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    みらい

    @rairai_aki

    K暁メイン
    基本パピED 皆生存ifの世界線で書いてます。
    無断転載は絶対に許さないマンなので、見つけ次第訴えます!

    ※R18はリス限となっております。
    18以上の方のみリスインさせていただきます。

    誤字脱字は許してください。
    方言だとわかる言葉ありましたら、報告ください!お願いします!!
    閲覧、いいね、いつもありがとうございます。
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    POIPOI 38

    みらい

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    ぬいぬいの続きです!
    K暁で、悪い顔する暁人くんです。

    前→https://poipiku.com/5178582/6804761.html

    #K暁

    ぬいぬい2「ぬいぬい」
    「そうなんだね」
    「ぬぬい!」
    「やってる、やってる」
     昼下がりのアジトに、暁人と暁ぬいが楽しそうに談笑している。「ぬい」意外の言葉を発することの出来ない式神と会話が成り立っているのは、適合者だからだろう。畳の上に胡坐をかいた暁人が暁ぬいの話を興味津々に反応している。その様子をムスッとした顔で凝視している者たちがいる。KKとおじぬいだ。
    「……」
    「……」
     椅子に座ったまま、暁人たちへと体が向け、テーブルを指で叩いているKKと、短い腕を組んでテーブルの上に立っているおじぬいはずっと沈黙している。穴が空くのではないだろうかと思うほど、凝視しているが、視線の先の一人と一体は全く気にしていない。
    「…はぁ、そんなに暇なら、この資料の調査してきて」
     作業が一段落した凛子がKKへと書類を手渡してきた。沈黙したまま、書類を受け取るとおじぬいを肩に乗せ、立ち上がる。大事な恋人が相手をしてくれないのだから、別の事で気を紛らわせる事にしたのだ。
    「じゃあ、行ってくる」
    「ぬい」
     リビングを出ていこうとドアノブに手を回した。
    「僕も行くよ!」
    「ぬい!」
     畳の上で談笑していたはずの暁人たちがKKたちの背後にいる。KKと同じようにぬいを肩に乗せ、置いてあったボディバッグを身についていた。
    「あ”?」
    「調査行くんでしょ?僕「駄目だ、これはマレビトの報告が上がってるから、ついてくるな」
    「ぬ”い!」
     険しい顔で振り返り、暁人の言葉を遮る。肩に乗るおじぬいも真剣な表情だ。
    「KK!」
    「駄目だ」
     KKはきつく言い放つ。あの夜に二人、一心同体で駆け抜けたというのに、未だに過保護で、暁人が戦うことに悲観的だ。子供ではないのだからと、同行する度に進言するが、聞き耳を持ってくれない。
    「お前は大学のレポートでもやってろ」
    「それは終わってる!お願い!KK!後ろにいるから、前に出たりしないよ、ね、それなら良いでしょ?」
    「ぬい!」
     いつもなら、ここで引く暁人だが、今日は何故だかしつこい。
    「ね、KKお願い…」
    「ぬぃ…」
     肩をすくめ、首を少し傾げる。垂れた眉毛に昔はやったチワワのCMが横切り、言葉に詰まる。
    「……」
    「けーけー」
     甘ったる声で呼ばれてしまえば、没落するのは早かった。
    「ーーーーっ‼くそっ、絶対前には出るな!」
    「ぬ”いーーー‼」
     歯を食いしばり、恋人の愛らしさに耐え、KKは暁人に背を向け、早歩きで玄関まで行ってしまった。
    「…ちょろ」
    「…ぬい」
     KKの背中を見つめながら、ぬいと一緒なら簡単にお願いできるなと、口角を上げ、ニヤリとほくそ笑んだのであった。
    「暁人、いくぞ!」
    「はーーーーい♡」
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    32honeymoon

    CAN’T MAKEたまには肉体アリif世界のけけあきちゃんたち。
    ・Kも暁もお互いべた惚れです。あまあま砂糖吐きちゅうい。
    ・常にKおじ視点です。台詞回しに違和感があったらごめんなさい。
    ・特に本編のネタバレはありません。あまいちゃパラレルワールドの2人だと思っていただければ。
    ・えちえちシーンはまた別途。というわけでとても短いです。えち期待してたひと、明日までお預けね。
    『どこまでもふかく、きみと一緒に』「なあ、明日は外食でもしようぜ?たまにはいいだろ」
    ふと思い立ってかわいい恋人をデートに誘ってみたというのに、返ってきたのはつれない答えだった。
    「ごめん、夜コンビニのバイト入れちゃってさ。人足りないって言うから、引き受けちゃったんだよね」
    「はあ?前もンな事言って無かったか」
    「うん。まあ、この時間その分時給もいいしね。明後日は3限からだから、遅くなってもなんとかなるかなって」

    …全く。お人好しも大概にしろよ。折角の誘い断りやがって。
    何となく面白くなくて、オレはふと、こんなことを聞いてみた。

    「なあ。暁人クーン。オレとバイトと、どっちが大事なんだよぉー」
    「…は?」

    突然の言葉に、文字通り目をまん丸くして、皿洗いを終えたばかりでエプロンを外す手が止まる。
    1529

    ウジムシ蛾

    DONEえへへ、仲良くしてもらってるちぐさんのお誕生日に捧げた小話でございます~!お誕生日おめでとうございます!!!! やっぱモブ視点の推しカプはなんぼあってもいいですからね!アプデがきてから、色々、そりゃもう色々な幻覚が捗っております。お陰様で情緒もむちゃくちゃになっちゃう!!!!ありがたい!!!! K暁が仕事で関わっているお寺のお坊さん視点とかも、いいよね!!!!
    ある書店員のお話【モブ視点K暁】本屋でのバイトもそろそろ三年。
    大学に行きながら、好きな本に囲まれる生活は悪くない。店舗もそこそこ大きいから、忙しくはあるが、好きなものに関われるのは幸せだ。
    色んな人たちが来る本屋。
    いい人も嫌な人もいっぱいる。
    さて、そのお客様の中で気になる人物がいた。
    涼しげな目元のえらく顔の綺麗なお兄さん。おそらくは近くの大学に通う大学生。つまり同じくらいの年だろう。
    口角が上がっているからかクールな顔立ちなのに、近寄り難さがない。それに声と話し方が柔らかくて、そこにギャップがあって男の俺でもドキッとした。
    前はたまに友人、時々妹さんらしき人と来ていた。だから、心の中で「お兄さん」と呼んでいる。同学年だとわかっているが、なんとなく「お兄さん」という言葉が似あう。
    1987