無名@本物
DONE鬱が隠し味なのよ⋆͛*͛ ͙͛✧*̣̩⋆̩☽⋆゜⋆͛*͛ ͙͛✧*̣̩⋆̩☽⋆゜2期5話「私アレ行きたい!!!」
夏休みということもありいつもよりも人の多いショッピングモール。セレナーデが人だかりの出来ている方向を指差す。『恐怖の館』とおどろおどろしい字体で書かれた看板の前には家族連れやカップル、ジャージを着た学生の集団など様々な人がワクワクとした表情であるいは不安げな表情をしながら列を作っていた。
「へー!今年もやってるんだ、これ」
わかめだが配られていたパンフレットを一枚手に取るとカバンの中に入っていたフガがピョコンと耳を覗かせる。
「クレソン!あれなにフガ?」
「お化け屋敷って言ってオバケが脅かしてくるアトラクションみたいなやつ、怖いけど楽しいよ。フガ行ってみる?」
「オ、オバケ?!オバケは嫌いフガ!!」
3499夏休みということもありいつもよりも人の多いショッピングモール。セレナーデが人だかりの出来ている方向を指差す。『恐怖の館』とおどろおどろしい字体で書かれた看板の前には家族連れやカップル、ジャージを着た学生の集団など様々な人がワクワクとした表情であるいは不安げな表情をしながら列を作っていた。
「へー!今年もやってるんだ、これ」
わかめだが配られていたパンフレットを一枚手に取るとカバンの中に入っていたフガがピョコンと耳を覗かせる。
「クレソン!あれなにフガ?」
「お化け屋敷って言ってオバケが脅かしてくるアトラクションみたいなやつ、怖いけど楽しいよ。フガ行ってみる?」
「オ、オバケ?!オバケは嫌いフガ!!」
無名@本物
DONE日常回ムズ!!!!一期第八話ピーンポーン
ピーンポーン
ピーンポーン
ピーンポーン
「ああ!もう!!うるさい!!」
わかめだにとって久しぶりの連休。昼過ぎまで寝てやる、そう決めて昨日の夜は浴びるように酒を呑んだ。なのに!
「まだ11時じゃない…ってか頭いった…」
ピーンポーン
ピーンポーン
しつこく鳴り続けるチャイムにズキズキと痛む頭を抑えながらインターホンへと向かう
「誰よこんな朝早くから...はい」
「くーれはちゃんっあーそびーましょー」
カメラに映るのは片手にスーパの袋を持ちニコニコと笑顔で立つなしなの姿。そして
「え?なんでなしながゆーちゃんといるの...?」
なしなの横には深緑の髪を肩上で切り揃えた女性が困ったような笑顔で立っていた。
〜〜〜
3981ピーンポーン
ピーンポーン
ピーンポーン
「ああ!もう!!うるさい!!」
わかめだにとって久しぶりの連休。昼過ぎまで寝てやる、そう決めて昨日の夜は浴びるように酒を呑んだ。なのに!
「まだ11時じゃない…ってか頭いった…」
ピーンポーン
ピーンポーン
しつこく鳴り続けるチャイムにズキズキと痛む頭を抑えながらインターホンへと向かう
「誰よこんな朝早くから...はい」
「くーれはちゃんっあーそびーましょー」
カメラに映るのは片手にスーパの袋を持ちニコニコと笑顔で立つなしなの姿。そして
「え?なんでなしながゆーちゃんといるの...?」
なしなの横には深緑の髪を肩上で切り揃えた女性が困ったような笑顔で立っていた。
〜〜〜
無名@本物
DONEクレソンの過去星に願いをブブ、とスマホが震え手に取ると弟から一件のメッセージ
「姉ちゃん欲しいものある?」
文章の意図が掴めずしばらく考え込み、もう少しで自分の誕生日だった事を思い出す。祝ってくれるのは嬉しい事だが高校生に物を買ってもらうのは気が引ける。
(そういえば最近夕と喋ってないなあ)
「えーそんないいのに。でもたまには夕の声聞きたいかも…」
「わかった☺!」
よく出来た弟だなぁ、と思わず独り言を言ってしまう。その後他愛のない話を少しした後スマホの電源を落とした。
「じゃあ私明日も仕事だからそろそろ寝るね。おやすみ〜」
「了解!姉ちゃん仕事頑張ってね〜!おやすみ!」
夕と話すのがこれで最後になるなんてこの時は思いもしなかった。
〜〜〜
3597「姉ちゃん欲しいものある?」
文章の意図が掴めずしばらく考え込み、もう少しで自分の誕生日だった事を思い出す。祝ってくれるのは嬉しい事だが高校生に物を買ってもらうのは気が引ける。
(そういえば最近夕と喋ってないなあ)
「えーそんないいのに。でもたまには夕の声聞きたいかも…」
「わかった☺!」
よく出来た弟だなぁ、と思わず独り言を言ってしまう。その後他愛のない話を少しした後スマホの電源を落とした。
「じゃあ私明日も仕事だからそろそろ寝るね。おやすみ〜」
「了解!姉ちゃん仕事頑張ってね〜!おやすみ!」
夕と話すのがこれで最後になるなんてこの時は思いもしなかった。
〜〜〜
無名@本物
DONECPP2期放送決定記念アニメ遡及「…………デ」
「………ナーデ」
「……レナーデ」
「セレナーデ!!!」
誰かに名前を呼ばれ重たい瞼を開けると自分の顔を覗き込む2匹の妖精と目が合う。
「おはようございますフガ!」
「おはようございますポコ!」
妖精達の元気な挨拶で一瞬覚醒した脳は、窓から差し込む暖かな朝日と身体を包み込む布団の温もりにあっさりと敗れセレナーデは再び夢の世界へ旅立とうとする。
「ん〜…あともうちょっとだけ……」
モゾモゾと布団に潜り込もうとするがそこには柔らかい温もりはなく、代わりにひんやりとした空気が肌を撫でる。
「起きるフガ!!!!」
「寝ちゃダメポコ!!!!!」
見ると妖精達が怒ったような顔をしながら布団の両端を持ってふわふわと宙に浮いていた。
6869「………ナーデ」
「……レナーデ」
「セレナーデ!!!」
誰かに名前を呼ばれ重たい瞼を開けると自分の顔を覗き込む2匹の妖精と目が合う。
「おはようございますフガ!」
「おはようございますポコ!」
妖精達の元気な挨拶で一瞬覚醒した脳は、窓から差し込む暖かな朝日と身体を包み込む布団の温もりにあっさりと敗れセレナーデは再び夢の世界へ旅立とうとする。
「ん〜…あともうちょっとだけ……」
モゾモゾと布団に潜り込もうとするがそこには柔らかい温もりはなく、代わりにひんやりとした空気が肌を撫でる。
「起きるフガ!!!!」
「寝ちゃダメポコ!!!!!」
見ると妖精達が怒ったような顔をしながら布団の両端を持ってふわふわと宙に浮いていた。
無名@本物
DONEシーズン2第9話終わりの一歩目「あれ〜?“の“ってどっち向きだったけ?ま、いいや。ぱ、り、ん、ちゃ、ん、は…」
静かな部屋にカリカリとペンの走る音だけが響く。
数百年ぶりに文字を書くせいで文字を思い出すのに一苦労する。
う〜ん、と唸りながらやっと書き終えた頃には外はすっかり夜になっていた。
「思ったより遅くなっちゃった、いや、むしろ暗い方が好都合、か」
散らかった机の上を片付け、苦労して書いたお姉ちゃんへの手紙、というにはお粗末な紙切れを改めて見る。
決して綺麗とは言えない、が、読めないこともない。それにこれ以上時間をかけてもいられない。
「atm~」
すると何もない空間にポッカリと穴が開き、その穴から寝ぼけ眼のatmが顔を覗かせる。
「カキン〜?」
4339静かな部屋にカリカリとペンの走る音だけが響く。
数百年ぶりに文字を書くせいで文字を思い出すのに一苦労する。
う〜ん、と唸りながらやっと書き終えた頃には外はすっかり夜になっていた。
「思ったより遅くなっちゃった、いや、むしろ暗い方が好都合、か」
散らかった机の上を片付け、苦労して書いたお姉ちゃんへの手紙、というにはお粗末な紙切れを改めて見る。
決して綺麗とは言えない、が、読めないこともない。それにこれ以上時間をかけてもいられない。
「atm~」
すると何もない空間にポッカリと穴が開き、その穴から寝ぼけ眼のatmが顔を覗かせる。
「カキン〜?」
無名@本物
DONEシーズン2第7話喜劇昔むかし、この宇宙には、たくさんの魔法の力を持った神様と神様の魔法の力を奪って宇宙を自分のものにしようとした悪い王様がいました。
神様は悪い王様から魔法の力を守るために宇宙のあちこちの星に力を分け与えることにしました。
それでもどうしても魔法の力が欲しかった悪い王様は自分の手下に宇宙中に散らばった魔法の力を集めてくるように命令をしました。
魔法の力は次々と奪われ、魔法の力を奪われた星々は悪い王様に支配されてしまいました。
悪い王様が少しずつ宇宙を支配し始め、ポコリーヌ星という小さな星を支配しようとした時、“プリキュア“という魔法の戦士が現れて悪い王様の手下は倒されてしまいました。
初めて手下を倒した“プリキュア“の存在は宇宙中に広まり、あちこちの星で“プリキュア“が誕生し、悪い王様は魔法の力を奪えなくなってしまいました。
3829神様は悪い王様から魔法の力を守るために宇宙のあちこちの星に力を分け与えることにしました。
それでもどうしても魔法の力が欲しかった悪い王様は自分の手下に宇宙中に散らばった魔法の力を集めてくるように命令をしました。
魔法の力は次々と奪われ、魔法の力を奪われた星々は悪い王様に支配されてしまいました。
悪い王様が少しずつ宇宙を支配し始め、ポコリーヌ星という小さな星を支配しようとした時、“プリキュア“という魔法の戦士が現れて悪い王様の手下は倒されてしまいました。
初めて手下を倒した“プリキュア“の存在は宇宙中に広まり、あちこちの星で“プリキュア“が誕生し、悪い王様は魔法の力を奪えなくなってしまいました。
無名@本物
DONEパリンちゃん手紙原文お姉ちゃんへ
この手紙を読んでるってことはお姉ちゃんは全部思い出せたのかな。
今まで黙っててごめんなさい。突然でびっくりしたよね。
ぱりんちゃんねずっと考えてたの。
ぱりんちゃんはもう会えないって思ってたお姉ちゃんとまた一緒にいれるのが嬉しくて、一緒にいれるなら悪いことたくさんしてもいいやって思ってた。
でもね、悪いことをすればするほどお姉ちゃんのことを忘れていっちゃう気がして、それが怖くて、だから自分勝手なことをすることにしたの。
プリキュアと協力して魔王を倒してほしい。
お姉ちゃんがプリキュアとして戦う姿が見たい
わがままな妹でごめんね。
そして最後に、もう一つだけわがままを言わせください。
もう一度、お姉ちゃんになまえをよんでほし
332この手紙を読んでるってことはお姉ちゃんは全部思い出せたのかな。
今まで黙っててごめんなさい。突然でびっくりしたよね。
ぱりんちゃんねずっと考えてたの。
ぱりんちゃんはもう会えないって思ってたお姉ちゃんとまた一緒にいれるのが嬉しくて、一緒にいれるなら悪いことたくさんしてもいいやって思ってた。
でもね、悪いことをすればするほどお姉ちゃんのことを忘れていっちゃう気がして、それが怖くて、だから自分勝手なことをすることにしたの。
プリキュアと協力して魔王を倒してほしい。
お姉ちゃんがプリキュアとして戦う姿が見たい
わがままな妹でごめんね。
そして最後に、もう一つだけわがままを言わせください。
もう一度、お姉ちゃんになまえをよんでほし
無名@本物
DONE妄想が...止まらねぇ...!フガ視点の話深い眠りの中で酷い悪夢を見ていた。
自分の体の中心に小さな穴が空いた。その穴はジワジワと大きくなっていき私の"何か" を侵食していく。穴からポロポロと大切なものがこぼれ落ちていき、気がつけば私は空っぽになっていた。
目を覚ますと私は私自身のことを全て忘れてしまっていた。
セレナーデという少女が私の事について色々と教えてくれた。
私は「フガ」という名前であるということ。
ポコリーヌ星の妖精であり「プリキュア」という魔法の戦士を生み出す不思議な力を持っているということ。
セレナーデはポコリーヌ星の王女であり、私はセレナーデの従者であったということ。
「ポコ」という相棒がいるということ。
そこで思い出した。
1614自分の体の中心に小さな穴が空いた。その穴はジワジワと大きくなっていき私の"何か" を侵食していく。穴からポロポロと大切なものがこぼれ落ちていき、気がつけば私は空っぽになっていた。
目を覚ますと私は私自身のことを全て忘れてしまっていた。
セレナーデという少女が私の事について色々と教えてくれた。
私は「フガ」という名前であるということ。
ポコリーヌ星の妖精であり「プリキュア」という魔法の戦士を生み出す不思議な力を持っているということ。
セレナーデはポコリーヌ星の王女であり、私はセレナーデの従者であったということ。
「ポコ」という相棒がいるということ。
そこで思い出した。
無名@本物
DONE長ーーーーーいので時間のある時にどうぞ。色々すっ飛ばして最終決戦後の話書きました。(一応確認したけど、長いので見落としとかあるかもしれません。誤字酷くても許してください。)明るい未来(ウヅゥ視点)
遂に魔王を倒した。300メートルはあろうかという巨体がサラサラと虹色の粉になって消えていく。
どのプリキュアも傷だらけだったがその顔には皆笑顔を浮かべ、勝利を喜んでいた。
(やっと、終わったのね)
ふぅ、と息を吐き、壁にもたれかかる。
「お姉ちゃん!」
そう呼ばれ、パッと顔を上げると、安堵したような、けれどどこか不安げな表情をしたぱりんと目が合う。
目の前に立つ少女が自分の妹だということを一体いつから忘れてしまっていたのか、あまりにも長い時間生きたせいでそんなことすら分からなくなってしまった。
目を瞑る。
ゆっくりと、でも確かに、自らの鼓動が弱まっていくのを感じる。
ふわり、と甘いリンゴの香りが鼻をかすめ目を開けると目の前に立っていたはずのぱりんが地面に座り込んでいた。
5975遂に魔王を倒した。300メートルはあろうかという巨体がサラサラと虹色の粉になって消えていく。
どのプリキュアも傷だらけだったがその顔には皆笑顔を浮かべ、勝利を喜んでいた。
(やっと、終わったのね)
ふぅ、と息を吐き、壁にもたれかかる。
「お姉ちゃん!」
そう呼ばれ、パッと顔を上げると、安堵したような、けれどどこか不安げな表情をしたぱりんと目が合う。
目の前に立つ少女が自分の妹だということを一体いつから忘れてしまっていたのか、あまりにも長い時間生きたせいでそんなことすら分からなくなってしまった。
目を瞑る。
ゆっくりと、でも確かに、自らの鼓動が弱まっていくのを感じる。
ふわり、と甘いリンゴの香りが鼻をかすめ目を開けると目の前に立っていたはずのぱりんが地面に座り込んでいた。
無名@本物
DONE誤字訂正しただけセレナーデ 後日談(砂浜に並んで座るセレナーデとポコ)
目の前に広がる広大な海、いつだったかフガと行こうと約束していた場所。
「海でっかいね」
セレナーデが膝の上で眠るフガを撫でながらそう呟く。フガは魔法にかけられてからよく眠るようになった。
ポコはセレナーデの顔を見る。セレナーデは海ではしゃぐ錠前達を見て嬉しそうに目を細めている。
ポコは気づいていた。
フガが記憶を無くしたと分かった時誰にも見られないところで1人セレナーデが泣いていたこと。忘れようとして、それでもずっと誰にも言えずに苦しんでいたこと。
でもポコにはどうすればセレナーデが苦しまずに済むのか、分からなかった。
「ポコは、ポコもフガもセレナーデの事大好きポコ。ずっと守ってくれてありがとうポコ」
560目の前に広がる広大な海、いつだったかフガと行こうと約束していた場所。
「海でっかいね」
セレナーデが膝の上で眠るフガを撫でながらそう呟く。フガは魔法にかけられてからよく眠るようになった。
ポコはセレナーデの顔を見る。セレナーデは海ではしゃぐ錠前達を見て嬉しそうに目を細めている。
ポコは気づいていた。
フガが記憶を無くしたと分かった時誰にも見られないところで1人セレナーデが泣いていたこと。忘れようとして、それでもずっと誰にも言えずに苦しんでいたこと。
でもポコにはどうすればセレナーデが苦しまずに済むのか、分からなかった。
「ポコは、ポコもフガもセレナーデの事大好きポコ。ずっと守ってくれてありがとうポコ」
無名@本物
DONEちょっとだけ修正しましたひとりじゃない異形の怪物と闘う色とりどりな衣装を見に纏った乙女達。その華やかで可愛らしい外見からは想像できないほどに強烈な蹴りやパンチを敵にお見舞し、怪物は苦しげな声を上げながら後退する。
「今がチャ〜ンス!!!!」
黄色いワンピースを着た乙女はそう声を上げ、腕をブンブンと回しながら怪物に向かって走り出す
「錠前〜〜パ〜〜〜ンチッ、ぎゃあ!」
安直な技名を叫びながら敵に突っ込んで行った錠前は自らの腰に巻かれた大きなリボンの垂れを踏みつけ、そのパンチをお見舞すること無く敵の1歩手前で転げた。
それを見た怪物はニヤリと笑い無数に生えた触手の1本を大きく振りかぶる。
「なぎさちゃん!危ない!!」
ブンッと触手が振り下ろされバチンッという痛々しい音が辺りに響き渡った。
4630「今がチャ〜ンス!!!!」
黄色いワンピースを着た乙女はそう声を上げ、腕をブンブンと回しながら怪物に向かって走り出す
「錠前〜〜パ〜〜〜ンチッ、ぎゃあ!」
安直な技名を叫びながら敵に突っ込んで行った錠前は自らの腰に巻かれた大きなリボンの垂れを踏みつけ、そのパンチをお見舞すること無く敵の1歩手前で転げた。
それを見た怪物はニヤリと笑い無数に生えた触手の1本を大きく振りかぶる。
「なぎさちゃん!危ない!!」
ブンッと触手が振り下ろされバチンッという痛々しい音が辺りに響き渡った。
無名@本物
DONEタコピー読んだ後に書いたせいで脳内が東くんママ錠前がプリキュアになる前のお話「なしなちゃん、どうしてお母さんの言う通りにしてくれないの?」
それは母の口癖だった。母は私が"失敗"する度にそう言って私を叱った。父は仕事で忙しく、ほとんど家に帰ってこなかった。小さな"お城"の中で母と2人っきりだった私は『母の言う通りする事が正しいのだ』と信じるしか無かった。
「なしなちゃんお母さんとお人形さんで遊びましょう?」
お母さんに隠れて見たアニメ。可愛いお洋服を来た女の子達が愛と平和の為に恐ろしい敵と闘う、キラキラしてカッコよくて可愛くて私の憧れだった。
「なしなちゃん、どうしてお母さんの言う通りにしてくれないの?」
私もプリキュアみたいになりたくて、友達と公園で泥んこになるまでプリキュアごっこをした。家に帰ったら酷く母に叱られた。
1025それは母の口癖だった。母は私が"失敗"する度にそう言って私を叱った。父は仕事で忙しく、ほとんど家に帰ってこなかった。小さな"お城"の中で母と2人っきりだった私は『母の言う通りする事が正しいのだ』と信じるしか無かった。
「なしなちゃんお母さんとお人形さんで遊びましょう?」
お母さんに隠れて見たアニメ。可愛いお洋服を来た女の子達が愛と平和の為に恐ろしい敵と闘う、キラキラしてカッコよくて可愛くて私の憧れだった。
「なしなちゃん、どうしてお母さんの言う通りにしてくれないの?」
私もプリキュアみたいになりたくて、友達と公園で泥んこになるまでプリキュアごっこをした。家に帰ったら酷く母に叱られた。
無名@本物
DONEちょっとだけ加筆しました共ポの後日談「共、お誕生日おめでとう」
そう言って手渡されたのはレースのついた淡い水色の可愛らしいリボン。
師匠を見ると、いつもリボンで2つにまとめた髪が解かれ、美しいブロンドヘアが風にそよそよと弄ばれていた。
「これ師匠のネ」
「うん、その代わりに共のその赤い帽子と交換して欲しいの」
「交換してどうするアルか?」
「おまじない」
「おまじない?」
「そう。私と共が永遠の絆で結ばれますように、そういうおまじない」
師匠は優しく微笑みながら共ポのおさげにリボンを結び、共ポの被っていた帽子を自分の頭に載せる
「あなたはきっと素敵なプリキュアになる。共は私の自慢の弟子よ」
共ポは笑いながら泣いた。師匠の衣装に不揃いな赤い帽子が可笑しくて。誰よりも尊敬する世界一のプリキュアに自慢だと言われたことが嬉しくて。
1069そう言って手渡されたのはレースのついた淡い水色の可愛らしいリボン。
師匠を見ると、いつもリボンで2つにまとめた髪が解かれ、美しいブロンドヘアが風にそよそよと弄ばれていた。
「これ師匠のネ」
「うん、その代わりに共のその赤い帽子と交換して欲しいの」
「交換してどうするアルか?」
「おまじない」
「おまじない?」
「そう。私と共が永遠の絆で結ばれますように、そういうおまじない」
師匠は優しく微笑みながら共ポのおさげにリボンを結び、共ポの被っていた帽子を自分の頭に載せる
「あなたはきっと素敵なプリキュアになる。共は私の自慢の弟子よ」
共ポは笑いながら泣いた。師匠の衣装に不揃いな赤い帽子が可笑しくて。誰よりも尊敬する世界一のプリキュアに自慢だと言われたことが嬉しくて。
無名@本物
DONE共ポの過去重要的人いつも通り朝早くから稽古場に向かった共ポ。しかしそこに師匠の姿は無かった。師匠が共ポより遅く稽古場に来る事などこれまで無かった、共ポが稽古場のドアを開ければいつも「おはよう、共」と迎えてくれた。「珍しいな」と思いながらどれだけ待っても師匠は来ない。流石におかしいと思った共ポは稽古場を飛び出した。
街中を探し回り気づけば日が暮れ始めていた。
「ししょ〜どこに行ったアルか〜?」
道端に転がっている小石を蹴りながら歩いているとボロボロに荒れ果て潰れた工場の前を通り過ぎた時、複数人の声が聞こえた。
???①「ったく、手こずらせやがって」
???②「老いぼれといえどプリキュアともなれば流石に手強いな」
???③「xcrgv)juddxaaetcca」
2256街中を探し回り気づけば日が暮れ始めていた。
「ししょ〜どこに行ったアルか〜?」
道端に転がっている小石を蹴りながら歩いているとボロボロに荒れ果て潰れた工場の前を通り過ぎた時、複数人の声が聞こえた。
???①「ったく、手こずらせやがって」
???②「老いぼれといえどプリキュアともなれば流石に手強いな」
???③「xcrgv)juddxaaetcca」
wakame__d
DONECPP2期 2話3話CPP わかゆー編
2話「あなたの隣」
「予報では晴れだって言ってたのに雨降ってきそうだね。」
「雨?ほんとだ。少し曇ってきたかも、やだな雨苦手なのに。」
「あれ、わかちゃん雨苦手だっけ?」
「んーあんま好きじゃない。頭痛くなるし!」
そんな会話をしながら2人道を歩く、今日はユーロとわかめだの2人で休みを合わせ遊びに出掛けている。
昼食も済ませ、この後はどこへ行こうかまた会話を続けようとした時。
(クレソン!お願い!敵がやってきたフガ!錠前達もいるけど今日はいつもより敵の数が多いのプリキュアに変身して応援に来て欲しいフガ!)
頭に響くのは焦りを持ったフガの声。
折角のユーロとの遊びの時間に要請がかかってしまったのはとても残念だが仕方ない、大切な人を守る、それが私の決めた戦いだから。
71742話「あなたの隣」
「予報では晴れだって言ってたのに雨降ってきそうだね。」
「雨?ほんとだ。少し曇ってきたかも、やだな雨苦手なのに。」
「あれ、わかちゃん雨苦手だっけ?」
「んーあんま好きじゃない。頭痛くなるし!」
そんな会話をしながら2人道を歩く、今日はユーロとわかめだの2人で休みを合わせ遊びに出掛けている。
昼食も済ませ、この後はどこへ行こうかまた会話を続けようとした時。
(クレソン!お願い!敵がやってきたフガ!錠前達もいるけど今日はいつもより敵の数が多いのプリキュアに変身して応援に来て欲しいフガ!)
頭に響くのは焦りを持ったフガの声。
折角のユーロとの遊びの時間に要請がかかってしまったのはとても残念だが仕方ない、大切な人を守る、それが私の決めた戦いだから。
内藤権兵衛
MOURNING⚠️二次創作故本編とはかなり違う捏造が含まれています苦手な方は回れ右
いや〜CPP手を出してしまいました😭
本編も鬱ですが鬱厨としてはさらに鬱展開を考えたくて書いてしまいました❕
『もし、ふがの魔力が発動しなかったら』「なに、この薄汚れてるの。」
紫の妖精に連れられてゴミ捨て場にここには見合わないいかにもお金持ちそうな少女が降り立った。これは、『もし、ふがしの魔力が発動せず、何も変わらずに話が進んだら』のIf作品である。
Atmというもとここで死んでいた妖精に魂を入れてゾンビ化させたのが3年前。カキン星のゴミ捨て場にAtmによって連れてこられたうづぅは不服そうな声を上げた。
目の前には薄汚れた猫型の妖精が転がっていた。
「Atm、これは抜け殻なのよ。もう生きてないからあなたの友達にはできないの。」
横で「かきん…カキン…」と寂しそうな声を上げるAtmを見てうづぅは頭を抱えた。うづぅはAtmのこういう仕草にに弱いのである。
1105紫の妖精に連れられてゴミ捨て場にここには見合わないいかにもお金持ちそうな少女が降り立った。これは、『もし、ふがしの魔力が発動せず、何も変わらずに話が進んだら』のIf作品である。
Atmというもとここで死んでいた妖精に魂を入れてゾンビ化させたのが3年前。カキン星のゴミ捨て場にAtmによって連れてこられたうづぅは不服そうな声を上げた。
目の前には薄汚れた猫型の妖精が転がっていた。
「Atm、これは抜け殻なのよ。もう生きてないからあなたの友達にはできないの。」
横で「かきん…カキン…」と寂しそうな声を上げるAtmを見てうづぅは頭を抱えた。うづぅはAtmのこういう仕草にに弱いのである。