マグカップ:発展途上
DONEいい歳した祟り屋がいい歳した祓い屋にちょっかい出したくて、最近仕入れたネタを仕掛けようとしたけどイケメン鉄壁バリゲードが立ち塞がる!リーダーをちょっと醒めた目で見守る弓棒くんを応援しています。
相変わらずカッコいいケケさんはいないけどOK?(y/n) 3
キイチ
MOURNING同棲if、祓い屋コンビほんのり暁→K
当たり前の日常
きみのてをとる「あーっ」
間の抜けた悲鳴、のようなものがどさりと降ってきた。
「…何だよ?」
ソファの背もたれからのけ反って聞き慣れた声の主を仰ぎ見ると、案の定暁人がいつもの“呆れた”という顔でこちらを見下ろしていた。眉間のシワが深い。これは来るぞ、と思う間もなく、
「駄目だよKK、それそのままにしちゃ!いつも言ってるじゃん!」
鋭く小言を発すると相変わらずの素早い動きでオレの目の前まで大股に歩み寄り、膝をつく。目線がかち合う。怒ったような拗ねたような、見飽きたほど見た茶色の目がこちらを睨み付けていた。
元々吊りがちの目が更に吊り上がり、威嚇する猫を想起させた。思わず少しばかり怯む。コイツはこうなったら退くということを知らない、というのもあるが。
1457間の抜けた悲鳴、のようなものがどさりと降ってきた。
「…何だよ?」
ソファの背もたれからのけ反って聞き慣れた声の主を仰ぎ見ると、案の定暁人がいつもの“呆れた”という顔でこちらを見下ろしていた。眉間のシワが深い。これは来るぞ、と思う間もなく、
「駄目だよKK、それそのままにしちゃ!いつも言ってるじゃん!」
鋭く小言を発すると相変わらずの素早い動きでオレの目の前まで大股に歩み寄り、膝をつく。目線がかち合う。怒ったような拗ねたような、見飽きたほど見た茶色の目がこちらを睨み付けていた。
元々吊りがちの目が更に吊り上がり、威嚇する猫を想起させた。思わず少しばかり怯む。コイツはこうなったら退くということを知らない、というのもあるが。
もちこの本棚📖
DONE暁Kです!🏍🚬僕のケケは今日も可愛い、遅ばせながら参加させていただきました!素敵な企画をありがとうございます!
自分よりも年上なのに、子供っぽいあなたが好き
子供のようなあなた 「さっみぃ……」
「あ、おはようKK。コタツあったまってるよ」
暁人が言い終わるよりも先にKKがコタツに吸い込まれるように入っていく。肩まですっぽりと入って、朝の冷気で冷えた足を温める。
「KK、靴下履きなよ。いくら布団で温まっても裸足でフローリングを歩けばすぐに冷えちゃうだろ」
「室内で靴下履くのが嫌なんだよ」
「もー、子供みたいなこと言って」
暁人は台所で朝ごはんを作りながら、コタツで体を小さくしているKKを見てほっこりしていた。ベーコンエッグを仕上げながら、焼きあがったトーストを皿に乗せる。KKの目の前に朝ごはんを乗せた皿を置くと「美味そうだな」とKKが笑った。無糖のカフェオレをその隣に置けば、それをちびちびと飲み始める。つい、その様を眺めて暁人は満足そうに微笑んだ。
1205「あ、おはようKK。コタツあったまってるよ」
暁人が言い終わるよりも先にKKがコタツに吸い込まれるように入っていく。肩まですっぽりと入って、朝の冷気で冷えた足を温める。
「KK、靴下履きなよ。いくら布団で温まっても裸足でフローリングを歩けばすぐに冷えちゃうだろ」
「室内で靴下履くのが嫌なんだよ」
「もー、子供みたいなこと言って」
暁人は台所で朝ごはんを作りながら、コタツで体を小さくしているKKを見てほっこりしていた。ベーコンエッグを仕上げながら、焼きあがったトーストを皿に乗せる。KKの目の前に朝ごはんを乗せた皿を置くと「美味そうだな」とKKが笑った。無糖のカフェオレをその隣に置けば、それをちびちびと飲み始める。つい、その様を眺めて暁人は満足そうに微笑んだ。
ミルクティー
INFO【サンプル】②席に二人 9つの食べ呑み物語り。
通頒価格 900円+送料
暁K/全年齢
KK生存if&同棲設定
色んなものを作って食べたり飲んだり楽しく過ごすお話。9個の短編集
席に二人 9つの食べ呑み物語り。日頃愛用している一升炊きの炊飯器。最初は4や5合炊きのタイプを使っていたが、米の無くなるスピードが早すぎるうえに住人が二人に増えたのでこれはいい機会だと新しく買い替えた。
「おかずは何にしよう?」
「そうだな……確か色々あったはず」
早炊きをセットし炊飯をしている間におにぎりや米に合うおかずを作ろうと冷蔵庫や冷凍庫の中を物色することにした。この間スーパーで安売りしていた白菜にほうれん草、通販サイトで購入した鮭の切り身と塩サバ、卵とそぼろも作り置きであったはず。それも使って葉野菜を追加して三色ご飯もいいかもしれない。
「僕野菜系担当しようか。丼ものも食べたいし」
「よし任せた!オレはこの魚類軍団を焼く」
魚類軍団、独特な響き。KKからたまに飛び出す変わった単語が可愛くて好きな部分でもあり、それを口に出すと怒って照れて炎のエーテルが飛んできそうなので暁人はそっと黙っておく。
558「おかずは何にしよう?」
「そうだな……確か色々あったはず」
早炊きをセットし炊飯をしている間におにぎりや米に合うおかずを作ろうと冷蔵庫や冷凍庫の中を物色することにした。この間スーパーで安売りしていた白菜にほうれん草、通販サイトで購入した鮭の切り身と塩サバ、卵とそぼろも作り置きであったはず。それも使って葉野菜を追加して三色ご飯もいいかもしれない。
「僕野菜系担当しようか。丼ものも食べたいし」
「よし任せた!オレはこの魚類軍団を焼く」
魚類軍団、独特な響き。KKからたまに飛び出す変わった単語が可愛くて好きな部分でもあり、それを口に出すと怒って照れて炎のエーテルが飛んできそうなので暁人はそっと黙っておく。
ミルクティー
INFO【サンプル】①遠き影を追いかけて
通頒価格 1,300円+送料
暁K/全年齢
KM少し生存if
サブクエの中学校で再び出会った二人。自身の偽物と対峙して乗り越えていくお話。
※黒背景にオールホワイト印刷仕様
遠き影を追いかけてひやり。
明らかに人とは違う温度。叩くというより掴まれる感覚に近く、全身に鳥肌が立つ。
『おい』
聞き覚えのない声。こんな人混みの中でピンポイントに自分に向けられる視線は人以外の何か。たった一夜で体験した恐怖の夜を思い出す。
『行くぞ』
肩を掴む指の力がぐっと強まり、眉間の皺が深くなる。次の瞬間、暗かった辺りが閃光に包まれ、目を開けていられないほどの強い光が突き刺してきた。
「う、っ…」
どうにか体勢を崩さないよう踏ん張り、左手で顔を覆い光が消えていくのを待つ。じわじわと少しずつ、視界が戻る。人の声も遠ざかり、雨が降る前の風の音も消えて。
ようやく見えてきた。
「え」
視界が開けた先にあったのは、倒れる車や脱ぎ捨てられた衣類の山。
359明らかに人とは違う温度。叩くというより掴まれる感覚に近く、全身に鳥肌が立つ。
『おい』
聞き覚えのない声。こんな人混みの中でピンポイントに自分に向けられる視線は人以外の何か。たった一夜で体験した恐怖の夜を思い出す。
『行くぞ』
肩を掴む指の力がぐっと強まり、眉間の皺が深くなる。次の瞬間、暗かった辺りが閃光に包まれ、目を開けていられないほどの強い光が突き刺してきた。
「う、っ…」
どうにか体勢を崩さないよう踏ん張り、左手で顔を覆い光が消えていくのを待つ。じわじわと少しずつ、視界が戻る。人の声も遠ざかり、雨が降る前の風の音も消えて。
ようやく見えてきた。
「え」
視界が開けた先にあったのは、倒れる車や脱ぎ捨てられた衣類の山。
倉庫です
DOODLEKおじ「あーなんでこんなやつが俺に惚れたんだが」←天を仰ぐ※ギャグです。あきとくんが変です
「はいあーん」
「あー・・・」
暁人が肉野菜炒めを箸で摘み、俺の口に入れてくる。俺は渋々それを受け入れた。
「うめぇ、けどもっとガツンとしたものがなぁ・・・」
「そりゃあ残念、でもKKの健康のためなんだからさ、これくらいしないとね~。僕は偏食持ちを調きょ、じゃなくて躾し直すのは好きだしさぁ」
「今調教って言わなかったか?」
「あら?そんなこと僕が言ったかしらねぇ?僕はね、KKのことが好きなんだよ。だからKKの食生活はちゃんと管理しないと」
「へいへい、わーったよ」
「・・・ほんとKK大好き!愛してる!可愛い!抱きたい!襲いたい!!」
暁人が俺に抱きついて胸と股をまさぐってきた。
「やめろ、触るな!」
俺は暁人の頭を押しのけながら周囲を見ると、麻里が丁度部屋から出てきたところだった。
2211「あー・・・」
暁人が肉野菜炒めを箸で摘み、俺の口に入れてくる。俺は渋々それを受け入れた。
「うめぇ、けどもっとガツンとしたものがなぁ・・・」
「そりゃあ残念、でもKKの健康のためなんだからさ、これくらいしないとね~。僕は偏食持ちを調きょ、じゃなくて躾し直すのは好きだしさぁ」
「今調教って言わなかったか?」
「あら?そんなこと僕が言ったかしらねぇ?僕はね、KKのことが好きなんだよ。だからKKの食生活はちゃんと管理しないと」
「へいへい、わーったよ」
「・・・ほんとKK大好き!愛してる!可愛い!抱きたい!襲いたい!!」
暁人が俺に抱きついて胸と股をまさぐってきた。
「やめろ、触るな!」
俺は暁人の頭を押しのけながら周囲を見ると、麻里が丁度部屋から出てきたところだった。
リョウ
MENU10/15の寄る辺フェスで頒布するWeb再録本『One day, the exorcists...』のサンプルです。2022年4月~2023年3月の期間に公開した暁K作品をまとめています。全年齢向けR18ごちゃ混ぜです。 10
リョウ
MENU10/15の寄る辺フェスで頒布する新刊『どうか、罰を』のサンプルです。CP要素は薄めで暁+Kくらいの暁K小説です。ED後、生き残ったが故に苦悩するKKのお話です。
【注意】
下記が苦手な方は閲覧・購入をお控えください。
・ED後のストーリーのため、ネタバレを含みます。
・独自解釈、独自設定を含みます。 3645
ミルクティー
DONE遅刻!6月暁Kワンドロワンライ お題:衣替えをお借りしました。ささやかな幸せが、いつでも続きますように。
※KK生存if
※同棲
今年も、一緒の手仕事を。 じわり、じわり、暑さが肌にまとわりつく頃。晴れたり雨が押し寄せたり安定しない空。
この時期になるとやる恒例の作業。押入れの奥から大きな衣装ケースを2つ取り出す。
「これとこれ。はい」
乾いた冬着を素材別に積み上げ、畳んだ後に隣に渡す。受け取った相手は手際よく整え、衣装ケースにしまっていく。この作業が割と好きで、黙々と進めている内に箱の中身は一杯になっていた。
「犬のTシャツ。お前が好きなやつだよな」
困った表情をした白い犬が大きくプリントされたTシャツがお気に入りで、夏になると着まわす服の中の一つ。詳しく覚えていないが任務先の商店街に寄った際にKKが買ってくれた。動物は苦手な筈なのに、マスコットのようなものだと大丈夫らしい。
2011この時期になるとやる恒例の作業。押入れの奥から大きな衣装ケースを2つ取り出す。
「これとこれ。はい」
乾いた冬着を素材別に積み上げ、畳んだ後に隣に渡す。受け取った相手は手際よく整え、衣装ケースにしまっていく。この作業が割と好きで、黙々と進めている内に箱の中身は一杯になっていた。
「犬のTシャツ。お前が好きなやつだよな」
困った表情をした白い犬が大きくプリントされたTシャツがお気に入りで、夏になると着まわす服の中の一つ。詳しく覚えていないが任務先の商店街に寄った際にKKが買ってくれた。動物は苦手な筈なのに、マスコットのようなものだと大丈夫らしい。
マグカップ:発展途上
DONE5月23日のキスの日に思いついたので、間に合うはずもなかったあきととケケさんがちゅーするだけの話。
普段は澄ました顔してますが、歳下の恋人に振り回されてたじたじなケケさんと
しれっとした顔で確実に捕食しにいくあきとくんです。
何でも許せる方向け。
かっこいい2人じゃなくてもOK?(y/n) 2
kyomu_kz
MEMOふせったーにも以前上げた、子供の魂を救う暁人の暁Kネタ昔々、とある村にそれはそれは恐ろしい悪魔と言われる得体の知れない何かが棲みつき流行病や神隠しなどの災いをもたらしていました。
そんなある日この村にとても可愛い赤ん坊が産まれました。
赤ん坊はすくすくと育っていきやがて不思議な力を授かっていることが分かりました。
不思議な力を宿したその子供を大切に育てていた一人の村人がこの世を去りました。
これ幸いと、見えない世界を認識しこの世のものではない者と言葉を交わす恐ろしく不気味な子供をこの村に棲む悪魔に捧げようと村の長達は考えました。
村人は信じていました。邪悪な悪魔をその器に移した不気味な子供諸共を殲滅する救世主がやがてこの村を救うだろうと。
人里離れた寂れた村を訪れた暁人とKK。村外れにある神聖な神社に祀られていた御神酒を体内に取り込みその村で静かに眠る邪悪な子供の魂を祓うのが今回の任務である。
1891そんなある日この村にとても可愛い赤ん坊が産まれました。
赤ん坊はすくすくと育っていきやがて不思議な力を授かっていることが分かりました。
不思議な力を宿したその子供を大切に育てていた一人の村人がこの世を去りました。
これ幸いと、見えない世界を認識しこの世のものではない者と言葉を交わす恐ろしく不気味な子供をこの村に棲む悪魔に捧げようと村の長達は考えました。
村人は信じていました。邪悪な悪魔をその器に移した不気味な子供諸共を殲滅する救世主がやがてこの村を救うだろうと。
人里離れた寂れた村を訪れた暁人とKK。村外れにある神聖な神社に祀られていた御神酒を体内に取り込みその村で静かに眠る邪悪な子供の魂を祓うのが今回の任務である。
kyomu_kz
DONEあきけ企画様二月お題「バレンタイン」キスしたり、ほんのり大人な触れ合いをしたり、ひたすらいちゃついています。
「行ってきます!」
「おぅ、行ってらっしゃい」
曇天の空みたいなひたすら先の見えなかった僕の心を晴らしてくれたこの人と巡り会って、
まるで世界が一変した様に毎日がキラキラと光り輝いて、ただそれだけで本当に幸せだった。
だから、今日が何の日かだなんて学校に着くその時まで僕は完全に忘れていたんだ。
「ただいま〜」
「お帰り…って、お前スゲェやつれてないか?」
「今日バレンタインってこと忘れててさ…」
「あーなんとなく分かった」
「校門入った時点でヤバかった」
「マジか…モテる男はつらいねぇ。で、その割には手ぶらのように見えるが?」
「は?当たり前だろ!そりゃ前は結構生活ギリギリの時とかもあったし、デパ地下の高級チョコを前にテンション上げてる麻里を見たら兄として嬉しくない訳ないだろ?彼女がいた時は勿論悪いとは思いつつ内緒で義理もありがたく頂戴して麻里と二人で食べてたけどさ…あっ、不誠実とかそんなんじゃないから。貰ったチョコがちゃんと僕達兄妹の血肉になるんだよ?で、今の僕には生涯を共にすると決めた大大大本命がいるのに馬鹿みたいに無意味に貰ったら女の子達に失礼だろ!」
5250「おぅ、行ってらっしゃい」
曇天の空みたいなひたすら先の見えなかった僕の心を晴らしてくれたこの人と巡り会って、
まるで世界が一変した様に毎日がキラキラと光り輝いて、ただそれだけで本当に幸せだった。
だから、今日が何の日かだなんて学校に着くその時まで僕は完全に忘れていたんだ。
「ただいま〜」
「お帰り…って、お前スゲェやつれてないか?」
「今日バレンタインってこと忘れててさ…」
「あーなんとなく分かった」
「校門入った時点でヤバかった」
「マジか…モテる男はつらいねぇ。で、その割には手ぶらのように見えるが?」
「は?当たり前だろ!そりゃ前は結構生活ギリギリの時とかもあったし、デパ地下の高級チョコを前にテンション上げてる麻里を見たら兄として嬉しくない訳ないだろ?彼女がいた時は勿論悪いとは思いつつ内緒で義理もありがたく頂戴して麻里と二人で食べてたけどさ…あっ、不誠実とかそんなんじゃないから。貰ったチョコがちゃんと僕達兄妹の血肉になるんだよ?で、今の僕には生涯を共にすると決めた大大大本命がいるのに馬鹿みたいに無意味に貰ったら女の子達に失礼だろ!」