usmlk_ii
MOURNING敢由かんちゃんのことを守りたいと思うゆいちゃんのお話
※映画のネタバレがあります
※ほぼ独白
*
「大和警部!大丈夫ですか!?」
後ろから男の人の大きな声が聞こえたので振り向くと、足を押さえて座り込む敢助がいた。慌てて敢助の元へ集まり同じように屈む数名の部下に、「悪い、大丈夫だ」と告げているが、大量に汗をかいており、無理をしていることは一目瞭然だった。
詳しくは知らないが、先の事件で負った傷だということはわかる。杖を使わないといけないほど足が悪いのに、何時間もあの鎧の中で動かずに待っていたのだとしたら、足に相当負荷がかかっているのでは…
「敢ちゃ…っ」
部下に支えられながら立つ敢助の元に、すぐに駆け寄りたかったが、由衣にはそれができなかった。今はまだ虎田家の嫁という立場で、敢助の幼なじみでも部下でもない。そんな自分が敢助の元に行く資格などないのだと、由衣自身が1番良くわかっていた。
1957「大和警部!大丈夫ですか!?」
後ろから男の人の大きな声が聞こえたので振り向くと、足を押さえて座り込む敢助がいた。慌てて敢助の元へ集まり同じように屈む数名の部下に、「悪い、大丈夫だ」と告げているが、大量に汗をかいており、無理をしていることは一目瞭然だった。
詳しくは知らないが、先の事件で負った傷だということはわかる。杖を使わないといけないほど足が悪いのに、何時間もあの鎧の中で動かずに待っていたのだとしたら、足に相当負荷がかかっているのでは…
「敢ちゃ…っ」
部下に支えられながら立つ敢助の元に、すぐに駆け寄りたかったが、由衣にはそれができなかった。今はまだ虎田家の嫁という立場で、敢助の幼なじみでも部下でもない。そんな自分が敢助の元に行く資格などないのだと、由衣自身が1番良くわかっていた。
usmlk_ii
MOURNING敢由お付き合い後
些細なことが幸せだと感じる2人のお話
朝チュンっぽい雰囲気です
ゆいちゃん視点(ほのぼの)とかんちゃん視点(少々重め?)です
愛すること愛されること*
side 由衣
朝目が覚めて一番最初に映るのが大好きな人だなんて、とびきりの幸福だと思う。
敢ちゃんの恋人になることができて、一緒に過ごす時間が長くなった。職場も同じなのだから、これだけ一緒にいたらもしかしたら飽きてしまうんじゃ…なんて心配していたが、全くそんなことはなく、寧ろどんどん好きになっていく一方だった。
朝から晩まで一緒にいて、嬉しいことや楽しいこと、様々なことを共有できて、見たことない敢ちゃんを知ることができるのも嬉しかった。いつものワイルドな敢ちゃんもかっこ良くて大好きだけど、たまに見せる子どもっぽいところが可愛くて、好きなところがまた増えた。まだまだ知らない敢ちゃんがたくさんいたんだなぁと、1つ知る度に1つ好きが積み重なっていった。
1898side 由衣
朝目が覚めて一番最初に映るのが大好きな人だなんて、とびきりの幸福だと思う。
敢ちゃんの恋人になることができて、一緒に過ごす時間が長くなった。職場も同じなのだから、これだけ一緒にいたらもしかしたら飽きてしまうんじゃ…なんて心配していたが、全くそんなことはなく、寧ろどんどん好きになっていく一方だった。
朝から晩まで一緒にいて、嬉しいことや楽しいこと、様々なことを共有できて、見たことない敢ちゃんを知ることができるのも嬉しかった。いつものワイルドな敢ちゃんもかっこ良くて大好きだけど、たまに見せる子どもっぽいところが可愛くて、好きなところがまた増えた。まだまだ知らない敢ちゃんがたくさんいたんだなぁと、1つ知る度に1つ好きが積み重なっていった。
K(けい)
MAIKING長くなってしまったのでまだ続きます。微妙にきりが悪いかもしれません。
お話に出てくる由衣の同期や女性陣は全て捏造で適当です。
高由の表現があるので苦手な方はご注意ください。
なんでも許せる方のみどうぞ。 6169
usmlk_ii
MOURNING敢由熱を出して悪夢を見るゆいちゃんのお話
※ゆいちゃんが弱ってます
※たぶんナチュラルに同棲してます
繋いだ手を離さないで*
熱に浮かされる日に見る夢はいつだって最悪だ。
何かに追い回される夢、道に迷ってぐるぐると彷徨っている夢…そして、敢ちゃんが私の前からいなくなる夢……
夢の中の私は必死に敢ちゃんの背中を追いかけるけど追いつけなくて、ようやく手が届きそうな距離に行くことができても、許さないというように反対から義郎さんが私の手を引くの。手を伸ばしても虚しく空を切り、「行かないで!」と叫んだところで目を覚ます。
目を覚ました私は必ず泣いていて、息苦しくて呼吸が浅くなる。夢で良かったという安堵と、その夢がいつか現実に起こるのではという不安で、しばらく涙が止まらなくなってしまう。
「由衣、大丈夫か?」
あぁ、これは幻聴だろうか…
1530熱に浮かされる日に見る夢はいつだって最悪だ。
何かに追い回される夢、道に迷ってぐるぐると彷徨っている夢…そして、敢ちゃんが私の前からいなくなる夢……
夢の中の私は必死に敢ちゃんの背中を追いかけるけど追いつけなくて、ようやく手が届きそうな距離に行くことができても、許さないというように反対から義郎さんが私の手を引くの。手を伸ばしても虚しく空を切り、「行かないで!」と叫んだところで目を覚ます。
目を覚ました私は必ず泣いていて、息苦しくて呼吸が浅くなる。夢で良かったという安堵と、その夢がいつか現実に起こるのではという不安で、しばらく涙が止まらなくなってしまう。
「由衣、大丈夫か?」
あぁ、これは幻聴だろうか…
usmlk_ii
TRAINING敢由プロポーズのお話
最後に少し敢由+高
※捏造とこじつけです
※なんでも許せる方のみ
強くて凛々しい由衣ちゃんだけど、恋には臆病になったりするんじゃないかな…っていう妄想です
Together forever*
「結婚しないか?」
由衣は子どもの頃から、敢助のことが好きだった。強くて、誰よりも優しくて、かっこよくて、敢助の良いところは誰よりも知っている自信があった。
どれだけアピールしても全然伝わらなくて、妹としか見られていなくて、どうしたら気づいてくれるのだろうと悩んだことは、もう何度あったか分からない。鈍感で勝算がなく、決定的な言葉を由衣も言えずにいた。
何かきっかけがあったのか、ある日突然、由衣を見る目が変わり、これまで伝わらなかった想いがようやく実を結び、長い長い片想いを終えたのだ。
敢助と想いが通じ合いお付き合いが始まり、陳腐な表現だが、こんなに世界は輝いているのかと思うくらい、毎日幸せだった。これまでの敢助も優しかったが、恋人となった彼はとにかく甘くて、優しくて、胸がいっぱいで許容できないなんてこともあったが、本当に、幸せだったのだ。
3091「結婚しないか?」
由衣は子どもの頃から、敢助のことが好きだった。強くて、誰よりも優しくて、かっこよくて、敢助の良いところは誰よりも知っている自信があった。
どれだけアピールしても全然伝わらなくて、妹としか見られていなくて、どうしたら気づいてくれるのだろうと悩んだことは、もう何度あったか分からない。鈍感で勝算がなく、決定的な言葉を由衣も言えずにいた。
何かきっかけがあったのか、ある日突然、由衣を見る目が変わり、これまで伝わらなかった想いがようやく実を結び、長い長い片想いを終えたのだ。
敢助と想いが通じ合いお付き合いが始まり、陳腐な表現だが、こんなに世界は輝いているのかと思うくらい、毎日幸せだった。これまでの敢助も優しかったが、恋人となった彼はとにかく甘くて、優しくて、胸がいっぱいで許容できないなんてこともあったが、本当に、幸せだったのだ。
しろ@文字数制限3文字以上って…
DONEモブ視点、ほとんど3人は喋ってないけど敢由高。由衣さんが20歳くらいを想定。
故事成語は『韓詩外伝(かんしがいでん)』より「過ちてこれを改むれば、これ過たざるなり〔=過ちを犯しても改めれば、それは過ちとはいわない〕」 2
usmlk_ii
MOURNING敢由+高敢由のお子が産まれるお話
敢由ですがこーめいがメインのお話です
※捏造とこじつけです
※捏造とこじつけです(2回目)
※なんでも許せる方向け
色々飛ばして書いているので、サラッと読んでいただけますと幸いです
*
珍しく事件も何もない穏やかな昼下がり。本日は内勤だっため敢助と久しぶりに食堂で昼食を取り、たわいない話をしながら昼休みを過ごしていた。その内容は、先日起きた事件の話や、報告書の進捗、そしてもうじき出産を控える由衣の体調など様々だ。
由衣は現在産休に入っているが、だからといって会わないなんてことはなく、相変わらず3人でいることが多い。先日会った由衣のお腹は随分と大きくなっており、お腹を撫でながら早く会いたいなと笑っていた。敢助も由衣も、お互い相手に似て欲しいと譲らない言い合いをしていたのは、傍から見ていると微笑ましい光景だった。
そろそろ午後からの業務を始めようとしたとき、敢助スマホに電話がかかってきた。
3874珍しく事件も何もない穏やかな昼下がり。本日は内勤だっため敢助と久しぶりに食堂で昼食を取り、たわいない話をしながら昼休みを過ごしていた。その内容は、先日起きた事件の話や、報告書の進捗、そしてもうじき出産を控える由衣の体調など様々だ。
由衣は現在産休に入っているが、だからといって会わないなんてことはなく、相変わらず3人でいることが多い。先日会った由衣のお腹は随分と大きくなっており、お腹を撫でながら早く会いたいなと笑っていた。敢助も由衣も、お互い相手に似て欲しいと譲らない言い合いをしていたのは、傍から見ていると微笑ましい光景だった。
そろそろ午後からの業務を始めようとしたとき、敢助スマホに電話がかかってきた。
miamia
MOURNING多分に風林火山編ネタバレを含みます自分の元に引き戻したいことに気付いていない敢助さん
自分を気遣っていると思っている由衣さん
のお話でした
隻眼の序盤のセリフとラストの反応から
嘘だろ?!! おい!!!
と沼落ちしました
その結果
風林火山から本編もアニメも漆黒も観て
35才男性の初恋童貞が…爆誕してしまいました…
2025/05/13 2196
蘭ちゃん命
DONEcp:诸伏高明x毛利兰、大和敢助x上原由衣小兰、和叶为助攻敢由,提议玩真心话大冒险的游戏!可是儒雅的诸伏警官居然也会对这个游戏感兴趣……小兰抽到的牌会是……!
纸牌游戏001
“所以你会来的是吧?敢酱”上原由衣再次叮嘱了眼前叹着气的男人,黝黑的皮肤很好遮掩了他突然变红的脸,他用拐杖敲打了下地面来掩盖自己虚心。
“行了,行了,待会见。”大和敢助在面对于上原的直截了当是有点开心,但他还是要扮演着不动声色的角色,说起来并不是不在乎,而是所要考虑的东西实在是太多。
只是这条路,他仍未看清……
他看着那欢呼的青梅竹马,也发自内心笑起来。
“说起来,你看起来还挺开心的。”那调侃的声音从背后响起,大和敢助怔了一下,其实也不用想就是他从小到大的死党。
“哪有、只是上原拜托所以才去的。”
“啊,是高明,那你待会也会去吗?兰酱她们也在呢。”上原没想到诸伏会出现在这里,她明明听女高中生们的话避开了他,毕竟觉得高明在场说不定大和而说不出来……
9793“所以你会来的是吧?敢酱”上原由衣再次叮嘱了眼前叹着气的男人,黝黑的皮肤很好遮掩了他突然变红的脸,他用拐杖敲打了下地面来掩盖自己虚心。
“行了,行了,待会见。”大和敢助在面对于上原的直截了当是有点开心,但他还是要扮演着不动声色的角色,说起来并不是不在乎,而是所要考虑的东西实在是太多。
只是这条路,他仍未看清……
他看着那欢呼的青梅竹马,也发自内心笑起来。
“说起来,你看起来还挺开心的。”那调侃的声音从背后响起,大和敢助怔了一下,其实也不用想就是他从小到大的死党。
“哪有、只是上原拜托所以才去的。”
“啊,是高明,那你待会也会去吗?兰酱她们也在呢。”上原没想到诸伏会出现在这里,她明明听女高中生们的话避开了他,毕竟觉得高明在场说不定大和而说不出来……