Recent Search

    はとこさん

    @hatonumaohi

    ビマヨダ投下専用垢。えろからパロから雑多にぶん投げます

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💜 🍆 💕 😊
    POIPOI 14

    はとこさん

    DONEリク

    『強化レベル1同士のよわよわビマヨダの話』

    ということで、ちょっとうまくまとめられなかったような気がしますが…レベル一の二人がぽこすかとしている話です。
    マスターと、ゲストとして…ヘクトールが出ていますが完全にわたしの趣味ですすいません…。
    リクにそえていればいいのですが…甘い、より可愛い(?)を目指しました。
    リクありがとうございます!
    弱々しいは解釈違い罠。
    それは古い遺跡だの洞窟だの、偉い身分の王子だの王だのの墓に仕掛けられる、結構な確率で死人を出すレベルの極悪非道なものを指す。わし様、ウルトラ高貴で誰もが羨む最高にして最強の王子だが、自分のテリトリーにこんなもん仕掛けられて、まぁ、わし様ほどできる男はこのようなものに引っ掛かるような馬鹿をやらかすはずはないのだが?ずぇっっったいこんなもん仕掛けん。間違ってわし様のカルナやアシュヴァッターマンが踏んだらどうしてくれる?だから、ずぇっっったい置かない。置くなむしろ。

    「あ~…」

    二の腕を組むわし様の前で…タブレットなる機械越しにダ・ヴィンチと会話を交わしたマスターが…なにやら納得した顔でこちらを見た。そこはかとなく、いや、ものすごく嫌な予感がする。
    2498

    はとこさん

    DONEリクの

    『ヨダのわがままなお願いを全くわがままだと思わず対応するような甘いビマヨダ』

    当方のビマヨダまったく糖分を感じられないので、これでもかと物理的にも甘くしてみました。その前に、老ヨダナについてお褒め頂いたので、こちら老ヨダナ仕様のビマヨダになります。
    リクに…叶っているといいのですが…

    お声がけ頂き本当にありがとうございます!
    わがまま王子の愛され上手「どうした?狐につままれたような顔をしよってからに」

    ストームボーダー内にあるキッチン。そこでは日夜腕に覚えのあるサーヴァントたちが古今東西、さまざまな料理を生み出し、振る舞っている。やはり馴染みがあるのは母国の料理ではあったが、他国の…見知らぬ味をこの舌にのせる時の高鳴りといったらない。
    料理の味は保証されている。あとは好き嫌いの問題のみ。それはメニューを見て、コックに聞き、好みではないものを弾いていくだけの仕事である。実に簡単。それだけのことでこのわし様をも唸らせる美食にありつけるのは気分が良い。食は、二度目の生の中で一二を争う大事な娯楽であった。これがあるのとないのでは、日々の潤いに天と地ほどの大きすぎる違いがある。楽しみは多ければ多いほど良い。でなければ…あのお人好しを絵に描いたようなマスターが遠い目をしながらわし様に願い賜るあの地獄もかくやといった周回に耐えられん。
    3369

    はとこさん

    DONE先日のビマヨダ武者修行アンケにて一番票を頂きました頭痛の話の完全版です。ポチして頂いた皆様ありがとうございます!サンプル部分も加筆してます。途中ビマニキに視点が移ります。湿度高め。なにかに気付いてしまったビマニキの話。キス表現有。
    しるし「うぅ…」

    頭が割れる、とはよく言ったものよ。じんじんと、偽りの心音に合わせて脳を揺らす痛みに米神を抑えて唸る。この現象はどうせいつものヤツに決まっている。さすがわし様察しがいい!と、我褒めを口にする元気もない。むしろ口を開けば酷い頭痛のせいで吐きそうなくらいだった。
    痛む米神、そして瞼の奥を指先で揉み…自室のベッドをごろごろと転がる。なにしても痛むとか地獄か?頭だけでなく、心なしか首まで痛む始末。これは本格的にダメなものだと見切りをつけて立ち上がる。自分でどうにもできんのなら医務室へ行くしかあるまい。と、そう決めたのだが…

    「お?っ…」

    くらり。
    世界が歪んだと思った瞬間、なんとか足を踏ん張り、無様に床へ倒れることだけは回避したが…変に力を込めたせいか、頭痛が悪化した。じんじん、という痛みの信号が…内部から鈍器で殴り付けられるかのようなガンガン、というものに変わる。もはや目も開けていられず…そのままベッドにぼふりと倒れる。
    4782

    はとこさん

    DONEビマヨダ。自分にしては甘め。キス有。ひとりで見る月も好きなヨダナの話。先に呟いた、すすき野でひとり立っているヨダナがどっか消えそうに見えたビマニキが腕掴んで、から派生。雰囲気小話なので深く考えてはいけない。
    兎じゃなくてケダモノならいる薄闇の中に、囁く声がある。
    声、ではなく、音か。
    閉じていた目を開けば、目の前に在るのは背よりも少し低い真白の穂を靡かせた一面のすすきである。シュミレーターに再現されたのは、マスターの国…どこかの地域のどこかのすすき野原。人里もなく、人の気配もなく。地にはすすきが靡き、空には見事な満月が輝くのみである。
    耳を澄ませば、すすきを揺らして通り抜ける涼やかな風がある。くん、と鼻を鳴らせば…よもや匂いまでも忠実に再現しているらしい。しっとりと湿った土と緑の青くさい匂いがする。
    マスターの国…日本は四季がはっきりとしており、今宵再現したのは中秋の名月なる、もっとも美しい月が見られる日だという。
    暑い夏が終わり、生えた樹木は美しく色づき、緑生い茂っていた山は、野は、一様に枯れた色に染まりつつもぷくりと膨れた実をつけるものもあれば、この時期…秋にしか咲かないという花が咲き乱れ、目を楽しませる。可憐でありながら強く、主張している。派手さはないが、慎ましやかというのか。
    3021