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    9293Kaku

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    交流会お疲れ様でした。

    #雑記
    miscellaneousNotes

    今回の騒動に思うこと鍵でも秘でもないからまあ、攻撃覚悟で呟きますが。
    今回の企業参加で私が1番最初に感じたのは、ジャンルいかんに問わず、「リアルイベみたいで楽しそう」でした。コロナでリアル参加が難しくなりさらに家庭の事情でここ何年も県外に出られない地方民にとっては、都度TLの楽しそうな雰囲気に指咥えてる状態でして。
    勿論行けないのは自分の事情だし、昔に比べたら通販してくださる方も増え、お宝手にする機会も増えて感謝ですが、やはりドキドキしながら大好きな作家さんのブースを訪れる感覚、会場のお祭り的な空気感は特別です。そんな中で出てきたオンラインイベント!これは本当に衝撃でありがたかった。なにせ現地に行かなくてもイベントに参加出来る!
    セコイこと言えば、参加費は断然安いし、交通費分もお宝GETに回せる。ましてや、交換・利益不可が原則のジャンルにおいて、オンラインイベントは親和性が高い。コロナが終わってもこの形態は残って、リアルイベと同じように更に変わって行くんだろうなと思ってました。
    私はコミケが有志の手作りだった頃からの腐婆婆です。同人誌で家を建てた伝説のサークルさんの盛況ぶりも目にしましたし、初めて即売会に花屋や差し入れを売るお店が出てきた時の驚きを今も覚えてます。その後、印刷所や出版社のブース、更にはキッチンカーが出てきた時には、もはや即売会はオタクたちの手弁当の域を越えて企業主体の下、金を生む場になったんだなと、少し寂しく感じたことも覚えています。
    で、話を戻して今回のイベント。こちらはまだシステム的にも規模的にも一個人の箱庭。主催様のご苦労は並大抵ではないものと思います。金銭的なメリットがある訳でもなく自分の時間を犠牲にして、手間暇かけて会場やシステムを整えて。大変な思いをしてそれでも開催しようと思うのはひとえに「楽しいから」ではないか、と(ガレージセールから始まった地方即売会を思い出します)。そういう事が好きだからとかクリエイター的な達成感とかもあるかもですが1番の動機は「皆に楽しんでもらいたい、一緒に楽しみたい」ではないでしょうか。
    何度も交流会を開催し、その都度前回を上回るクオリティを叩き出して(頭が下がります)、更に良いものをと考えての、今回の企業へのお声がけだったと思われます。既に他ジャンルで前例もありますしね。
    私個人としては、企業の参加は以前Twitterで引用RTした「映画館で上映作品の集客力を利用してポップコーンを売っているようなもの」という方のお考えに同意です。今回のような、イベントルールに「利益を出さないこと」を掲げる場に、利益主体の企業を呼んだことは是か非かという疑問はありますが、コンテンツの名前や意匠を売っているわけではないことから、我々サークル参加者とは別の立場と考えました(私自身が肯定派なのでこじつけていると言われればそれまでですが)。
    ただ問題は今回の「上映作品」。「魔道祖師」はそもそもが日本とは文化的土壌の異なるお国で生まれたものです。公的に同性愛を否定する国で展開されているコンテンツなので、日本以上にお上の目は厳しい。基本的には日本同様「人気だしこちらにもメリットがあるから容認するが、なにか問題があったら責任とってもらうからな」ですが、その「責任」の規模が桁違い。
    そんなジャンルですから「とにかく作者に迷惑をかけてはいけない、そのためには作者の言う事に従わなければ」という不文律がスタンダードになっている。
    魔道祖師については作者が二次創作を認めていて、その上で「禁止事項」として「作品の名前で利益を得る行為」があります。そして今回の企業参加が、宣伝広告という「利益」を産んでいるのではないかと懸念されている、と理解しています。
    それを踏まえた上で。
    個人的には、海を隔てた箱庭でのファン活動が彼国に影響を及ぼすことはないと考えます。要するに程度問題です。これは中華ジャンルに限らず、二次創作全般に言えることではないでしょうか。法律云々を持ち出せば二次創作は全般的にアウトですし、拡大解釈すれば今回同様、リアルイベントにおいて、法律に抵触する二次創作を扱った場を借りて集客宣伝する事へ疑問が生じませんか?
    反対派の方々が懸念されてる、作者墨香銅臭先生の「禁止事項」にしても、前述の通りお国事情が違います。
    大小の問題ではなく正か邪、ということであれば、二次創作をしている時点で矛盾が生じます。
    そういう訳で、私個人としては今回の企業参加は歓迎でしたし、楽しみにしていたお店の出店取りやめ(事情は明かされていません)も、とても残念でした。
    私が今回、まずかったなと思うのは、以下2点においてです。
    ひとつは事前に「企業参加あります」のアナウンスがなかったこと。おそらく、直前で思いついた、もしくはサプライズだったかも知れませんが、都度事細かに進行状況をお知らせくださっていた経緯を考えるといささか不自然で、誤解を招く要因だったと思います。
    是非はともかく、前もって知っていれば参加を見直したのに…という方も少なからずいたのではないでしょうか。また、不本意だけど、作品は出来てしまったし、告知の都合もあるから参加して、不安を抱えたままでいまいち楽しめなかったという方もいたのではと思います。それはおそらく主催様の意図である「楽しんでもらいたい」に水をさす結果となり、その点も残念でなりません。
    後に主催様から「元々、イベント会期中、当会場からショップカートのオープンはしないとのお約束でのご参加となっております。(販売されるものはありません)
    」という説明がありました。この説明が事前にあれば、もう少し事態は違っていたかもしれません。
    2点目は、ある方の「公式に問い合わせをした」という発言。多分コレが今回の1番大きなアカン…だったのでは…。(誤解しないでいただきたいのですが、この「アカン」はやってはいけないという意味ではなく「やっちまったか…」の意です)
    報告者様の言によれば「主催に問い合わせても明確な説明を得られなかったから」とあります。更には「追放されて話し合うこともできないので」ということでした。が、主催様側からも「企業に直接問い合わせなど、迷惑行為があったため」という話もあり、経緯がわからない以上、これについては言及しません。
    問い合わせされたら公式は「やめてください」以外の回答はありません。しかし、先の程度問題の観点から、無視という手段を取るわけで、問い合わせ自体は実害はないかなと思います(迷惑ですが)。
    問題なのは、その事でもしかしたら本国のアンチに「日本で問題になっている。魔道祖師は有害コンテンツである」と言う口実を与えてしまったのではないか、という可能性。
    そもそも、我々が交換やP4Pの際、過剰なくらいの転売対策をしているのって、万が一にも作品がアンチの手に渡り作者に迷惑をかけるような事態を防ぐためでは??
    わざわざ、問題起きました!って報告してどうするよ…_| ̄|○ il||li

    まあ、そんな訳で、今回の騒動、私は企業の参加込みで楽しんだし、また次があれば企業参加に関わらず出たいと思ってます。出る以上は、今後公式から何がしかのアクションがあったら受け入れる覚悟も決めました。
    楽しかった。開催の労をとってくださった主催様、本当に有難うございました!
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     瞳はつややかな飴の光沢を宿し、うっとりとした声が名を呼んだ。
    「藍渙」
     かぷり、ともう一度耳を噛まれる。
     藍曦臣は微笑して、江澄の腰に手を回した。
    「どうしました? 庭を見るのに飽きましたか」
    「ああ、飽きた。それよりも、あなたがおいしそうで」
    「おや、夕食が不足していましたか」
     江澄はふんと鼻を鳴らして、今度は衣の上から肩を噛む。
     予定よりも飲ませすぎたかもしれない。藍曦臣は転がる天子笑の壷を横目で見た。
     ひと月ぶりの逢瀬に、江澄はくっきりと隈を作ってやってきた。それも到着は昼頃と言っていたのに、彼が現れたのは夕刻になってからだった。
     忙しいところに無理をさせた、という罪悪感と、それでも会いにきてくれたという喜びが、藍曦臣の中で綾となっている。
     今晩はしっかりと寝んでもらおうと、いつもより多目の酒を出した。江澄には眠ってもらわなければいけない。そうでないと、休んでもらうどころの話ではなくなってしまう。
    「おいしいですか?」
     江澄は肩から顔を上げ、藍曦臣の豊かな髪を腕 1073