nameko135
DOODLEまいにち無占(八日目)麒麟とノワの飯テロでちょっぴり不穏なお話。毎日更新で完結まで駆け抜けます。まいにち無占(ようかめ) 白湯を差し出されて口に含めば少しだけ辛みがまぎれる。せっかくなら水をくれればいいのに。
ひりひりと口内を焼く辛さはそう簡単にごまかされてくれるものでもない。
顔が熱い。目に涙が浮かんでくる。
そんなノワールの背を優しく撫でて、范八が「なるほど」と頷いた。
「食べ方を知らなかったのか」
「ノワール、これはですね、唐辛子を避けて肉だけを食べるものなんですよ」
「しら、ない……」
白湯の器はすぐに空っぽになった。
それでもまだ辛い。
范八の作る料理はいつも美味しいけれど、これは正直冗談かと思った。
涙目でじっとりと二人を見上げるノワールに、謝七はなぜかふは、と笑う。
「なんで笑うんですか」
「いえ、面白くて」
477ひりひりと口内を焼く辛さはそう簡単にごまかされてくれるものでもない。
顔が熱い。目に涙が浮かんでくる。
そんなノワールの背を優しく撫でて、范八が「なるほど」と頷いた。
「食べ方を知らなかったのか」
「ノワール、これはですね、唐辛子を避けて肉だけを食べるものなんですよ」
「しら、ない……」
白湯の器はすぐに空っぽになった。
それでもまだ辛い。
范八の作る料理はいつも美味しいけれど、これは正直冗談かと思った。
涙目でじっとりと二人を見上げるノワールに、謝七はなぜかふは、と笑う。
「なんで笑うんですか」
「いえ、面白くて」