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    hydroxidestar

    @ReinesReines

    ツバサ(紅)です。好き勝手に書いてます。よしなに

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    hydroxidestar

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    パライソを見てのぶぜまつ。村正が海を見ていると、そこへ松井江がやってきた。彼はどうやら悩んでいるようで、村正に話を聞いてもらいたいようだった。

    #ぶぜまつ
    japaneseClethra

    Amensia風は季節を巡らせる…春を目覚めさせ、夏を呼び秋に染まり冬を連れてくる…回れよ回れ、風車…からからと、からからと…回れよ回れ…幾年月

    村正は風車を持ちながら海を見つけていた。ざざ…ざざ…と波の凪いだ音が穏やかだ。

    「村正さん、隣…いいですか?」
    「おや、あなたは……」

    村正が顔を上げると、隣に立っていたのは昨年顕現した松井江だった。表情は悲しいような、切ないような、ふたつが入り混じった表情をしている。

    「どうぞ。一緒に海を見ましょうカ」
    「はい。……その、風車は……」
    「ああ、コレデスカ?これは、私が大好きだった人がくれたんです。くるくる回るのが、なんか人生みたいですよね」
    「人生……」
    「松井江、豊前江とケンカでもしましたか?」
    「……え」
    「アナタの顔を見たらわかりましたよ」

    松井江は分かりやすいなあと村正は思った。とくと豊前江のことに関しては態度と顔に出やすい。同じ刀派と言っていたが、二人の間には周りからは見れない絆があるのだろう。

    さて、話しを戻そうか。顕現した男士が直面することは«歴史を守ることの意味と自分たちの存在意義»。最初はどうしても躊躇う。出陣先でヒトの優しさに触れて、情を持てばヒトを助けたい気持ちが少なからず芽生える。だが、そこは刀剣男士。いくら情が移ったとしても、斬らなければならない時が来る。そこで葛藤し、精神を壊す男士もいた。

    松井江は優しいから、ヒトを斬ることに躊躇しているのだろう。

    「ぼくは……刀剣男士失格です」
    「失格ではありませんよ。いまのワタシたちは人間の身。現世の言葉で言うと人間1年目、赤ちゃんみたいなものです」
    「僕は…僕は……ヒトを斬ったらっ」
    「心が痛みますカ?」

    村正の問いかけに松井江はこくりと頷いた。松井の肩は微かに振るえている。その双肩にはどれほどの重責が乗っているかは計り知れない。この問題は刀剣男士が皆通過する儀礼みたいなものだ。

    「それでいいんですヨ。辛くなったら、アナタは豊前江の胸で思い切り泣けばいいのデス」
    「え……」
    「ほら、御覧なさい。お迎えがきましたよ?」
    「まーーーーつーーーー!」

    音よりも疾いとはまさにこのこと。息を切らした豊前江が松井江の隣に立っていた。ずっと探していたことが滴る汗から見て取れる。

    「豊前……」
    「いきなりいなくなるなよ…!こんの、心配しただろうが!」
    「……すまない。だが、僕は刀剣男士としてしっ……」
    「ストップ!それ以上は言わなくていいぜ。なんで俺がお前の分も背負えるって言ったかわかるか?両手だとな、まつを抱きしめることができるんだよ」

    豊前は爽やかな笑みを浮かべると、松井江を腕の中に閉じ込めて力強く抱きしめていた。松井江は、豊前苦しいよと口にするが豊前江は離す気はないようだ。

    「ひとりで抱え込むなら、俺に言ってくれ。それで言い合いになったり、ケンカになった方がマシだ。まつがいなくなった方が俺は辛ぇ」
    「豊前……ありがとう」
    「いいってことよ。村正さんもありがとな」
    「いいえ♪松井江のこと頼みましたよ」
    「おう、任せておけ!」
    「ふふ。それを聞いて安心シマシタ」

    貴方たちは二人でひとつのメサイアみたいな存在ナノデスカラ。

    「ワタシはまだ海を眺めたいので、先に帰っててください」
    「おう!おやすみ、村正さん!」
    「おやすみなさい……あの、ありがとうございました」
    「イイノデスヨ♪おやすみなさい」

    海みたいに、すべてを包み込めるようになったらどんなにラクなんでしょうねえ。

    「信康さん、ヒトの身はたいへんデスネ」
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    hydroxidestar

    DONE戦闘の余韻抜けなくてキスしちゃう

    松井の腰が抜ける

    ぶ「キスだけでいかせてやんよ」

    事に及ぶ

    「指舐めて」と松井の口へ近づける。

    これで書けばよくない?と思い、書きました!!
    身も恋も溶かすのはきみヒトリ「やあ、松井江。出陣お疲れ様」
    「蜂須賀虎徹、ただいま。今日は君が昼当番なんだね」
    「ああ。すぐに食べるかい?」
    「そうしたいのだけど豊前が帰還途中から眠そうでね……。寝かせてきたらすぐ食べるよ」
    「了解した。きみたちの分は取り分けておくね」
    「ありがとう」

    上手く誤魔化せただろうか。
    豊前が眠いというのは、嘘だ。僕も豊前も戦闘の興奮がまだ体に燻っていて、興奮している。周りに悟られないよう平静を装っているが、それにも限界がある。なんとか部屋に辿り着くなり、豊前は噛み付くようなキスをしてきた。熱い、溶けそうだ。
    唇が合わさっただけなのに、全身が沸騰したように熱くなっている。お互いのジャケットは畳の上に放り投げた。後で畳まないと皺になるなあ、なんてことを考える余裕はこの時まで。豊前はキスを続けながら、僕の胸を弄る。つねったり摘まんだり。裾から入り込んだ長い手が伸びてきて、胸や腹をまさぐる。うそれだけで思考は停まりそうなのに、豊前はキスを止めない。何度も何度も舌を絡め取られて、豊前の唾液が僕のと混ざる。
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