ALL 海霧に霞む哀慕のカルタ・ナウティカ plenlunoDONE7/1~2 ブラネロwebオンリー10「Bright Next Stage」開催おめでとうございます!展示作品① 「しんさつ」を公開します。魔法舎軸・ネロ後天性ショタ化です。ピクシブで公開しているシリーズ「小さなキミと。」の第三話にあたりますので、過去作をご覧いただいてからのほうがわかりやすいです。https://www.pixiv.net/novel/series/10420242 4221 plenlunoTRAININGブラッドリーが公園で子ネロを拾うところから始まる現パロの書きたいとこだけ子ネが父親に虐…されてたので身体と心に傷があります全体的に暗い、体調不良 1160 plenlunoPROGRESS入れ子状に連鎖する夢に囚われるネロのブラネロを書いていますネロの夢の中と魔法舎と寝かしつけ(意味深)何も完成してないけどできたとこまで公開します例によってモザイク状で読みにくいです 限りなく死ネタに近い表現(死なない)、嘔吐、ブラネロの事後などを含みますのでそれでもよろしければ見ていってあげてください 6775 plenlunoPROGRESSブラネロR18バレンタイン当日に書き始めたバレンタイン媚薬セックスです。初めて挿入書いてるので至らぬところが多々あるとは思いますが完成させたい…!今回上げた分は本番の部分少なめですが、全体R18なのと挿入はしてるのでワンクッションしてます。お互い気持ちよくなるのが癖なので攻めも軽く喘ぎます。 2668 plenlunoDONEブラネロお絵かき文字書き一本勝負お題:くしゃみ、鼓動 をお借りしております!「日だまりで笑っていてくれればいい。」ほぼ2部14章写経です。一部セリフを原作から引用しています。2人の距離感も原作とそう変わらない気がしますが、原作の2人がクッッッソでかい感情抱えてるのでいいんです。これはブラネロです。 1000 plenlunoPROGRESS3/5 ブラネロWebオンリー「日陰者の太陽へ」2開催おめでとうございます!タイトルまんまのDom/Subユニバースのブラネロです。前半はTwitterで公開済みで、後半を加筆しております。スケジュール過多により未完ですが、余裕があったら会期中に加筆して完成させたいと思っています。PASSはお品書きへ! 4711 plenlunoDONEブラネロお絵かき文字書き一本勝負におきまして、お題:夜もすがらをお借りしております。ワンライで書いた「終夜」の前後を加筆しました。「終夜/祝福のつもり」終夜は「よもすがら」と読みます。切り離せない過去と心。その祝福は呪いのように。終夜/祝福のつもり 「――ぐっ、ぅ…!」 のしかかる重みと、直後ドッ!と胸にかかる衝撃。ネロ自身の心臓に突き刺さるはずだった魔物の爪は、ネロを正面から抱きしめたブラッドリーの背中に深々と突き立っていた。 「ブラッド……?」 ズッ、ズッとブラッドリーの身体から爪を引き抜こうとする魔物も、そいつが誰かの魔法で吹き飛ぶのも、何もかも音声のないスローモーションに見えた。ネロの耳にやっと音が戻ってきたころ、ブラッドリーの背に恐る恐る回した両手には――鮮血。 「……っ!《アドノディス・オムニス》!!」 フリーズしかけた心を叱咤するように、ネロは呪文を叫んだ。 ブラッドリーが運び込まれた4階の空き部屋の扉を音もなく開き、身体を滑り込ませるように入る。 4660 plenlunoDONE2/12 ブラネロ♀webオンリー「Bouquet for Navy blue」3 展示作品②遅くなりましたア‼(スライディング土下座)生理が重いネロ♀の後編です。熱と甘えと言い訳。 4467 plenlunoDONEブラネロ♀webオンリー「Bouquet for Navy blue」3 展示作品③10月に展示した作品です。小学生のブラネロ♀、出会った日のお話です。ターナー家の家庭の話も若干あります。ターナーさんの散々な1日 過去編ネロの家は有り体に言えば貧しい家庭だ。唯一の肉親である母親は、昼も夜も仕事に明け暮れているのでネロの生活とはほぼ交わらない。母親にも休日はあるのだろうが、どこで何をしているのかネロは知らない。 ネロがブラッドリーと出会ったのは小学生のときだ。その日のことは今でもはっきりと思い出せる。 夕暮れ時、ネロは公園で一番高い場所―――ジャングルジムの頂点に座って夕日が沈むのを眺めていた。すると、 「おい!」 「……?」 下から声がして、ネロは地面の方を見る。誰かがすごい速さでジャングルジムを登ってくるのが見えた。ネロがいる場所の1段下まで登ってきた少年は、少し怒ったように言った。 「そこは俺様の場所だ!」 どけ、と言いたいらしい。 1206 plenlunoDONE2/12 ブラネロ♀webオンリー「Bouquet for Navy blue」3 展示作品①10月に展示した作品です。生理重いのにピルも薬も買わずに頑張ってるネロ♀の生理1日目と拾い上げるブラッドリーの話≒フォ学な現パロ高校生ブラネロ♀です。フィなんとかさんも友情出演してます当社比甘めターナーさんの散々な1日放課後、午後4時。 ネロは階段の横でうずくまって動けなくなっていた。 本当に今日1日散々だ。 身体――特に腰の辺りの重だるさと、下腹部のきゅうっと締めつけるような痛み。毎月憎たらしいほど律儀に訪れるそれは、今月も例に漏れずネロを苦しめている。 にも関わらず、成績があまりよろしくない分出席は欠かさずしておきたいネロは、この日も普段どおりに高校へ登校していた。 時間が経てば経つほど痛みと熱がじわじわと広がり、ぼうっと熱くなって何も考えられなくなっていく。 ネロは午前の授業は軽くうずくまる体勢になりながら痛みと気分の悪さと闘っていたが、授業が終わって昼休みに入ると、開放感も相まって少しは気分の悪さが薄れた気がしていた。 2982 plenlunoDONE1/14「そういうことにしてるつもり!」8~New Year Party~展示作品①ありがとうございました!閉会ギリギリに投稿したパラロイです。冒頭のみなのに加えタイトル決めれてませんがぜひ!名探偵コ…ンの映画や海外の映画をイメージして書いたので少しでも雰囲気を感じていただければ嬉しいですタイトル未定 「はぁ、は、はー、ふ……、クソ」 コンクリートでできた柱に身を隠して息を殺し、止まらないどころか増すばかりの出血に小さく舌を打つ。押さえた右脇腹から溢れた血がぱたぱたと床面に散った。 相手は――、巧みに偽装しているがおそらくアシストロイドだ。普段からネロと接し、仕事でも頻繁にアシストロイドと接触するはずの俺ですら、戦闘が始まるまで気づけなかった。カインならばまだしも、他の警官が外見だけで彼らがアシストロイドであると見分けるのは至難の業だろう。 問題は、奴らの目的が何なのか。思えば初めから全てが不自然だった。突然動きが激しくなったテロ組織、おあつらえ向きに漏れた武器取引の日時。端から俺たちを嵌めにきている。しかし、わざわざポリスを嵌める狙いがわからない。何か別の目的か? 1877 plenlunoDONE1/14「そういうことにしてるつもり!」8~New Year Party~展示作品③読んでいただきありがとうございました!ぜひアフターでもお楽しみください!北の国で死の盗賊団が猛威をふるった400年間、毎年数回不定期で開催された行事のひとつがサウナでの我慢比べであった……という盛大な捏造のもと書いた作品です。Twitterに上げたものを加筆・修正しています。死の盗賊団主催・チキチキ★サウナ耐久戦! 「「…………」」 蒸気で白む室内に籠もる熱気。シンプルな木造の小屋に残ったのは2人の男だった。 片や、死の盗賊団首領―ブラッドリー・ベイン。 片や、死の盗賊団副首領―ネロ・ターナー。 絶対に負けられない戦いが今、始まる―――! 「いや~、やっぱボスとネロさんには敵わねえわ」 死の盗賊団の恒例行事・サウナ我慢比べにおいて3番手にまで上り詰めた男は、赤らんだ顔で小屋から出てきた。 この我慢比べはこれまで年数回不定期で行われてきたが、ブラッドリーとネロの一騎打ちの構図が崩れたことは―――、少なくとも死の盗賊団がこの体制になってからは無い。 アジトの中では子分たちによる今回の勝敗の賭けが行われている。 2952 plenlunoMOURNING間に合ってない書き納めです!あけましておめでとうございメリークリスマス(混乱)ブラッドリーがまだ子どものネロにクリスマスプレゼントを送る話祝福と胡椒。Blessing for you ある吹雪の夜。 貴族の屋敷を改装したアジトの広間の中心で、場の誰よりもよく呑みよく食べた男―死の盗賊団頭領・ブラッドリーはふと動きを止めて呟いた。 「そろそろ寝たか」 「っすね」 傍らで呑んでいた幹部の1人が短く応えるとブラッドリーは緩慢な動きで立ち上がり、若干潜めた声で団員に号令を発した。 「よし、乗り込むぞてめえら。トチるんじゃねえぞ」 「イエス、ボス!!」 「馬鹿、声がでけえ!」 思わず大きめの声を上げたのは本日のターゲットであるネロの直属の上司。酒が入った状態で適当に張った防音結界があるとはいえ、大きな声を出せば起きるかもしれない。ブラッドリーの掌が諫めるように彼のスキンヘッドの頭を叩くぺしーんという軽い音が作戦の開始を告げた。 2336 plenlunoDONE1/14「そういうことにしてるつもり!」8~New Year Party~展示作品②読んでいただきありがとうございました!ぜひアフターでもお楽しみください!元相棒と野球拳。魔法舎です。最後だけ微微えちです。まほやく世界にじゃんけんが輸入されてたのを公式で確認した(どのストか忘れた)のでそのあたりを修正したりしています。それだけじゃ足りない 「野球拳?」 とある晩酌の夜、ネロは耳慣れぬ単語を反芻した。グラスの酒をあおって身じろぐと黒塗りのソファが小さく鳴く。隣に居るブラッドリーは酒を呑みながらネロ特製のつまみに舌鼓をうっていた。 「前の賢者に聞いたんだよ。じゃんけんして、負けた方が服を1枚脱ぐらしい」 「―っ! はぁ!?」 ネロは酒を吹き出しそうになって何とか堪えた。 「だから、負けたら服脱ぐんだよ。」 ネロは賢者の世界のじゃんけんについて軽く反芻する。握りこぶしの形のグーは石、手を開いたパーは紙、人差し指と中指だけを立てたチョキはハサミを表す。グーにはパーが強く、パーにはチョキが強く、チョキにはグーが強い三つ巴。3種の手の形と関係さえ覚えれば簡単だ。こちらの世界の似た遊びに賢者が反応したのをきっかけに話が盛り上がって以来、魔法舎では賢者にあわせてじゃんけんが使われることが増えた。子ども達が夕飯の献立で揉めたときなどはじゃんけんの勝敗ですんなり決まるのでネロにとっては便利だった。 1827 plenlunoPROGRESSビル1棟攻略のパラロイブラネロのモブネロのターンがめちゃいい感じに書けたから見てオリキャラのお名前がまだ決まってないので(犯人)さんですざっくり説明すると、ブラッドリーの仇を討ちに行ったネロさんがぴんち私が続きみたいから早く書いて望月「――――っ!?」 閃光が視界を白く染め上げ、頭部に強い刺激が走る――その刹那、ネロは膝から崩れ落ちていた。手足が痺れて動かせない。声も出せなくなっていた。 ――機体損傷率90%。直ちに適切な処置を行ってください―― ――行動不能。トラブルシューティングを実施します―― ただでさえ狭い視界は緊急アラートで真っ赤に染まっていた。ネロは指1本動かせないまま、メインシステムをフル稼働させて打開の糸口を探る。 「……っ!」 (犯人)は膝をつき、ネロの身体をぎゅっと抱きしめた。後頭部をするりと撫で下ろし、インターフェースポートのある項に触れられてびくつくネロの様子を楽しんでいる。 「あぁネロ、そんな顔しないで? 身体の自由がきかないもどかしさも、何もかも忘れる恐怖も、全部今だけだ。次に起きるときには綺麗に無くなってるよ。――あぁ、それとも、」 521 plenlunoPROGRESSネロさんの爆弾処理が書きたかったけどテーマのほうが先に思い浮かんだので書き散らしこの部分はカプ要素ないけどゆくゆくはブラネロになります爆弾処理書きたい(書け)↓続き見たい!って思ったら♡ポチポチしてもらえると…嬉しい…(小声)パラロイ ネロが爆弾処理するブラネロになる予定「ぁ…………」 気づいてしまった。悟ってしまった。 ダメだ、これは。 ネロは完璧に爆弾解除のプロセスを終えた。そのはずなのに、文字盤に表示された数字の減少は止まない。数字が減少するたびに鳴るピッ、ピッ、という音だけがメインシステム内に反響する。 「―――ブラッド、」 次の瞬間、衝撃波と轟音に全て掻き消された。 テセウスの船、という有名な哲学的問いがある。 遠い昔、人々は数々の伝説を残したとある船を後世へ末永く保存しようと考えた。 船は木製であったため、そのまま保管していれば当然風化し、朽ちていってしまう。 人々は船の保存のために、朽ちた部分の木材をその都度新しい木材に取り替えていった。 やがてその船は全ての部分が新しい木材に替えられたが、船の構造そのものは初めと同様に保たれた。 1315 plenlunoPROGRESSついったにあげたやつ 3 plenlunoDONE10/9 ブラネロ 現パロwebオンリー「現の沙汰もおまえ次第」展示作品Twitterのブラネロ版ワンドロライでお題「一途」をお借りして執筆・投稿していたものです。passはお品書き及びリトリンにあります。信じていたあの頃の話ブラッドリーからもらったマスコットのモチーフが実は子犬であることをネロが偶然知るのは数年後。夏祭り「ネロ!」 名を呼ばれて振り向けば、黒とシルバーの髪が人ごみを揺れている。 「遅れた! 待ったか?」 ただでさえ暑いのに人が多い中走ってきて、ブラッドリーは汗だくだ。 「今来たとこ」 ブラッドの好きな炭酸飲料のペットボトルを手渡しながら答えた。 ほんとは1時間前からぶらぶらしたり人の波をぼーっと眺めたりしてたけど。 今日は近所の神社で夏祭り。もう少ししたら花火が上がるから、適当に屋台を回りながら花火が見える場所に移動しようと話していた。 数年前に見つけた、ブラッドと俺の2人しか知らない穴場があるのだ。 「お、射的」 焼きそば、たこ焼きなどを一通り見繕ったところで、ブラッドが射的の屋台に食いついた。 「ほんとそういうの好きだよな、お前」 949 plenlunoDONE泣けないアシストロイドは誕生日の夢を見るか。ネロさん誕生日おめでとうございます!!!色々あって大遅刻ですが、パラロイのブラネロでお祝いさせていただきます!ブラッドリーがネロと出会った日をお祝いしようとしてジタバタする話。視点の切り替わりごとに章区切りをしていて、全8章になります。誕生日要素ふんわりな感じで、温めてたネタをちょこちょこ昇華した仕様になりましたが楽しく書けました😊アシストロイドの落涙Ⅰ ザザ…とノイズが走り、ざらついた視界でアシストロイドとしての「死」を認識する。 自分が何のために生きて、この死に何の意味があるのか。 そもそもアシストロイドにとっての「生」「死」とは何なのか。 たとえ自分が「心」など、「感情」など持たない身の上でも、今際の際にそれらについて思考するくらいは許されたいものだ。 そうだな、自分は元はといえば調理や給仕を行うために設計されたのだから、調理や給仕が自分にとっての「生きる目的」、ということになるだろうか。 だとしたら。 ――最後にもう一度、俺の作った飯を誰かに食べてもらいたかったな。 ぽつりと呟いた言葉はもはや意味をなさない雑音に等しかったが、決して無意味ではなかった。 7084 plenlunoDONE怖い夢を見たネロが体調悪い話。※全年齢ですが、流血描写、ネロの過呼吸の表現がありますのでご注意くださいこちらは8/28のブラネロwebオンリー「そういうことにしてるつもり!」7~Summer Carnival~展示作品になります✨初のイベント参加で不安もありましたが、読んでいただいた方、リアクションいただけた方等々本当にありがとうございました! 3203 plenlunoDONE何百年たっても変わらないものの話。盗賊時代の手下以上相棒以下くらい&再会後ネロにはブラッドリーによしよしされながら眠ってほしいいつも頑張ってるからね盗賊時代捏造、ブラネロ事後描写あるのでご注意ください!変わらないものの話 「し、失礼、します…」 「おう」 良いから来いよ、と促されて、俺は寝台のちょうど1人分空けられたスペースに横になった。ボスの睡眠の邪魔をしないようにとなるべく端の方に寝転んだのに、すぐにがっしりとした腕に包まれて引き寄せられてしまう。思わずわっと素っ頓狂な声が出てしまった。 ぎゅっと抱きしめられて、俺は離れようと必死にもがいた。俺なんかがボスの隣で寝てるってだけでも落ち着かないのにこんな密着して眠るなんて無理だ。しかも向かい合わせの体勢で。 「おいおい暴れんな」 せめて向きだけでも変えたかったが、脚まで使ってホールドされては為す術もなかった。どうあっても逃れられないとわかって、俺は諦めて力を抜いた。 1384 plenlunoDONE怪我した飯屋をボスが連れて帰る話ほんとは魔法舎へ帰る途中と帰った後の話も考えてたけど蛇足かなと思ってひとまずこのまま続きも書けたらぽいぽいしようと思いますネロの怪我・呪い描写あり 785 plenlunoDONE大けがしたブラッドリーを命がけで治療するネロを助けに来たフィガロとファウストの話2部の東の授業パートを見て、集中しすぎて五感が薄れるネロをずっと書いてみたかったので… 612 plenlunoPROGRESS海霧に霞む哀慕のカルタ・ナウティカあらすじ西の国と北の国の国境付近の海域で漁船が次々と消息を絶っているという報告を受け、賢者の魔法使いたちは調査に赴く。西の国のある漁村で彼らが耳にしたのは魔の海域・通称《聖域》のうわさだった―――。オリジナルの町でオリジナルのモブがたくさんしゃべります次回からいよいよ航海の始まり!海霧に霞む哀慕のカルタ・ナウティカ 2話 食堂での会話の2日後、賢者と賢者の魔法使いたちは西の国北部にあるサラバスという港町へやってきた。この町の酒場で依頼人から話を聞き、提供された船に乗って件の海域へ向かう手はずになっている。 箒やアルシムを使わない移動方法であるのには魔法舎の誰もが疑問を呈したが、理由を聞けば皆納得した。 というのも、行方不明者には魔法科学をもとに作られた魔動力船の乗組員や魔法使いも含まれていることから、移動中に魔法が使えなくなってしまうリスクを考えたのだ。危険な魔法生物が棲息する海上で魔法を封じられたまま放り出されれば、いかに賢者の魔法使いといえど命はない。 今回同行する賢者の魔法使いは、なぜだかノリノリで参加しているブラッドリーと成り行きで同行させられたネロ、西の国での任務ということで西の魔法使い全員、双子に賢者作の消し炭とマドレーヌで接待されながらしつこく言われて出てきたミスラとそこにちょうど居合わせたリケというあまりない組み合わせである。 1023 plenlunoPROGRESSブラッドリー・ベイン船長が見たかっただけの海賊モチーフイベスト風ストーリー第1話ですイベスト同様10話完結になる予定ブラネロの人間ですがキャラ同士の関係性はなるべく本編と同じくらいを目指しますあらすじ西の国と北の国の国境付近の海域で漁船が次々と消息を絶っているという報告を受け、賢者の魔法使いたちは調査に赴く。西の国のある漁村で彼らが耳にしたのは魔の海域・通称〈聖域〉のうわさだった―――。海霧に霞む哀慕のカルタ・ナウティカ 序 金銀財宝、宝石、誰かの命。2人一緒に大海原を駆けずり回って、奪って奪って奪いつくした。相手が命を懸けてでも守りたいものを、こちらも命を懸けて奪う。魂と魂がぶつかり合い、心地よい高揚感に包まれる。なぁ、×××。俺はてめえと一緒ならどこまででも行ける。だから―――、 1話 「こんにちは、賢者様。なにやら悩ましげなお顔をなさっていますね」 食堂で依頼書とにらめっこしている賢者に声をかけたのはシャイロックだ。 「実は、西の国と北の国の国境付近の海域で漁船の連続行方不明事件が発生しているそうで…」 「そりゃ大変そうだな」 ネロがお疲れ、賢者さんと声をかけて紅茶の入ったティーカップとブリティッシュスコーンの乗った皿を賢者の前に置いた。 1119 plenlunoMAIKING初投稿です…お手柔らかにお願いしますこれからブラネロ…のようになるはずのものですなんかいろいろあってブラネロが戦う話なんかいろいろの部分はこれから考えますまほステのブラネロ共闘が2人の戦闘スタイルの解像度爆上がりでよかった…!アニメ化も待ってます何とかして作品に落とし込みたいですタイトル未定「――、≪アドノディス・オムニス≫」 「≪アドノポテンスム≫!」 「ずいぶんとまぁおもしれえことになってんじゃねえか。俺も混ぜろよ、ネロ」 魔法でつくった障壁でネロのカトラリーを押しとどめながら不敵に笑うのは北の魔法使い・ブラッドリーだ。 先ほどまで良好だった視界が霧でどんどん白く煙っていき、五メートル先すらまともに見通せなくなってしまった。下手に動き回るのは危険だと判断し一度立ち止まる。 死角からこめかみを狙って放たれた蹴りをブラッドリーは咄嗟に長銃で受け止める。 「っ…!」 バレル越しに伝わる衝撃が腕の骨をも震わせ、ブラッドリーは小さく呻き声を上げた。長銃が軋む音に舌打ちしながら衝撃を流すために飛び退る。一撃は何とか持たせたが次受けたら使い物にならなくなる。魔道具が使えなくなるのは魔法使いにとって致命的だ。 688 1