には、うつ伏せになって枕の上に両肘を立て、両手の上に顎を乗せてカーテン越しに窓を見つめるトムの姿があった。
このところ、トムはこうして窓を見つめることが多くなっている。そして、決まってその日は雨が降っている。
ぱたぱた、ぱたぱた
少しずつ、雨が窓を叩く音が大きくなっていくのが聞こえてくる。
にこりともせず、かといって悲しんだ表情もせず、ただじっと一点を見つめているのだ。どんよりと浮かぶ暗い雲とは真反対の、曇りのない澄んだ蒼の瞳を向けて。
3235全身に布団の温かさを感じながら、視界に捉えた光景をじっと見つめた。
(まただ…)
目の前には、うつ伏せになって枕の上に両肘を立て、両手の上に顎を乗せてカーテン越しに窓を見つめるトムの姿があった。
このところ、トムはこうして窓を見つめることが多くなっている。そして、決まってその日は雨が降っている。
ぱたぱた、ぱたぱた
少しずつ、雨が窓を叩く音が大きくなっていくのが聞こえてくる。
にこりともせず、かといって悲しんだ表情もせず、ただじっと一点を見つめているのだ。どんよりと浮かぶ暗い雲とは真反対の、曇りのない澄んだ蒼の瞳を向けて。
花糖子
SPUR ME殷憂&景明哲*攻視角注意
誰家小狗1我男朋友,是我们这边有名酒店的太子爷,今年25。我,晕倒在他家楼下的高中同学,啊……不对,现在应该是被他包养的米虫,年龄的话,还有三个月和他一样。
晕倒是上个月的事了。当时三班倒,连饭都没什么空去吃,因而犯了低血糖。饿也是加重症状的原因,所以不只是眩晕感那么简单。我到底是怎么到景明哲家楼下的?大概是打工的地方离得近,百来米的距离,没有复盘找真相的必要。
晕得太厉害很难受的那十来秒想着就这样死了算了,毕竟什么都听不见也看不清,绝症前兆一样的体验确实能让人心凉半截。耳朵是凉的,伸手去摸却是烫的,还有什么东西正从耳孔里流出。我惊恐地尝试沾些液体来看看,唯恐一手的鲜血会以自身作答告诉我我这人就注定横尸街头不止还会吓到人;同时却也希望是一手的血,那样就能用死来控诉傻逼老板的压榨行径,最好是他发现我死了,让他愧疚一辈子更好。
2136晕倒是上个月的事了。当时三班倒,连饭都没什么空去吃,因而犯了低血糖。饿也是加重症状的原因,所以不只是眩晕感那么简单。我到底是怎么到景明哲家楼下的?大概是打工的地方离得近,百来米的距离,没有复盘找真相的必要。
晕得太厉害很难受的那十来秒想着就这样死了算了,毕竟什么都听不见也看不清,绝症前兆一样的体验确实能让人心凉半截。耳朵是凉的,伸手去摸却是烫的,还有什么东西正从耳孔里流出。我惊恐地尝试沾些液体来看看,唯恐一手的鲜血会以自身作答告诉我我这人就注定横尸街头不止还会吓到人;同时却也希望是一手的血,那样就能用死来控诉傻逼老板的压榨行径,最好是他发现我死了,让他愧疚一辈子更好。
ほなや
DONE小説19作目。FCゲーム『スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ』ディック×トム(←アルフレッド)。【必読↓】
※ほとんどアルフレッドしか出てこない
※ディックの名前が出てこない、姿も少しだけしか出てきていない、トムも喋っていないけど、ディック×トムです
※キャラ捏造、年齢操作有
※本番の描写は無いけど、ちょっと注意 6215
Aki
DOODLE我爱上了同在三角关系中的他。三角关系11那天之后,我没再提起那间休息室里的事,姚鹭也只当不知道我站在门外。
只是那天晚上他格外热情。下车,进门,然后几步冲进我的房间里,将自己迅速脱干净然后投入我的怀抱。
他不知道自己的蝴蝶骨上被顾铎留了一个深红的吻痕,那么刺眼,而我一眼就看到了。
我抚摸上他被别的男人标记的地方,用牙齿磨他的耳朵:“今天还开心吗?”
他颤抖着身子,用手抚慰我的欲望:“开心啊,但小远没来看我唱歌呢。”
他的手很软也很白,衬着我的那根东西显得尤其狰狞。我按住他的手不让他松开,压着柔嫩的掌心慢慢抽动。
“嗯…抱歉,小鹭。”我抓住他的头发下拉,迫使他仰起脖颈。
他倒是很乖地不反抗,如饮鸩的鸟儿一般,低垂着眼睛舔舐我的唇角。
我以前很喜欢吻他的嘴唇,肉肉的,又很柔软,像一团棉花糖,透着甜腻的触感,但现在这甜腻中却带着微弱的苦涩,可能是棉花糖也会过期。
1437只是那天晚上他格外热情。下车,进门,然后几步冲进我的房间里,将自己迅速脱干净然后投入我的怀抱。
他不知道自己的蝴蝶骨上被顾铎留了一个深红的吻痕,那么刺眼,而我一眼就看到了。
我抚摸上他被别的男人标记的地方,用牙齿磨他的耳朵:“今天还开心吗?”
他颤抖着身子,用手抚慰我的欲望:“开心啊,但小远没来看我唱歌呢。”
他的手很软也很白,衬着我的那根东西显得尤其狰狞。我按住他的手不让他松开,压着柔嫩的掌心慢慢抽动。
“嗯…抱歉,小鹭。”我抓住他的头发下拉,迫使他仰起脖颈。
他倒是很乖地不反抗,如饮鸩的鸟儿一般,低垂着眼睛舔舐我的唇角。
我以前很喜欢吻他的嘴唇,肉肉的,又很柔软,像一团棉花糖,透着甜腻的触感,但现在这甜腻中却带着微弱的苦涩,可能是棉花糖也会过期。
ほなや
PAST某支部に投稿したスiトiレiンiジiジiャiーiニiーのデント×主人公の小説②。※主人公の名前は「ヒトナリ」です。
賭け事、秘め事休息中、周りに誰もいない降車デッキで2人の男が向かい合って地べたに座り、カードを出したり石を置いたりと忙しなく手を動かしていた。
「あ」
「へへっ俺の勝ちだな」
鼻の下を指で擦りながら、床に置かれている3枚のカードと10個の石を見下ろした。
そこからやや前方斜めに視線を向けると、同じ3枚のカードと7個の石が置かれているのが見える。
顔を上げ更に視線を移すと、先程ゲームの相手をした男-ヒトナリが口を半開きにして自分と此方の持ち手を交互に見比べていた。
「完敗だ。やっぱりデントは強いな」
苦笑を浮かべながら賞賛するヒトナリに、デントは純粋な喜びと優越感が湧き上がった。
「まぁな。俺が本気を出せばざっとこんなもんさ」
1943「あ」
「へへっ俺の勝ちだな」
鼻の下を指で擦りながら、床に置かれている3枚のカードと10個の石を見下ろした。
そこからやや前方斜めに視線を向けると、同じ3枚のカードと7個の石が置かれているのが見える。
顔を上げ更に視線を移すと、先程ゲームの相手をした男-ヒトナリが口を半開きにして自分と此方の持ち手を交互に見比べていた。
「完敗だ。やっぱりデントは強いな」
苦笑を浮かべながら賞賛するヒトナリに、デントは純粋な喜びと優越感が湧き上がった。
「まぁな。俺が本気を出せばざっとこんなもんさ」
Aki
DOODLE我爱上了同在三角中的他。三角关系08说实话,和别人分享爱人大概是件可以称得上新鲜的事,原本我也认为即便保持着这种三人关系,我也不会和顾铎产生任何交际,毕竟我也确实一直在有意识地避开他。
但现在,或许是因为酒精的蛊惑,或许是因为压抑在久,我突然不想退却了。
房间里潮湿而闷热,空气粘稠得如同赤道深处的雨林,而我们在一只陷入沼泽的独木舟上纠缠至死。
酒气和甜腥的香味混合,热汗顺着肌肉滚下,在昏黄的灯光下勾勒出美妙的轮廓。姚鹭的脸被熏得泛起绯红,在幽夜中热烈绽放。
我一直很喜欢姚鹭的眼睛,大而漆黑,睫毛浓密挺翘,压成乌鸦的尾羽,抬起上目线看人的时候会让你不禁想起小时候细心养护的兔子,讨要苜蓿时会用脑袋轻轻地顶着你的手。
而现在这双眼睛被情欲浸湿,弥漫着诱人的水光。
1019但现在,或许是因为酒精的蛊惑,或许是因为压抑在久,我突然不想退却了。
房间里潮湿而闷热,空气粘稠得如同赤道深处的雨林,而我们在一只陷入沼泽的独木舟上纠缠至死。
酒气和甜腥的香味混合,热汗顺着肌肉滚下,在昏黄的灯光下勾勒出美妙的轮廓。姚鹭的脸被熏得泛起绯红,在幽夜中热烈绽放。
我一直很喜欢姚鹭的眼睛,大而漆黑,睫毛浓密挺翘,压成乌鸦的尾羽,抬起上目线看人的时候会让你不禁想起小时候细心养护的兔子,讨要苜蓿时会用脑袋轻轻地顶着你的手。
而现在这双眼睛被情欲浸湿,弥漫着诱人的水光。
Aki
DOODLE我爱上了同在三角中的他。三角关系07出轨。
这样的词太过刺耳,我不想把它加注于姚鹭身上。
他一直是柔软天真的,而我会给他找无数理由为他开脱。他只是太年轻,难免会因为一时的费洛蒙作用而为别人心动,但这不能代表着他不爱我,或者说不够爱我。
“所以你后来接没接他的酒啊?”
林徵趴在酒吧的吧台上撑着脑袋看我。
“…没有。”我垂着眼看面前的酒杯,混杂着浓烈气味的威士忌,和他递过来的那种甘甜口的葡萄酒完全不同。
“也是,你现在都在这里和我喝酒了。”林徵突然兴奋,转过头说:“哎你还记得高中时我很喜欢的那个乐队吗?”
“怎么突然想起来这个?”
林徵说的乐队叫Puzzle,曾经活跃过一段时间。
那时候一到下课林徵就会穿过整条走廊,把他的手机从窗户那塞给我,强迫我听他们的歌,导致我即便不是很熟悉这个乐队,他们的歌我也能哼上两句,不过后来就逐渐没什么消息了,但他的喜欢一向很热情。
1304这样的词太过刺耳,我不想把它加注于姚鹭身上。
他一直是柔软天真的,而我会给他找无数理由为他开脱。他只是太年轻,难免会因为一时的费洛蒙作用而为别人心动,但这不能代表着他不爱我,或者说不够爱我。
“所以你后来接没接他的酒啊?”
林徵趴在酒吧的吧台上撑着脑袋看我。
“…没有。”我垂着眼看面前的酒杯,混杂着浓烈气味的威士忌,和他递过来的那种甘甜口的葡萄酒完全不同。
“也是,你现在都在这里和我喝酒了。”林徵突然兴奋,转过头说:“哎你还记得高中时我很喜欢的那个乐队吗?”
“怎么突然想起来这个?”
林徵说的乐队叫Puzzle,曾经活跃过一段时间。
那时候一到下课林徵就会穿过整条走廊,把他的手机从窗户那塞给我,强迫我听他们的歌,导致我即便不是很熟悉这个乐队,他们的歌我也能哼上两句,不过后来就逐渐没什么消息了,但他的喜欢一向很热情。
Aki
MAIKING我爱上了同在三角关系中的他。三角关系02宿醉第二天的早晨总是会让我头疼,姚鹭给我留了早餐放在厨房岛台上,简单的开放式三明治和咖啡,他只会做这个,不过我很喜欢。
咖啡应该是顾铎煮的,上面有漂亮的拉花。姚鹭不会,所以他总是要求顾铎帮他在咖啡上拉出精致的图案。沾他的光,家里的咖啡可以媲美外面店里的水平。
上午十点钟,这个家里只有我和姚鹭。他在楼上的工作室,因为我听到了隐隐约约的琴声。
我喜欢所有时刻的姚鹭,但最喜欢弹琴的他。
以前读书的时候,我会在午后陪着他在学校的琴房里练琴,听他一遍又一遍地弹奏着我知道或不知道的曲目。
他端坐认真的样子像个水晶球里的小王子,繁复绿影在教室老旧的木地板上蒸腾出奇妙的反应。
我或站或坐,但目光总是望向他,我不知道我对他的爱情从何而起,但那一瞬间我确定无疑地被他吸引。
1312咖啡应该是顾铎煮的,上面有漂亮的拉花。姚鹭不会,所以他总是要求顾铎帮他在咖啡上拉出精致的图案。沾他的光,家里的咖啡可以媲美外面店里的水平。
上午十点钟,这个家里只有我和姚鹭。他在楼上的工作室,因为我听到了隐隐约约的琴声。
我喜欢所有时刻的姚鹭,但最喜欢弹琴的他。
以前读书的时候,我会在午后陪着他在学校的琴房里练琴,听他一遍又一遍地弹奏着我知道或不知道的曲目。
他端坐认真的样子像个水晶球里的小王子,繁复绿影在教室老旧的木地板上蒸腾出奇妙的反应。
我或站或坐,但目光总是望向他,我不知道我对他的爱情从何而起,但那一瞬间我确定无疑地被他吸引。
ほなや
DONE小説18作目。FCゲーム『スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ』ハック×トム。※キャラ捏造、年齢操作有
このまま、ずっと村の収穫祭で盛り上がる人々の群がりから抜け出し、ハックは急いで森の中へと入っていった。
夜闇に包まれた森は文字通り視界が利かず、前に歩くことすらままならない。多い茂る木々に包まれた異様なまでの静けさも、人々に恐怖を植え付けるには十分過ぎるほどだった。
だが、物心付いて間もなく1人でこの森に住んでいたハックは勝手知ったると言わんばかりに、足の速度を落とすこと無く森の奥へと進んでいく。勿論、微塵も恐怖は無かった。
川のせせらぎの音が聞こえてくる。足を進めると、ミズーリ川が見えてきた。ハックは川流れに沿って道を進み、鬱蒼とした木々を掻い潜っていく。掻い潜った先に、周囲の木々より太く大きい1本の木が立っている。足を一旦止め、息を吸い、吐いた。そっと大木に近付いていくと、微かにだがずずっと鼻を啜る音が聞こえてきた。籠った音ではあるが、ハックの耳にはしっかりと聞こえた。そして今、ここに誰がいるのかも─
4101夜闇に包まれた森は文字通り視界が利かず、前に歩くことすらままならない。多い茂る木々に包まれた異様なまでの静けさも、人々に恐怖を植え付けるには十分過ぎるほどだった。
だが、物心付いて間もなく1人でこの森に住んでいたハックは勝手知ったると言わんばかりに、足の速度を落とすこと無く森の奥へと進んでいく。勿論、微塵も恐怖は無かった。
川のせせらぎの音が聞こえてくる。足を進めると、ミズーリ川が見えてきた。ハックは川流れに沿って道を進み、鬱蒼とした木々を掻い潜っていく。掻い潜った先に、周囲の木々より太く大きい1本の木が立っている。足を一旦止め、息を吸い、吐いた。そっと大木に近付いていくと、微かにだがずずっと鼻を啜る音が聞こえてきた。籠った音ではあるが、ハックの耳にはしっかりと聞こえた。そして今、ここに誰がいるのかも─
ほなや
PAST某支部に投稿したスiトiレiンiジiジiャiーiニiーのアーヴィン×主人公の小説。※主人公の名前は「ヒトナリ」です。
コーヒーブレイク(Side H)
次のミッション遂行までの束の間の休息。
常日頃フォルマの解析に明け暮れ休むこと無く稼働し続けているラボは、今は静寂に満ちている。
その静寂な空間の中に、1人のクルーがコーヒーの入ったカップを両手に持ち、テーブルに着いている2人に差し出す。
「アーヴィン、チェン。淹れてきたぞ」
「おぉ、すまんのぉ」
「ありがとうございます」
ヒトナリに差し出されたカップを受け取り、ヒトナリが椅子に座ったのを見計らってどちらからともなくカップに口を付けた。
こくりと1口飲み、ふぅ、と一息付く。
コーヒーの香りが穏やかにラボを満たしていく。
「ヒトナリさんの淹れたコーヒーは本当に美味しいですねぇ」
「そうじゃのぉ。それにワシらが淹れるものよりもリラックス効果が高いときたもんぜよ」
4380次のミッション遂行までの束の間の休息。
常日頃フォルマの解析に明け暮れ休むこと無く稼働し続けているラボは、今は静寂に満ちている。
その静寂な空間の中に、1人のクルーがコーヒーの入ったカップを両手に持ち、テーブルに着いている2人に差し出す。
「アーヴィン、チェン。淹れてきたぞ」
「おぉ、すまんのぉ」
「ありがとうございます」
ヒトナリに差し出されたカップを受け取り、ヒトナリが椅子に座ったのを見計らってどちらからともなくカップに口を付けた。
こくりと1口飲み、ふぅ、と一息付く。
コーヒーの香りが穏やかにラボを満たしていく。
「ヒトナリさんの淹れたコーヒーは本当に美味しいですねぇ」
「そうじゃのぉ。それにワシらが淹れるものよりもリラックス効果が高いときたもんぜよ」
ほなや
PAST某支部に投稿したスiトiレiンiジiジiャiーiニiーのデント×主人公の小説。※主人公の名前は「ヒトナリ」です。
はじめての艦内の整備をあらかた終え、工具を持った方の肩を腕を曲げて後ろに回し、デントは降車デッキへと戻り壁に腰を下ろした。
ふぅ、と息を吐き、ぐっと腕を伸ばした。
「今日も頑張って働いたなぁ〜…っと」
誰もいないデッキに声が響き渡る。
任務から帰還した機動班を始め、各班のクルー達は次のミッションへの準備に取り掛かるため各自の持ち場へと戻っていた。
「暇だなぁ…」
もしここにクルーの誰かがいれば相談に乗るなりゲームに誘うなり出来るのだが。
壁に寄り掛かりながら頭の後ろに両手を組んで天井を仰ぎ見た。
暫くじっとしていると、先程までは感じていなかった疲労と心無しか身体の節々に若干の痛みが鈍く襲ってきている。
(一旦自室に戻るか?)
3336ふぅ、と息を吐き、ぐっと腕を伸ばした。
「今日も頑張って働いたなぁ〜…っと」
誰もいないデッキに声が響き渡る。
任務から帰還した機動班を始め、各班のクルー達は次のミッションへの準備に取り掛かるため各自の持ち場へと戻っていた。
「暇だなぁ…」
もしここにクルーの誰かがいれば相談に乗るなりゲームに誘うなり出来るのだが。
壁に寄り掛かりながら頭の後ろに両手を組んで天井を仰ぎ見た。
暫くじっとしていると、先程までは感じていなかった疲労と心無しか身体の節々に若干の痛みが鈍く襲ってきている。
(一旦自室に戻るか?)
ほなや
DONE『スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ』ディック×トム140字SS5つ。1つ,2つ目はトム視点、3つ目以降はディック視点。
ラブラブだったり片想いだったり暗いものだったり。
タイトルは診断メーカーから↓
https://shindanmaker.com/392860 5
ほなや
DONE小説16作目。FCゲーム『スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ』ディック×トム。※「認めたくない気持ち」の続き。数年後の設定。
※欠損描写有
とある青年の日常カランッ
「あっ」
力を上手く入れられず、手に持っていたバケツを落としてしまい、汲んでいた水が床一面に染み込んでいく。木の板は瞬く間に黒茶色に変化していった。
トムは落としたバケツの取っ手を持ち、元にあった位置に戻しそれを見下ろした。今朝、井戸で汲んできたなみなみと入っていた水はほんの少しだけになってしまっている。料理用レンジの横に立て掛けてあるモップを手に取り、慣れた手付きで床を拭き始める。もう一度井戸に行かなければ、と溜め息を吐いた時。
コンコン
途端、玄関のドアから音が聞こえてきた。トムは顔を上げモップを持ったまま、叩かれるドアに向かって駆け寄ろうとした。すると、ドアの向こう側から聞き覚えのある声が発せられた。
5807「あっ」
力を上手く入れられず、手に持っていたバケツを落としてしまい、汲んでいた水が床一面に染み込んでいく。木の板は瞬く間に黒茶色に変化していった。
トムは落としたバケツの取っ手を持ち、元にあった位置に戻しそれを見下ろした。今朝、井戸で汲んできたなみなみと入っていた水はほんの少しだけになってしまっている。料理用レンジの横に立て掛けてあるモップを手に取り、慣れた手付きで床を拭き始める。もう一度井戸に行かなければ、と溜め息を吐いた時。
コンコン
途端、玄関のドアから音が聞こえてきた。トムは顔を上げモップを持ったまま、叩かれるドアに向かって駆け寄ろうとした。すると、ドアの向こう側から聞き覚えのある声が発せられた。
朧@コビメッポR-18小説up
DONE前回、前々回のメポコビR-18小説の完結編です⛑👓がっつり濡れ場があるので、苦手な方はご注意ください。後日談も書いてみたいです。セクハラばかりしてくるようになった⛑さんの理由が分かったり、二人の関係にちょっと変化が起きた夜のお話。 16朧@コビメッポR-18小説up
PAST別垢で載せていたメポコビ小説(R-18)です。続きもこの後載せていきます。最近セクハラばかりしてくる⛑さん、本人曰く悪ノリの延長のようだけど──?大事な相棒だからこそ強く出れない👓くん。こそフォロ限定公開です。⛑さんの理由は続編で。#メポコビ 3
ほなや
DONE小説15作目。FCゲーム『スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ』ディック×トム。ゲーム本編中の話の設定。デキてない。
※気持ちR15な描写有。
※シリーズものにしていく予定 7660
ほなや
DONE小説14作目。FCゲーム『スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ』ディック×トム。※キャラ捏造、年齢操作、現代パロ
温かな手12月も半ばに差し掛かり、街全体に冬特有の冷たい空気が纏っていた。
大通り沿いに立ち並ぶ数々の店がクリスマス仕様となっており、後に買うプレゼントやケーキを選ぶために家族やカップル、友人同士で立ち寄る姿が普段よりもよく見られた。
その光景を時々ちらりと見たりして、トムとディックはそれぞれ品物が詰め込まれた紙袋を持ち、とりとめのない話をしながら隣合って歩道を歩いていた。トムはキャメル色のダッフルコートに白のパーカー、下は濃青色のジーンズの装い。ディックはグレーのウールーコートに黒のタートルネックを着用し、ズボンは上よりもやや薄い黒のスキニーを履いていた。
あと数歩で横断歩道を渡ろうとしたが、青信号がチカチカと光り赤に変わり、2人は横断歩道の前で歩みを止めて青に変わるまでその場で待つことになった。
3982大通り沿いに立ち並ぶ数々の店がクリスマス仕様となっており、後に買うプレゼントやケーキを選ぶために家族やカップル、友人同士で立ち寄る姿が普段よりもよく見られた。
その光景を時々ちらりと見たりして、トムとディックはそれぞれ品物が詰め込まれた紙袋を持ち、とりとめのない話をしながら隣合って歩道を歩いていた。トムはキャメル色のダッフルコートに白のパーカー、下は濃青色のジーンズの装い。ディックはグレーのウールーコートに黒のタートルネックを着用し、ズボンは上よりもやや薄い黒のスキニーを履いていた。
あと数歩で横断歩道を渡ろうとしたが、青信号がチカチカと光り赤に変わり、2人は横断歩道の前で歩みを止めて青に変わるまでその場で待つことになった。
ほなや
DONE『スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ』ディック×トム140字SS5つ。1つ目はトム視点,2つ目以降はディック視点。
タイトルは診断メーカーから↓
https://shindanmaker.com/392860 5
ほなや
DONE小説13作目。FCゲーム『スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ』ディック×トム。※ハック→トム描写若干有
※キャラ捏造、年齢操作、現代パロ
人気者校舎裏の人気のない場所で、ディックとトムは見つめ合っていた。
正確には、校舎の壁を背にトムが引っ付いており、ディックは逃さないようトムの左耳横の壁に手を付いてトムを鋭い目で捕らえていた。
「えーとディック…これは一体どういう」
「それは君が一番よく分かってるんじゃない?」
言い切ろうとする直前に低く圧のある声で言われ、トムは立ち竦みそうになった。
午前の授業が終わり、軽く昼食を済ませ午後まで何処かで寝ていようかとぶらぶら廊下を歩いていた時に突然後ろから声を掛けられ、振り向いた時には手首を掴まれて此処へ連れてこられ今に至る。
ただでさえ身長差があって見下ろしてくる身体で影に覆われ、それがより威圧感を高めている。トムはどうにかしてこの状況から脱出出来ないものか-隙を付いて逃げれないものか-と思考を巡らせ、口を開いた。
4528正確には、校舎の壁を背にトムが引っ付いており、ディックは逃さないようトムの左耳横の壁に手を付いてトムを鋭い目で捕らえていた。
「えーとディック…これは一体どういう」
「それは君が一番よく分かってるんじゃない?」
言い切ろうとする直前に低く圧のある声で言われ、トムは立ち竦みそうになった。
午前の授業が終わり、軽く昼食を済ませ午後まで何処かで寝ていようかとぶらぶら廊下を歩いていた時に突然後ろから声を掛けられ、振り向いた時には手首を掴まれて此処へ連れてこられ今に至る。
ただでさえ身長差があって見下ろしてくる身体で影に覆われ、それがより威圧感を高めている。トムはどうにかしてこの状況から脱出出来ないものか-隙を付いて逃げれないものか-と思考を巡らせ、口を開いた。
ほなや
DONE『スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ』ディック×トム140字SS5つ。1つ目,2つ目はトム視点、3つ目以降はディック視点。
タイトルは診断メーカーから↓
https://shindanmaker.com/392860 5
ほなや
DONE『スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ』ディック×トム140字SS5つ。1つ目,2つ目はトム視点、3つ目以降はディック視点。
タイトルは診断メーカーから↓
https://shindanmaker.com/392860 5
ほなや
DONEFCゲーム『スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ』ディック×トム140字SS5つ。1~3つ目はディック視点、4,5つ目はトム視点。
片想いや、一部現パロも混じってたり。
タイトルは診断メーカーから↓
https://shindanmaker.com/392860 5
kouyoulead_801
DONE以前Twitterで投稿した奴の修正版紫色っていう高貴な色を主軸としていてなおかつ固すぎないお兄ちゃん感ある方がHなことされちゃうの良い……良いよね。
あと最近気付いたけど私は心と身体がバラバラであるにも関わらず、本能に抗えてないし都合の良いように解釈しようとする描写が好きです。
あぁ~ファミリーの不穏なBL書くのたまんねぇ~!
次は濡れ場も書きてぇ~ということで頼んだぞ、未来のボク 2886
ほなや
DONE小説11作目。FCゲーム『スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ』ディック×トム。※キャラ捏造、年齢操作、現代パロ
キスマークへの誘惑「ディックー」
ディックの名を呼びリビングに入ると、広い部屋の真ん中に置かれているソファーに仰向けに寝そべっているディックの姿が目に映った。
足音をたてないようそっと近付き寝顔を見下ろす。その顔は何処か生気が無く、疲労が滲み出ていた。
(このところ最近、ずっと激務だってボヤいてたからなぁ)
昼食のリクエストを聞きに来たのだが、この様子では出来そうにもない。肉を使った精のつくものか、胃に入らなそうなら野菜や豆などであっさりしたものを。いざという時どっちにも対応出来るようそれぞれ作り置きしておこうか。
真正面を向き右手の親指と人差し指で顎を摘みながらそう考えていると、何かが擦れる音が聞こえてきた。顔を下に向けると、先程とは違う体勢になっているディックの姿があった。おそらく寝返りだろう。
4642ディックの名を呼びリビングに入ると、広い部屋の真ん中に置かれているソファーに仰向けに寝そべっているディックの姿が目に映った。
足音をたてないようそっと近付き寝顔を見下ろす。その顔は何処か生気が無く、疲労が滲み出ていた。
(このところ最近、ずっと激務だってボヤいてたからなぁ)
昼食のリクエストを聞きに来たのだが、この様子では出来そうにもない。肉を使った精のつくものか、胃に入らなそうなら野菜や豆などであっさりしたものを。いざという時どっちにも対応出来るようそれぞれ作り置きしておこうか。
真正面を向き右手の親指と人差し指で顎を摘みながらそう考えていると、何かが擦れる音が聞こえてきた。顔を下に向けると、先程とは違う体勢になっているディックの姿があった。おそらく寝返りだろう。
ほなや
DONE小説10作目。FCゲーム『スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ』ディック×トム。※キャラ捏造、年齢操作、現代パロ
ホットミルク目を開けると、最初に見えたのは暗闇だった。正確には真夜中のカーテンを閉め切った寝室で、トムは瞼をぱちぱちと開け閉めをして目を軽く擦った。
上半身を起こし、身体の上に掛かっているシーツがずれる。ふと隣を見ると、身体を此方の方に向けて眠るディックの姿があった。
起こした身体をそのままに、ディックの規則正しい静かな寝息をじっと聞いていると、鼻の奥がむずむずしてきて口からくしゃみが出た。
「くしゅっ」
咄嗟に手の甲で覆い、鼻をすする。外気が少し冷たく感じ、ぶるりと身体を震わせた。
季節は秋。11月の半ばであり、もうすぐ冬が来る。それならシーツから出た途端寒くなるのも無理はない。
トムはそっとベッドから下りて、スリッパを履き、壁掛けのフックに掛かっているチェスターコートを手に取りハンガーから外した。コートを腕に掛けて、ちらりとベッドへ視線を向ける。ディックが起きる気配は無く、ほぅ、と息を吐いて足音を立てないようにそっとドアノブを回し、寝室から出た。
3261上半身を起こし、身体の上に掛かっているシーツがずれる。ふと隣を見ると、身体を此方の方に向けて眠るディックの姿があった。
起こした身体をそのままに、ディックの規則正しい静かな寝息をじっと聞いていると、鼻の奥がむずむずしてきて口からくしゃみが出た。
「くしゅっ」
咄嗟に手の甲で覆い、鼻をすする。外気が少し冷たく感じ、ぶるりと身体を震わせた。
季節は秋。11月の半ばであり、もうすぐ冬が来る。それならシーツから出た途端寒くなるのも無理はない。
トムはそっとベッドから下りて、スリッパを履き、壁掛けのフックに掛かっているチェスターコートを手に取りハンガーから外した。コートを腕に掛けて、ちらりとベッドへ視線を向ける。ディックが起きる気配は無く、ほぅ、と息を吐いて足音を立てないようにそっとドアノブを回し、寝室から出た。
ほなや
DONE小説9作目。FCゲーム『スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ』ディック×トム。※キャラ捏造、年齢操作、現代パロ
Come home.リビングのソファーに寝転がって雑誌を捲り、ふと時計を見ると短針は7、長針は40を指してした。トムは雑誌を閉じて息を吐いた。
「もうこんな時間かぁ」
(シャワー浴びてこようかな)
トムは雑誌をテーブルの上に置いて、ソファーから立ち上がり浴室へ行こうと足を進めようとしたがぴたりと止め、そして再び時計を見た。
(今頃盛り上がってるんだろうなー)
時計を見つめながら、トムは職場の飲み会に参加しているディックに思いを馳せた。
数ヶ月間にも及んだプロジェクト が成功したとのことで、何でもその打ち上げらしい。その中でもディックは責任の重い仕事を任されていたから、喜びもひとしおだっただだろう。その当日の帰宅に、トムにそれを伝えた時には既に歓喜に満ち溢れていたのを思い出す。
2884「もうこんな時間かぁ」
(シャワー浴びてこようかな)
トムは雑誌をテーブルの上に置いて、ソファーから立ち上がり浴室へ行こうと足を進めようとしたがぴたりと止め、そして再び時計を見た。
(今頃盛り上がってるんだろうなー)
時計を見つめながら、トムは職場の飲み会に参加しているディックに思いを馳せた。
数ヶ月間にも及んだプロジェクト が成功したとのことで、何でもその打ち上げらしい。その中でもディックは責任の重い仕事を任されていたから、喜びもひとしおだっただだろう。その当日の帰宅に、トムにそれを伝えた時には既に歓喜に満ち溢れていたのを思い出す。
まえにし猿棚
DOODLEこちら https://fujossy.jp/books/26959 (本編は18禁です)にて掲載している作品のパロディです。その名の通りポメガバース。アメリカの架空都市の市長と彼を取り巻く側近達の逆ハーレムもの、BLですのでご注意下さい【So help me God!】ポメガバースパロディ 結局、輿に足は生えていないと言う事に尽きた。人間、地位が上がれば上がる程、誰かに担いでもらわないと、どこへも行けなくなる。
トーニャが執務室へ顔を出した時、ハリーは文字通り身動き一つ取れず、おしっこだらけの絨毯でへたり込んでいた。膝の上に抱えた小型犬を手当しようとしていたらしい。ただでも不器用に包帯が巻かれた尻尾は、ぶんぶん振り回される事で邪魔な布を弾き飛ばしそうな勢いだった。
彼の膝に乗っている以外にも、ポメラニアンは3匹いた。横倒しになったゴミ箱へ頭を突っ込み、中身を全て掻き出した挙句、抜けられなくなってしまったのだろう。きゃんきゃんと悲壮な鳴き声を上げて助けを求めているのが1匹。今にも死にそうな訴えなどものともせず、ハリーがここのところ気に入ってよく身につけているヒューゴ・ボスの上着へくるまって眠っているのが1匹。このジャケットへ絡みつく凄まじい抜け毛はカーペット・クリーナーでも使えば取れるだろうが、スラックスの方は壊滅的だ。おねんねしている友達とハリーの間を行ったり来たりしている1匹は、市長の元へ来るたびスラックスの裾を噛んで力任せに引っ張り、遊んでくれと誘っている。
2562トーニャが執務室へ顔を出した時、ハリーは文字通り身動き一つ取れず、おしっこだらけの絨毯でへたり込んでいた。膝の上に抱えた小型犬を手当しようとしていたらしい。ただでも不器用に包帯が巻かれた尻尾は、ぶんぶん振り回される事で邪魔な布を弾き飛ばしそうな勢いだった。
彼の膝に乗っている以外にも、ポメラニアンは3匹いた。横倒しになったゴミ箱へ頭を突っ込み、中身を全て掻き出した挙句、抜けられなくなってしまったのだろう。きゃんきゃんと悲壮な鳴き声を上げて助けを求めているのが1匹。今にも死にそうな訴えなどものともせず、ハリーがここのところ気に入ってよく身につけているヒューゴ・ボスの上着へくるまって眠っているのが1匹。このジャケットへ絡みつく凄まじい抜け毛はカーペット・クリーナーでも使えば取れるだろうが、スラックスの方は壊滅的だ。おねんねしている友達とハリーの間を行ったり来たりしている1匹は、市長の元へ来るたびスラックスの裾を噛んで力任せに引っ張り、遊んでくれと誘っている。
ほなや
MOURNINGFCゲーム『スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ』ディック×トムの5作目という名の短文供養物。内容としては一応冒険の途中での休憩的な感じ。
※キャラ捏造。
タイトルは診断メーカーから。
『大切にもさせてくれないの?』薄暗い廊下を歩き、ドアの隙間から一筋の光が漏れているのを見てディックは短い溜息を付く。足音を立てずドアに近付きノブを掴みガチャリと音を立てて回した。
ドアを開けると、ベッドに腰掛け傍らの木材テーブルに置かれたランタンの光を頼りに慣れた手つきで二の腕に包帯を巻くトムの姿があった。
トムはぴたりと手を止め、顔を上げて此方に視線を向けた。その目はまるで悪戯がばれて怯えながら叱られるのを待つ子供のようだった。
そんなトムにお構い無しに大股で近付き、拳1つ分の距離にまで来て無言で見下ろす。
頭から爪先まですっぽりとディックの影に覆われトムは恐る恐る顔を上げた。
見下ろしたまま1つも表情を変えないディックに不安を抱えながら顔色を伺うように覗き込む。だがそれでも表情を読み取れず益々不安を加速させるだけだった。
1343ドアを開けると、ベッドに腰掛け傍らの木材テーブルに置かれたランタンの光を頼りに慣れた手つきで二の腕に包帯を巻くトムの姿があった。
トムはぴたりと手を止め、顔を上げて此方に視線を向けた。その目はまるで悪戯がばれて怯えながら叱られるのを待つ子供のようだった。
そんなトムにお構い無しに大股で近付き、拳1つ分の距離にまで来て無言で見下ろす。
頭から爪先まですっぽりとディックの影に覆われトムは恐る恐る顔を上げた。
見下ろしたまま1つも表情を変えないディックに不安を抱えながら顔色を伺うように覗き込む。だがそれでも表情を読み取れず益々不安を加速させるだけだった。
ほなや
DONE小説4作目。FCゲーム『スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ』ディック×トム。※キャラ捏造、年齢操作、現代パロ
お題は診断メーカーから。
看病(怠い…)
意識が朦朧とする中、ディックはベッドに仰向けになっていた。
ピピッ、と布団の中で電子音が鳴る。ディックはごそごそと布団とパジャマを擦らせ脇に挟んでいた体温計を取り、腕を布団から出し表示されている数値を見た。
「38度4分…」
小さく呟いた一言は、今のディックの状態を明らかにするのに十分過ぎるほどだった。
身体は熱く、思うように動かすことすらままならない。当然こんな状態で仕事に行くことなど出来るはずもなく、少し前に職場に休む旨を電話で伝えておいた。繁忙期でなかったことは一応幸いと言っておこうか。
体温計を傍らに置いて軽く息を吐くと、ドアを開く音が聞こえてきた。
「ディックー」
小さくディックの名を呼ぶ声がする。顔を向けたかったが、その気力すらなく息を吐くことで精一杯だった。極力足音を控えてベッドに近付いてくる気配を感じ、ディックは此方を心配そうに見下ろす青年-トムを見た。
2282意識が朦朧とする中、ディックはベッドに仰向けになっていた。
ピピッ、と布団の中で電子音が鳴る。ディックはごそごそと布団とパジャマを擦らせ脇に挟んでいた体温計を取り、腕を布団から出し表示されている数値を見た。
「38度4分…」
小さく呟いた一言は、今のディックの状態を明らかにするのに十分過ぎるほどだった。
身体は熱く、思うように動かすことすらままならない。当然こんな状態で仕事に行くことなど出来るはずもなく、少し前に職場に休む旨を電話で伝えておいた。繁忙期でなかったことは一応幸いと言っておこうか。
体温計を傍らに置いて軽く息を吐くと、ドアを開く音が聞こえてきた。
「ディックー」
小さくディックの名を呼ぶ声がする。顔を向けたかったが、その気力すらなく息を吐くことで精一杯だった。極力足音を控えてベッドに近付いてくる気配を感じ、ディックは此方を心配そうに見下ろす青年-トムを見た。
ほなや
DONE投稿3作目。1・2コ目同様「スクトム」(以降略)のディック×トム。
※現パロ+年齢操作。簡単な設定↓
ディック:大学生
トム:社会人
同い年。訳あって同居生活
(米の大学カリキュラムがどんなものか全く分からず書いたのでご了承ください汗)
『君だけがいい、君しかいらない』鍋の中の煮込まれた野菜や肉をレードルでかき混ぜながら、トムは鼻歌を歌っていた。レードルを掬い上げてずずっと味見し、満足のいく味付けに更に上機嫌になった。
つまみを回しガスコンロの火を止め、鍋に蓋をする。材料を切る時に使ったまな板と包丁を洗い、蛇口の水を止めて台所の時計を見やり呟いた。
「帰ってくるの今日だったよな…」
着けていたエプロンを外し椅子に掛け、腕を上に伸ばし身体を軽く解す。少しリビングで休憩しようと台所を出ようとした時、玄関からドアが開く音が聞こえてきた。
トムは足を玄関の方に方向転換させ、駆け寄った。目の前には左肩にリュックを背負っているディックの姿があった。
数日ぶりに帰宅したディックに労いの言葉を掛けようとした時、身体を前に傾けてきた。そして、トムの右肩に額を置き、長い溜息を吐いた。
3456つまみを回しガスコンロの火を止め、鍋に蓋をする。材料を切る時に使ったまな板と包丁を洗い、蛇口の水を止めて台所の時計を見やり呟いた。
「帰ってくるの今日だったよな…」
着けていたエプロンを外し椅子に掛け、腕を上に伸ばし身体を軽く解す。少しリビングで休憩しようと台所を出ようとした時、玄関からドアが開く音が聞こえてきた。
トムは足を玄関の方に方向転換させ、駆け寄った。目の前には左肩にリュックを背負っているディックの姿があった。
数日ぶりに帰宅したディックに労いの言葉を掛けようとした時、身体を前に傾けてきた。そして、トムの右肩に額を置き、長い溜息を吐いた。
ほなや
DONE2コ目小説投稿。FCゲーム『スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ』ディック×トム。キャラ捏造。年齢操作有。
※事後表現有
無題[Side T]
目を開けて最初に視界に写ったのは、傍らで眠っているディックだった。少しの間その姿を見つめた後、目を擦りながら辺りを見渡してみると部屋の中は暗く、窓から覗く月明かりにまだ夜中だということに気付いた。
ふと、頭の下に何かが敷かれているのに気付く。いつも使っている枕とは違う、硬い感触。それを手でそっと触れ、視線を辿ってみるとディックの腕であることが分かった。だが本人は、頭の重みなど気にならないとでも言うかのようにすやすやと眠っていた。
ふと、寒気を感じ身体を震わせる。シーツからはみ出している肩に目をやると、何も身に付けていないことに気付いた。
視線を元に戻すと、ディックも何も着ていなかった。互いの今の状態を把握し、数時間の出来事が徐々に思い出されていく。段々とその出来事が脳内で明確になるにつれ、剥き出しの肩も含め再び身体が熱くなっていくのを感じた。
4245目を開けて最初に視界に写ったのは、傍らで眠っているディックだった。少しの間その姿を見つめた後、目を擦りながら辺りを見渡してみると部屋の中は暗く、窓から覗く月明かりにまだ夜中だということに気付いた。
ふと、頭の下に何かが敷かれているのに気付く。いつも使っている枕とは違う、硬い感触。それを手でそっと触れ、視線を辿ってみるとディックの腕であることが分かった。だが本人は、頭の重みなど気にならないとでも言うかのようにすやすやと眠っていた。
ふと、寒気を感じ身体を震わせる。シーツからはみ出している肩に目をやると、何も身に付けていないことに気付いた。
視線を元に戻すと、ディックも何も着ていなかった。互いの今の状態を把握し、数時間の出来事が徐々に思い出されていく。段々とその出来事が脳内で明確になるにつれ、剥き出しの肩も含め再び身体が熱くなっていくのを感じた。