あんちょ@supe3kaeshi
DONE故郷ネタひいあいWebオンリー用展示でした!イベントお疲れ様でした!一彩と藍良は同棲している設定です。ラブラブです。
彩るものと彩られるもの おれが帰宅すると、ヒロくんが大きな箱ふたつと一緒にリビングの中央を陣取っていた。ソファ用のテーブルはテレビ側にぴたりと寄せられ、ソファの上には沢山の布が積み上がっている。
「おかえり藍良。出迎えなくてごめん」
ヒロくんが立ち上がって律儀に抱きしめてきたので、おれはよしよしと頭を撫でてあげた。おかえりのハグも必須じゃないんだから、忙しい時はいいのに。
何をしているのかだいたい察しはついたけれど、何事かと聞いてみた。
「それはいいけど。その荷物どうしたのォ?」
「僕の故郷から送られてきた荷物だよ。またこんなに沢山」
どうやらふたつとも同じ場所から送られてきたものらしい。ひとつに入りきらなかったんだ。おれは自然と笑っていた。
5730「おかえり藍良。出迎えなくてごめん」
ヒロくんが立ち上がって律儀に抱きしめてきたので、おれはよしよしと頭を撫でてあげた。おかえりのハグも必須じゃないんだから、忙しい時はいいのに。
何をしているのかだいたい察しはついたけれど、何事かと聞いてみた。
「それはいいけど。その荷物どうしたのォ?」
「僕の故郷から送られてきた荷物だよ。またこんなに沢山」
どうやらふたつとも同じ場所から送られてきたものらしい。ひとつに入りきらなかったんだ。おれは自然と笑っていた。
kiki_lala_fairy
DONE故郷ひいあいWebオンリー故郷テーマのひいあいです
冬の喫茶店での会話
僕の居場所「ねェ、ヒロくんの生まれたところってどんなところなのォ?」
藍良が目の前におかれたホットココアを冷ましながら言う。ふと窓の外に目をやると、ちらほらと雪が降っている。寒くて赤い鼻と、ふーふーとカップに息を吹きかけるその姿を、僕の目はいつもよりも幼く映し出す。
「お待たせいたしました」
店員が僕の目の前に真っ白なティーカップをコトンとおく。ホットレモンティーからほのかに香るレモンとアールグレイが心地良い。
「僕の故郷?」
藍良が僕の故郷の話を聞きたがるなんて珍しい。いつも僕に対して蛮族だとか野蛮人だとかそういうことを言っているから、故郷のことはよく思っていないだろうし、そんなに興味がないのだろうと思っていたけれど。
2783藍良が目の前におかれたホットココアを冷ましながら言う。ふと窓の外に目をやると、ちらほらと雪が降っている。寒くて赤い鼻と、ふーふーとカップに息を吹きかけるその姿を、僕の目はいつもよりも幼く映し出す。
「お待たせいたしました」
店員が僕の目の前に真っ白なティーカップをコトンとおく。ホットレモンティーからほのかに香るレモンとアールグレイが心地良い。
「僕の故郷?」
藍良が僕の故郷の話を聞きたがるなんて珍しい。いつも僕に対して蛮族だとか野蛮人だとかそういうことを言っているから、故郷のことはよく思っていないだろうし、そんなに興味がないのだろうと思っていたけれど。
hiai_ng
DOODLEひいあいWebオンリー開催おめでとうございます!このイラストは、4/3ひいあいウェブオンリー白いハートを彩って!にて展示していたイラストになります❣️✨
サーバルちゃんのいる生活
サーバルちゃんとあまぎつねのあまいせいかつ
ひたすらイチャイチャもちもちしてる💓 2
hdk14A
DONEbrilliant days31新刊(一彩×藍良)ココットスフレパンケーキ
byテラコッタ
一彩目線、秋と冬の間のお話。
※ネタバレをたっぷり含みますので本編を読んでからお進み下さい。 3603
あんちょ@supe3kaeshi
DONE愛スタに出演した一彩のルートを遊ぶ藍良の話。故郷ひいあいドロライ週間お題【君主・馬術】で書きました。【ひいあい】ゲームの台詞 民衆が見守る中、天城一彩は馬上で精神を整えていた。ぴたりと動かない姿勢。風に揺れる羽織の裾だけが、時が進んでいることを教えてくれていた。自分は、固唾を飲む民衆の中のひとり。少しでも動けば、物音を立てれば、この場にいる全員の眉をひそめさせるのだろう。そう想像したら呼吸をするのさえ躊躇われた。
きらっと、彼の耳飾りが光った。遠くからでも分かる。彼の眼光は鋭い。パシっという乾いた手綱の音を合図に馬が走り出した。一頭の馬が走っているだけなのに地鳴りがするような迫力があった。その不安定な馬の上で、一彩が弓を構える。猛る馬とは対照的に、静かで美しい弓形に皆息を呑んだ。
音もなく放たれる矢。ヒュッと風を切る音と的が割れる音が高く響く。一彩の姿に見惚れていたら的中する瞬間を見逃していた。目の前を馬が通り過ぎる時、その大きさと迫力にはっとする。土埃の中、自分ははっきりと一彩の顔を見た。獲物を追いつめるような鋭い横顔を見たのはそれが初めてだったかもしれない。
3092きらっと、彼の耳飾りが光った。遠くからでも分かる。彼の眼光は鋭い。パシっという乾いた手綱の音を合図に馬が走り出した。一頭の馬が走っているだけなのに地鳴りがするような迫力があった。その不安定な馬の上で、一彩が弓を構える。猛る馬とは対照的に、静かで美しい弓形に皆息を呑んだ。
音もなく放たれる矢。ヒュッと風を切る音と的が割れる音が高く響く。一彩の姿に見惚れていたら的中する瞬間を見逃していた。目の前を馬が通り過ぎる時、その大きさと迫力にはっとする。土埃の中、自分ははっきりと一彩の顔を見た。獲物を追いつめるような鋭い横顔を見たのはそれが初めてだったかもしれない。
あんちょ@supe3kaeshi
DONEひなたくんが出ます。故郷ネタひいあいWebオンリー主催のドロライ週間 第1回お題【住処・習慣】でかきました。藍良がヒロくんとひなたくんとお泊り会する話「お風呂お先にもらいましたァ」
おれは髪を拭きながら考えた台詞を言いながら、脱衣所の扉を開ける。湿度の違う空気に肌が心地よく冷やされるのを感じた。居間のソファに座っていたヒロくんと、葵ひなた先輩が振り返る。ひなた先輩はヒロくんと目を合わせたあと、立ち上がった。
「じゃー次は俺の番ね~」
ひなた先輩が自分のベッドの側に行き、ごそごそと寝巻を取り出す。おれがどうしていいか分からないまま突っ立っていたら、ヒロくんが鏡台の椅子に座るよう促してきた。その手にはドライヤーを持っている。
「僕が藍良の髪を乾かしてあげるよ」
「ええー、ヒロくんにやってもらうとバサバサになるからやだァ」
前に星奏館の旧館でALKALOIDの四人で過ごしていた時、ヒロくんにドライヤーの使い方を教えるついでに乾かしてもらったことがあった。その時はもう髪の流れとかつむじの向きとか完全に無視して風を当てられたから、ひどいクセがついて苦労させられたのだ。
4980おれは髪を拭きながら考えた台詞を言いながら、脱衣所の扉を開ける。湿度の違う空気に肌が心地よく冷やされるのを感じた。居間のソファに座っていたヒロくんと、葵ひなた先輩が振り返る。ひなた先輩はヒロくんと目を合わせたあと、立ち上がった。
「じゃー次は俺の番ね~」
ひなた先輩が自分のベッドの側に行き、ごそごそと寝巻を取り出す。おれがどうしていいか分からないまま突っ立っていたら、ヒロくんが鏡台の椅子に座るよう促してきた。その手にはドライヤーを持っている。
「僕が藍良の髪を乾かしてあげるよ」
「ええー、ヒロくんにやってもらうとバサバサになるからやだァ」
前に星奏館の旧館でALKALOIDの四人で過ごしていた時、ヒロくんにドライヤーの使い方を教えるついでに乾かしてもらったことがあった。その時はもう髪の流れとかつむじの向きとか完全に無視して風を当てられたから、ひどいクセがついて苦労させられたのだ。
ゴミかん
DONE⚠️以下の要素が含まれます⚠️天城一彩 白鳥藍良を庇って死亡
白鳥藍良 失踪
礼瀬マヨイ 事故死
風早巽 他殺
グロテスクな描写
モブ多数
ひいあい 巽マヨ
※書いている人が腐っているので、もしかしたらその他のCPを匂わせるような表現があるかもしれません。
これらが苦手な方は閲覧をお控えください。
只今続編執筆中です!! 87
ellie_Ne
DOODLE燐音くんから送られてきたド天然ヒロくんの動画で一生笑えるあいらぴ可愛い。何回も見ないでほしいよ!ってあわあわするヒロくんも可愛い。つまりひいあい可愛い。ジェラピケマリオ可愛くてつい着せたsunlight_yuki
DOODLEひいあいでドムサブ初挑戦です。エロなしですそっとぎゅっと 「うーん今日も疲れたなぁ。」
なんだか身体が重い、今日はいつも通り学校に行って、バスケ部に顔を出して、少しだけ図書室でお勉強をした。そんなに体力を使うようなことはしていないのになんでだろう。
先輩たちに優しくしてもらって、ヒロ君の蛮行にお説教して普通なのに。頭がぐるぐるする、今日は推しの配信あるけど早く寝てしまおう。明日の仕事に影響が出たらアイドル失格だもんね。
そんな考えを巡らせながらやっと自室の扉を開けたところで意識が途切れてしまった。
「こんな時間に何があったのでしょうかぁ」
「確かに、普段あまり呼び出されない時間帯ですね」
「うむ、藍良が来ないけどなにあったのかな」
日付が変わりそうな頃、寮のミーティングルームにALKALOIDの3名が招集されていた。
2967なんだか身体が重い、今日はいつも通り学校に行って、バスケ部に顔を出して、少しだけ図書室でお勉強をした。そんなに体力を使うようなことはしていないのになんでだろう。
先輩たちに優しくしてもらって、ヒロ君の蛮行にお説教して普通なのに。頭がぐるぐるする、今日は推しの配信あるけど早く寝てしまおう。明日の仕事に影響が出たらアイドル失格だもんね。
そんな考えを巡らせながらやっと自室の扉を開けたところで意識が途切れてしまった。
「こんな時間に何があったのでしょうかぁ」
「確かに、普段あまり呼び出されない時間帯ですね」
「うむ、藍良が来ないけどなにあったのかな」
日付が変わりそうな頃、寮のミーティングルームにALKALOIDの3名が招集されていた。