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    Cxcy75jjuu

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    Cxcy75jjuu

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    そのになので、1からお読みくだし〜

    書きたいとこから書いてます
    ので、前回の話から少しエピソードはたりない感じ

    #七五♀

    かえる2七五♀「俺は、人間を認識できない」
    「え?」
    原宿、クレープ屋に連れ回され、散々並んで、やっと買えて一口、甘さを脳が認識し、果たして、食べ切れるのかとげんなりしたとき、五条は世間話くらいのノリで切り出した。
    「おまえは知らねえかもだけど、六眼って呪力の計測器みたいなもので、俺の場合それが強すぎて、人間が人間として認識できない。いまそこらを歩いているやつらがどんな顔なのかよくわからない」
    「病院に行った方がいいのでは?」
    「呪術師が病院に行ったらなんて診断されんだろな」
    五条はそう呟いて、ふと周りを見た。時間帯も場所もだが、女子高生が多い。その多くが五条と七海を見て、きゃあきゃあと黄色い歓声を上げている。生物学上、五条は女ではあるが、同じくらいの身長の七海がいること、男性用の制服を着ていることなどもあって、勘違いをされているようだった。もしかするとそれが狙いなのかもしれない。
    「かっこいい」「どこの制服?」「レベル高すぎ」などの声をする方に、五条は目を向けて、ふと口角を上げた。そうするとぎゃーというアイドルさながらの歓声。
    「…見えてるじゃないですか」
    「人間つーことはね、わかるの。呪力を持たない人間って枠ね。術師は、もう少し違う色をしている」
    「色」
    「これが六眼特有のものか、俺個人の特性なのかはよくわからなくて、でも、高専に入って、傑と硝子のお陰で、初めて他人が人間って、認識できた」
    この間の、夏油の話に繋がるのだろうか、と考える。
    「あいつらが初めてなんだよ、俺以外の初めての人間」
    クレープをぱくつきながら、そう言った。七海が一口、二口のうちに食べきってしまっている。
    「だから特別、ですか?」
    「うん。あ、おまえのクレープ頂戴」
    「…いいですよ」
    どうせ食べきれない。
    「ヤどうなんだろ。最初あいつからも黒い固まりだったから、認識力の問題かねぇ。俺が、単純にあいつらのことを知りたいと思ったからか」
    「お涙頂戴感動のストーリーじゃないですか」
    「それがどっこい七海くん。実はね、最初から認識できた人間がいんだよ」
    イチゴチョコクリームのクレープの最後の一口は、あっさりと五条の口の中に消えた。口元にチョコがついている。
    「口にチョコ、」
    「おまえのことだからな」
    「え」
    五条はくしゃりとクレープの紙を握りつぶして、七海のズボンに突っ込んだ。
    「やめてください」
    口を拭って、「腹一杯になったから、帰ろーぜ」とか言い出し、すたすたと歩き出したのだった。
    「な、」
    慌て、五条を追う。
    「慣れてない。だから、おまえに慣れないといけない。あと、なんで、おまえだけ、見えるのかも、ちゃんと、理解しないといけない」
    「それ、私の意思存在しませんよね…」
    「むしろあると思ってた?」
    「………………いえ…」
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    Cxcy75jjuu

    DONEじゅそしになったごじょうさん
    またのお越しを「うぃーういっしゅあめりくりっすまっす、うぃーういっしゅあめりくりっすまっす」
    口ずさむ、このフレーズが好きなので、僕は年がら年中歌っている。黒のカソックを着て、こんな歌を歌っていたらまるで教徒だけれど、僕は神に仕えるタイプじゃないし、そもそも一神教って好きじゃないのよね。神様って沢山居てもいいじゃない。宗教論争をしたいわけじゃないので、控えておくけれど、どっちかてと僕は崇め奉られる方なんだよね。
    僕の名前は、五条悟。呪術師にして、史上最悪の呪詛師だ。加茂家のおっさんを越えた。ま、といっても加茂憲利のおっさんは倫理観の欠如したマッドサイエンティストの毛が強くて、呪術界に名前を刻んだのだけれど。僕は違う。単純に方向性が違う。僕は人を殺した。呪力で殺した。呪術で殺した。術式で殺した。この手で殺した。頼まれて、気紛れに殺した。そう、つまり、呪詛師ってわけ。元々僕の首には賞金が掛かっていたけど、それが跳ね上がった。え〜ふっしぎ〜呪術師でも首を狙われたけど、呪詛師でも変わんないんじゃ〜〜〜ん。でも、命を狙われる回数は減った、まともな術師は、僕の首なんか狙わない。だって、圧倒的に僕のが強いし。それに僕は、僕を殺しに来たやつに容赦しない。術師だろうが、非術師だろうが、別け隔てなく殺す。逆に殺さないときは、単純に気乗りしないときだけで、それこそ別け隔てなく殺さない。気紛れだ。
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    ※支部の七七五3Pのけんとが自分時空に戻ったあとの呪専七五の話。短い。
    七海建人は、授業を終えて高専の廊下を歩いていた。灰原は見たいテレビがあると言って先に寮に戻っており、七海は図書室で調べ物をしていた。さすがに腹が減ってそろそろ下校するつもりだったが、横の廊下から歩いてきた人物を見て、足を止めた。向こうも七海に気づいて、「あ」と立ち止まる。
    五条悟だった。すらりとした長身を高専の制服に包み、丸眼鏡をかけた姿にほんの少し違和感を覚える。「こんにちは」と挨拶すると、「ん」と返事がある。どこかぎこちない、と思った。

    昨晩、七海はおかしな夢を見た。やたらリアルで、音も色も匂いもあって、現実としか思えないような夢。その中で、七海は11年後の自分と、11年後の五条に会った。28歳だという五条は恐ろしいほどに外見が変わっていなくて、それでも大人らしい穏やかさと柔らかさを身につけていた。その彼と、セックスをした。

    「ひとり?」

    と、目の前の五条が言った。「はい。ちょっと調べ物をしていたので」と言うと、「ふぅん」と、聞いてきたくせに気のない反応だった。しかし、立ち去るかと思った五条は片手をポケットに突っ込んだまま、七海の方をチラッと見た。
    七海は、この五条に、キスさ 2445