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    hanten102

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    ガンダムSEEDDESTINY(キラカガ)共に灰になって。*恋愛物です!運命後の未来設定。キラもカガリも誰とも付き合ってません。性的に際どい表現があるので苦手な方お気を付けください!ただの火遊びだから/お題配布元「確かに恋だった」確かに恋だったbot@utislove様より。

    #キラカガ

    共に灰になってその関係にいち早く気づくとしたら、彼かもしれないと知っていたのかもしれない。
    キラが出て来た部屋が開いていて、そこを覗き込んだアスランが目にしたのは、下着姿でぐったりとしているカガリの姿だった。
    声も出せなかった。キラとカガリは姉弟で、仲が良い。だからと言ってこれはなんだ?明らかな情事の後の匂いがする。
    「あ・・・スラン?」
    声がかかった。服を着こんだカガリがバツが悪そうな顔をしてそこに立っていた。少し顔が青ざめている。
    「か・・カガリ?!嘘だろう?お前たち・・・そんな訳、ないよな?」
    「・・・・・・」
    沈黙は肯定の証だった。アスランはそれでも信じられないと言わんばかりにカガリの肩を揺すった。
    「・・・そんな事、しないよな?!お前たちは・・・・」
    「するんだ。・・・軽蔑したか?アスラン」
    最初は戯れから始まった。今はもう、止まる事はない。止める、つもりもない。少なくてもカガリはそう思っている。
    「・・・二人共想い合ってるのか?」
    「さあな・・・判らない。キラの気持ちを聞いたことがないからな」
    なんだそれは・・・とアスランは憤ったままキラの去って行った方へと走って行った。
    一人残されたカガリは気だるい身体のまま一筋涙を零した。


    キラの肩を掴んで振り返させると、彼はきょとんとした顔でこちらを見た。
    まるで何事もなかったかのように・・・。
    「どうしたの、アスラン?」
    「お前・・・・か・・・・」
    「か・・・?」
    「カガリと、寝てるのか?」
    怒りが噴き出しそうになったが、なんとか落ち着かせて問いただした。
    キラはハッと驚いた顔をしたが、すぐに「うん・・・」と素直に返した。
    「アスランにバレちゃったんだ・・・」
    「今すぐ止めろ!!カガリはお前の玩具じゃないんだぞ!!」
    「・・・僕も溜まってたしカガリも持て余してた・・・仕方ないよね」
    「・・・言いたい事はそれだけか?」
    アスランがぶん殴ってやろうとした所で、キラは静かに目を伏せた。
    まるで殴られるのを待っているかのように。
    「キラ・・・お前たちは馬鹿だ!!」
    「うん・・知ってる」
    でも、バレてしまったから。もう止めないといけないと思った。
    キラの紫色の瞳から涙の滴が頬を辿って落ちた。


    ただの火遊びだから
    お題配布元「確かに恋だった」確かに恋だったbot@utislove様より。




    あとがき。

    これ・・・アスランが黙認してくれればハッピーになる可能性が・・・?
    お読み下さってありがとうございます。
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    hanten102

    DOODLEガンダムSEEDDESTINY(シンアス)メイドさんにご褒美*未来設定です。両片思い。ですがやる事やっちゃってますご注意下さい。89さんの素敵メイドシン君に乾杯です!!ありがとうございますm(__)m勝手しまくってスミマセン…。
    メイドさんにご褒美スンっと扉が開いてそこに広がる光景にアスランは目を瞬かせた。
    まず目に入ったのがこちらを見て固まってるシンと執務机でひらひらと手を振ってのほほんとしているキラの様子だった。目線を下げて、シンが着ている服装を確認する。
    首元に大きなリボンをつけた白いエプロンと黒い膝までのスカート・・・フリルがふんだんにあしらわれたそれはメイド服と呼ぶのではないだろうか?可愛らしくネームプレートには「しん」と書いてある。同様の服をキラも着ているようだった。
    「あ・・・アンタなんでここに?!!」
    「・・キラ・・?」
    訳が分からない状態のシンとアスランに対して、一人訳知りの男、キラが説明を始めた。
    キラの体術訓練サボりの常習化が発端だった。キラの世話役を務めているシンはキラと一緒にサボりの罰としてメイド服での執務を命じられた。アスランもキラの体術訓練の相手役にとわざわざオーブから呼ばれたのだ。
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