🐰ももみこ🐯
DONE【雨玄】前に描いた百合ドラマ撮影中の雨玄
んぶちゃんが憑依型タイプと聞いてエッ…な時に役が降ってくる事もあるのではと思って……にしても乙女過ぎたな。反省
えっちなの描けない人間だからお目汚し申し訳ないです… 4
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DOODLE例の弓を射る☔さんが良かったので書いてしまった…。例によって同級生雨玄♀です。※弓道はかじったこともないため、ネットだけの知識ではカバーできていないところも多々あると思いますが見逃してください。
恋は射っても射られるな 静まった空気を引き裂くような鋭利さで雨彦の射った矢は一切ふらつくことなく真っ直ぐに的の中央、中白に突き立った。雨彦の放つプレッシャーから解放されるとどっと歓声が沸き、体育教師は静かにしろと何度も諌めた。
「葛之葉、見せてくれてありがとな」
騒いでいる間にクラスの列に戻ることもできず手持ち無沙汰にしていた雨彦は調子に乗ってふざけたりすることなく表情一つ変えずに列に戻った。クラスメイトに凄い凄いと囃し立てられるのを流す横顔はいつも通りだが、内心は上手くできて良かったと胸を撫で下ろしていた。
今日は隣のクラスと合同での体育で、しかも、男女混合なのだ。運良く雨彦は玄武と同じ弓道のグループになれた。だが、どこで聞きつけたのか弓道ができると知っていた体育教師が授業開始早々に雨彦に対し、みんなの前でお手本を見せろと言われた。この時ばかりはもう一つのゴルフのグループが良かったと思ったが、くじ引きなのでどうしようもないことだ。やるからには彼女の玄武に格好良いところを見せたいと、教師からの申し出を了承し久しぶりに弓を手に取った。
3158「葛之葉、見せてくれてありがとな」
騒いでいる間にクラスの列に戻ることもできず手持ち無沙汰にしていた雨彦は調子に乗ってふざけたりすることなく表情一つ変えずに列に戻った。クラスメイトに凄い凄いと囃し立てられるのを流す横顔はいつも通りだが、内心は上手くできて良かったと胸を撫で下ろしていた。
今日は隣のクラスと合同での体育で、しかも、男女混合なのだ。運良く雨彦は玄武と同じ弓道のグループになれた。だが、どこで聞きつけたのか弓道ができると知っていた体育教師が授業開始早々に雨彦に対し、みんなの前でお手本を見せろと言われた。この時ばかりはもう一つのゴルフのグループが良かったと思ったが、くじ引きなのでどうしようもないことだ。やるからには彼女の玄武に格好良いところを見せたいと、教師からの申し出を了承し久しぶりに弓を手に取った。
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DOODLE某テーマパークに来た雨玄♀。ぬいぐるみを買ってあげる☔️さんネタ。可愛い彼女に持たせたいもの。 マフラーをしていても少し肌寒いがその分空は抜けるように青かった。想楽からは平日だろうと来園者は多いとは口酸っぱく言われていたため覚悟はしていたが、確かに平日でもこんなにも人がいるのかと面食らった。しかし、玄武に言わせれば「空いている方だな。前にテスト休み中に朱雀と一緒に行った時は何をするにも1時間は待ったぜ」とのことだ。
幼い頃に妹の誕生日にもう一方に行った記憶はあるが、こちらは初めてだ。より海を感じる景色に雨彦は物珍しさからゆっくりと歩いて眺める。そして行き交う人々を見ていると不意にあることに気付き、隣の玄武に尋ねてみた。
「黒野、皆あれは何を抱えてるんだい?」
「ああ、あれはここのマスコットキャラクターだな」
3489幼い頃に妹の誕生日にもう一方に行った記憶はあるが、こちらは初めてだ。より海を感じる景色に雨彦は物珍しさからゆっくりと歩いて眺める。そして行き交う人々を見ていると不意にあることに気付き、隣の玄武に尋ねてみた。
「黒野、皆あれは何を抱えてるんだい?」
「ああ、あれはここのマスコットキャラクターだな」
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DONEまだ書いてた同級生雨玄♀の話。約束していた文化祭の日の話です。あの子の晴れ姿が見たい!文化祭真っ最中の学校はどこもかしこも騒がしかった。
去年まではこの喧騒が嫌で、サボって空き教室でゆっくりと惰眠を貪っていた。しかし今年は玄武と一緒に文化祭を楽しもうと約束した手前、遊ぶ時だけ校内に姿を現すという図々しい真似は流石にできず、雨彦はこうしてお化け屋敷の模擬店を出している自分のクラスの前で看板を持って突っ立っている。
お化け屋敷なのに陰陽師風の衣装を着た雨彦は集客係として看板を持って校内をウロウロしたりこうして突っ立っているだけなのだが、他校の女子生徒を大量に吸い寄せる強力な客引きパンダとして活用されていた。
「葛之葉お疲れさん!交代の時間だ!」
同じ様な陰陽師の衣装を着たクラスメイトに声をかけられると、雨彦は、ん、と言って看板を渡し着替え室代わりの空き教室に引っ込んだ。
1991去年まではこの喧騒が嫌で、サボって空き教室でゆっくりと惰眠を貪っていた。しかし今年は玄武と一緒に文化祭を楽しもうと約束した手前、遊ぶ時だけ校内に姿を現すという図々しい真似は流石にできず、雨彦はこうしてお化け屋敷の模擬店を出している自分のクラスの前で看板を持って突っ立っている。
お化け屋敷なのに陰陽師風の衣装を着た雨彦は集客係として看板を持って校内をウロウロしたりこうして突っ立っているだけなのだが、他校の女子生徒を大量に吸い寄せる強力な客引きパンダとして活用されていた。
「葛之葉お疲れさん!交代の時間だ!」
同じ様な陰陽師の衣装を着たクラスメイトに声をかけられると、雨彦は、ん、と言って看板を渡し着替え室代わりの空き教室に引っ込んだ。
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DOODLE帰ってきた同級生雨玄♀(ただの小ネタです)こゃーんを覚える。初めて本気で好きになった女の子と付き合い始めて、元来の口下手も加わって面倒くさい男になりつつある雨彦くん。
雨彦くん「黒野、昼飯…」
玄武ちゃん「ごめん。雨彦、今日、クラスの皆とお弁当食べることになって」
雨彦「なんで?」
クラスメイト(なんで?ってなんで??)
⚠️雨彦くんとしては「俺、また、黒野を傷つけることしちゃった?」の意味
口下手な男の子に慣れてるお姉ちゃん玄武ちゃん
玄武「文化祭の打ち合わせしながらなんだ」
雨彦「そうか。(安心)じゃあ、帰りは一緒に帰ろうな」
玄武「うん?(いつも一緒に帰るのにどうしたんだろう?」
⚠️お昼で「玄武も放課後、一緒に⚪︎⚪︎行こうよ!」って誘われるのを阻止するための先約だということに気付いてない。
415雨彦くん「黒野、昼飯…」
玄武ちゃん「ごめん。雨彦、今日、クラスの皆とお弁当食べることになって」
雨彦「なんで?」
クラスメイト(なんで?ってなんで??)
⚠️雨彦くんとしては「俺、また、黒野を傷つけることしちゃった?」の意味
口下手な男の子に慣れてるお姉ちゃん玄武ちゃん
玄武「文化祭の打ち合わせしながらなんだ」
雨彦「そうか。(安心)じゃあ、帰りは一緒に帰ろうな」
玄武「うん?(いつも一緒に帰るのにどうしたんだろう?」
⚠️お昼で「玄武も放課後、一緒に⚪︎⚪︎行こうよ!」って誘われるのを阻止するための先約だということに気付いてない。
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DONE前に書いた同級生雨玄♀の続きです。初めてデートに行く2人。2人ははじめて文化祭も終わって聞こえてきた定期テストの足音にクラスメイトが怯える少し前、玄武は雨彦と初めてのデートの日を迎えた。普段降りたこともない駅に降りて、時間を確認する。予定通り待ち合わせの5分前。
ふと店外のディスプレイのガラスに反射した自分を見て、おかしいところは無いか確認する。
この日のために新調した少しだけ肩の出るトップスとスカート、大きい公園に行くので歩きやすいけど可愛さもあるサンダル。いつもおろしてる髪はポニーテールにしてきた。
今日はこの駅を最寄駅としている大きい自然公園でピクニックをすることになっている。何故なら文化祭が終わり後片付けをしている際にデートに行きたいと玄武が言ってみたところ、雨彦は「黒野の弁当が食べたい」と答えたからだ。
5526ふと店外のディスプレイのガラスに反射した自分を見て、おかしいところは無いか確認する。
この日のために新調した少しだけ肩の出るトップスとスカート、大きい公園に行くので歩きやすいけど可愛さもあるサンダル。いつもおろしてる髪はポニーテールにしてきた。
今日はこの駅を最寄駅としている大きい自然公園でピクニックをすることになっている。何故なら文化祭が終わり後片付けをしている際にデートに行きたいと玄武が言ってみたところ、雨彦は「黒野の弁当が食べたい」と答えたからだ。
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DONE百合雨玄。ドロドロの百合ドラマに出る二人を見たいと思いつつ、書いた物です。オリジナルの劇中劇が具体的に出てきます。あ…さんはほとんど出てきません。花を踏みつけ貴女の影を追う。黒峯蝶子:玄武ちゃんの役。
雨倉玲於奈:雨彦さんの役。
『だって、先生は私のこと名前で呼んでくれたこと一度も無いじゃないですか!いつも、オヒメサマ、オヒメサマって!』
保健室の一室で黒峯蝶子(くろみね ちょうこ)は呼び出した雨倉玲於奈(あまくら れおな)の腹部をカッターで刺した。
『私は先生のこと好きなのに、ヴァイオリンを弾くことよりも好きなのに、なのに、先生は、私のことちっとも見てくれなくて…!リボンだって色んな子にあげてるんでしょう!?許さない!」
怒りに任せて蝶子はカッターを持つ手に力を入れてさらに奥に入れていく。目の前の玲於奈が出血で咳き込むのも、吐血するのも構うことなく一方的に愛を叫ぶ。
『大嫌いなのに、大好きなのやめられないの!だから、一緒に…!』
2130雨倉玲於奈:雨彦さんの役。
『だって、先生は私のこと名前で呼んでくれたこと一度も無いじゃないですか!いつも、オヒメサマ、オヒメサマって!』
保健室の一室で黒峯蝶子(くろみね ちょうこ)は呼び出した雨倉玲於奈(あまくら れおな)の腹部をカッターで刺した。
『私は先生のこと好きなのに、ヴァイオリンを弾くことよりも好きなのに、なのに、先生は、私のことちっとも見てくれなくて…!リボンだって色んな子にあげてるんでしょう!?許さない!」
怒りに任せて蝶子はカッターを持つ手に力を入れてさらに奥に入れていく。目の前の玲於奈が出血で咳き込むのも、吐血するのも構うことなく一方的に愛を叫ぶ。
『大嫌いなのに、大好きなのやめられないの!だから、一緒に…!』
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DOODLEリメショ中坊雨×女子アイドル玄かつ、直接的に関わるシーン無しという超変則的ショタおね雨玄。中学生日記窓から西日が差し込むこの席で、雨彦は一番後ろなのをいいことに、机から出てきた何週間前かのプリントを正方形にして折り紙を折っていた。
「起立ー」
ああ、ここを折って開けば完成なのに。
完成間近でホームルーム終了の号令がされたことに煩わしさを感じながら、クラスで一番背の高い自分が立たないと簡単にバレるので仕方なく折り紙を机の下にしまって立ち上がった。
「礼」
皆と同じように浅く頭を下げ、雨彦は机横にかけた鞄を手に取ってするするとクラスメイト達の間を縫うように移動する。
授業が終わったらすぐに家に帰りたくなる性分だ。
「葛之葉ー、今日ゲーセン行かん?」
数人の男女のグループから声をかけられたが、雨彦は顔色ひとつ変えない。
2371「起立ー」
ああ、ここを折って開けば完成なのに。
完成間近でホームルーム終了の号令がされたことに煩わしさを感じながら、クラスで一番背の高い自分が立たないと簡単にバレるので仕方なく折り紙を机の下にしまって立ち上がった。
「礼」
皆と同じように浅く頭を下げ、雨彦は机横にかけた鞄を手に取ってするするとクラスメイト達の間を縫うように移動する。
授業が終わったらすぐに家に帰りたくなる性分だ。
「葛之葉ー、今日ゲーセン行かん?」
数人の男女のグループから声をかけられたが、雨彦は顔色ひとつ変えない。
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DONEリメショ☔️の神秘的美少年に狂ってた瞬間に書いた同い年の雨玄♀甘さとすっぱさの間で事務所に行くと見慣れた制服姿の長身の少女とプロデューサーがホワイトボードの前で何か話し合っていた。ソファーに腰をおろし持ってきたお茶を飲んで、雨彦は何気なしにその会話に聞き耳を立てる。
「そこの週は定期試験が始まるから外してくれるとありがたいな…」
「そうですね…。ではここはどうですか」
「そこなら試験休みだし何時からでも大丈夫だ」
どうやら定期試験があるのでその周りの予定の整理をしているようだ。学生らしいなと思いつつ、何の気なしに玄武が話し終わるのを待つ。プロデューサーと会話を終えた玄武は後ろの2人がけのソファーに雨彦が座っていたことに気付くと、雨彦がわざと開けておいた隣の席に座った。
「アニさん来てたのか」
8440「そこの週は定期試験が始まるから外してくれるとありがたいな…」
「そうですね…。ではここはどうですか」
「そこなら試験休みだし何時からでも大丈夫だ」
どうやら定期試験があるのでその周りの予定の整理をしているようだ。学生らしいなと思いつつ、何の気なしに玄武が話し終わるのを待つ。プロデューサーと会話を終えた玄武は後ろの2人がけのソファーに雨彦が座っていたことに気付くと、雨彦がわざと開けておいた隣の席に座った。
「アニさん来てたのか」
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DONEまだ書いてた里山の🦊🐰雨玄です。謎設定により♀の🐰が出てきます。季節感無視してます。ふかしぎせいかつよく晴れて寒い日だった。
玄武は寒い手をこすりながら、外で落ち葉掃きをしている雨彦のために茶を淹れた。夫婦湯呑みに湯気と香り立つ緑茶を淹れると茶柱が立ったので嬉しくてそれを早く伝えるために駆け足で外に出た。生垣の向こうに二つの耳を見つけ玄武は胸が弾む。
「アニさん、茶が…」
そこまで言いかけて玄武は一歩出た足を引っ込め、さっと身を生垣に隠す。雨彦の前には見たこともない黒い耳の兎の娘が立っている。雨彦と何か一言二言話すと彼女はふっと笑ったのが見えた。そして、雨彦もそれに釣られて気が緩んだのかぽんぽんと優しく彼女の頭を叩くように撫でた。
ふわっと花が色づいたように彼女は頬を赤らめる。それを見た玄武は耐えられなくなってしまい家に戻った。
5125玄武は寒い手をこすりながら、外で落ち葉掃きをしている雨彦のために茶を淹れた。夫婦湯呑みに湯気と香り立つ緑茶を淹れると茶柱が立ったので嬉しくてそれを早く伝えるために駆け足で外に出た。生垣の向こうに二つの耳を見つけ玄武は胸が弾む。
「アニさん、茶が…」
そこまで言いかけて玄武は一歩出た足を引っ込め、さっと身を生垣に隠す。雨彦の前には見たこともない黒い耳の兎の娘が立っている。雨彦と何か一言二言話すと彼女はふっと笑ったのが見えた。そして、雨彦もそれに釣られて気が緩んだのかぽんぽんと優しく彼女の頭を叩くように撫でた。
ふわっと花が色づいたように彼女は頬を赤らめる。それを見た玄武は耐えられなくなってしまい家に戻った。
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DOODLEこの前のDom/Sub雨玄とは違う、Dom/Sub雨玄♀の話。この前とは違い非常にマイルドですが、Dom/Sub設定なので苦手な方はご無理をしないようにお願いします。あなたの所有物になりたい私雨彦は可憐な女学生の手に握られているソレを二度見した。玄武の女らしいほっそりとした手には似つかわしくない厳つい黒い革のベルトが握られている。そしてそれを握っている玄武は恥ずかしそうに、でもどこか期待を込めて雨彦を見ている。
「雨彦アニさんの手でこれを着けて欲しいんだ…」
その言葉につられて雨彦は彼女の首に、その首輪が着いているところを想像した。そして、そこから伸びるリードの先を自分が握っていることも。
「ちょいと考えさせてくれないか?」
自分の本能がざわめいた気がして慌てて、想像をやめて雨彦は彼女に待ってほしいと頼んでしまった。それをしたら何かよろしくない一線を超えてしまいそうな気がして…
雨彦と玄武はDom/Subの男女のカップルだ。歳の差はかなりあるがそれでも、玄武は雨彦を想い続けたし雨彦もいけないと彼女の前では大人であろうとしたが、雨彦も水面下では彼女が愛しかったから「折れる形で」という言い訳を自分にして付き合い始めた。いや、雨彦が保護したという形が正しいのかもしれない。
2823「雨彦アニさんの手でこれを着けて欲しいんだ…」
その言葉につられて雨彦は彼女の首に、その首輪が着いているところを想像した。そして、そこから伸びるリードの先を自分が握っていることも。
「ちょいと考えさせてくれないか?」
自分の本能がざわめいた気がして慌てて、想像をやめて雨彦は彼女に待ってほしいと頼んでしまった。それをしたら何かよろしくない一線を超えてしまいそうな気がして…
雨彦と玄武はDom/Subの男女のカップルだ。歳の差はかなりあるがそれでも、玄武は雨彦を想い続けたし雨彦もいけないと彼女の前では大人であろうとしたが、雨彦も水面下では彼女が愛しかったから「折れる形で」という言い訳を自分にして付き合い始めた。いや、雨彦が保護したという形が正しいのかもしれない。
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DOODLEアイドルになってない世界線の雨玄♀かつ、絡みもすくないです。店員目当てに喫茶店に通う30歳の独身男性最近出来た喫茶店は本屋も兼ねていて買ったばかりの本を淹れたてのコーヒーと共に楽しめるというのが売りだ。しかし、何も知らない俺がそれを知ったのは店を入ってからで、一瞬少しの気まずさはあったが、まあコーヒーを買いに来たので間違ってはいないだろうと思い直し、カウンターの前に立った。
「いらっしゃいませ」
店の雰囲気にあつらえたような黒い髪をポニーテールにした眼鏡の賢そうな女店員がすぐに来て俺の注文を待つ。
「アイスコーヒー1つ。持ち帰りで」
「畏まりました。ミルクとシロップはいかが致しますか?」
「無しで。あ、あと、氷少なめってできるかい」
「はい。畏まりました」
そう言って彼女はレジスターに注文を打ち込むと金額を伝えたので、俺はポケットから釣り銭がないように小銭を取り出して渡す。
2046「いらっしゃいませ」
店の雰囲気にあつらえたような黒い髪をポニーテールにした眼鏡の賢そうな女店員がすぐに来て俺の注文を待つ。
「アイスコーヒー1つ。持ち帰りで」
「畏まりました。ミルクとシロップはいかが致しますか?」
「無しで。あ、あと、氷少なめってできるかい」
「はい。畏まりました」
そう言って彼女はレジスターに注文を打ち込むと金額を伝えたので、俺はポケットから釣り銭がないように小銭を取り出して渡す。
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DONE🦊雨🐰玄が里山で幸せに暮らしているのを望遠鏡で覗きたい。ショタなのは私の趣味!!!しあわせせいかつさやさやと竹藪を駆け抜ける風を感じて玄武は本から顔を上げた。日は傾き始めたが沈むのはもっと先だろう。黒く長い耳を動かして風の中に混じる気配を掴む。玄武が感じ取ったのを察したように風はもう一度柔らかく吹いた。玄武は本を閉じ、気配に誘われるようにトテトテと玄関に向かう。
玄武が玄関に来るのを待っていたかのように引き戸が開き、外から彼が現れた。
「おかえりなさい、雨彦アニさん」
玄武に出迎えられた彼は頬を緩め、靴を脱ぐのもおざなりに上がり框で自分の帰宅を喜ぶようにピョンピョンと跳ねている幼妻を抱き上げた。
「ただいま、黒野」
そう言って小さな鼻先に自分の鼻先を合わせると、玄武は嬉しそうに笑った。
雨彦はこの里山の主である九尾の狐の一族の若君であり、長いこと独り身を貫いていたがこの春に妻を娶った。
2491玄武が玄関に来るのを待っていたかのように引き戸が開き、外から彼が現れた。
「おかえりなさい、雨彦アニさん」
玄武に出迎えられた彼は頬を緩め、靴を脱ぐのもおざなりに上がり框で自分の帰宅を喜ぶようにピョンピョンと跳ねている幼妻を抱き上げた。
「ただいま、黒野」
そう言って小さな鼻先に自分の鼻先を合わせると、玄武は嬉しそうに笑った。
雨彦はこの里山の主である九尾の狐の一族の若君であり、長いこと独り身を貫いていたがこの春に妻を娶った。