mitotte_kazu @mitotte_kazu 自機ルガオスとエタバン相手のヴィエラとかよそよその話とかNPCよその話とか置いとく場所。リアクションとても嬉しいですありがとうございます ☆quiet follow Yell with Emoji POIPOI 98
ALL ディンエラ mitotte_kazuPASTとても短い🦍🐇獲得「だからタンクもヒラもしてないって!!」 ボスを倒し開けた宝箱の中身、目当てのジョブ以外の装備品を宝箱に投げつけながらヴィエラが叫んだ。あーもう!と悔しそうに宝箱の中を再度覗き込み、もう一つ入っていたアクセサリを摘み上げる。 「レンジの胴装備だったか?」 溜息と共に戻された宝箱の中身をちゃっかり拝借しながらルガディンが目当ての品を尋ねるとそう、と彼女が肩を落とした。 「せめてリーパーの服ならまだ許せたのに…」 もう何度目だろうか。そろそろ館の主から出入り禁止が出されそうなぐらい周回を重ねたダンジョンを後にする。ちぇ〜、と残念そうに唇を尖らせた彼女がちらりと館を振り返った。もう一回行くか?と声をかけた彼にいい、と苦虫を噛み潰したような表情を浮かべる。 540 mitotte_kazuPASTとても短い🦍🐇背凭 ベッドに腰を下ろし、真剣にトームストーンに向き合うヴィエラの横顔を眺めていた。特にすることもしなければならないこともない、のんびりとした時間だった。床に腰掛けてアイテム整理をしていたルガディンがのそりと立ち上がる。一度彼を見て、彼女は再度液晶に視線を落とした。少しの間を置いて、スプリングが軋む音に合わせて後ろに倒れそうになる。うわ、と小さく声を漏らした彼女を、背後に居た彼が受け止めた。ありがとう、と反射的に返し姿勢を整えた彼女が彼に向き直り、首を傾げる。 「何?」 「しんどくないかと思って」 いや、と前置きして彼が答えた。しんどいとは、と更に首を傾げた彼女に彼があー、と呻いた。 「背もたれにでもなろうかと……」 433 mitotte_kazuPASTとても短い🦍🐇衣服 寒〜い!と不満気に声を上げたヴィエラの横で、ルガディンは襟元のマフラーを整えだろうな、と小さく呟いた。ミラージュプリズムとはいえ、この気温では些か露出が多すぎる格好の彼女が唇を尖らせる。 「だって可愛い格好したいじゃん」 そのまま頬を膨らました彼女に、でしょ?と、同意を求められた。自身にはそういった感情はあまりないが、まぁ彼女ほど魅力的であれば、と彼が頷くとでしょ!と頬を緩められた。そして小さくくしゃみをした彼女に自身のマフラーを外し、くるくると巻き付ける。ルガディンサイズのものなので、首だけでなく口や胸元まですっぽりと覆われた彼女がもぞもぞと襟元を触った。あったかい、と小さく呟いてからまた唇を曲げる。 343 123