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    hydroxidestar

    @ReinesReines

    ツバサ(紅)です。好き勝手に書いてます。よしなに

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    hydroxidestar

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    R18.刀剣乱舞ぶぜまつ。豊前が長期遠征に行ってしまい松井はひとり寂しく過ごしていた。ふと、箪笥から豊前のジャージを取り出してみると豊前の匂いがして懐かしくなり――。

    #ぶぜまつ
    japaneseClethra

    僕と豊前と豊前のジャージ「ふう」
    「やあ松井。いま戻りかい?」
    「ええ。今日は出陣だけだったので。ご飯を食べる前にお風呂をいただいても?」
    「ああ、いっておいで。ほら、顔を上げて。君は笑顔が似合うのだから」

    今日は君の好物だよと言う歌仙の言葉に、僕の心は踊った。泥やホコリで汚れた体を早く洗い流してスッキリしたい。――豊前とはまだ会えないのだし、ささっと済ませてしまおう。

    「今日の昼餉は幸せだった……」

    歌仙は神か、と思った(みな付喪神だから神には違いないのだが)

    今日のメニューはカツカレーに唐揚げ、大根とツナのサラダ。美味しくてついおかわりまでしてしまった。最近顕現した仲間たちに小食と思われていたことに驚いた。何を隠そう僕は食べることが大好きだ。
    昼餉を終えて部屋に戻る。しん……と静まり返った室内は豊前が来る前と同じだ。豊前はいま、2カ月の長期遠征に行っていて会えていない。
    不思議だな。豊前が来る前はこの環境が普通だったのに、豊前と過ごす今は、彼がいないと落ち着かない。それだけ豊前の存在が僕の中で大きく育っていたことになる。

    「あと2週間か……。長いな……」

    なにもすることが浮かばなくて、ベッドに横になる。シーツも枕も洗濯しているから、豊前の香りは消えてしまっていた。少し寂しい。豊前を感じられたら寂しさも減るかなと思ったけど、より寂しさが増すだけだった。

    「そうだ……内番のジャージがあったはず」

    箪笥の中から豊前のジャージを取り出して抱きしめてみる。豊前の匂いがして、とても安心する。周囲を見渡して誰も見ていないことを確認してから、ジャージの袖に腕を通してみた。襟のとろこに鼻を埋めて豊前の匂いを堪能すると、まるでそこに豊前がいるような錯覚に陥ってしまう。ああ、いけない、これは重症だ。

    「豊前……」

    上着を着たまま改めてベッドに横になる。でも、さきほどとは違う安心感で胸がいっぱいになった。
    以前はひとりで眠ることに抵抗はなかった。でも今は、豊前が隣にいないとよく眠れない。
    ちょっとだけなら…そんな考えが浮かんだ僕は下肢に腕を伸ばした。
    豊前はいつもどう触れてきただろうか。思い出しながら自分の手を動かしてみる。豊前の触り方には近いけど、全然違う。自分の手だけでは物足りない。

    ……どうしよう。後ろが疼いてきた。指を少し舐めてから、そこへ指を宛がってみる。自分の指だと奥まで届かないからもどかしい。もっと、もっとと奥まで求めている。

    「ぶぜ…っ」

    「呼んだか?」

    「え……!?」
    「お楽しみのところ邪魔しちまったみてーだな」
    「え、あの……これは…・・・っ。え、遠征は!?」

    僕は一瞬幻覚を見ているかと思ったけれど、違うようだ。ああ、本物だ。本物の豊前だ。

    「早く終わったから帰ってきた。まさか、まつがこんな可愛いことしてるとは思ってなかったなあ」
    「ちが、これは……っ」

    下履きを履こうと手を伸ばしたが、矢よりも早く豊前の手に止められた。ベッドの軋む音がしたと思えば、豊前に組み敷かれていた。

    「現実の俺と頭の中の俺、どっちが気持ちよかった?」
    「それは……っ」

    豊前はときどきずるいことを聞いてくる。それも、僕が答えることを分かった上で。豊前の国宝すぎる顔が目前にまで迫ってきて、僕は息が止まった。

    「……君がいちばんに決まっているだろう。……ばか」
    「悪ぃ悪ぃって。まつの頭の中の俺に嫉妬するくらい、俺はまつが好きすぎるんだよ」
    「……知ってる」
    「もうちっと堪能しようと思ったんだが。久しぶりに会ったもんだから、我慢できなくなりそうな気がしないでもねえ」
    「我慢しないでいいよ……」

    豊前に噛みつくようにキスをすれば、目の前の紅い瞳がぎらぎらと燃えるように真っ赤になった。


    今日の豊前は獣みたいだなと思う。それだけ、お互いにお互いが足りていなかった証拠だ。強く攻め立てられるのは、豊前に求められてるような気がして嫌いじゃない。普段は恥ずかしい水音すら、いまは興奮に変わる。

    「まつの中、あったかいのな。久々すぎて離してくれねえの」
    「い、わないでえっ」
    「ほら、まつって名前呼ぶと締まるのわかるか?」
    「やぁ、だめそれっ……んんんっ、」
    「気持ちいいんだろ?」
    「きもち、いい……っ、きもちいい、からぁ……っ」

    身体が揺さぶられて自分がどこにいるのか分からなくなる。会えなかった分の反動がぜんぶ返ってきて、全身が、心が豊前を求めてる。もう、このまま二人一緒に溶けてしまえたらいいのに。

    目の前がかちかちと明滅する。こわい。全身の血が沸騰して溢れそうだ。

    「ひゃ……っ、ぁあっ……」
    「まつ、かわいい。まつがとろとろに蕩けるカオ、たまんねえわ」

    もう一回見たいと言われて、僕の口からは喘ぐ声しか出なかった。豊前、僕がこうなった責任はとってもらうかね。
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    hydroxidestar

    DONE戦闘の余韻抜けなくてキスしちゃう

    松井の腰が抜ける

    ぶ「キスだけでいかせてやんよ」

    事に及ぶ

    「指舐めて」と松井の口へ近づける。

    これで書けばよくない?と思い、書きました!!
    身も恋も溶かすのはきみヒトリ「やあ、松井江。出陣お疲れ様」
    「蜂須賀虎徹、ただいま。今日は君が昼当番なんだね」
    「ああ。すぐに食べるかい?」
    「そうしたいのだけど豊前が帰還途中から眠そうでね……。寝かせてきたらすぐ食べるよ」
    「了解した。きみたちの分は取り分けておくね」
    「ありがとう」

    上手く誤魔化せただろうか。
    豊前が眠いというのは、嘘だ。僕も豊前も戦闘の興奮がまだ体に燻っていて、興奮している。周りに悟られないよう平静を装っているが、それにも限界がある。なんとか部屋に辿り着くなり、豊前は噛み付くようなキスをしてきた。熱い、溶けそうだ。
    唇が合わさっただけなのに、全身が沸騰したように熱くなっている。お互いのジャケットは畳の上に放り投げた。後で畳まないと皺になるなあ、なんてことを考える余裕はこの時まで。豊前はキスを続けながら、僕の胸を弄る。つねったり摘まんだり。裾から入り込んだ長い手が伸びてきて、胸や腹をまさぐる。うそれだけで思考は停まりそうなのに、豊前はキスを止めない。何度も何度も舌を絡め取られて、豊前の唾液が僕のと混ざる。
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