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    akaihonoga39391

    @akaihonoga39391

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    POIPOI 42

    akaihonoga39391

    DONEキスディノウェブオンリーの展示作品3

    サブスタンスの影響で自我を持ったキースのパンツが主人公のお話です。
    前作はこちら→https://poipiku.com/3252363/8147965.html

    七緒さんの自我ありキースのパンツとのクロスオーバー作品となっております。
    七緒さんの作品はこちらから→https://poipiku.com/2034782/8150839.html
    自我ありキースのパンツ、正妻争いをする〜コンテンポラリーラップ戦〜「キース、そろそろ起きないと一日が終わっちゃうぞ!って、うわ。どうしたんだよこれ」
    「……あ?」
     ディノが驚いた理由はキースが眠るベッドの周囲の惨状だった。なぜか、キースのパンツが散乱していたのだ。
    「キース。昨日夜中にお酒でも飲んでたのか?こんなにパンツを散らかしておくなんて」
    「はあ?んな訳ねぇだろ……」
     キースは重たい瞼を擦りながらあくびをし、むくりと起き上がった。そして、ベッド下の惨状を目にすると訝しげに眉を顰めた。
    「……まさか、夢じゃなかったのか?」
    「どう言う意味?」
    「いや……」
     キースは真剣な瞳でパンツを見つめる。先程まで見ていた夢は、夢ではなかったのかという疑問が頭の中を駆け巡った。お徳用三枚セットで買った緑色の縞々パンツ──まさかそれらが、夢の中でコンテンポラリーダンスをしながらラップバトルをしていただなんてディノは信じてくれるのだろうか?
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    akaihonoga39391

    PROGRESS展示予定だった「クランクアップは延長で」の進捗、もとい冒頭のみ載せておきます。
    今回は間に合いませんでしたが、年内を目標に頑張ります!
    干されて引退直前の俳優キース×アイドルディノ。
    二人がミュージカル映画のオーディションで出会い、恋に落ちていく話。
    クランクアップは延長で(作業進捗)「ディノ・アルバーニです!アイドルグループGoldenXXsectionに所属しています!演技は初めてですが、よろしくお願いします」

    雲ひとつない青空に声帯があるとしたら、きっとこんな感じなんだろう。
    その場にいた誰もがそう感じてしまうほどに、明るく真っ直ぐな声だった。特段張っているわけでもないのによく通る声で、書類ばかりに視線を落としていた審査員たちの顔が一斉にその男へ向けられた。
    ディノ・アルバーニと名乗った男は、そんな視線にも臆することなく満面の笑みを浮かべ、風が起きそうなほど俊敏に一礼した。
    ──目が離せない、とはこういうことを言うのだろう。
    オレは自分の番がそろそろくるということも頭から抜け落ちてしまうくらい、その男を凝視してしまった。離れていても惹きつけられてしまうくらい、この男には人を魅了する悪魔的な魅力がある。
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