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    ケイト

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    ケイト

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    ひさしぶりに会った七にちゅーをしかける五(五七)

    #五七
    Gonana

    おひさしぶりです五条さん「なーなみっ!」
    「何の用ですか。」
    「冷たいっ!1週間ぶりに恋人の顔を見たときの態度じゃないよ!」
    「わたしこれから一件控えているので急いでるんです。用件だけ手短にお願いします。」
    「今日はその一件終わったら僕ん家帰ってきてね♡明日僕も休みになったから!夜からイチャイチャしよ♡」
    五条と付き合いの長い七海は、なぜ自分のオフを把握しているのか目の前の男に尋ねても無駄だと知っている。
    「わかりました。では失礼します。」
    「待って。」
    立ち去ろうとする七海の腕を五条は咄嗟に掴んで素早く向かい合うとうなじを捕まえて顔を近づけた。……がくちびるに触れたのは五条の期待していた柔らかさではなかった。
    「ここ高専ですよ。誰かに見られたらどうするんですか。」
    不意打ちのキスを手のひらで阻止した七海は冷静な態度を崩さない。
    「見られてもいいじゃん。僕ずっと我慢してたんだよ?ちゅーしてくれないと今からの任務頑張れないよお〜」
    「ダメです。1週間我慢できたならあと数時間くらい訳ないでしょう。」
    「七海のいじわる!鬼!」
    手のひらで口を覆われたままの五条はモゴモゴ文句を言い続けていると今度は七海の方から顔を近づけてきて、自分の手のひらにくちびるを押し当てた。七海が伏せていた目を上げると吸い込まれそうな澄んだ瞳とぶつかった。僅かのあいだ、深いキスの代わりとでもいうように視線を絡めながら至近距離で見つめ合う。ちゅっと可愛らしいリップ音と共に七海の顔が離れていった。
    「我慢してるのがあなただけだとでも?」
    「……え。」
    「では五条さんまたあとで。」
    ポカンとしてる五条をよそに七海は踵を返して歩き出す。


    廊下を進んでいった七海は角を曲がると伊地知が所在なさげにおろおろしていた。
    「あっ七海さん。わたしは何も見ていないので、その、五条さんの迎えに来ただけで。今来たので!」
    「伊地知くんおつかれ様です。みっともないところを見せてすみません。あの人が正気に戻る前に引きずって連れて行ってください。」
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    Replies from the creator

    ケイト

    DONE同名の曲の雰囲気が自分の思う五七すぎて書きなぐったまとまりのない完全に自己満足の短文です。
    五七は静かな激情を湛えているふたりだなと感じていて。ふたりとも大人で聡明な人物だから自分たちの状況も行く末も見えていて、その上でお互いを慈しみながら今を過ごしていたのかなって思って。でもそうやって悔いのないように過ごしてきたつもりでもやっぱりそのときが来ると苦しいだろうなあ。
    五七に狂わされる毎日です。
    三文小説海風が気持ちいい。隣を見ると以前より少しくすんだ金髪の男が、風で乱れた前髪を整えている。
    「あ〜優秀な後進をたくさん育てておいてよかったなあ。優秀な元生徒たちのおかげで心置きなく毎日ダラダラできるってもんだよ。きっと最強じゃなくなった僕のことなんかみんな忘れちゃってるね。」
    「あなたもおじさんになりましたもんね。」
    虎杖くんたちに会っても気づいてもらえないかもしれませんね、と七海が笑っている。
    「ひどーい!そんなことないでしょ!だって髪の色は生まれたときからずっと白で変わんないでしょ?イケメンなのもずっとだし?年とっても一発でGLGな五条悟だって分かるでしょ!」
    「そうでしたね。あなたはいつまでたっても子どもですもんね。きっと気づいてもらえますよ。」
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    DONE五条の匂いをかいで「五条さん、良い匂い……」って言いながら、しゅきしゅきぺろぺろしちゃう七海の五七を書こうと思っていたのに気がついたらまったく別の話になっていました……
    どうしてなの教えておじいさん
     とさ、と不意に肩にかかった重みに五条は首を巡らせた。

    「七海?」

     問いかけに返ってきたのは規則的な呼吸音。

     七海のやわらかな髪が五条の首筋をくすぐる。ふだんと違い起き抜けに軽く櫛を通しただけの髪が閉じた目蓋にかかる七海は、どこかあどけなさを感じさせた。
     ほぼ一方的に話していた五条に時おり相槌を返していた七海だが、どうやら眠ってしまったらしかった。七海はいつも五条の話を適当に受け流しているようできちんと聴いてくれる。こうして途中で意識を落とすのはだから、滅多にないことだ。

     ……まあ、きょうは仕方ない。

     七海の体力を削ったのは五条自身なのだから。
     つい数時間前の七海の姿を思いだして五条の口許が緩む。ふたり揃ってとれた休みに浮かれて先に羽目を外してしまったのは五条だが、七海も乗り気で。いつになく盛り上がったベッドのなかの七海はとにかく官能的であった。

     全身から色香を立ちのぼらせる恋人に五条は煽りに煽られ、欲望の赴くままにその肌を堪能した。──結果、いまは服の下に隠れている七海の身体は、当面だれかの前に晒すことができない有様だ。

     連勤明けのほぼ夜を徹した情交は、 5810

    しなのび

    DONE五七♀
    恋人だと思ってる五とセフレだと思ってる七とお泊まりと生理の話。
    七ちゃんが生理なのでえっちしてないですが、私の趣味のせいで七ちゃんが五に下着を洗われたり、ナプキンを替えるところを見られたりする場面がふんわりとあり、可哀想です。
    五七♀生理ネタ「七海、今日何時くらいに来る?」

    「仕事が終わり次第...遅くても19時くらいには向かいます。」

    「そ、楽しみにしてる❤」

    現場に向かう前に寄った高専でいつになくハイテンションな五条さんに話かけられた。こういった、誰かに聞かれる恐れのある場所では話を広げたくないので簡潔に、素っ気なく答えておく。私の無愛想な対応をものともせず身長190cm越えの大男はスキップしながら曲がり角に消えていった。

    現在、私と五条さんはいわゆるセフレ関係にある。私が呪術師として復帰してから、何度か一緒に食事をしたりしてその弾みで関係が始まった。酒に酔って...と誤魔化せたなら良かったが、生憎私は家入さんに朝まで付き合わされる時を除いて人前で酔うことは無い。あの、御伽噺に出てくる月のような、静かな蒼が熱をもって私に向けられたものだからつい流されてしまったのだ。最初は、こんな不誠実な関係はいけない、元の先輩後輩の関係に戻ろうと強く思ったが、高専時代からずっとあの人に片思いをしていた私には無理な話だった。たとえどんな酷い席しか用意されていなくても、私の方から彼の隣を離れることはできないのだ。
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